2931 ユーグレナ 2020-08-14 15:00:00
2020年9月期 第3四半期決算説明 [pdf]
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euglena Group
2020年9月期第3四半期決算説明
株式会社ユーグレナ
東証一部(証券コード:2931)
【免責事項】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他歴史的事
実ではないものは、当グループが資料作成時点で入手可能な情報を
基としており、その情報の正確性を保証するものではありません。
これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大きく異な
る可能性があります。
2020年8月14日
目次
2020年9月期第3四半期決算とヘルスケア事業の進捗 P4
エネルギー・環境事業の進捗 P16
新型コロナウイルス感染症の当社グループ対応について P22
サステナビリティ推進に向けた取り組み P25
補足資料 P32
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2020年9月期 第3四半期決算ハイライト
2020年9月期第3四半期決算/ヘルスケア事業の進捗
売上高の減少トレンドは底打ちし、前四半期比+21%増収
定期購入者数推移が純増に転換
⇒前四半期比4.6万人増の約26万人へ回復
グループ会社MEJの業績が好調
⇒ 2020年1月対比で直近月売上高5倍
足元の通販KPI改善と健康需要を踏まえ広告/ブランディング投資を拡大
⇒来期の売上/利益貢献を見込む
エネルギー・環境事業の進捗
次世代バイオディーゼルの供給は順調に拡大
⇒ファミリーマートやひろ自連※が新規に供給開始
バイオジェット燃料有償フライトは、コロナ影響の継続を踏まえて
2020年9月期中の実現は見送り、早期実現をめざす
Copyright © euglena Co.,Ltd. All rights reserved. ※ ひろしま自動車産学官連携推進会議。広島県・広島市・マツダ社などが参画 3
2020年9月期第3四半期決算と
ヘルスケア事業の進捗
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2020年9月期第3四半期実績
3Q売上高は前四半期比で増収、広告投資の積極化により営業損失は拡大
2020/9期四半期実績 2020/9期 2020/9期
(百万円)
1Q 2Q 3Q 3Q累計実績 業績予想
売上高 3,219 2,862 3,454 9,536 ー
営業利益 △244 △115 △733 △1,094 ー
経常利益 △216 78 △684 △822 ー
親会社株主に
帰属する △252 108 △675 △819 ー
当期純利益
注:上記は決算短信に合わせ百万円未満を切捨てて記載しております。他のページのチャート、テーブルの記載値は百万円未満を四捨五入しているため、一部数値が
一致しない場合があります。
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売上構造推移
売上高の減少トレンドは底打ちし、前四半期比+21%増収
直販 流通 OEM・原料・海外 その他
Good
3,432 3,487 3,526 3,522 3,454 OEM +340百万円
120 168 139
306 3,219 123
358 470 555
541
130 2,863
747
健康食品大口顧客からの
524
405
379 335
123
注文により売上増
299 406 238
234
231
Good
2,549 2,471 2,497 2,377 2,332
2,103
2,346 直販 +244百万円
食品/化粧品ともに反転、
MEJ(グループ会社)の
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q
急成長が寄与
2019/9期 2020/9期
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売上高増加の3つの理由
1
定期購入者数が LTV>CPOとなる効率的な広告に積極投資した結果、
純増に転換 定期購入者数が食品、化粧品ともに純増に
2
グループ会社の 新商品の広告獲得パフォーマンスが好調で、
MEJが好調 売上高・定期購入者数の大幅増に貢献
3
コロナ禍の影響を 直販を主力チャネル、健康食品を主力商品とする
受けにくい 当社のビジネスモデルは、コロナ禍における通信販売
ビジネスモデル や免疫訴求商品への需要に適応
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1 定期購入者数の増加
直販化粧品成長とグループ会社貢献により、
過去最高の伸び幅となる前四半期比4.6万人の純増を達成
