2931 ユーグレナ 2021-11-12 15:00:00
株式会社ユーグレナ事業概要および2021年12月期第4四半期決算説明 [pdf]
Euglena Group
株式会社ユーグレナ事業概要および
2021年12月期第4四半期決算説明
株式会社ユーグレナ
東証一部(証券コード:2931)
【免責事項】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事実 【留意点】
ではないものは、当グループが資料作成時点で入手可能な情報を基と 当社は、2021年8月26日開催の臨時株主総会における承認決議により、決算期(事業年度の末日)を
しており、その情報の正確性を保証するものではありません。
これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異なる
9月末から12月末に変更致しました。
可能性があります。 その結果、第17期は経過期間として2020年10月から2021年12月までの15ヶ月間の決算期となります。
2021年12月期4Q 全社ハイライト①
233
売上高は過去最高を
大幅に更新
既存事業*1が過去最高売上高を更新、 133
4Qからのキューサイ連結で増収幅を拡大。
来期以降はキューサイ通期貢献で、
連結売上高400億円規模へ。
*1: キューサイを除くユーグレナ・グループの事業
2005/9期 2007/9期 2009/9期 2011/9期 2013/9期 2015/9期 2017/9期 2019/9期 2021/12期 (単位:億円)
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. (4Q累計) 2
2021年12月期4Q 全社ハイライト②
(単位:億円)
10.3
調整後EBITDA*1は
既存事業ベース*2で黒字転換、 大きく 6.5 今回予想
改善
(11/12時点)
キューサイ連結で大幅増へ
前回予想
5Qは来期成長に向けた投資を優先するため (8/13時点)
1.5
赤字を見込むが、4Q進捗を踏まえて
通期業績予想は上方修正 通期業績予想
を上方修正
*1: 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。計算式は、 (7.3)
EBITDA(営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬
+棚卸資産ステップアップ影響額
*2: キューサイを除くユーグレナ・グループの事業
2018/9期 2019/9期 2020/9期 2021/12期 2021/12期
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. (4Q累計) (通期) 3
2021年12月期4Q 全社ハイライト③
2025年、商業プラント完成へ
2022-2024年、基本設計~本設計~建設
2021年、
バイオ燃料商業プラントの
建設想定地における予備的基本設計を開始
2021年3月、バイオジェット燃料完成
6月、サステオ初フライト
2020年、次世代バイオディーゼル燃料完成、
供給開始
2018年、実証プラント完成
稼働・高度化
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2021年12月期第4四半期 全社サマリー
連結業績
売上高は過去最高を更新。調整後EBITDAも黒字転換、キューサイ連結で更に拡大。
会計上の一過性の費用(棚卸資産ステップアップ(P.13参照)により計上した含み益の費用化)が売上原価に計上されるも、
同影響を除いた各損益は前年比で実質的に改善
4Q進捗を踏まえ、調整後EBITDAの通期予想を1.5億円から6.5億円に上方修正
ヘルスケア領域
キューサイを除く既存ヘルスケア事業ベースで、過去最高売上高を更新。
更にキューサイの連結により、増収幅を大幅に拡大。
2018年以降推進してきたブランドポートフォリオ戦略、デジタルマーケティング戦略、マルチチャネル戦略が結実し、既存事業が成長
来期以降はキューサイを通期連結し、売上高はさらに一段上のステージへ
先端投資領域(バイオ燃料事業)
商業プラントの建設想定地における予備的基本設計*1を開始、2025年商業化に向けて前進。
*1: 予備的基本設計 = 実行可能性調査(フィジビリティスタディ)の後に行われる、基本設計(フィード)の前段階の概念設計等
外部環境も、国内外の航空大手がカーボンニュートラルやSAF(持続可能な航空燃料)を推進するなど、強い追い風
インドネシアにおけるユーグレナ大規模培養実証に関しては、コロナ禍や現地パートナー事情により計画見直しに着手
引き続き海外大規模実証・商業化は目指すものの、一旦は国内を中心とした実証への計画変更を検討
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中長期的な売上高の成長イメージ
ヘルスケア事業の持続的成長に加え、
キューサイ連結化とバイオ燃料商業化による2段階の非連続成長を目指す
現時点(2021年12月期)からの
ロードマップイメージ 主なアップサイド要因
2025
商業プラン
ト稼働予定
Ⅰ. 商業プラント完成による
生産キャパシティの増加
2022 バイオ燃料事業
キューサイ
通期貢献 125kl/年 25万kl/年以上
2019年 2025年(目標)
2021
売上高(予想) Ⅱ. キューサイ通期連結化
330億円 ヘルスケア事業(キューサイ) PLは4Qより連結 PL通期連結
330億円(予想) 400億円規模へ
2020 2021年12月期 2022年12月期以降
売上高
133億円 Ⅲ. ヘルスケア事業の持続的成長
ブランドポートフォリオ拡充・マルチチャネル
ヘルスケア事業(ユーグレナ) 展開・M&A推進等による持続的成長
*1
2020 2021 2022 2025
*1: 2021年5月17日付でQ-Partners株式を追加取得し、2021年6月30日を連結決算上のみなし取得日として、キューサ
イ・グループ(Q-Partners、キューサイおよびその子会社3社)を連結子会社化
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目次
1. 2021年12月期第4四半期決算サマリー 8
2. ヘルスケア領域 15
