euglena Group
2021年9月期第3四半期決算説明
株式会社ユーグレナ
東証一部（証券コード：2931）
【免責事項】
【留意点】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事実 2021年8月26日開催の臨時株主総会における定款一部変更の議案の承認可決をもって、当社は決算期（事
ではないものは、当グループが資料作成時点で入手可能な情報を基と 業年度の末日）を9月末から12月末に変更いたします。第17期は経過期間として2020年10月から2021年
しており、その情報の正確性を保証するものではありません。
これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異なる
12月までの15ヶ月間の決算期となりますが、本日時点では本臨時株主総会の開催前であることから従来
可能性があります。 どおり「2021年9月期」と表記しております。
2021年8月13日
2021年6月、ようやくユーグレナ社のバイオジェット燃料を使用した
初フライトが実現いたしました。
皆さまとのお約束であった初フライトが実現できましたのは、
皆さまより長らくご支援をいただいた賜物であります。
深く感謝を申し上げます。
今後も、応援して頂いている皆さまの期待に応えられるよう、
サステナブルな未来づくりに向けて、一所懸命取り組んでまいります。
代表取締役社長
2
2021/9期4Q（2021年7月~）よりキューサイ・グループ（以下、キューサイ）のPL連結開始
2021年9月期第3四半期サマリー 留意点
2021/9期3Qの数値は、キューサイを除くユーグレナ・グループのみを示す
43億円
四半期売上高推移
2021/9期3Qハイライト
ヘルスケア事業の成長により四半期売上高は過去最高である 43億円を達成 過去最高
売上高
足元の進捗と決算期変更*1を踏まえ連結業績予想*2を以下の通り更新 キューサイPLは
4Qから加算
220億円 330億円 調整後 △2億円 1.5億円
売上高
（12ヶ月分） （15ヶ月分） EBITDA （12ヶ月分） （15ヶ月分）
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
*1: 2021年8月26日開催予定の臨時株主総会において定款変更に関する議案が承認可決されることをもって効力が発生
*2: 上記決算期変更に関する議案が承認されることを前提に2020年10月-2021年12月の15ヶ月ベースで作成 2020/9期 2021/9期
（キューサイ・グループは2021年7-12月の6ヶ月分を加算）
ヘルスケア領域 先端投資領域（バイオ燃料事業）
広告投資再拡大により売上高、 ユーグレナ社のバイオ燃料「サステオ」
定期購入者数ともに過去最高 を用いた初フライトが実現
MEJ社「C COFFEE」
MEJ社の「C COFFEE」売上好調
とLIGUNA社の連結貢献が
今四半期の成長を牽引
6月4日 6月29日
LIGUNA社「あきゅらいず」 国土交通省飛行検査機 ホンダジェットエリート
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キューサイ連結子会社化と決算期変更に関するスケジュール
2021/12期*1 2022/12期
1Q 2Q 3Q 4Q 5Q*1 1Q 2Q 3Q 4Q
2020/10-12月 2021/1-3月 2021/4-6月 2021/7-9月 2021/10-12月 2022/1-3月 2022/4-6月 2022/7-9月 2022/10-12月
15ヶ月分 12ヶ月分
凡例：
49％取得*2 6ヶ月分 12ヶ月分
PL寄与期間
BS連結開始
2021/9期3Q末 2021/9期4Qより ユーグレナ・グループ*4/キューサイともに通年計上
キューサイBS連結開始 キューサイPL連結開始
通年換算売上高のイメージ
400億円規模
2021年6月末をみなし取得日としてキューサイを連結子会社化
330億円
今後の海外展開の可能性も見据え、当社の決算期を9月末から
6ヶ月分 12ヶ月分
12月末に変更予定*3
上記の結果、2021/12期はユーグレナ・グループ*415ヶ月分/
133億円
キューサイ6ヶ月分のPL寄与
15ヶ月分 12ヶ月分
*1: 決算期変更の経過期間となる2021/12期は、2020年10月1日から 2021年12月31日までの15ヶ月間の決算期間となる予定
*2: 2021年6月30日を連結決算上のみなし取得日として、キューサイ・グループ（Q-Partners含む）を連結子会社化
*3: 決算期変更は、2021年8月26日開催予定の臨時株主総会において定款変更に関する議案が承認可決されることをもって効力が発生 *3
*4: キューサイ・グループによるPL寄与と区分するため、便宜上キューサイ・グループを除く当社グループを「ユーグレナ・グループ」と称する
20/9期 21/12期 通年換算
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目次
1. 2021年9月期第3四半期決算ハイライトと業績予想修正 6
2. ヘルスケア領域 11
3. 先端投資領域（バイオ燃料事業） 18