定期購入者数推移:化粧品(千人)
定期購入者数推移:食品(千人)
広告宣伝費(百万円)
292
1,800
272
300
264 261 2020年9月期月次推移
250 1,600
250
232 1,516 239 241 234
1,394 219 215 1,400
203 210 定期購入者数推移:食品
190 定期購入者数推移:化粧品
1,134 1,200
171
200
1,056 1,079
981 989 1,000
(定期購入者数)
861
150
784 800
697
634 624 626 600
674
100
403 400
50
200
0
0 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 2020/9期
2017/9期 2018/9期 2019/9期 2020/9期
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1 LTV・CPO・有期間定期コースの選択率
LTVとCPOのバランス改善が継続、積極的な広告投資が可能に
生涯顧客価値(LTV) 獲得コスト(CPO)
有期間定期コースの選択率 採算管理厳格化による不採算
増加による継続率の上昇 投資の撤廃
獲得効率の改善
有期間定期 通常購入
新規獲得顧客における 約100%
約90%
10%
3か月/6か月定期コース の ※
約65%
選択率は 約9割
約6割 90%
※ ユーグレナ社2020年6月の直販販路を対象
約9割
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1 EBITDA※
EBITDA赤字拡大の主要因は広告宣伝投資の拡大、
来期の売上/利益にはプラス貢献
EBITDA EBITDA増減分析
(百万円) (百万円)
144 174 2020/9期2QEBITDA 56
56 56
売上総利益 305
(71) 広告宣伝費 (732)
販売費(広告宣伝費除く) (102)
人件費+管理費+研究開発費 (89)
(507)
(564)
償却費 (1)
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 2020/9期3QEBITDA (564)
2019/9期 2020/9期
Copyright © euglena Co.,Ltd. All rights reserved. ※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額 10
1 広告宣伝投資の来期以降での利益貢献イメージ
下期の直販における積極的な広告投資により期間収益は赤字拡大、
来期の利益にはプラス寄与を見込む
定期購入モデルにおける広告投資収支のイメージ
定期購入売上 広告投資 原価・連動経費
下半期 来期
下半期は
厳格な採算管理に基づき、
広告投資が順調に拡大
投資により 投資は実施済 下半期は営業赤字が拡大し、
赤字拡大 利益増に寄与 来期の利益増に寄与
10か月目
11か月目
12か月目
13か月目
14か月目
15か月目
16か月目
17か月目
18か月目
投資月
2か月目
3か月目
4か月目
5か月目
6か月目
7か月目
8か月目
9か月目
注:上図はモデルケースでの解説であり、当社のヘルスケア事業の現状を表すものではありません。
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2 グループ会社のMEJが絶好調
2019年6月に完全子会社化したMEJの新商品が、デジタルマーケティングと若年
層顧客への拡大を通じて、売上高/定期購入者数の大幅増加に貢献
MEJ概要 顧客層の拡大/デジタル化の加速
オンライン
MEJ顧客層 若年女性、ダイエット関
心層をターゲットに、
モデルを起用したデジタ
ルマーケティングを実施
2020年1月に発売したチャコールコーヒー(『C COFFEE』) 若年層 シニア層
ユーグレナ
売上高 定期購入者数 既存顧客層
約 5倍 約 10倍
(新商品発売開始の (新商品発売開始の
2020年1月対比) 2020年1月対比)
オフライン
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3 コロナ禍耐性の高いビジネスモデル(2019年9月期本決算説明資料より再掲)
販売チャネル別
その他 ※連結ベース
OEM・原料・海外
4%
15%
売上高7割超を占める
流通 8% 直販チャネルへの追い風
• 外出自粛によって通信販売への需要は増加
直販 73% • 在宅率上昇に伴いテレビ通販の広告効率が改善
商品カテゴリー別
その他 ※単体ベース
2%
健康志向の高まりにより、売上高約7割を
スキンケア
29% 占める健康食品への需要増
健康食品
69%
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3 健康意識の高まりへの適応―訴求便益を強化する研究成果