3. 先端投資領域(バイオ燃料事業) 27
4. 肥料分野の展開 34
5. コーポレート/ESG 37
6. 補足資料 41
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1. 2021年12月期第4四半期決算サマリー
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2021年12月期第4四半期 決算サマリー
(単位:百万円)
2021/12期4Q累計実績
前年同期 (2020年10月-2021年9月) 対前年同期比
(2019年10月- 開示業績 実質業績 (棚卸資産ステップ
2020年9月) (棚卸資産ステップ (棚卸資産ステップ アップ費用化除く)
アップ費用化含む) アップ費用化除く*2)
① ② ③ ③-①
売上高は過去最高を更新、
売上高 13,317 23,291 23,291 +9,974
調整後EBITDA*1も大幅増。
売上総利益 9,492 15,003 17,733 +8,241
会計上の一過性の費用
粗利率 71% 64% 76% +5%pt (棚卸資産ステップアップの費用化)
営業利益 △1,807 △3,962 △1,232 +575 を除いた実質利益は改善。
調整後
EBITDA*1 △732 1,025 1,025 +1,757
経常利益 △1,457 △3,656 △925 +531
親会社株主に
帰属する
当期純利益
△1,486 △2,431 △1,167 +319
*1: 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。計算式は、EBITDA(営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬+棚卸資産ステップアップ影響額
*2: 売上原価に計上された棚卸資産ステップアップ費用化額2,730百万円を、各利益項目から控除(当期純利益は税効果・非支配株主損益影響を調整)
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 注: 上記は決算短信に合わせ百万円未満を切り捨てて記載。他のページのチャート、テーブルの記載値は百万円未満を四捨五入しているため、一部数値が一致しない場合有 9
2021年12月期(15か月)連結業績予想の修正
4Qの好調な進捗を踏まえ、調整後EBITDAの通期予想を6.5億円へ上方修正
売上高は通期330億円を上回るペースで進捗しているものの、通期予想は保守的に据え置き
(単位:百万円)
4Q累計実績 通期業績予想(2020年10月-2021年12月)
(2020年10月 前回予想 今回修正予想
-2021年9月) (8/13時点) (11/12時点) 前回予想比
売上高 23,291 33,000 33,000 ― 保守的に据え置き
調整後
EBITDA*1 1,025 150 650 +500 4Q進捗を踏まえて上方修正
4Q実績が想定比で上振れ
デジタルマーケティングの好調な推移
流通チャネル売上の拡大
広告投資の最適化と販管費の下振れ
5Qは想定比で赤字拡大
来期成長に向けて広告投資を拡大
M&A関連費用の計上
*1: 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。
計算式は、EBITDA(営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬+棚卸資産ステップアップ影響額
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セグメント別売上/調整後EBITDA 前年同期比
ヘルスケア事業はキューサイ合算前でも売上高1.3倍増と、12カ月ベースで過去最高を更新
セグメント別売上高 セグメント別調整後EBITDA
(単位:百万円) (単位:百万円)
1.7倍 3.3倍
ヘルスケア事業 52
ヘルスケア事業 728 (3か月分)
(キューサイ含む) (キューサイ含む)
ヘルスケア事業(キューサイ除く)
6,235 2,694
ヘルスケア事業(キューサイ除く)
(3か月分) ヘルスケア事業(キューサイ)
ヘルスケア事業(キューサイ)
23,240 エネルギー・環境事業
エネルギー・環境事業
全社費用 1,966
16 2.4倍 (12か月分)
1.3倍 815 ヘルスケア事業
(キューサイ除く)
ヘルスケア事業
(キューサイ除く) 17,005 助成金等で (637)
(742)
(12か月分) 赤字縮小
13,302
(805) (1,032)
M&A費用等
で赤字拡大
2020/9期 2021/12期 2020/9期 2021/12期
(通期) (4Q累計) (通期) (4Q累計)
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セグメント別売上/調整後EBITDA 四半期推移と通期見通し
ヘルスケア事業(キューサイ除く)は、調整後EBITDAを拡大しつつ、四半期売上高でも過去最高値を更新
5Qはキューサイ含むヘルスケア事業全体で積極投資に転じるため、調整後EBITDAは赤字見込み
セグメント別売上高 セグメント別調整後EBITDA
(単位:百万円) (単位:百万円) 来期に向けて
25 積極投資に
ヘルスケア事業(キューサイ除く) ヘルスケア事業(キューサイ除く) 転じるため、
ヘルスケア事業(キューサイ) 5Qは横ばい ヘルスケア事業(キューサイ) 5Qはトータルで
ペース 赤字見込み
エネルギー・環境事業 エネルギー・環境事業
全社費用 728
6,235
1,553
79
825
16 11,153 440 513
332 275 353
3 4 7 192
3 (21)
0 (148) (173) (149) (142) (246) (204)
10 (395) (369)
(218) (179) (263) (235)
4,918 (187)
3,906 4,360 (226) (288)
3,451 3,779 3,820
3,219 2,853
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 5Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 5Q