4. コーポレート/ESG 24
5. 補足資料 26
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1. 2021年9月期第3四半期決算ハイライトと業績予想修正
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2021/9期4Q（2021年7月~）よりキューサイのPL連結開始
2021年9月期第3四半期業績 留意点
2021/9期3Qの数値は、キューサイを除くユーグレナ・グループのみを示す
2021/9期3Qは過去最高売上高を達成。調整後EBITDAは広告費増加と助成金収入減少*1により減少
2021/9期3Q累計は対前年同期比で増収増益となり好調な推移
2021/9期3Q（2021年4月-2021年6月） 2021/9期3Q累計（2020年10月-2021年6月）
（単位：百万円） ① ② ①－② ③ ④ ③－④
実績 前四半期 前四半期比 実績 前年同期 対前年同期比
過去最高売上高 増収増益
売上高 4,376 3,826 ＋549 12,113 9,536 +2,577
営業利益
△335 △143 △192 △844 △1,094 +250
調整後 広告費増加と助成金収入減少による減少
EBITDA*2 △86 345 △431 129 △302 ＋431
経常利益
△312 179 △491 △440 △822 +381
親会社株主に
帰属する
当期純利益 △100 164 △265 △296 △819 +522
*1: 助成金は毎期3月末（2Q）に支給が多くなる傾向
*2: 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。計算式は、EBITDA(営業利益＋のれん償却費及び減価償却費）＋助成金収入＋株式関連報酬
Note 上記は決算短信に合わせ百万円未満を切り捨てて記載。他のページのチャート、テーブルの記載値は百万円未満を四捨五入しているため、一部数値が一致しない場合有
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2021/9期4Q（2021年7月~）よりキューサイのPL連結開始
四半期売上高推移 留意点
2021/9期3Qの数値は、キューサイを除くユーグレナ・グループのみを示す
ヘルスケア事業の持続的な成長に向けた事業変革により2020/9期2Qを底にV字回復
2021/9期3Qの四半期売上高は過去最高の43億円を達成
（単位：百万円）
4,376
過去最高
売上高
キューサイPLは4Qから加算
2Q 3Q
2015/9期 2016/9期 2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期 2021/9期
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2021/9期4Q（2021年7月~）よりキューサイのPL連結開始
セグメント別売上/調整後EBITDA 留意点
2021/9期3Qの数値は、キューサイを除くユーグレナ・グループのみを示す
過去最高売上高の要因はヘルスケア事業。ヘルスケア事業の黒字がエネルギー・環境事業への投資原資を創出
セグメント別売上高 セグメント別調整後EBITDA
（単位：百万円） （単位：百万円）
NEDOや地方自治体等からの
ヘルスケア事業 バイオ燃料関連助成金収入
ヘルスケア事業
エネルギー・環境事業
エネルギー・環境事業 16
全社費用 79
3 4 7
3
0 513
10 440
332 275 353
192
(21)
(148) (173) (149) (142) (204)
4,360 (246)
3,779 3,906 3,820 (179) (395)
3,451 (218) (263)
3,219 (235)
2,853
(187)
(226)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2020/9期 2021/12期
2021/9期 2020/9期 2021/9期
2021/9期
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2021年8月26日開催予定の臨時株主総会において、定款変更
2021年12月期連結業績予想 留意点
に関する議案が承認可決されることを前提に業績予想を修正
足元の順調な進捗と決算期変更を踏まえ、連結業績予想を15ヶ月ベース（2020年10月～2021年12月）に更新
売上高予想の修正要因イメージ 調整後EBITDAの修正要因イメージ
（単位：百万円） 増加 減少 （単位：百万円） 増加 減少
2021/7-9月分の
33,000
広告投資の最適化 プロモーションや
キューサイ連結 費用項目の精査 広告投資の強化
寄与含む
22,000 150
ヘルスケア事業の
直販売上が
好調に推移
(200)
2021/7-9月分の
キューサイ連結
寄与含む
2021/9期 ユーグレナ 2021/12期 2021/9期 ユーグレナ 2021/12期
3Q-4Q キューサイ 3Q-4Q キューサイ
業績予想 ・グループ*1 業績予想 業績予想 上方修正
・グループ*1
5Q加算
