2931 ユーグレナ 2021-11-12 15:00:00
2021年12月期 第4四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第4四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上場会社名 株式会社ユーグレナ 上場取引所 東
コード番号 2931 URL http://www.euglena.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)出雲 充
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員CFiO (氏名)若原 智広 TEL 03(3453)4907
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第4四半期の連結業績(2020年10月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第4四半期 23,291 - △3,962 - △3,656 - △2,431 -
2020年9月期 13,317 △8.0 △1,807 - △1,457 - △1,486 -
(参考) 調整後EBITDA 2021年12月期第4四半期 1,025百万円 (-%) 2020年9月期 △732百万円 (-%)
(注)1.包括利益 2021年12月期第4四半期 △3,233百万円 (-%) 2020年9月期 △1,483百万円 (-%)
(注)2.キャッシュ・フロー重視の経営にシフトする観点から、当社のキャッシュ・フロー創出力を示す指標として調
整後EBITDAを開示しております。調整後EBITDAの定義、計算方法につきましては、 「3.2021年12月期の連結
業績予想(2020年10月1日~2021年12月31日)」をご覧ください。
(注)3.2021年8月26日付で決算期(事業年度の末日)を毎年9月30日から12月31日に変更するための定款一部変更を
行っており、決算期変更の経過期間となる当期は2020年10月1日から2021年12月31日までの15カ月間の変則決
算となります。このため、2021年12月期第4四半期の対前年同四半期増減については記載しておりません。な
お、2021年12月期第4四半期連結累計期間に対応する前年同一期間(2019年10月1日~2020年9月30日)の売
上高と当第4四半期連結累計期間の売上高を比較した調整後増減率は74.9%となります。
(注)4. 2020年9月期については、通期の数値を記載しております。
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第4四半期 △24.12 -
2020年9月期 △16.00 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第4四半期 64,065 22,186 34.0
2020年9月期 15,351 9,386 61.0
(参考)自己資本 2021年12月期第4四半期 21,800百万円 2020年9月期 9,363百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 第4四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年9月期 - 0.00 - - 0.00 0.00
2021年12月期 - 0.00 - -
2021年12月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2020年10月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 33,000 - - - - - - - -
(参考) 調整後EBITDA 2021年12月期 650百万円
2021年12月期の業績予想は、売上高と調整後EBITDAの2つを公表いたします。調整後EBITDAは、EBITDA(=営
業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬+棚卸資産ステップアップ影響額、とし
て算出しております。
当期は、2021年6月30日をみなし取得日として連結子会社化したキューサイ株式会社(以下「キューサイ」)
において、連結子会社化時における棚卸資産のステップアップ(連結時点の棚卸資産を、正味売却価額(売価
から見積追加製造原価と見積販売直接経費を控除した金額)に評価替する会計処理)により6,707百万円の含
み益を棚卸資産に計上しており、商品販売による棚卸資産の払出しに伴って当該含み益が売上原価として費用
化されます。ステップアップにより認識した含み益の費用化は当社のキャッシュ・フローへの影響を伴うもの
でないことから、キャッシュ・フロー創出力を示す指標である調整後EBITDAの算出にあたり、当該影響額を足
し戻す調整を行っております。
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
(注)2.上述のとおり、決算期(事業年度の末日)の変更に伴い、2021年12月期は2020年10月1日から2021年12月31日
までの15カ月間の変則決算となります。このため、2021年12月期の対前期増減については記載しておりませ
ん。
(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 2 社(社名) 株式会社Q-Partners及びキューサイ株式会社
除外 - 社(社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期4Q 109,782,686株 2020年9月期 93,153,322株
② 期末自己株式数 2021年12月期4Q 20,431株 2020年9月期 56,459株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期4Q 100,793,646株 2020年9月期 92,900,464株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 5