2020/9期 2021/12期 2020/9期 2021/12期
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【参考】棚卸資産ステップアップ(棚卸資産の評価替)
連結子会社化時に、キューサイの棚卸資産が評価替され含み益が計上されたことにより、
商品販売によってその棚卸資産が払い出されるまで、会計上の売上総利益が大きく悪化する
棚卸資産ステップアップの考え方*1(モデル)
1. 連結子会社化時にキューサイの棚卸資産が評価替され、
評価替 含み益を計上(ステップアップ)
した場合の
販売益 2. その結果、含み益分だけ販売益が圧縮される
30 ←売上総利益が50減少 3. そのため、その棚卸資産が払い出されるまでは、
評価替 売上原価が増加し、売上総利益が大きく悪化する
しない場合の → キャッシュフローの観点からは、
販売益
含み益相当分を含む販売益が商品販売時に発生
売価
80 評価替によって 100
含み益 増加(ステップ 連結子会社化時の棚卸資産(時価評価前2,418百万円:2021/6末)
50 アップ)する
販売時の売上原価 会計上の
の払出しが完了するまでは、売上総利益の計上額が少額になること
売上原価 から、営業利益が悪化して見える
70
評価替 上記は会計上の一過性の処理に過ぎないため、IR資料上は
前の簿価 参考として、棚卸資産ステップアップ影響を除いた数字を併記
20 また当社KPI指標の調整後EBITDA計算上は、上記影響額を加算
*1: 各数値は2021/12期4Q業績影響をベースとし、売価を100とした場合のイメージ
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【参考】キューサイ連結処理に伴う当社連結PLおよびBSへの影響
のれん等無形固定資産の金額が確定。棚卸資産のステップアップ*1により売上原価が短期的に大幅増加
キューサイ連結に係るPPA(取得価格配分)*2 PPAに伴う連結BS影響*3
無形資産のPPA (百万円) ‘21/6末 時価評価 4Q増減 ‘21/9末
顧客関連資産と商標権の評価を実施し、評価額に 流動資産 18,925 23,422
かかる税効果を加算(グロスアップ)して計上 内 棚卸資産(キューサイ連結分) 2,418 +6,707 -2,730 6,389
(単位:百万円) 計上額 償却期間 年間PL影響 固定資産 40,099 40,501
のれん 11,639 20年 (582) 有形固定資産 6,910 6,878
顧客関連資産 16,570 14年 (1,184) 内 有形固定資産(キューサイ連結分) 2,844 95 -5 2,900
商標権 900 20年 (45) 無形固定資産 31,551 32,050
無形固定資産計 29,109 - (1,811) 内 のれん(キューサイ連結分) 28,022 -16,383 -145 11,493
税効果・持分
顧客関連資産分 5,047 14年 361 49%を加味した 内 顧客関連資産(キューサイ連結分) 0 +16,570 -296 16,274
商標権分 274 20年 14 純利益影響は 内 商標権(キューサイ連結分) 0 +900 -11 889
約▲10億円/年 投資その他の資産 1,637 1,573
繰延税金負債計 5,321 - 374
総資産 59,023 63,923
有形資産のPPA 負債 34,777 41,878
不動産等の公正価値評価に加えて、 流動負債 9,654 10,437
棚卸資産のステップアップ*1を実施 固定負債 25,123 31,441
2021/6末の棚卸資産評価額が6,707百万円増加、 内 繰延税金負債(キューサイ連結分) 0 +7,393 -927 6,466
同増加額に対する繰延税金負債2,043百万円も計上 純資産 24,246 22,045
ステップアップされた棚卸資産は商品原価が引き上げ 負債・純資産合計 59,023 63,923
られた形となり、販売時の売上総利益が大幅に圧縮 *1: 連結時点の棚卸資産を正味売却価額(売価から見積追加製造原価と見積販売直接経費を控
(4Qの影響額は2,730百万円、粗利率81%→37%) 除した金額)に評価替する会計処理
*2: PPA(Purchase Price Allocation)は、買収企業の有形資産・無形資産を連結時点の公正価
ステップアップの影響は、2021/6末在庫の消化ととも 値にて評価し、取得原価との差額をのれんとして計上する会計処理
に減少し、約1年程度で解消する見込み *3: 4Qにおける通常の事業活動に伴う増減は除く(PPAに伴う資産の公正価値評価および関連
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 資産・負債の増減額と、同対象資産・負債に係る4Q増減額のみを記載) 14
2. ヘルスケア領域
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ユーグレナ・グループ(キューサイ除く)
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ユーグレナ・グループ(キューサイ除く)の売上高推移—年次推移
(単位:百万円)
直販 流通 OEM等 広告宣伝費
2,011
2,279 1,327
過去最高売上高を達成
1,924
2,200 13,100 直販売上の大幅成長に加えて、
1,672
1,418
流通売上も拡大
10,740 922
9,894 9,691 2019年以降推進してきた3つの戦略が結実
ブランドポートフォリオ戦略
(5つの主要ブランド群を形成)
4,614 4,613
デジタルマーケティング戦略
3,016 3,250 (オンライン直販の拡大)
マルチチャネル戦略
(流通/ECモール展開の強化)
2018/9期 2019/9期 2020/9期 2021/12期
(4Q累計)
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ユーグレナ・グループ(キューサイ除く)の売上高推移—四半期推移
(単位:百万円)
479
直販 流通 OEM等 広告宣伝費 四半期ベースでも
497
539
422
393 3,858
過去最高売上高を達成
