2930 北の達人 2019-07-12 15:30:00
2020年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2020年2月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年7月12日
上場会社名 株式会社北の達人コーポレーション 上場取引所 東札
コード番号 2930 URL https://www.kitanotatsujin.com
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 木下 勝寿
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理部長 (氏名) 清水 重厚 TEL 050-2018-7864(直通)
四半期報告書提出予定日 2019年7月12日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年2月期第1四半期の業績(2019年3月1日~2019年5月31日)
(1) 経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第1四半期 2,387 25.2 553 22.3 553 22.2 385 22.1
2019年2月期第1四半期 1,907 118.5 452 99.6 453 99.9 315 100.0
1株当たり四半期純利益 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益
円銭 円銭
2020年2月期第1四半期 2.77 ―
2019年2月期第1四半期 2.28 2.26
(2) 財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年2月期第1四半期 4,037 3,049 75.5 21.94
2019年2月期 4,240 2,942 69.4 21.17
(参考)自己資本 2020年2月期第1四半期 3,049百万円 2019年2月期 2,942百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年2月期 ― 1.60 ― 2.00 3.60
2020年2月期 ―
2020年2月期(予想) 2.00 ― 2.10 4.10
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年2月期の業績予想(2019年3月1日~2020年2月29日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり当期
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 5,296 34.1 1,288 35.1 1,289 35.1 901 35.9 6.49
通期 10,939 31.6 2,702 45.2 2,703 45.2 1,890 46.2 13.60
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期1Q 141,072,000 株 2019年2月期 141,072,000 株
② 期末自己株式数 2020年2月期1Q 2,105,200 株 2019年2月期 2,105,200 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期1Q 138,966,800 株 2019年2月期1Q 138,614,974 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項につい
ては、「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
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○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 5
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 7
第1四半期累計期間 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………… 8
(4)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
<ヒアロディープパッチの発送遅延による影響>
対前年同期 対前年同期
売上高 営業利益
増減率 増減率
当第1四半期累計期間の業績(調整前) 2,387百万円 25.2% 553百万円 22.3%
発送遅延による影響(見込み額) 247百万円 ― 158百万円 ―
上記発送遅延が生じなかったと仮定した場合の業績(調整後) 2,635百万円 38.2% 712百万円 57.3%
当第1四半期累計期間につきましては、前事業年度より引き続き取り組んでおります集客体制の強化によって、
売上高は2,387,187千円(前年同期比25.2%増)となり、当社の四半期会計期間の売上高としては過去最高を記録
いたしました。
なかでも、「刺すヒアルロン酸化粧品『ヒアロディープパッチ』」は、2019年6月末日時点において、予約待ち
人数が4万人を超えており、予約待ちを含む累計販売数1,000万枚超の爆発的ヒットを記録しております。
現在製造が追いつかない状況であるため、ご注文からお届けまで2~3ヵ月待ちとなっておりますが、待ってで
も欲しいというお客様からのご注文が絶えず、予約待ち人数が増加し続けております。
この発送遅延が、当第1四半期累計期間の業績に与える影響につきましては、売上高で約247百万円、営業利益
で約158百万円のマイナス影響が生じております。なお、発送遅延に関しましては、6月下旬から徐々に解消され