上期に特定したユーグレナの訴求便益について、エビデンスを強化する
ヒト臨床試験の研究結果を発表
59種の栄養素
からだの根本から元気に
免疫機能UP 心身の疲れにくさ
ユーグレナ粉末を継続的に摂取することで、作業ストレス負荷がか
ヒト臨床試験により、ミドリムシの継続摂取が 脳の状態に効果的に寄
心身の
かっている際の自律神経バランスの調整やイライラ感、緊張感の抑
与することを確認しました ~脳由来神経栄養因子(BDNF)の上昇や
疲れにくさ 制、睡眠の質の改善を示す研究成果を、ヒト臨床試験にて確認
認知機能速度・運動速度の向上、 心の健康スコアの改善などを確認~
関連する過去の研究リリース
・微細藻類ユーグレナおよび特有成分パラミロンが免疫細胞や神経細胞に作用することを示唆する研究結果を確認(2020年3月30日)
https://www.euglena.jp/news/20200330/
・ヒト臨床試験により、ミドリムシの継続摂取が脳の状態に効果的に寄与することを確認 (2019年5月28日)https://www.euglena.jp/news/20190528/
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3 健康意識の高まりへの適応―素材プロモーションTVCM
期初方針の一環として、素材/便益認知向上を企図したテレビコマーシャルを、
6月に全国展開
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エネルギー・環境事業の進捗
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バイオ燃料の実用化に向けたロードマップ
バイオディーゼル燃料は供給量を順調に積み上げ。バイオジェット燃料有償フラ
イトは、コロナ禍継続を踏まえて今期中の実現は見送り、早期実現をめざす
2020年9月期 2021年9月期
3Q 4Q 1Q 2Q
次世代バイオディーゼル燃料の累計供給量
バイオ (ℓ)
ディー
ゼル 3,240 次世代バイオディーゼル
2,640
燃料 2,120
燃料の供給先を拡大
420 1,320
(供給見込先 20社以上)
3月 4月 5月 6月 7月
バイオ コロナ禍でスケジュールに影響出るも、
ジェッ バイオジェット燃料供給に向け航空会社、石油会社、
ト燃料 空港給油会社等との調整を進める 有償フライト
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次世代バイオディーゼル燃料
次世代バイオディーゼル燃料の新規供給先は順調に増加
ファミリーマート ひろ自連※/ 広島地域
一部店舗の使用済み食用油を原料に活 広島地域において次世代バイオディーゼ
用した『ユーグレナバイオディーゼル ル燃料の原料製造/供給から利用に至る
燃料』を配送車両に使用 までのバリューチェーンを構築
関係者の役割 関係者の役割
運用車両
ひろ自連:地域での再生可能エネルギー関連事業
の振興、燃料を利用
ファミリーマート社: ユーグレナ社: ユーグレナ社 :燃料の製造供給
店舗から廃食油を回 ユーグレナと廃食 ファミリーマート社:廃食油提供、燃料利用
収、配送車両に給油・ 油からバイオ燃料 植田油脂社:再生油脂製造
使用 を精製 吉川油脂社:追加処理
※ ひろしま自動車産学官連携推進会議。広島県・広島市・マツダ社などが参画
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バイオ燃料製造・供給の商業化に向けて(2019年9月期本決算説明資料より再掲)
実証プラントの稼働データ獲得と並行して、商業プラント設計開始に向けた準備
を推進
100万KL/年
バイオ燃料
次世代バイオ 産業の確立へ
ディーゼル燃料供給 商業プラント
の完成
日本初となる
有償フライトを実現
25万KL/年
125KL/年
2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030
実証 準備 稼働
プラント
商業 検討・準備 設計 建設 稼働
プラント
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研究開発活動―肥料
『バイオマスの5F※1』のうち未着手であった肥料領域への取組みを開始。
ユーグレナを活用した有機液肥研究や培養土の試験販売をスタート
バイオマスの5F
脂質抽出後のユーグレナ残渣を原料と
した有機液肥※2でイチゴ栽培に成功、 重量単価
燃料生産の副産物を肥料として活用する 高い
可能性を示唆※3 Food
(食料)
Fiber
(繊維)
Feed
(飼料)
Fertilizer
(肥料)
ユーグレナを用いた培養土(肥料)を Fuel
(燃料)
開発、テスト販売※4を開始
低い
※1 バイオマスの5F :バイオマスには、重量単価が高い順に Food(食料)、Fiber(繊維)、Feed(飼料)、Fertilizer(肥料)、Fuel(燃料)の 5 つの用途が
