2929 ファーマフーズ 2021-09-22 18:20:00
(訂正)「2021年7月期決算説明会資料」の一部訂正に関するお知らせ [pdf]
2021年9月22日
各 位 会 社 名 株式会社ファーマフーズ
代表者名 代表取締役社長 金 武祚
コード番号 2929(東証第一部)
問 合 せ 先 管理部部長 新 谷 義 信
T E L 075-394-8600
(訂正)
「2021 年7月期決算説明会資料」の一部訂正に関するお知らせ
本日公表いたしました「2021 年 7 月期 決算説明会資料」の記載内容の一部に訂正を要する箇所があ
りましたので、下記の通りお知らせいたします。
1.訂正の理由
「2021 年7月期 決算説明会資料」におきまして、一部記載に誤りがあったため、訂正を行うもので
す。
2.訂正の箇所
訂正の箇所には下線を付して表示しております。
16 ページ「定期顧客件数」
サプリ等 訂正前: 66,666 => 訂正後: 89,403
化粧品等 訂正前:159,704 => 訂正後:143,445
以上
1
2021年7月期
決算説明会
2021.09.22
【免責事項】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略およびその他
歴史的事実ではないものは、当グループが資料作成時点で
入手可能な情報を基としており、その情報の正確性を保証
するものではありません。
2929 これらは経済環境、経営環境の変動などにより、予想と大
きく異なる可能性があります。
目次
1. 2021年7月期業績
2. 2022年7月期業績予想
3. 中期経営計画2026
2
2021年7月期 業績ハイライト
3
2021年7月期連結業績
2021年7月期ハイライト
ポイント
売上、利益、過去最高。積極投資にも関わらずROE57.5%、
連結業績
営業CF60億円。これまでの積極投資戦略の正しさを証明。
主力のファーマギャバ、注力のOEM事業で増収。
機能性素材事業
OEM事業比率向上で利益は微減。
広告宣伝費248億円、定期顧客件数77万件。ニューモ売上267
通信販売事業 億などのリピート購入進展で、利益水準が一段上昇。
第4四半期はCPO規律厳守し、若干ブレーキ。
田辺三菱製薬との独占的ライセンス契約一時金計上。
バイオメディカル事業 当社独自アラジンテクノロジーが「次世代抗体 × ロボティクス
× AI」5年15億の大型プロジェクト採択。
4
2021年7月期連結業績
連結売上高
(百万円)
2020年 2021年
増減
7月期 7月期
機能性素材事業 2,575 2,852 10.7%
通信販売事業 12,591 43,524 245.7%
バイオメディカル事業 186 375 101.4%
合計 15,353 46,752 204.5%
5
2021年7月期連結業績
セグメント利益
(百万円)
2020年 2021年
増減
7月期 7月期
機能性素材事業 799 770 ▲3.7%
通信販売事業 573 5,575 872.3%
バイオメディカル事業 ▲45 81 +127
合計 740 5,673 666.6%
※全社費用等754百万円控除後
6
2021年7月期連結業績
営業利益増減分析
(百万円)
+31,398
30,000
▲3,849 ▲84
25,000
20,000
15,000
10,000
▲17,484
▲1,228
▲1,012 5,673
5,000
▲2,388 ▲417
740
0
前4Q 売上 売上原価 研究開発費 広告宣伝費 人件費 支払手数料 運賃 その他 当期4Q
営業利益 営業利益
機会を逃さず大規模の広告宣伝を実施
定期顧客の積み上がりが、売上増をもたらし投資と利益回収の両立をもたらす
7
2021年7月期連結業績
四半期営業利益
(百万円)
13,355 13,003
12,500 12,005
売上高 営業利益
10,500
8,387
8,500
6,500
4,660
4,240
4,500
3,090 3,361 3,040
2,575 2,613 2,680 2,664 2,714
2,500
1,328 1,346
696 997
103 167
500
▲ 391 ▲ 1,428
▲ 1,500 ▲ 784 ▲ 800
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
8
機能性素材事業
9
機能性素材事業
アイテム別売上
2019/7期 2020/7期 2021/7期
1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
ファーマギャバ 256 192 201 220 871 279 295 385 275 1,235 208 369 331 439 1,348
ボーンペップ 87 51 13 27 179 32 59 127 52 271 37 54 69 86 248
葉酸たまご 20 22 24 6 73 17 16 18 17 69 10 14 12 10 48
ランペップ 14 8 8 21 52 9 18 14 41 84 4 6 22 25 59
セレプロン 20 23 4 33 81 1 8 33 56 100 6 19 12 83 121
HGP 1 30 7 5 44 4 0 4 6 15 3 1 1 43 50
カテキン 14 7 4 1 28 1 2 3 3 10 3 10 14 10 39
鶏卵抗体 4 1 2 11 20 2 2 3 2 10 5 2 2 2 13
iHA 10 1 6 7 26 2 8 3 7 22 3 4 0 4 12