ており、当該発送遅延の影響により当第1四半期累計期間で計上できなかった売上高および営業利益は、第2四半
期以降に上乗せされる見通しであります。
当該発送遅延が生じていなかったと仮定した場合、当第1四半期累計期間の実績は、売上高が2,635百万円(前
年同期比38.2%増)、営業利益が712百万円(前年同期比57.3%増)であったと想定されます。この数値は、第1
四半期累計期間の当初予想を、売上高では約48百万円、営業利益では約110百万円上回っております。
なお、発送遅延が生じ始めた2019年4月・5月につきましては、発送遅延を考慮し、新規獲得にリソースを割か
なかった一方で、より効率的に新規獲得を増やすべく、採算性の見直しに注力いたしました。具体的には、新規獲
得1件当たりにかける広告投資の上限額を下げることで採算性の向上を図り、その結果、新規獲得件数はやや低下
したものの、効率性は大幅に向上いたしました。今後は、採算性を高く保ったうえで、新規獲得に向けて、再び注
力してまいります。
また、当第1四半期累計期間末後の2019年7月9日には、「刺すヒアルロン酸化粧品『ヒアロディープパッ
チ』」のシリーズ品として、「刺すヒアルロン酸化粧品『ミケンディープパッチ』」を発売いたしました。本商品
は、ヒアルロン酸などの美容成分を凝縮した針を直接眉間に刺すことで、凝り固まった肌を柔らかくし、若見えへ
と導く眉間専用のエイジングケア化粧品です。また、本商品は、発売前から予約注文を受け付けており、発売時点
での予約注文が2万個を突破する等、大ヒットが見込まれております。今後も「刺す化粧品」のシリーズ品を続々
と発売し、さらなる業績拡大に向け邁進してまいります。
なお、前第4四半期会計期間において新規獲得件数が大幅に増加したことにより、定期顧客による売上が底上げ
されたことも、当第1四半期累計期間の売上増加に寄与しております。
商品面につきましては、消費者の「自主的かつ合理的な商品選択の機会の確保」を促すために、事業者の責任に
おいて健康の維持および増進に役立つことを表示する「機能性表示食品」制度の活用に向けた取り組みを進めてお
ります。当社主力商品の1つである『カイテキオリゴ』が、2019年5月23日に、便秘傾向者の便通を改善する(排
便量・排便回数を増やす)機能がある「機能性表示食品」として消費者庁に受理されました。
『カイテキオリゴ』は、日本初となる5種類もの便通改善成分(ラフィノース、ラクチュロース、フラクトオリ
ゴ糖、イソマルトオリゴ糖、α-シクロデキストリン)を含む機能性表示食品であり、複数のオリゴ糖を機能性関
与成分とした商品としても日本初の機能性表示食品となります。
また、2018年11月16日に「機能性表示食品」として消費者庁に受理されました『北の大地の夢しずく』を、2019
年6月24日より新たに機能性表示食品として発売いたしました。本商品は、2013年より販売しておりました休息サ
ポート飲料『北の大地の夢しずく』のリニューアル商品で、睡眠の質を高める植物由来成分「ラフマ」配合のタブ
レットタイプのサプリメントです。なお、本商品は「ホンマでっかTV(フジテレビ)」などのTVや雑誌、ラジ
オにも多数出演している、日本睡眠学会・睡眠医療認定医の西多昌規医師からも、信頼できる商品として推薦され
ています。
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㈱北の達人コーポレーション(2930) 2020年2月期 第1四半期決算短信(非連結)
さらに、2019年4月4日に、「保湿スキンケア化粧品『みんなの肌潤糖アトケアタイプ』」をバージョンアップ
してリニューアル発売いたしました。なお、本商品のシリーズ品である「ニキビ予防用のスキンケア化粧品『みん
なの肌潤糖クリアタイプ』」も、前事業年度の2018年10月にバージョンアップおよびリニューアル発売を行ってお
ります。肌潤糖シリーズは、数年前まで当社の主力商品の1つでありましたが、原価率が高いことから適正な販売
利益を確保するために広告投資を抑えざるをえず、ここ数年、売上が減少を続けておりました。しかし、今回のバ
ージョンアップによって、原価率の大幅な低減が実現し、広告投資の増加が可能となりました。今後、適切な広告
投資を実施することによって再び売上の増加を図ってまいります。
既存商品につきましては、国際品評会「モンドセレクション2019」におきまして、当社が出展した全ての商品が
金賞、最高金賞を受賞いたしました。まず、『カイテキオリゴ』が8年連続、『みんなの肌潤糖アトケアタイプ』
が7年連続、『みんなの肌潤糖クリアタイプ』が5年連続で最高金賞を受賞いたしました。また、『二十年ほいっ
ぷ』が7年連続、『アイキララ』が4年連続、『ヒアロディープパッチ』および『クリアネイルショット アルフ
ァ』が3年連続で金賞を受賞したほか、『ハンドピュレナ』、『メンズアイキララ』および『おこさま用カイテキ
オリゴ』の3商品が金賞を初受賞いたしました。『ヒアロディープパッチ』、『クリアネイルショット アルフ
ァ』は3年連続で金賞を受賞したことにより、3年連続で金賞以上を受賞した製品に贈られる「インターナショナ
ル・ハイクオリティー・トロフィー」もあわせて受賞いたしました。
また、「刺すヒアルロン酸化粧品『ヒアロディープパッチ』」が、日本トレンドマップ研究所が実施したインタ
ーネットのアンケート調査により、美容成分満足度部門、愛されスキンケア部門、コスパ部門、簡単ケア部門、頼
れるスキンケア部門で第1位となり、5冠を達成いたしました。「首元の年齢サインにアプローチする『ネックエ
ステミスト』」につきましても、同研究所が実施したインターネットのアンケート調査により、ネックケア部門、
首元のハリ不足ケア部門、首元のエイジングケア部門、ネックケアおすすめ度部門、ネックケアコスパ部門で第1
位となり、5冠を達成しております。さらに、「男性のための目の下特化型アイショットクリーム『メンズアイキ
ララ』」につきましても、同研究所が調査した男性の目元ケアに関するインターネットのアンケート調査におい