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 7
四半期連結損益計算書
第4四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
四半期連結包括利益計算書
第4四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 9
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 11
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、2021年8月26日開催の臨時株主総会における定款一部変更の決議により、決算期(事業年度の末日)を
毎年9月30日から12月31日に変更いたしました。その経過措置として、当連結会計年度は2020年10月1日から2021
年12月31日までの15カ月間となっております。このため、対前期増減については記載しておりません。
当連結会計年度は、ヘルスケア事業においては、2019年9月期より戦略的に取り組んできたブランドポートフォ
リオの拡充、デジタルマーケティングの強化、流通やECモール等のマルチチャネル展開の拡大等による直販及び流
通チャネルにおける収益拡大、並びに第4四半期連結会計期間以降におけるキューサイの当社連結業績への貢献等
により、セグメント売上高は大幅な増加を見込んでおります。また、エネルギー・環境事業においては、バイオジ
ェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(以下「実証プラント」)におけるバイオ燃料の製造及び供給、そしてバ
イオ燃料製造及び供給の商業化の実現に向けた取組みを推進しており、セグメント損益は赤字が継続する見込みで
す。
当第4四半期連結累計期間は、ヘルスケア事業において純増基調が続く通販定期顧客からの商品購買による収益
貢献、また、2021年6月30日をみなし取得日として連結子会社化したキューサイによる当社連結業績への貢献等の
結果、12カ月ベースで過去最高となる売上高を達成し、売上高は23,291,848千円となりました。一方、キューサイ
の連結子会社化時における棚卸資産のステップアップ(注1)により6,707,000千円の含み益を棚卸資産に計上
し、当第4四半期連結累計期間において当該含み益のうち2,730,360千円をステップアップ適用商品の販売に伴い
売上原価として費用化したことを主因として、営業損失は3,962,984千円、経常損失は3,656,295千円、親会社株主
に帰属する四半期純損失は2,431,278千円となりました。
なお、キャッシュ・フロー重視の経営にシフトする観点から、当連結会計年度より開示指標に当社のキャッシ
ュ・フロー創出力を示す指標として調整後EBITDA(注2)を追加しております。当第4四半期連結累計期間は、ヘ
ルスケア事業において直販チャネル及び流通チャネルにおける売上成長やキューサイの連結子会社化により収益基
盤が拡大するとともに、エネルギー・環境事業を中心に333,759千円の助成金収入を計上した結果、調整後EBITDAは
1,025,460千円となりました。
前第4四半期連結会計期間から当第4四半期連結会計期間までの各四半期の業績推移は以下のとおりです。
前第4四半期 当第1四半期 当第2四半期 当第3四半期 当第4四半期
連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間 連結会計期間
売上高 (千円) 3,781,124 3,910,679 3,826,744 4,376,126 11,178,297
営業損益 (千円) △713,654 △365,530 △143,064 △335,405 △3,118,984
経常損益 (千円) △635,642 △306,434 179,012 △312,781 △3,216,092
(注1)棚卸資産のステップアップは、連結時点の棚卸資産を、正味売却価額(売価から見積追加製造原価と見積販
売直接経費を控除した金額)に評価替する会計処理となります。
(注2)調整後EBITDAは、EBITDA(=営業利益+のれん償却費及び減価償却費)+助成金収入+株式関連報酬+棚卸資
産ステップアップ影響額、として算出しております。
当期は、2021年6月30日をみなし取得日として連結子会社化したキューサイにおいて、連結子会社化時にお
ける棚卸資産のステップアップにより6,707,000千円の含み益を棚卸資産に計上しており、商品販売による
棚卸資産の払出しに伴って当該含み益が売上原価として費用化されます。ステップアップにより計上した含
み益の費用化は当社のキャッシュ・フローへの影響を伴うものでないことから、キャッシュ・フロー創出力
を示す指標である調整後EBITDAの算出にあたり、当該影響額を足し戻す調整を行っております。
セグメント別の状況については、以下のとおりです。
(ヘルスケア事業)
当第4四半期連結累計期間は、デジタルマーケティングを軸とした広告宣伝及び販促活動への投資拡大によって
純増基調に転じた通販定期顧客からの収益貢献、並びにプロモーション活動や取扱商品の拡充による流通チャネル
での収益成長が実現しました。また、2021年3月1日付で連結子会社化したLIGUNA及び2021年6月30日をみなし取
得日として連結子会社化したキューサイによる当社連結業績への収益貢献等により、第4四半期連結会計期間のセ
グメント売上高は、四半期としては過去最高となる11,153,383千円となりました。
以上の結果、セグメント売上高23,239,949千円、セグメント損失は1,815,983千円となりました。なお、当セグ
メント損失には、キューサイの連結子会社化に伴って計上した棚卸資産ステップアップの影響額△2,730,360千円
並びに取得原価の配分にあたり識別した無形資産及びのれんの償却費△452,627千円が含まれております。
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(エネルギー・環境事業)
エネルギー・環境事業においては、バイオジェット・ディーゼル燃料開発を中心に、2020年3月に本格稼働を開
始した実証プラントによりバイオ燃料の実証研究、実証製造に取り組んでいます。2021年3月に、実証プラントに