523 571
747 219 236
201
3,370 オンライン広告比率拡大による
524
効率改善で通販売上が伸長
2,911 2,993
2,880
234 406 238
231
2,332 2,346
2,103 ユーグレナ食品/化粧品で強化してきた流通
チャネルに、取扱ブランドの拡大が加わり、
1,134 1,086
1,193
850
1,285 1,284
流通売上も順調に拡大
626
403
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2020/9期 2021/12期
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ユーグレナ・グループ(キューサイ除く)の直販主要KPI推移
定期購入者数は過去最高の34万人を突破、直販オンライン売上高比率も50%に到達
直販定期購入者数*1推移 過去最高 34万人 直販オンライン売上高比率*1 過去最高
オンライン オフライン
100%
50%
50%突破
0%
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q
2017/9期
2017/9期 2018/9期
2018/9期 2019/9期
2019/9期 2020/9期
2020/9期 2021/12期
2021/12期 2018/9 2019/9 2020/9 2021/12期
期 期 期
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. *1 キューサイ・グループの定期購入者数は含まない 19
ユーグレナ・グループ(キューサイ除く)の主要ブランドの状況
C COFFEEの急成長に加えて、からだにユーグレナも反転成長を達成
戦略的再編を見据えて広告投資を抑制したユーグレナ化粧品を除く4ブランドが成長トレンドへ
からだにユーグレナ(ユーグレナ社) C COFFEE (MEJ社)
売上高 売上高
+5% 減少トレンドから、 3.5倍
デジタル広告と
底打ち・反転を達成 流通チャネル展開
来期も更なる成長を で急成長を達成
目指す
one /B.C.A.D.(ユーグレナ社) epo等(エポラ社) あきゅらいず(LIGUNA社)
売上高 新規
2021年3月より
リニューアルを +10% 安定的な (7か月)
グループ入り、
見据えて、 投資・成長
来期も安定的な
戦略的に バランスを
投資・成長を
売上高 広告投資を抑制 達成
見込む
▲14%
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 注: 図中の売上高増減率は、2020/9期通期と2021/12期4Q累計の比較 20
ユーグレナ機能性研究の成果
「ユーグレナグラシリス由来パラミロン」を機能性関与成分とした
ダブル機能性「イライラ感、緊張感の緩和」、「睡眠の質の改善」の表示が可能に
「からだにユーグレナ」で
機能性表示食品の届出が受理
「イライラ感、緊張感の緩和」
「睡眠の質の改善」
の表示が可能に
【届出表示】
本品はユーグレナグラシリス由来パラミロン(β-1,3-グルカンとして)を含みます。
ユーグレナグラシリス由来パラミロン(β-1,3-グルカンとして)には、作業時の一時的なストレス
(イライラ感、緊張感)を緩和する機能、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)
を改善する機能が報告されています。
【機能性関与成分】
ユーグレナグラシリス由来パラミロン(β-1,3-グルカンとして):1日当たり250mg
(石垣島ユーグレナとして1,000mg)
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 21
キューサイ・グループ
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 22
売上高推移(キューサイ・グループ連結)
通期250億円超
のペースで進捗
(単位:億円) 250 246 広告投資の増加により
前期を上回るペースで進捗、
2021年9月末定期顧客数*1は
10-12月 62 キューサイ7-9月分が
48.3万人
当社4Q連結売上高に計上
7-9月
4-6月
1-3月
通期売上高は 250億円を
超える見込み
2019/12期 2020/12期 2021/12期
*1: ユーグレナ・グループと同様に、月末時点の定期購入契約者数で算出しており、
過去の決算説明資料で開示してきた月次アクティブ顧客数とは異なる
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 23
EBITDA推移(キューサイ・グループ連結*1)
(単位:億円)
43 通期は前期並みの
水準で着地する見込み
業務改善や経営計画立案等に伴う
36 戦略コスト*2(約3億円)を
売上成長でカバーし、
キューサイ 通期EBITDAは
7 7-9月分が
当社4Q連結EBITDAに計上
前期並みの水準を確保する見込み
来期からの成長に向けた
23 キューサイ 10-12月の広告投資拡大により、
1-6月分
下期EBITDAは上期比で縮小見込
*1: 2021年6月まではキューサイを親会社とする連結PL、2021年7月以降は
キューサイ株式取得の際に設立したSPCを親会社とする連結PLの値
2019/12期 2020/12期 2021/12期 *2: コンサルティング費用、監査対応費用等。この他にSPC事務費用が発生
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キューサイの再成長戦略と事業連携
M&A時に設定した中期目標に向けて、概ね計画通りに進捗
売上高300億円、EBITDA50-60億円の早期実現に向けて、引き続き成長投資とシナジー創出に注力
キューサイの中期目標-V字回復の達成 再成長に向けた基本戦略
(単位:億円) 売上高 EBITDA シナジー創出 1 再成長投資と経営改善施策
広告投資抑制による利益確保から脱却し、オンライン含む
297 売上反転 +α 新たな広告宣伝投資を拡大
275 経営改善に向けた各種施策の推進
250 246 300億円 2 「ウェルエイジング支援カンパニー」への事業転換