て、男性用目元ケア化粧品で人気ランキング第1位を獲得いたしました。
その他施策につきましては、当社が独自に開発し導入を進めてまいりました、「広告最適化のための分析・運用
システム(以下、「自社広告システム」)」は、各広告媒体で効果を最大化するために、それぞれの媒体独自のア
ルゴリズムや機能に合わせた仕様を追加するなど、引き続き機能面の強化を図るアップデートを実施しながら、段
階的に稼働しております。
今後の広告運用体制といたしましては、自社広告システムによる広告運用と、人的な管理の直接運用の両方を共
存させていく方向に向かっております。自社広告システムにつきましては、クリエイティブ・セグメント・運用と
いう3つの領域に明確に分けた設計・運用体制に変更することで、経験が特定分野に限定された若手人材であって
も成果を生み出せるよう改良し、2019年4月より稼動を開始しております。それによって、経験年数の浅い社員で
も早期に利益を生み出せる体制となっております。また、人的な管理の直接運用における広告運用につきまして
は、各広告媒体で頻繁に発生するアップデートや新しい機能の追加などの情報を即座にキャッチアップすることに
より、常に広告運用方法の最適な改善を行うことを目的としております。このように、自社広告システムで対応で
きない部分に関しては経験豊かな担当者が運用することで、当社独自の広告運用効果・効率を最大化できる体制と
なっております。また、今後も、システム化が可能な業務に関しては、随時自社広告システムに機能追加を行い効
率化を進めていくことで、従来注力することができなかった商品や広告媒体もカバーすることが可能な体制を構築
してまいります。
対外的な情報発信につきましては、2019年5月28日開催の定時株主総会終了後に、決算説明会を実施いたしまし
た。本株主総会におきましては、報告事項や決議事項についてパワーポイント資料を投影することで、株主の皆様
に当社をより理解していただけるように株主総会のビジュアル化を実施するとともに、株主総会および決算説明会
の動画および資料を、公式企業サイトで公開いたしました。さらに、海外投資家の皆様に対する情報発信の強化を
目的に、2019年4月に英文の決算短信を公表いたしました。
一方、社外からの評価といたしましては、2019年3月25日には、日本経済新聞の「初任給ランキング2019」にお
いて、当社が3位にランクインしたほか、2019年4月23日に、日本経済新聞全国版にて「中堅上場企業
(NEXT1000)のうち3年間で平均給与を増やした企業」において当社が2位にランクインしました。また、2019年
5月20日に、ダイヤモンド社が公表した、今期予想営業利益の増加率が高い「成長株ランキング」(営業利益の増
加率が3期連続で10%以上の企業が対象)にて当社が4位にランクインしました。
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㈱北の達人コーポレーション(2930) 2020年2月期 第1四半期決算短信(非連結)
経営基盤強化の面に関しましては、引き続き積極的に人員の増強を図っております。2020年2月期は、全体で5
割前後の大幅な増員を予定しており(前事業年度末役員・従業員数113名)、当第1四半期累計期間には、全体で
28名もの新しい従業員が入社しております。特に、集客部門に関しましては、37名(前事業年度末時点)から52名
に増員し、そのうち10名を集客部門のクリエイティブ制作チームに配属したことで、同チームの人員は、従来の5
名から3倍にも増加いたしました。これにより、広告の制作可能本数が増えたため、より多くの広告稼働を実施す
ることができるようになりました。今後も集客部門を中心とした人員の増強を通じて集客体制の強化を図り、売
上・利益ともに高い成長を目指してまいります。
人員増強を支えるオフィスインフラ面におきましても、2019年3月18日に、今後の業容拡大に備えるべく、札幌
市の中心部に位置する「さっぽろ創世スクエア」の25階に本社を移転いたしました。「さっぽろ創世スクエア」
は、2018年5月に竣工した大型複合ビルであり、札幌文化芸術劇場hitaruなどの文化施設を備えた、札幌市の新し
いランドマークでもあります。
さらに、2019年4月15日には、新たに、東京都中央区日本橋に東京支社を開設いたしました。東京支社では、高
いスキルと豊富な経験を有する人材の採用を30名規模で予定し、営業部門・商品開発部門・管理部門を中心とした
配置を検討しております。
当社の知的財産権保護につきましては、「競合・模倣対策室」を中心に、当社および他社の知的財産権を尊重す
ることや、公正な競争環境において事業活動を推進することに努めております。その一環として、株式会社
ESPERANZA(以下、「被告会社」)を被告として、商標権侵害行為の差止めおよび12,228千円余りの損害賠償等を
求めて、当第1四半期累計期間末後の2019年6月4日に、東京地方裁判所に訴訟を提起いたしました。当社は、訴
状の中で、当社が販売するスキンケア商品『みんなの肌潤糖(アトケアタイプ・クリアタイプ)』に類似する「天
使の肌砂糖」という標章を付した同種商品の販売行為が商標権侵害等にあたり、当社ウェブサイトに掲載中の画
像・挿絵等に著しく類似する画像・挿絵等を被告会社ウェブサイトに掲載した行為が著作権侵害にあたると主張し
ております。今後も、同対策室を中心として、当社の知的財産権の侵害、または公正な競争環境を害する行為に対
しては、法的措置を含む適切な対応を行ってまいります。今後の業績に与える影響は現時点では軽微であると認識
しておりますが、業績への影響が見込まれる場合には速やかに情報開示をいたします。
株主の皆様に対する利益還元につきましては、2019年2月期の1株当たり期末配当金を、当社の財務状況を鑑
み、さらに日頃のご支援にお応えすべく、2円00銭といたしました。中間配当金1円60銭とあわせて年間配当金は