業績予想
上方修正 5Q加算
（5/14時点） 5Q加算 （8/13時点） （5/14時点） 5Q加算 （8/13時点）
*1: キューサイ・グループによるPL寄与と区分するため、便宜上キューサイ・グループを除く当社グループを「ユーグレナ・グループ」と称する
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2. ヘルスケア領域
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チャネル別四半期売上高推移
直販 流通 OEM・原料・海外 広告宣伝費
（単位：百万円） 393 直販
2021/9期3Qは広告投資再拡大により、
*1
売上高、定期購入者数とも
238
に過去最高（32万人）
3,370
2,346
1,285 流通
1,134
MEJ社の「C COFFEE」を
流通店舗で展開開始
流通の売上成長に貢献
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2020/9期 2021/9期
*1: キューサイ・グループの定期購入者数は含まない
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直販主要KPI推移
定期購入者数は過去最高の32万人を突破
32万人
直販定期購入者数*1推移 過去最高 直販オンライン売上高比率 過去最高
オンライン オフライン
100%
50%
45％突破
0%
1Q 2Q 3Q
2017/9期
2017/9期 2018/9期
2018/9期 2019/9期
2019/9期 2020/9期
2020/9期 2021/9期
2021/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期 2021/9期
*1: キューサイ・グループの定期購入者数は含まない
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直販売上高（前年同期比）
直販売上高は、MEJ社の「C COFFEE」売上好調とLIGUNA社の連結貢献により対前年同期比で約1.5倍に成長
直販売上高 ユーグレナ・グループ*1の主要ブランド（直販）
（単位：百万円）
3,370
からだにユーグレナ C COFFEE
ユーグレナ社 MEJ社
今期3Qも
売上好調
2,346
約1.5倍
one epo あきゅらいず
ユーグレナ社 エポラ社 LIGUNA社
2021年3月
より連結化
2020/9期3Q 2021/9期3Q
*1: キューサイ・グループによるPL寄与と区分するため、便宜上キューサイ・グループを除く当社グループを「ユーグレナ・グループ」と称する
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流通売上高（前年同期比）
流通売上高は、「C COFFEE」の流通店舗展開により対前年同期比で約1.5倍に成長
今後もユーグレナ社の流通チャネルを活用し、グループ会社商品の展開を推進
流通売上高 ユーグレナ・グループ*1の主要ブランド（流通）
393
（単位：百万円） からだにユーグレナ C COFFEE
今期3Qから
展開開始
配荷店舗数は
238 4月の展開開始から
3ヶ月で約 2.5倍に
約1.5倍
B.C.A.D. Chikara
ユーグレナ社 ユーグレナ社
2020/9期3Q 2021/9期3Q LOFT 渋谷店
*1: キューサイ・グループによるPL寄与と区分するため、便宜上キューサイ・グループを除く当社グループを「ユーグレナ・グループ」と称する
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ヘルスケア領域における活動：認知拡大
基幹ブランド「からだにユーグレナ」の認知、浸透のための施策が続々スタート
新商品の導入 おいしさの追求
レストラン「sio」のオーナーシェフ/鳥羽周作氏が
まもり続ける高濃度乳酸菌を配合！ 「コーポレートシェフ」に就任
「からだにユーグレナ グリーンタブレット 乳酸菌」が新登場 「石垣島ユーグレナ」独自の“うまみ”に注目した
『ユーグレナ あとはおいしくするだけプロジェクト』を発足
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ヘルスケア領域における活動：訴求便益を強化する研究成果の追加
ユーグレナの訴求便益を強化すべく、ヒト臨床試験を始めとするさまざまな研究結果を追加発表
つくる
59種類の
免疫力機能UP
栄養
胃がんの初期病変に対するユーグレナの効果を示唆
からだの根本から元気に (2021.07.02発表)
まもる はたらく アトピー性皮膚炎の重症度に対するユーグレナの効果を示唆
(2021.07.05発表)
免疫力 心身の
機能UP 疲れにくさ
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3. 先端投資領域（バイオ燃料事業）
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2021年6月4日、国土交通省飛行検査機に初供給。当社バイオジェット燃料で世界初のフライト実施