加齢に伴う不調や悩みを感じ始めるプレシニア層まで顧客
基盤を拡大
年齢に応じた健康実現をサポートする商品/サービスを提供
シナジー創出に向けた重点領域
1 デジタルマーケティング/マルチチャネル化の推進
先行投資により
52 57 EBITDAは減少 +α ユーグレナ社のV字回復の経験/ノウハウを共有
43 36
2 クロスセルによる顧客リーチの拡大
50-60億円
3 両社の素材、研究、技術を活かした商品開発
2017/12期 2018/12期 2019/12期 2020/12期 2021/12期 2025/12期
4 共通部分のコスト削減
(見込) (目標)
より早期の実現を目指す 共通機能の連携強化
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. スケールメリットを活かした企業活動 25
キューサイ株式共同取得(2021年2月)以降の主な取り組み
シナジー創出に向けた第一歩として、ユーグレナ社・キューサイ社間で「製・販」分野での協業を開始
アドバンテッジパートナーズ社とともにキューサイの中長期成長に向けた施策も推進
グループ内協業 業務改善プロジェクト MVVの策定
キューサイの商品製造工場で、 2021年2月以降、約半年に渡り 「ウェルエイジング支援カンパニー」
ユーグレナ社粉末商品の製造を 様々な領域に関して業務改善 実現に向けた第一歩として、新たに
開始(2022年~) プロジェクトを推進 MVV(ミッション・ビジョン・バ
通販広告、EC、UI/UX、商品 リュー)を策定
開発、コールセンター、流通、
IT、SCM、会議体等 ミッション
心身のウェルエイジングを
キューサイ商品のユーグレナ 上記プロジェクトの取り組みを 発展・普及させること
流通販路での取扱いを開始 踏まえ、業務改革を順次進める
(2021年10月~) と共に、中期計画の策定に着手
大きな転換期に際しての従業員の
キャリア選択に関わる意志を尊重す
べく、ネクストキャリア支援プログ
ラムを実施
今後も、クロスセル、商品共 同プログラム実施費用として、特別
同開発、共通機能の連携等を 損失466百万円を計上
順次検討・着手
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3. 先端投資領域(バイオ燃料事業)
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バイオ燃料事業の歩みと今後の計画
2021年10月、バイオ燃料商業プラントの建設想定地における予備的基本設計*を開始
バイオ事業の歩みと今後の計画 バイオ燃料産業確立へ
100万
kl/年
2021.10 2022-24 2025 2026-30
商業 建設想定地に 基本設計-本設計 商業 本格稼働
プラント プラント
おける予備的 着工-建設
基本設計開始 完成予定
2018 2020 2021 2022-2025
実証 実証プラント 次世代 バイオジェット 運転ノウハウ蓄積
プラント 完成 バイオ
ディーゼル
燃料完成
サステオ
商業サプライチェーン確立 25万以上
燃料完成、 初フライト kl/年
供給開始
125
kl/年
2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 ~ 2029 2030
建設
*予備的基本設計:実行可能性調査(フィジビリティスタディ)の後に行われ、基本設計(フィード)の前段階の概念設計等
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バイオ燃料を取り巻く環境―業界主要プレイヤーの状況
最大手NESTE社はバイオ燃料セグメントでの高い成長性と利益率を誇っており、今後も生産量を増大予定
NESTE社の売上高推移(バイオ燃料セグメント*2)
世界最大のバイオ燃料事業者NESTE社
全世界の次世代バイオディーゼル燃料*1の 営業利益率
生産キャパシティの40%を占有
CAGR 30%以上
営業利益の94%が 2018-2020年
バイオ燃料セグメントによるもの 14.8%
2023年までに、生産キャパシティを現在の 520 559
320万トンから450万トンまで拡大予定 416
*1: 次世代バイオディーゼル燃料は酸素を含まない分子構造(炭素、水素のみで構成され
ており、市販の軽油と全く同じ)でるため単独で既存の給油インフラや車両に利用可
能。一方、従来型のバイオディーゼル燃料は酸素を含む分子構造(FAME:脂肪酸メ
チルエステル)をしているため、市販軽油への混合は最大5%まで
*2: Renewable Products Segment のことをバイオ燃料セグメントと呼称
資料: Neste “Annual Report (2019, 2020)”、1ユーロ=130円で計算
2018 2019 2020 (単位:十億円)
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バイオ燃料を取り巻く環境―SAF*1の普及に対する追い風①(グローバル)
国際航空運送協会(IATA)*2やWEFが主導するイニシアティブ(Clean Skies for Tomorrow*3)が、
『2050年までに排出量を実質ゼロ化する目標』や『2030年までにSAFの利用増加の目標』を続々と発表
国際航空運送協会(IATA)による目標 Clean Skies for Tomorrow Coalitionによる目標
2050年までに排出量を実質ゼロ化する目標 参画企業60社は、世界の航空業界で使用される燃料に
を発表 おけるSAF(持続可能な航空機燃料)の割合を2030年
までに10%に増加させると約束
*1: SAF(Sustainable Aviation Fuel) = 持続可能な航空機燃料
*2: IATAは世界の航空会社290社が加盟。加盟企業は、世界の航空交通量の82%を占める
*3: 世界経済フォーラム(WEF)による、SAFの導入促進を目指すイニシアチブ
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バイオ燃料を取り巻く環境―SAF*1の普及に対する追い風②(国内)
2021年10月、ANAとJALはSAF(持続可能な航空燃料)に関する共同レポートを策定
共同レポートの骨子
ANAとJALが、SAFの認知拡大および理解促進を