あり、重量単価の高いものから低いものに順次事業を展開することで、バイオマスの生産コスト低減と利用可能性の拡大を推進する、という事業戦略
※2 有機液肥:有機物を原料として、「水熱分解処理」(高温・高圧の密閉タンクの中へ投入し分解する処理技術)から得られる栄養成分を含む液体
※3 明治大学黒川農場、戸田建設社、ルートレック・ネットワークス社、DA インベント社、Office FUJIWARA と共同で農作物の栽培実証を実施
※4 佐賀県内 ダムの駅 富士 シャクナゲの里(http://shakunage-s.com/)、通販サイト ユーグレナ・オンライン Amazon 店
(https://www.amazon.co.jp/dp/B08BL3VN13)にて購入可能
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研究開発活動―バイオマスプラスチック※1
脂質抽出後のユーグレナ残渣を用いたバイオマスプラスチックを開発
ユーグレナからバイオ燃料の原料となる脂質を抽出する工程で発生する残渣
を配合したバイオマスプラスチックの開発に成功
バイオマス含有度 50%のユーグレナ・ポリプロピレン複合体を開発
100%石油由来ポリプロピレンと比較し、曲げ試験※2 において、強さと硬さに
も向上が見られる
加工前のユーグレナ・ポリプロピ ユーグレナ・ポリプロピレン複合体を
レン複合体のペレット 用いて作成した フォーク、スプーン
※1 植物など再生可能な有機資源由来の物質をプラスチック構成成分として所定量以上含むプラスチック
※2 試験方法はプラスチックの曲げ特性を求める試験規格 JIS K7171 により実施
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新型コロナウイルス感染症の当社グループ対応について
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新型コロナウイルス感染症に対する当社グループの取り組み
リバネス社、OMR社とともに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の
抗体検査系を構築し、検証を実施。当該試験の条件において特異度※1が
感度ともに100%であることを示し※2、より信頼性の高い抗体検査系の
確立を目指して研究開発を進める
デジタルトランスフォーメーションの一環として、新型コロナウイルス感染
症対策と在宅勤務環境整備のため、電子契約※3による契約締結を推進。
生産性を向上させる多様な働き方に積極的にチャレンジ
※1 特異度:陰性のものを正しく陰性と判定する確率
※2 今回得られた特異度と感度のパーセンテージは、PCR検査との一致度を示す
※3 電子契約:電子ファイルをインターネット上で交換して電子署名を施すことで契約を締結し、企業のサーバーやクラウドストレージなどに電子データを保
管しておく契約方式
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新型コロナウイルス感染症に対する当社グループの取り組み
バングラデシュのスラム街や日本国内の医療従事者へ、
栄養豊富なユーグレナ入りの食品および飲料を提供
新型コロナウイルス感染症が拡大する
バングラデシュで食料支援を実施
ロックダウンにより、食料の不足と価格高騰
に悩むスラム街住民にユーグレナクッキーを
40万食分配布
最前線で活躍する医療従事者へ届けるため
医療機関や食糧支援プラットフォーム
『We Support※』へユーグレナ商品を提供
※ オイシックス・ラ・大地株式会社、一般社団法人 RCF、ココネット株式会社(セイノーホールディングスグルー プ)が連携、実施する食料支援プラットフォーム:
https://www.oisixradaichi.co.jp/news/posts/wesupport/
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サステナビリティ推進に向けた取り組み
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ユーグレナ・フィロソフィー&ロゴ
創業15周年を機にCI(コーポレート・アイデンティティ)を刷新、ユーグ
レナ・フィロソフィー 「Sustainability First(サステナビリティ・ファー
スト)」 および新ロゴを発表。変化する時代の中でユーグレナ・グループ
の変わらない哲学を定義
Sustainability First
サステナビリティ・ファースト
※詳細説明は以降の補足説明資料、開示資料(2020年8月11日発表)をご覧ください。
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ユーグレナ・フィロソフィー “Sustainability First” に込めた思い