おいて、ASTM D7566 Annex6規格(微細藻類や廃食油などの生物系油脂を原料として BIC プロセスにより製造した
純バイオジェット燃料に対して ASTM Internationalが定める国際規格)に適合した使用済み食用油や微細藻類ユ
ーグレナを原料とするバイオジェット燃料が完成し、2021年6月に当社製造のバイオジェット燃料(ブランド名
「サステオ」)を使用した国土交通省飛行検査機及び民間航空機でのフライトを実現しました。また、バイオジェ
ット・ディーゼル燃料製造商業プラントの建設に向けて、建設想定地における予備的基本設計(実行可能性調査の
後に行われ、基本設計の前段階の概念設計等)を開始しました。
研究開発活動については、2020年10月に、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公
募した「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築、微細藻類基盤技術
開発」に、当社が進めているバイオジェット燃料製造の実証事業及び燃料用微細藻類の海外培養実証に関する研究
開発が採択され、インドネシアにおいて微細藻類ユーグレナの大規模培養実証の準備を進めてきましたが、コロナ
禍及び現地パートナー事情により難航しており、引き続き海外における大規模培養実証・商業化を目指すものの、
一旦は国内を中心とした実証への計画変更を検討しております。
以上の結果、当第4四半期連結累計期間は、セグメント売上高は51,898千円、実証プラントの運転費用の計上等
により、セグメント損失942,911千円となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産、負債及び純資産の状況
当第4四半期連結会計期間末は、2021年6月30日をみなし取得日として当社の連結子会社となりました株式会社
Q-Partners(以下「Q-Partners」、キューサイ及びその子会社が連結の範囲に含まれております。
)
当第4四半期連結会計期間末の総資産は64,065,254千円となり、前連結会計年度末と比較して48,714,156千円の
増加となりました。これは主にキューサイの連結子会社化によって商品及び製品が5,816,892千円、有形固定資産
が3,573,324千円、のれんが11,805,500千円、顧客関連資産が17,062,645千円増加したことによるものです。な
お、商品及び製品にはキューサイの連結子会社化時の棚卸資産のステップアップにより計上した含み益6,707,000
千円のうち、費用化されていない残高である3,640,300千円が含まれております。
負債は41,878,326千円となり、前連結会計年度末と比較して35,913,987千円の増加となりました。これは主に長
期借入金が20,363,846千円、繰延税金負債が6,773,169千円増加したことによるものです。
純資産は、主に海外募集による新株式発行によって13,100,051千円を調達したことにより、前連結会計年度末か
ら12,800,169千円増加し、22,186,928千円となりました。この結果、自己資本比率は34.0%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
当第4四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から4,665,757千円増加し、
10,919,657千円となりました。
当第4四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第4四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、棚卸資産の減少2,531,681千円、助成金の
受取額397,526千円、法人税等の還付額203,862千円等により1,501,276千円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第4四半期連結累計期間 の 投資活動 によるキャッシュ ・ フローは 、Q-Partners株式 の 取得 による 支出
9,838,150千円等により、10,214,165千円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第4四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、新株式発行による収入12,940,472千円等に
より、12,991,038千円の収入となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
本日公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」において、前回(2021年8月13日)公表した通期業績予想
を修正しております。
当第4四半期連結累計期間においては、デジタルマーケティングの好調な推移、流通チャネルにおける売上の拡
大、広告宣伝活動への投資の最適化やその他販売管理費の下振れ等により、調整後EBITDAは想定を上回る1,025百
万円に達しました。一方、当第5四半期連結会計期間(2021年10月1日~2021年12月31日)においては、2022年12
月期以降の成長に向けた広告宣伝活動への投資拡大やM&A関連費用の計上等により、調整後EBITDAのマイナスが想
定よりも拡大する見込みです。以上の結果、通期の調整後EBITDAは650百万円を見込んでおり、前回公表した通期
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
業績予想である150百万円を上回る見通しです。
売上高につきましては、当第4四半期連結会計期間における堅調な進捗を踏まえて、前回公表した通期業績予想
である33,000百万円から変更ございません。
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第4四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,253,900 10,999,657
受取手形及び売掛金 1,076,070 2,811,969