目的とした共同レポート「2050年航空輸送におけ
るCO2 排出実質ゼロへ向けて」を策定。
レポートでは、SAFの有用性や必要量等について調査を
行うことで、日本の航空業界において主に課題となる燃
料の生産体制、流通・活用、そして諸外国および次世代
へのインパクトに関する現状等や2050年CO2排出実質ゼ
ロの実現に向けてカギとなる活動を明記。
出典:共同レポート
*1: SAF(Sustainable Aviation Fuel) = 持続可能な航空機燃料
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バイオ燃料(「サステオディーゼル燃料」)供給先の広がり
バイオ燃料の供給先例(地域別)
バイオ燃料事業の
商業化を見据え、
供給先は順調に全国へ拡大中。
中部 東北
長野県立大学
JRバス東北
商船三井
業種別でも、 鈴与商事
運輸、自動車、電力・エナジー、建設、 中国
ひろしま自動車産学官
関東
化学、食品、小売など幅広く拡大。 連携推進会議 いすゞ 鈴木油脂
川崎鶴見臨港バス 三和エナジー
デンソー 日清オイリオ
関西 三愛石油 新日本化成
関西電力 JRバス関東 JR東日本環境アクセス
九州 西武バス 東京クリアセンター
八重山観光フェリー
四国 清水建設 日本貨物鉄道
セブン-イレブン
JR四国バス ・ジャパン
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インドネシアにおけるユーグレナ大規模培養実証プロジェクトの見直し
コロナ禍や現地パートナー事情により、インドネシアにおけるユーグレナ大規模培養実証の見直しに着手
引き続き海外大規模実証・商業化は目指すものの、一旦は国内を中心とした実証への計画変更を検討中
国内での研究活動 海外での実証活動
2010年~2014年 2016年~2019年 2020年~
沖縄県石垣市 三重県多気町 インドネシア/国内
燃料用微細藻類の大規模、低コスト生産技
微細藻由来のバイオジェット燃料製造に関 NEDOの公募事業のもと、商業化候補地であるイン
術の確立を目指すため、資源エネルギー庁
する要素技術の研究開発 ドネシアで大規模実証の準備を進めてきたが、コロ
の補助事業として実施
(補助事業期間は2016年10月-2019年3月)
ナ禍や現地パートナー事情により難航
バイオマスエネルギーの導入と普及を図る
ためのNEDO公募事業 現在も生産効率化、低コスト化を目的に 引き続き海外大規模実証・商業化は目指すものの、
継続して研究を推進 一旦は国内を中心とした実証への計画変更を検討
引き続き海外
大規模実証・商業化
を目指すものの、
一旦は国内を中心とした
実証への計画変更
25㎡
1,000㎡ を検討中
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4.肥料分野の展開
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大協肥糧株式会社をグループ会社化へ
有機肥料の製造販売を行う大協肥糧が仲間に加わり、肥料分野を中心に、共に持続可能な社会の実現を目指す
会社概要 ユーグレナ・グループとのシナジー
1959年設立、農業および園芸の領域で高品質な
有機配合肥料等の製造・販売事業を展開
特徴:独自のポジションを築き、業界内で高成長を実現
オーダーメイドでの有機肥料
作物や気候に応じた、オーダーメイド展開
製造と販売のノウハウ
多様な販売チャネルとノウハウを保有
売上高推移
13.3
売上は堅調に推移 東大農学部発の研究開発力
(単位:億円)
持続可能な社会の実現とグループの収益基盤の拡大
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ユーグレナ・グループにおける今後の展開
これまでも研究開発を行ってきた、「5F」における肥料分野へ本格的に参入
微細藻類ユーグレナの5F 肥料に関連するこれまでの当グループの研究開発
重量単価
Food 機能性
高 食品
(食料)
Fiber 化成品等
(バイオマスプラス
(繊維) チックを含む)
Feed
配合飼料素材
(飼料)
Fertilizer
肥料素材
(肥料)
ユーグレナの効果として、作物の収穫量増加や、収穫後
Fuel
バイオ燃料 の作物鮮度を保持する研究成果を確認
低 (燃料)
ユーグレナ培養土ならびにユーグレナ入り有機化成肥料
の開発及びモニター販売を実施
既存の食品・バイオ燃料に加え
肥料分野に本格的に参入
事業・販売のみならず研究開発も加速
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5.コーポレート/ESG
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経営と業務執行を分担した次世代型タッグ経営体制に進化
社長の出雲が中長期的経営を担い、代表執行役員CEOに就任する永田が業務執行を統括
業務執行に係る権限を委譲
グループのトップとしてフィロソフィー
を体現しながら、中長期的な経営方針の
策定、様々なステークホルダーとの関係
性構築や深化など中長期的な経営を担う
業務執行のトップであるCEO(最高執行
責任者)に就任
経営方針を具体化する業務執行をリード
し、経営スピードを加速化
業務執行はCxO体制に移行
左から、代表取締役社長 出雲充、
取締役代表執行役員CEO 永田暁彦
CHRO CFiO CFO
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. 岡島悦子 若原智広 川﨑レナ 38
初代CFO(Chief Future Officer)の成果:サステナブルを軸にした商品開発
容器の軽量化とサトウキビ由来樹脂を30%配合することにより、石油由来プラスチック量を最大90%削減
さらに、メール便での配送*1が可能となり、配送に伴うCO2排出量も削減
スキンケアブランド『one(ワン)』の容器変更概要
1 容器軽量化により石油由来プラスチック量を最大90%削減
サトウキビ由来
樹脂30%配合
CFO策定方針
ジャータイプ容器
“お客様が意識せずとも
チューブタイプ容器
環境に配慮した行動をとれる
2 配送に伴うCO2排出量削減 3 使用後のゴミ削減 仕組みの構築を目指す“