2021年6月29日、「HondaJet Elite（ホンダジェットエリート）」に当社バイオジェット燃料を供給
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民間企業へのバイオ燃料供給
バイオ燃料供給先は順調に増加しており、導入民間企業数は26社にのぼる
直近の導入企業例
ユーグレナ社バイオ燃料導入企業数（累計） 26社
株式会社JR東日本環境アクセス
鈴与商事株式会社
開始
2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
2020/9期 2021/9期
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行政/公共機関へのバイオ燃料供給
バイオ燃料供給を行政/公共機関に対しても実施、拡大
国土交通省飛行検査機へ供給 鉄道/運輸機構と包括連携
2021年6月4日、国土交通省飛行検査機に初供給。政府機関の 2021年7月7日、独立行政法人鉄道建設/運輸施設整備支
航空機で国産のバイオジェット燃料が使用されるのは日本初 援機構と「包括連携に関する基本合意書」を締結
赤羽一嘉国土交通大臣がバイオジェット燃料の給油等を視察 今後、内航船舶や鉄道建設現場におけるユーグレナ社の
バイオ燃料利用の可能性を探るための導入試験を検討中
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生活者へのバイオ燃料供給
プライベートジェットへの供給やガソリンスタンドでの販売、多くのメディア露出により
一般生活者にとってもユーグレナ社のバイオ燃料が少しずつ身近に
HondaJet Elite(ホンダジェットエリート)へ供給 都内ガソリンスタンドでの販売
45媒体が取材来場 24媒体が取材来場
473件の媒体露出 277件の媒体露出
2021年6月29日、当社バイオジェット燃料の民間航空機へ 2021年4月9日-11日、都内ガソリンスタンドで、
の初供給 ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル/
2021年秋開始予定の「HondaJet Elite」の一般向け ハイオク燃料を一般販売
チャーターフライトで、お客様が申込時に当社バイオ 3日間限定イベントで給油車両数は前年同月比で
ジェット燃料の使用を選択可能に 1.4倍に増加
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ユーグレナ社のバイオ燃料を「サステオ」と命名
バイオ燃料が日常的に使える社会を目指し、廃棄物や藻類を原料とする「サステオ」を世界に広める
廃棄物由来 藻類（ユーグレナ等）由来
『サステオ』の原料として採用
廃棄物は資源の再利用となるため、環境負荷が低い
＝海外でもバイオ燃料の主要な原料として利用
藻類（ユーグレナ等）は耕作不能地でも培養可能
＝食料との競合や森林破壊等の問題が少ない
ユーグレナ社のバイオ燃料のブランド名を
耕作不能地 燃料用農地
『サステオ*1』に決定
*1: 「サステナブルなオイル」が由来。使用済み食用油と、微細藻類ユーグレナ等の微細藻類が原料
追加での農地開発不要
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4. コーポレート/ESG
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2021年8月26日開催予定の臨時株主総会において、定款
定款の事業目的を、SDGsを反映した内容に全面刷新 留意点
変更に関する議案が承認可決されることを前提に作成
ユーグレナ・フィロソフィー「Sustainability First（サステナビリティ・ファースト）」の実効性を法的側面
からも高めるため、「持続可能な社会の実現を目指す」旨を定款に明記。定款変更案はCFO監修のもと作成
CFOおよびサミットメンバー*1からのコメント
• サステナビリティという価値観を社会に浸透させる
定款の絶対的記載事項の一つである「事業目的」を、 一助となって欲しい
SDGs の17 の目標を反映する形に刷新
• 新たな事業目的に沿った企業活動を実践するとともに、
ユーグレナ・フィロソフィー「Sustainability First その進捗を経営会議等でモニタリングし、
（サステナビリティ・ファースト）」を定款上でも体現 結果を社会に開示するような仕組みを構築してほしい
*1 CFOはChief Future Officer（最高未来責任者）の略で会社と未来を変える役割を担う。サミットメンバーはCFOとともに、ユーグレナ社のサスティナビリティに関するアクション、および達成目標の策定に携わるメンバー
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5. 補足資料
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会社概要
創業 2005年8月9日
本店 東京都港区芝5-29-11
資本金 138億7,888万円（2021年6月末時点）
社 員 数 *1 459名（連結）（2020年9月末時点）