商品及び製品 805,920 6,622,813
仕掛品 44,636 992,161
原材料及び貯蔵品 949,842 997,597
有価証券 - 295,571
その他 669,477 761,556
貸倒引当金 △8,292 △58,910
流動資産合計 9,791,554 23,422,415
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 3,068,137 7,191,716
機械装置及び運搬具 1,488,471 3,166,687
工具、器具及び備品 391,575 1,364,938
土地 900,520 2,493,260
リース資産 25,946 116,962
建設仮勘定 6,253 7,438
減価償却累計額 △2,576,423 △7,463,199
有形固定資産合計 3,304,480 6,877,805
無形固定資産
のれん 961,239 12,766,739
顧客関連資産 285,941 17,348,587
その他 312,416 1,934,850
無形固定資産合計 1,559,597 32,050,178
投資その他の資産
投資有価証券 319,946 309,139
差入保証金 283,979 297,860
繰延税金資産 8,291 1,022,705
その他 83,248 125,022
貸倒引当金 - △39,873
投資その他の資産合計 695,465 1,714,855
固定資産合計 5,559,543 40,642,839
資産合計 15,351,098 64,065,254
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第4四半期連結会計期間
(2020年9月30日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 260,402 899,897
短期借入金 547,425 2,182,155
未払金 935,975 3,422,006
リース債務 291 9,713
未払法人税等 8,500 737,799
賞与引当金 28,800 305,566
ポイント引当金 22,200 1,085,134
事業構造改善引当金 - 466,402
資産除去債務 24,620 -
その他 332,185 1,328,278
流動負債合計 2,160,401 10,436,954
固定負債
長期借入金 3,216,532 23,580,378
リース債務 24 16,474
役員退職慰労引当金 - 52,910
退職給付に係る負債 19,839 421,483
資産除去債務 399,080 427,001
繰延税金負債 164,805 6,937,975
その他 3,656 5,148
固定負債合計 3,803,938 31,441,372
負債合計 5,964,339 41,878,326
純資産の部
株主資本
資本金 7,323,548 13,888,478
資本剰余金 2,229,643 10,623,213
利益剰余金 △84,993 △2,665,577
自己株式 △94,737 △34,282
株主資本合計 9,373,460 21,811,831
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △1,802 △2,072
為替換算調整勘定 △8,227 △9,947
退職給付に係る調整累計額 - 429
その他の包括利益累計額合計 △10,029 △11,589
新株予約権 13,556 385,053
非支配株主持分 9,771 1,633
純資産合計 9,386,758 22,186,928
負債純資産合計 15,351,098 64,065,254
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第4四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第4四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
売上高 23,291,848
売上原価 8,288,762
売上総利益 15,003,085
販売費及び一般管理費 18,966,070
営業損失(△) △3,962,984
営業外収益
受取利息 312
助成金収入 333,759
受取手数料 36,450
為替差益 2,889
持分法による投資利益 36,482
保険解約返戻金 143,160
その他 80,061
営業外収益合計 633,115
営業外費用
支払利息 162,872
株式交付費 159,949
その他 3,605
営業外費用合計 326,426
経常損失(△) △3,656,295
特別利益
新株予約権戻入益 12,296
固定資産売却益 299
段階取得に係る差益 174,000
特別利益合計 186,596
特別損失
固定資産売却損 256
減損損失 24,597
持分変動損失 5,791
投資有価証券評価損 42,542
抱合せ株式消滅差損 4,275
事業構造改善引当金繰入額 466,402
特別損失合計 543,865
税金等調整前四半期純損失(△) △4,013,565
法人税、住民税及び事業税 334,111
法人税等調整額 △1,119,724
法人税等合計 △785,613
四半期純損失(△) △3,227,951
非支配株主に帰属する四半期純利益 △796,673
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △2,431,278
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第4四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第4四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
四半期純損失(△) △3,227,951
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △269
為替換算調整勘定 △7,601
退職給付に係る調整額 429
持分法適用会社に対する持分相当額 1,448
その他の包括利益合計 △5,992