メール便*1で 小さく畳んで 初代CFO およびサミットメンバーが
エコな配送 ゴミ箱へ
策定した方針に基づき、環境負荷の高い
石油由来プラスチック使用量を削減
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. *1: メール便で配送できるため、輸送体積が小さくなり、再配達も不要となるため、配送に伴うCO2排出量を削減可能 39
サステナビリティの取り組みに対する評価
「Sustainable Japan Award 2021*1」 「Beyond Sustainability 2021*2」
にて大賞を受賞 にて初代環境賞を受賞
以下3点で評価を獲得
バイオ燃料「サステオ」の完成
先進的で持続可能な サステオジェット燃料での
取り組みを行なった フライト実現
定款の事業目的を
企業として評価を獲得
SDGsを反映した内容に全面刷新
2021年6月、ユーグレナ社の
バイオジェット燃料を使用した
初フライトが実現
8月26日開催の臨時株主総会
で定款変更の議案が承認可決
2021/9/28 表彰式の様子 定款の内容はCFOが監修
*1: 株式会社ジャパンタイムズが2019年に創設。先進的で持続可能な取り組みを行なった企業や団体、個人を表彰し、その活躍を国内外に伝えていくアワード
*2: Business Insider Japanが主催。持続可能な社会の実現とビジネスの両立に取り組む企業を表彰
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6.補足資料
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会社概要
創業 2005年8月9日
本店 東京都港区芝5-29-11
資本金 138億8,847万円(2021年9月末時点)
社 員 数 *1 459名(連結)(2020年9月末時点)
完全子会社8社、キューサイ・グループ 5社
グループ会社
海外合弁会社2社(上海、ダッカ)( 2021年9月末時点)
フィロソフィー Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)
上場市場 東京証券取引所市場第一部
証券コード 2931
株主数 105,133名(2021年6月末時点)
*1: 社員数:役員、従業員、契約社員、アルバイト、派遣の合計
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連結損益計算書サマリー
2020/9期 2021/12期
4Q 4Q 合計 合計
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q (開示 (棚卸資産 うち うち (開示 (棚卸資産
数値) S/U除く) ユーグレナ キューサイ 数値) S/U除く)
3,219 2,863 3,454 3,781 13,317 3,911 3,827 4,376 11,178 11,178 4,943 6,235 23,292 23,292
売上高 直販 2,332 2,103 2,346 2,911 9,691 2,993 2,880 3,370 3,858 3,858 3,858 - 13,100 13,100
流通 234 231 238 219 922 236 201 393 497 497 497 - 1,327 1,327
OEM・原料・海外 524 406 747 523 2,200 539 571 422 479 479 479 - 2,011 2,011
その他 130 123 123 129 504 142 175 191 109 109 109 - 618 618
キューサイ - - - - - - - - 6,235 6,235 - 6,235 6,235 6,235
売上原価 878 824 1,110 1,013 3,825 1,056 1,018 1,107 5,109 2,379 1,183 1,196 8,289 5,558
売上総利益 2,342 2,039 2,344 2,768 9,492 2,855 2,809 3,270 6,069 8,800 3,760 5,039 15,003 17,733
粗利率 73% 71% 68% 73% 71% 73% 73% 75% 54% 79% 76% 81% 64% 76%
販売費 2,586 2,155 3,078 3,481 11,300 3,221 2,952 3,605 9,188 9,188 4,302 4,887 18,966 18,966
及び 販売費 1,534 1,136 1,970 2,020 6,659 2,116 1,754 2,238 5,554 5,554 2,286 3,268 11,662 11,662
一般 (内 広告宣伝費) 626 403 1,134 1,086 3,250 1,193 850 1,285 2,798 2,798 1,284 1,513 6,126 6,126
管理費 人件費 474 435 467 496 1,872 459 480 538 1,641 1,641 1,002 640 3,119 3,119
管理費 360 333 397 485 1,575 418 502 540 1,521 1,521 566 954 2,980 2,980
研究開発費 219 251 245 480 1,195 228 215 290 472 472 448 25 1,205 1,205
営業利益 -244 -116 -734 -714 -1,808 -366 -143 -335 -3,119 -389 -541 153 -3,963 -1,233
調整後EBITDA*1 -34 246 -515 -430 -732 -129 345 -86 896 896 168 728 1,025 1,025
営業外損益 28 195 49 78 350 59 322 23 -97 -97 35 -132 307 307
(内 助成金収入) 30 183 42 74 329 49 276 5 4 4 3 1 334 334
経常利益 -216 79 -684 -636 -1,458 -306 179 -313 -3,216 -486 -506 20 -3,656 -926
特別損益 0 12 0 11 23 -0 12 170 -539 -539 -73 -466 -357 -357