未来志向でずっと続けていくこと
Sustainability
( 目の前の短期的な課題ではない)
具体的に考え、行動している状態
First ( 単なる思想ではない)
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“Sustainability First” は競争優位性
ありたい姿 Sustainability First
ユーグレナの幸せが、誰かの幸せと共存している状態
事業における 競争優位性の追加
変化 ミドリムシ+サステナビリティを事業で体現 / サステナブル志向の消費者を獲得
Good Good
実現したい結果 当社事業の成長 社会問題の縮小
サステナブルな事業展開をしているユーグレナが
成長することは、より多くの社会問題を解決しているということ
※詳細説明は以降の補足説明資料、開示資料(2020年8月11日発表)をご覧ください。
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CFO(Chief Future Officer: 最高未来責任者)主導の施策
CFOからの提言に基づき、2021年中に商品に使用される石油由来プラスチック量
50%削減※を目指すことを決定
“環境への意識の高さ、低さにかかわらず
お客様が意識せずとも環境に配慮した
行動をとれる仕組みの構築を目指すべき“
提言を受けて決定した施策2
提言を受けて決定した施策1
一部商品においてお客様が
既存の飲料用ペットボトル商品の全廃
プラスチックストローの有無を選択可能に
※上記の施策の他、ヘルスケア事業において商品容器の石油由来プラスチックの使用を全面的に見直し、容器の軽量化、商品ラインナップの見直しなどを通じて更な
る石油由来プラスチック量の削減を目指す(2020年6月29日発表:https://www.euglena.jp/cfo/result/)
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Chief Future Officer(CFO: 最高未来責任者)二代目の募集
当社のサステナビリティに関するアクションおよび達成目標の策定と啓蒙活動を
担う18歳以下の最高未来責任者の二代目募集を開始
取締役会での提言の様子(3月)
小泉進次郎環境大臣と環境問題解決について
※2020年9月期(初代)のCFOおよびサミットメンバーの活動についてはこちら 意見交換を実施した際の様子(7月)
2021年9月期(二代目)のCFOおよびサミットメンバーの募集についてはこちら
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「ユーグレナ・サステナブル・ベンチャーズ」の立ち上げ
スタートアップへの投資を加速、投資を超えたサステナブルな未来を
共に創り上げるアントレプレナーとのネットワーク構築を目指す
投資領域はヘルスケア・D2C・航空燃料・バイオインフォマティク
スなど、ユーグレナグループとのシナジーを期待できる領域
ユーグレナのビジョンに共感しサステナブルな社会を目指す起業
家・企業への投資を行う
第 1 号案件として、D2C 領域で成長著しいβace 社へ出資
ユーグレナ・グループの投資実績
ユーグレナからの出資
• アメリエフ株式会社(https://amelieff.jp/)
• 沖縄バスケットボール株式会社(https://goldenkings.jp/)
• 株式会社ポケットマルシェ(https://www.pocket-marche.com/)
• メドケア株式会社(https://www.medcare.jp/)
• オリエンタルエアブリッジ株式会社(https://www.orc-air.co.jp/)
• インテグリカルチャー株式会社(https://integriculture.jp/)
• 日本環境設計株式会社(https://www.jeplan.co.jp/)
リアルテックファンドからの投資
https://www.realtech.fund/archives/portfolio
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補足資料
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会社概要
設立 2005年8月9日
本店 東京都港区芝5-29-11
資本金 73億1,832万円 2020年6月末
売上高 139億6,767万円 2019年9月期
従業員数 454名(連結) 2019年9月末
完全子会社7社、国内合弁会社1社(ファンド)、
グループ会社 2020年6月末
海外合弁会社2社(上海、ダッカ)
フィロソフィー Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)
上場市場 東京証券取引所市場第一部
証券コード 2931