1株当たり3円60銭(配当性向38.7%)となり、2019年2月期は、2018年2月期の年間配当金2円19銭(2018年2
月期に実施した株式分割調整後)と比較すると、約64%の大幅な増配となりました。
2020年2月期の1株当たり配当金につきましては、一層の株主還元を図るべく、配当開始以来7期連続の増配と
なる中間配当金2円00銭・期末配当金2円10銭・年間配当金4円10銭を予定しております。
以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は2,387,187千円(前年同期比25.2%増)となりました。営業利益
は553,669千円(前年同期比22.3%増)、経常利益は553,540千円(前年同期比22.2%増)、四半期純利益は
385,234千円(前年同期比22.1%増)となりました。
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(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産合計は4,037,331千円となり、前事業年度末に比べ203,301千円減少いたし
ました。これは主に現金及び預金が97,776千円、売掛金が206,094千円減少した一方で、たな卸資産が72,385千円
増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債合計は987,736千円となり、前事業年度末に比べ310,602千円減少いたしま
した。これは主に未払法人税等が184,493千円、未払消費税等が82,740千円、株主優待引当金が38,051千円、未払
金が38,003千円減少した一方で、買掛金が50,494千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産合計は3,049,595千円となり、前事業年度末に比べ107,301千円増加いた
しました。これは四半期純利益の計上により利益剰余金が385,234千円増加した一方で、剰余金の配当により利益
剰余金が277,933千円減少したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第1四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ97,776千
円減少し、2,589,868千円となりました。
当第1四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において営業活動の結果増加した資金は、260,939千円(前年同期は144,621千円の増加)
となりました。この主な要因は、税引前四半期純利益550,859千円、売上債権の減少206,094千円、仕入債務の増加
50,494千円が生じた一方で、たな卸資産の増加72,385千円、未払金の減少58,243千円、株主優待引当金の減少
38,051千円、法人税等の支払額316,989千円が生じたこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において投資活動の結果減少した資金は、66,043千円(前年同期は1,123千円の減少)と
なりました。この要因は、有形固定資産の取得による支出75,726千円、無形固定資産の取得による支出1,921千円
が生じた一方で、差入保証金の回収による収入12,104千円が生じたこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において財務活動の結果減少した資金は、291,275千円(前年同期は115,426千円の減少)
となりました。この要因は、長期借入金の返済による支出33,339千円、配当金の支払額257,936千円が生じたこと
によるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、2019年4月12日の決算短信で公表いたしました業績予想に変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第1四半期会計期間
(2019年2月28日) (2019年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,687,645 2,589,868
売掛金 518,641 312,546
製品 572,664 670,561
仕掛品 13,300 -
原材料及び貯蔵品 127,772 115,562
その他 46,574 36,980
貸倒引当金 △7,695 △4,638
流動資産合計 3,958,904 3,720,881
固定資産
有形固定資産 32,842 106,069
無形固定資産 31,538 30,546
投資その他の資産 217,347 179,834
固定資産合計 281,729 316,449
資産合計 4,240,633 4,037,331
負債の部
流動負債
買掛金 163,622 214,117
未払金 445,203 407,199
1年内返済予定の長期借入金 74,943 41,604
未払法人税等 333,482 148,989
未払消費税等 142,710 59,969
前受金 2,608 2,543
販売促進引当金 61,026 56,954
株主優待引当金 38,051 -
返品調整引当金 14,344 14,093
資産除去債務 1,120 -
その他 21,227 42,264
流動負債合計 1,298,339 987,736
負債合計 1,298,339 987,736
純資産の部
株主資本
資本金 273,992 273,992
資本剰余金 253,992 253,992
利益剰余金 2,849,883 2,957,184
自己株式 △435,574 △435,574
株主資本合計 2,942,293 3,049,595
純資産合計 2,942,293 3,049,595