親会社株主に帰属する
-253 109 -675 -668 -1,487 -360 164 -101 -2,134 -871 na na -2,431 -1,168
当期純利益
◆参考指標
減価償却費*2 135.7 134.1 132.5 165.2 567.5 138.9 153.4 178.0 609.8 - 180.7 429.1 1,080.1 -
(内 M&A関連) 18.7 18.7 18.7 18.7 75.0 18.7 18.7 49.3 356.2 - 49.1 307.1 443.0 -
のれん償却額 37.8 37.8 37.8 37.8 151.3 37.8 46.9 45.1 195.6 - 50.1 145.5 325.5 -
棚卸資産ステップアップ費用 - - - - - - - - 2,730.4 - - - 2,730.4 -
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. *1: 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。計算式は、EBITDA(営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬+棚卸資産ステップアップ影響額 43
*2: 調整後EBITDAの算出に使用した金額であり、連結キャッシュ・フロー計算書の数値とは異なる
連結貸借対照表サマリー 2021/6末より
キューサイBS連結開始
(百万円) 2021/3末 2021/6末 2021/9末 キューサイ連結PPAに伴う主な増減要因
流動資産 10,898 18,925 23,422
現金及び預金 6,983 10,761 11,000
棚卸資産 2,127 4,509 8,613 棚卸資産ステップアップ
その他 1,789 3,655 3,810
固定資産 10,457 40,099 40,643
有形固定資産 4,142 6,910 6,878
無形固定資産 2,635 31,551 32,050 顧客関連資産・商標権の計上とのれん金額の確定
投資その他の資産 3,680 1,637 1,715
(内 投資有価証券) 3,341 362 309 キューサイ連結時の投資勘定の消去による減少
総資産 21,355 59,023 64,065
負債 10,288 34,777 41,878
流動負債 5,516 9,654 10,437
(内 短期借入金) 3,457 2,196 2,182
固定負債 4,772 25,123 31,441
(内 長期借入金) 4,104 23,743 23,580
(内 繰延税金負債) 214 468 6,938 無形固定資産の計上・棚卸資産ステップアップ
純資産 11,067 24,246 22,187
株主資本 11,069 23,951 21,812
(内 資本金) 7,329 13,879 13,888
(内 資本剰余金) 4,064 10,614 10,623
(内 利益剰余金) (289) (508) (2,666) 棚卸資産ステップアップの費用化
その他 (2) 295 375
負債・純資産合計 21,355 59,023 64,065
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. *1: 2021/6末時点のBSでは、キューサイ・グループ連結に伴うのれんを暫定金額で計上。取得原価の確定及び配分は第4四半期に完了 44
キューサイ連結子会社化と決算期変更に関するスケジュール
2021/12期*1 2022/12期
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q*1 1Q 2Q 3Q 4Q
2020/10-12月 2021/1-3月 2021/4-6月 2021/7-9月 2021/10-12月 2022/1-3月 2022/4-6月 2022/7-9月 2022/10-12月
15ヶ月分 12ヶ月分
凡例:
49%取得*2 6ヶ月分 12ヶ月分
PL寄与期間
BS連結開始
2021/12期3Q末 2021/12期4Qより ユーグレナ・グループ*4/キューサイ・グループともに通年計上
キューサイBS連結開始 キューサイPL連結開始
通年換算売上高のイメージ
400億円規模
2021年6月末をみなし取得日としてキューサイを連結子会社化
330億円
今後の海外展開の可能性も見据え、当社の決算期を9月末から
6ヶ月分 12ヶ月分
12月末に変更*3
上記の結果、2021/12期はユーグレナ・グループ*415ヶ月分/
133億円
キューサイ6ヶ月分のPL寄与
15ヶ月分 12ヶ月分
*1: 決算期変更の経過期間となる2021/12期は、2020年10月1日から 2021年12月31日までの15ヶ月間の決算期間
*2: 2021年6月30日を連結決算上のみなし取得日として、キューサイ・グループ(Q-Partners含む)を連結子会社化
*3: 2021年8月26日開催の臨時株主総会において決算期に関する定款変更が承認可決 *3
*4: キューサイ・グループによるPL寄与と区分するため、便宜上キューサイ・グループを除く当社グループを「ユーグレナ・グループ」と称する 20/9期 21/12期 通年換算
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. (見込) (イメージ) 45
日本初、バーチャルオンリー株主総会*1の開催
物理的な距離や時間的な制限なしに、多くの株主の方に株主総会に出席いただくという目的を達成
アンケート*2で 出席者の
99.5%が 1/3は 10代~80代まで
幅広い年代の方が出席
「評価する」と回答 関東以外に居住の方
2021/8/26 バーチャル株式総会の方式による臨時株主総会当日の様子
*1: 産業競争力強化法等の一部を改正する等の法律(令和 3 年法律第 70 号)附則第 3条第 1 項に基づき、場所の定めのない株主総会として、
物理的な会場を用意せず、役員や株主がインターネット等の手段により出席する形で開催
Copyright © Euglena Co.,Ltd. All rights reserved. *2: オンライン出席株主:562名のうち、アンケート回答者数は447名 46