四半期包括利益 △3,233,944
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △2,432,838
非支配株主に係る四半期包括利益 △801,106
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
当第4四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △4,013,565
減価償却費 1,082,022
のれん償却額 325,504
減損損失 24,597
株式報酬費用 518,673
段階取得に係る差損益(△は益) △174,000
投資有価証券評価損益(△は益) 42,542
有形固定資産売却損益(△は益) △43
貸倒引当金の増減額(△は減少) 8,863
賞与引当金の増減額(△は減少) 33,048
退職給付及び役員退職慰労引当金の増減額(△は
18,281
減少)
事業構造改善引当金の増減額(△は減少) 466,402
受取利息及び受取配当金 △395
助成金収入 △333,759
新株予約権戻入益 △12,296
支払利息 162,872
株式交付費 159,579
為替差損益(△は益) △487
抱合せ株式消滅差損益(△は益) 4,275
持分法による投資損益(△は益) △36,482
持分変動損益(△は益) 5,791
売上債権の増減額(△は増加) △213,193
たな卸資産の増減額(△は増加) 2,531,681
仕入債務の増減額(△は減少) 93,191
未払金の増減額(△は減少) 121,601
未払又は未収消費税等の増減額(△は増加) 12,789
その他 722,987
小計 1,550,482
利息及び配当金の受取額 4,417
利息の支払額 △30,196
助成金の受取額 397,526
法人税等の還付額 203,862
法人税等の支払額 △624,815
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,501,276
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △2,880,000
定期預金の払戻による収入 2,800,000
有形固定資産の取得による支出 △149,521
有形固定資産の売却による収入 395
無形固定資産の取得による支出 △186,661
差入保証金の回収による収入 72,484
差入保証金の差入による支出 △4,456
資産除去債務の履行による支出 △31,726
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△9,838,150
支出
その他 3,470
投資活動によるキャッシュ・フロー △10,214,165
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(単位:千円)
当第4四半期連結累計期間
(自 2020年10月1日
至 2021年9月30日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) 56,359
長期借入れによる収入 610,000
長期借入金の返済による支出 △612,523
リース債務の返済による支出 △3,270
株式の発行による収入 12,940,472
財務活動によるキャッシュ・フロー 12,991,038
現金及び現金同等物に係る換算差額 4,074
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 4,282,225
現金及び現金同等物の期首残高 6,253,900
株式交換に伴う現金及び現金同等物の増加額 378,574
合併に伴う現金及び現金同等物の増加額 4,957
現金及び現金同等物の四半期末残高 10,919,657
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(株)ユーグレナ (2931) 2021年12月期 第4四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、海外募集による新株発行により、当第3四半期連結累計期間において資本金及び資本準備金がそれぞれ
6,550,025千円増加いたしました。
この結果、当第4四半期連結会計期間末において資本金13,888,478千円、資本準備金10,623,213千円となっており
ます。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第4四半期連結累計期間(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
調整額
合計 益計算書計上
エネルギー・ (注)1
ヘルスケア事業 額(注)2
環境事業
売上高
外部顧客への売上高 23,239,949 51,898 23,291,848 - 23,291,848
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 23,239,949 51,898 23,291,848 - 23,291,848
セグメント損失(△) △1,815,983 △942,911 △2,758,894 △1,204,089 △3,962,984
(注)1.セグメント損失(△)の調整額△1,204,089千円は、主に各報告セグメントに配分していない一般管理
費等の全社費用であります。
2.セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
「ヘルスケア事業」セグメントにおいて、事業用資産に係る固定資産の減損損失を24,597千円計上しておりま
す。
(のれん金額の重要な変動)
「ヘルスケア事業」セグメントにおいて、第3四半期連結会計期間に実施したQ-Partnersとの企業結合につい
て、取得原価の配分が確定していなかったため、のれんの金額は暫定的に算出された金額でありましたが、当第
4四半期連結会計期間に取得原価の配分が完了し、暫定的な会計処理が確定したため、のれんの金額を
11,638,791千円に修正しております。
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