株主数 86,009名 2020年3月末
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連結損益計算書サマリー
2018/9期 2019/9期 2020/9期
一括費用
一括費用
(百万円) 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 計上除く 2Q 3Q 4Q 合計 計上除く 1Q 2Q 3Q 合計
※1
売上高 3,450 3,729 3,957 4,038 15,175 3,432 3,432 3,487 3,526 3,522 13,968 13,968 3,219 2,863 3,454 9,536
直販 2,445 2,752 2,881 2,663 10,740 2,549 2,549 2,471 2,497 2,377 9,894 9,894 2,332 2,103 2,346 6,781
流通 390 400 458 423 1,672 405 405 379 335 299 1,418 1,418 234 231 238 703
OEM・原料・海外 553 499 510 717 2,279 358 358 470 555 541 1,924 1,924 524 406 747 1,677
その他 61 79 108 235 483 120 120 168 139 306 733 733 130 123 123 376
売上原価 841 946 1,078 1,355 4,220 858 858 1,000 1,018 1,134 4,010 4,010 878 824 1,110 2,812
売上総利益 2,609 2,784 2,879 2,682 10,954 2,573 2,573 2,487 2,509 2,388 9,958 9,958 2,342 2,039 2,344 6,724
粗利率 76% 75% 73% 66% 72% 75% 75% 71% 71% 68% 71% 71% 73% 71% 68% 71%
販売費 3,039 3,465 3,284 2,547 12,334 9,031 2,660 2,553 2,693 3,140 17,418 11,047 2,586 2,155 3,078 7,819
及び
販売費 2,188 2,519 2,122 1,496 8,325 1,620 1,620 1,546 1,681 1,775 6,623 6,623 1,534 1,136 1,970 4,639
一般
(内 広告宣伝費) 1,394 1,516 1,079 624 4,614 674 674 697 784 861 3,016 3,016 626 403 1,134 2,163
管理費
人件費 405 429 477 446 1,757 442 442 421 438 490 1,791 1,791 474 435 467 1,376
管理費 318 362 502 446 1,628 401 401 354 407 417 1,579 1,579 360 333 397 1,090
研究開発費 129 154 183 159 624 6,568 197 232 166 459 7,425 1,054 219 251 245 714
営業利益 -430 -681 -405 136 -1,380 -6,458 -87 -66 -184 -752 -7,460 -1,089 -244 -116 -734 -1,094
EBITDA -288 -516 -182 371 -614 144 144 174 56 -507 -133 -133 -71 56 -564 -578
営業外損益 66 148 42 27 283 36 36 132 181 38 387 387 28 195 49 272
(内 助成金収入) 42 124 27 10 203 18 18 109 167 25 320 320 30 183 42 255
経常利益 -364 -533 -363 163 -1,097 -6,422 -51 66 -3 -715 -7,073 -703 -216 79 -684 -822
特別損益 1 1 -1 -13 -12 0 0 2 5 -2,539 -2,532 -2,532 0 12 0 12
親会社株主に帰属する
-462 -531 -373 113 -1,252 -6,495 -124 38 -81 -3,261 -9,799 -3,428 -253 109 -675 -819
当期純利益
◆参考指標
減価償却費 91.3 108.7 125.1 145.1 470.3 140.9 140.9 149.7 145.2 140.1 575.9 575.9 135.7 134.1 132.6 402.3
(内 M&A関連) 10.7 13.4 18.7 18.7 61.5 18.7 18.7 18.7 18.7 18.7 75.0 75.0 18.7 18.7 18.7 56.2
※2