完全子会社8社、キューサイ・グループ 5社
グループ会社
海外合弁会社2社（上海、ダッカ ）（2021年6月末時点）
フィロソフィー Sustainability First（サステナビリティ・ファースト）
上場市場 東京証券取引所市場第一部
証券コード 2931
株主数 105,133名（2021年6月末時点）
*1： 社員数：役員、従業員、契約社員、アルバイト、派遣の合計
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連結損益計算書サマリー
2019/9期 2020/9期 2021/9期
一括費用 一括費用
(百万円) 1Q 計上除く 2Q 3Q 4Q 合計 計上除く 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 合計
*1 *1
3,432 3,432 3,487 3,526 3,522 13,968 13,968 3,219 2,863 3,454 3,781 13,317 3,911 3,827 4,376 12,114
売上高
直販 2,549 2,549 2,471 2,497 2,377 9,894 9,894 2,332 2,103 2,346 2,911 9,691 2,993 2,880 3,370 9,242
流通 405 405 379 335 299 1,418 1,418 234 231 238 219 922 236 201 393 831
OEM・原料・海外 358 358 470 555 541 1,924 1,924 524 406 747 523 2,200 539 571 422 1,532
その他 120 120 168 139 306 733 733 130 123 123 129 504 142 175 191 509
売上原価 858 858 1,000 1,018 1,134 4,010 4,010 878 824 1,110 1,013 3,825 1,056 1,018 1,107 3,180
売上総利益 2,573 2,573 2,487 2,509 2,388 9,958 9,958 2,342 2,039 2,344 2,768 9,492 2,855 2,809 3,270 8,934
粗利率 75% 75% 71% 71% 68% 71% 71% 73% 71% 68% 73% 71% 73% 73% 75% 74%
販売費 9,031 2,660 2,553 2,693 3,140 17,418 11,047 2,586 2,155 3,078 3,481 11,300 3,221 2,952 3,605 9,778
及び 販売費 1,620 1,620 1,546 1,681 1,775 6,623 6,623 1,534 1,136 1,970 2,020 6,659 2,116 1,754 2,238 6,108
一般 （内 広告宣伝費) 674 674 697 784 861 3,016 3,016 626 403 1,134 1,086 3,250 1,193 850 1,285 3,328
管理費 人件費 442 442 421 438 490 1,791 1,791 474 435 467 496 1,872 459 480 538 1,477
管理費 401 401 354 407 417 1,579 1,579 360 333 397 485 1,575 418 502 540 1,460
研究開発費 6,568 197 232 166 459 7,425 1,054 219 251 245 480 1,195 228 215 290 733
営業利益 -6,458 -87 -66 -184 -752 -7,460 -1,089 -244 -116 -734 -714 -1,808 -366 -143 -335 -844
調整後EBITDA*2 162 162 291 231 -475 210 210 -34 246 -515 -430 -732 -129 345 -86 129
営業外損益 36 36 132 181 38 387 387 28 195 49 78 350 59 322 23 404
（内 助成金収入） 18 18 109 167 25 320 320 30 183 42 74 329 49 276 5 330
経常利益 -6,422 -51 66 -3 -715 -7,073 -703 -216 79 -684 -636 -1,458 -306 179 -313 -440
特別損益 0 0 2 5 -2,539 -2,532 -2,532 0 12 0 11 23 -0 12 170 182
親会社株主に帰属する
-6,495 -124 38 -81 -3,261 -9,799 -3,428 -253 109 -675 -668 -1,487 -360 164 -101 -297
当期純利益
◆参考指標
*3
減価償却費 140.9 140.9 149.7 145.2 140.1 575.9 575.9 135.7 134.1 132.5 165.2 567.5 138.9 153.4 178.0 470.3
(内 M&A関連) 18.7 18.7 18.7 18.7 18.7 75.0 75.0 18.7 18.7 18.7 18.7 75.0 18.7 18.7 49.3 86.8