負債純資産合計 4,240,633 4,037,331
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(2)四半期損益計算書
(第1四半期累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
売上高 1,907,003 2,387,187
売上原価 416,559 555,403
売上総利益 1,490,444 1,831,783
返品調整引当金戻入額 6,728 14,344
返品調整引当金繰入額 8,766 14,093
差引売上総利益 1,488,406 1,832,034
販売費及び一般管理費 1,035,722 1,278,364
営業利益 452,683 553,669
営業外収益
受取利息 - 0
サンプル売却収入 148 148
受取送料 1,474 -
受取弁済金 - 982
講演料収入 - 29
その他 - 39
営業外収益合計 1,622 1,201
営業外費用
支払利息 118 33
貸倒引当金繰入額 60 -
為替差損 685 1,296
株式交付費 428 -
営業外費用合計 1,291 1,330
経常利益 453,015 553,540
特別損失
固定資産除却損 - 30
本社移転費用 - 2,650
特別損失合計 - 2,680
税引前四半期純利益 453,015 550,859
法人税、住民税及び事業税 122,550 140,872
法人税等調整額 14,881 24,752
法人税等合計 137,431 165,625
四半期純利益 315,583 385,234
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㈱北の達人コーポレーション(2930) 2020年2月期 第1四半期決算短信(非連結)
(3)四半期キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第1四半期累計期間 当第1四半期累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年5月31日) 至 2019年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期純利益 453,015 550,859
減価償却費 2,925 5,625
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1,524 △3,056
販売促進引当金の増減額(△は減少) 7,431 △4,072
株主優待引当金の増減額(△は減少) △23,264 △38,051
返品調整引当金の増減額(△は減少) 2,037 △250
為替差損益(△は益) 759 1,433
受取利息及び受取配当金 - △0
支払利息 118 33
株式交付費 428 -
固定資産除却損 - 30
本社移転費用 - 2,650
売上債権の増減額(△は増加) △65,523 206,094
たな卸資産の増減額(△は増加) 36,698 △72,385
その他の資産の増減額(△は増加) △25,044 9,593
仕入債務の増減額(△は減少) 31,965 50,494
未払金の増減額(△は減少) 138,781 △58,243
前受金の増減額(△は減少) 1,137 △64
その他の負債の増減額(△は減少) △28,478 △70,079
小計 534,513 580,611
利息及び配当金の受取額 - 0
利息の支払額 △118 △33
法人税等の支払額 △389,773 △316,989
本社移転費用の支払額 - △2,650
営業活動によるキャッシュ・フロー 144,621 260,939
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △374 △75,726
無形固定資産の取得による支出 △335 △1,921
差入保証金の差入による支出 △413 -
差入保証金の回収による収入 - 12,104
資産除去債務の履行による支出 - △500
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,123 △66,043
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △33,339 △33,339
配当金の支払額 △202,618 △257,936
新株予約権の行使による株式の発行による収入 120,531 -
財務活動によるキャッシュ・フロー △115,426 △291,275
現金及び現金同等物に係る換算差額 △758 △1,397
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 27,313 △97,776
現金及び現金同等物の期首残高 2,508,142 2,687,645
現金及び現金同等物の四半期末残高 2,535,456 2,589,868
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㈱北の達人コーポレーション(2930) 2020年2月期 第1四半期決算短信(非連結)
(4)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を当第1四半期会計
期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第1四半期累計期間(自 2018年3月1日 至 2018年5月31日)及び当第1四半期累計期間(自 2019年
3月1日 至 2019年5月31日)
当社は、主にインターネット上で一般消費者向けに健康美容商品等を販売する単一事業であるため、記載を
省略しております。
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