のれん償却額 50.9 56.8 97.6 90.3 295.6 90.3 90.3 90.3 95.1 104.9 380.6 380.6 37.8 37.8 37.8 113.5
※1 バイオ燃料製造実証プラントの建設関連費用: 6,370百万円
※2 集計上の軽微な誤差があったため訂正しております
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連結貸借対照表サマリー
(百万円) 2018/9末 2019/9末 2020/6末
流動資産 8,362 11,183 10,249
現金及び預金 4,427 7,833 6,594
その他 3,935 3,350 3,656
固定資産 13,476 6,016 5,594
有形固定資産 8,897 3,590 3,398
(内 建設仮勘定) 4,984 7 6
無形固定資産 3,777 1,649 1,528
投資その他の資産 802 778 668
(内 投資有価証券) 389 431 318
総資産 21,838 17,199 15,843
負債 5,933 6,365 5,801
流動負債 2,081 2,470 2,388
(内 短期借入金) 461 471 470
固定負債 3,851 3,895 3,413
(内 長期借入金) 3,389 3,190 2,837
純資産 15,905 10,834 10,042
株主資本 15,898 10,823 10,031
(内 資本金) 5,424 7,318 7,318
(内 資本剰余金) 9,080 11,880 2,224
(内 利益剰余金) 1,625 -8,225 583
その他 7 11 11
負債純資産合計 21,838 17,199 15,843
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補足資料:
ユーグレナ・フィロソフィー&今後の事業方針
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ユーグレナは
「ミドリムシの会社」からアップデートします。
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経営理念・企業ビジョン・スローガンも
無くします。
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ユーグレナ・フィロソフィー
Sustainability First
サステナビリティ・ファースト
ユーグレナグループの仲間全員が”自分たちの幸せが誰かの幸せと共存し続ける方法”
を常に考え、行動している状態
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「フィロソフィー」一本にした目的
これまで これから
経営理念
フィロソフィー
(=ありたい姿)
企業ビジョン スローガン
「フィロソフィー」一本化の目的
リーマンショック、新型コロナウイルス感染症などで世の中が大きく変わったとしても、
当社にとって変わることのないシンプルでブレない哲学を掲げることで、
事業を通した真のサステナビリティを実現する。
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ユーグレナは次のステージへ
「ミドリムシ」から「サステナビリティ+ミドリムシ」へ。
サステナビリティ ミドリムシ
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創業から15年間の変化
仲間やパートナーの増加と事業領域の成長により、
複雑性が増し新たな方針が必要なフェーズとなった。
現在
創業当初
(様々なステークホルダーが関与していることで複雑に)
パートナー
仲間(社外)
ミドリムシ ミドリムシ
仲間(社内)
仲間(社内) 事業
新たな方針が必要なフェーズ
仲間 創業者+数名 仲間 社内・外大勢の仲間 増加
大学・国連・
大学 パートナー 増加
パートナー 政府・大企業 など
事業領域 2つ 事業領域 多数 増加
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“Sustainability First” を軸に更なる成長を
これまで(ミドリムシの会社)
創業メンバー+仲間 2つの事業領域
事業領域
ミドリムシ 「人と地球」
ヘルスケア
の会社 を健康にする 事業
ミドリムシ バイオ燃料
これから(サステナビリティの会社)
多くのステークホルダー 多くの事業領域
政府 パートナー
事業領域
ヘルスケア
Sustainability
サステナビリティ 収束 拡散 バイオ燃料
First
の会社 社員 ミドリムシ 肥料 繊維
ステークホルダーの 飼料 etc
価値感を収束
ユーザー 大手企業
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