のれん償却額 90.3 90.3 90.3 95.1 104.9 380.6 380.6 37.8 37.8 37.8 37.8 151.3 37.8 46.9 45.1 129.9
*1： バイオ燃料製造実証プラントの建設関連費用: 6,370百万円
*2： 調整後EBITDAは当社独自の財務指標。計算式は、EBITDA(営業利益＋のれん償却費及び減価償却費+バイオ燃料製造実証プラントの建設関連費用)＋助成金収入＋株式関連報酬
*3: 集計上の軽微な誤差があったため訂正を実施
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2021/6末より
連結貸借対照表サマリー キューサイBS連結開始
（百万円） 2021/3末 2021/6末 増減額 キューサイBS加算以外の主な増減要因
流動資産 10,898 18,925 8,026
現金及び預金 6,983 10,761 3,778
その他 3,916 8,164 4,248
固定資産 10,457 40,099 29,642
有形固定資産 4,142 6,910 2,768
無形固定資産 2,635 31,551 28,917 キューサイ連結に伴うのれん*1計上
投資その他の資産 3,680 1,637 -2,043
(内 投資有価証券） 3,341 362 -2,979 キューサイ連結時の投資勘定の消去による減少
総資産 21,355 59,023 37,668
負債 10,288 34,777 24,489
流動負債 5,516 9,654 4,138
(内 短期借入金) 3,457 2,196 -1,261
固定負債 4,772 25,123 20,351
(内 長期借入金) 4,104 23,743 19,639 キューサイ株式取得にかかるSPC借入金
純資産 11,067 24,246 13,179
株主資本 11,069 23,951 12,881
(内 資本金） 7,329 13,879 6,550 海外募集による新株発行
(内 資本剰余金) 4,064 10,614 6,550 海外募集による新株発行
(内 利益剰余金) -289 -508 -219
その他 -2 295 298
負債・純資産合計 21,355 59,023 37,668
*1： 2021/6末時点のBSでは、キューサイ・グループ連結に伴うのれんを暫定金額で計上。取得原価の確定及び配分は第4四半期以降に完了する予定
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機能性研究成果：胃がんの初期病変に対するユーグレナの効果を示唆
胃がんの原因となる胃粘膜の炎症を、ユーグレナおよびパラミロンの摂取が抑制することを示唆
胃粘膜の炎症性細胞へのユーグレナとパラミロンの影響 胃がん進行の初期ステップで効果
胃がんは3ステップで進行
1 慢性的な胃粘膜の炎症
2 異常な細胞増殖
未投与 ユーグレナ投与 パラミロン投与
3 がん化
粘膜部分（写真紫色部分） ユーグレナ/パラミロンを投与することで、 ユーグレナとパラミロン投与に
に、炎症（腫れ）があり、 粘膜の炎症にかかわる炎症性細胞*1が少なく より、① の段階で胃粘膜の炎症
1
炎症性細胞*1（ ）も 炎症が抑制されている を軽減させる効果を示唆
見られるマウスの胃粘膜
*1: 粘膜の炎症に関わるCD3陽性Tリンパ細胞のこと。図中の がCD3陽性Tリンパ細胞を示す
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機能性研究成果：アトピー性皮膚炎の重症度に対するユーグレナの効果を示唆
幼児アトピー性皮膚炎スコア並びに幼児/養育者それぞれのQOLも改善
医師によるアトピー性皮膚炎の重症度評価（SCORAD*1） 幼児、養育者のQOL*2（Quality Of Life=生活の質）評価
重症度 ユーグレナ含有飲料の継続摂取により ユーグレナ含有飲料の継続摂取により
高
45 アトピー性皮膚炎の重症度が減少 子どものアトピー性皮膚炎患者及び
40 その養育者のQOLが改善
35
QOL
患者当人のQOLスコア 養育者のQOL（疲労症状）
30 低
4 3
25
20 3
** ** 2
15 2 *
10 1 *
1
5
0 0 0
重症度 QOL
低 0週 6週 12週 高 0週 6週 12週 0週 6週 12週
Wilcoxon符号付順位検定（Bonferroni補正）,**p<0.01 vs. 0週 Mean±SE（n=12） Wilcoxon符号付順位検定（Bonferroni補正）, *p<0.05 vs. 0週 Mean±SE（n=12）
*1: 医師によるアトピー性皮膚炎の重症度の評価項目。「A:皮疹の範囲」「B:湿疹の強さ」「C:自覚症状」 *2: アトピー性皮膚炎の治療は長期間にわたりやすく、また、高頻度な薬剤塗布等のケアが必要
の計3項目に対する回答結果をもとにSCORAD合計スコアを算出（103点満点） なため、患者本人のみならず保護者のQOLにも及ぼす影響が大きい。
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