その他素材 24 19 19 45 109 62 44 53 39 200 51 34 33 51 170
OEM 46 29 45 168 289 81 52 244 174 553 126 179 267 166 739
合計 501 388 339 548 1,777 495 511 891 676 2,575 460 698 769 924 2,852
主力のファーマギャバ、注力のOEMがけん引し増収
10
機能性素材事業
ファーマギャバ
(百万円)
86
1,348 109
その他 55
1,235
韓国 77 75
中国 82
610
海外 485 339
北米 271
2020/7 2021/7
750 738
国内 424 国内は引き続き堅調
海外は特に中国向け営業活動が滞ったが、
2020/7 2021/7 北米サプリ向けが大きくけん引
11
機能性素材事業
OEM
(百万円)
注力
739
当社素材配合の健康食品、ダイエット食品
パウチゼリー等の受注拡大
553
45
海外 課題
721
注力分野のため
507
424 利益率の向上、海外比率拡大を図る
国内
2020/7 2021/7
12
機能性素材事業
機能性表示食品受理件数
順位 機能性関与成分 受理数
1 GABA 537
2 難消化性デキストリン 392
3 DHA・EPA 243
4 ルテイン・ゼアキサンチン 187
5 イチョウ葉(フラボノイド配糖体、テルペンラクトン) 141
6 ビフィズス菌 132
7 ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 124
8 葛の花由来イソフラボン 120
9 L-テアニン 113
10 アスタキサンチン 88
2021.8月末現在 当社調べ
13
通信販売事業
14
通信販売事業
アイテム別売上高
(百万円)
14,000
12,569 12,051
12,000
10,979
化粧品 1Q 2Q 3Q 4Q
10,000 エアカラー
フォーム
690 591 746 1,143
7,922 珠肌
8,000 のうみつ
343 518 563 411
6,000
1Q 2Q 3Q 4Q
ニューモ
3,716 3,545 4,441 6,709 7,892 7,721
4,000 育毛剤
2,831
2,486
2,000
1Q 2Q 3Q 4Q
ニューモサプリ 758 1,060 1,093 893
0
タマゴサミン 795 751 774 740
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7 2020/7 2021/7
主な製品の売上推移
サプリ ニューモ育毛剤 化粧品
ニューモ育毛剤の267億円、エアカラーフォーム31億円の売上を達成
後半はCPOを見ながら広告を抑制
15
通信販売事業
定期顧客件数
(百万円)
900,000
800,000
791,566 773,844
770,870
700,000
600,000 576,941
ニューモ: 540,996
500,000
サプリ等: 89,403
400,000
化粧品等: 143,445
300,000 249,002 226,922 244,715
200,000 167,332
100,000
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7 2020/7 2021/7
サプリ ニューモ育毛剤 化粧品
前半に獲得した定期顧客の解約の絶対数は増加したが、
新規流入とのバランスでほぼ横ばいを維持
16
通信販売事業
ニューモのCPOについて
ニューモ育毛剤のCPO(TV)の相対値推移
100.0%
68.1%
62.6%
46.8% 48.3%
当初想定 1Q 2Q 3Q 4Q
CPO上昇に伴い、後半は広告宣伝費の投下を抑制
機会を逃さず、前半での大量投下が功を奏する
17
通信販売事業
広告宣伝費と定期顧客数
773,844
広告宣伝費 (百万円) 791,566
770,870
800,000 7,000
定期顧客件数 (件)
700,000 6,618 5,495 6,000
6,538 6,207
600,000 576,941
5,000
500,000
4,000
400,000
3,000
300,000
2,000
200,000
100,000 1,000
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
4Qは広告投下抑制も、定期顧客数は同水準を維持できポジティブな評価
18
通信販売事業
広告宣伝費と売上高
(百万円)
14,000 12,567 12,052
12,000 10,979
10,000
7,922
8,000
6,000
3,716 3,545
4,000 2,207 2,327 2,054
2,488 2,841
1,934
売上高 2,000
0
広告宣伝費 -2,000
-611
-1,310 -1,269 -1,340 -1,279
-1,734
-2,296
-4,000 -2,455
-6,000
-6,538 -6,207 -5,495
-6,618
-8,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
年間を通じて高水準の広告宣伝を継続でき、かつ利益も出せる構造と変化している
19
通信販売事業
四半期業績推移
(百万円)
12,567
12,500
通信販売事業
売上高 12,054
50%
セグメント利益率 10,979 45%
10,500 セグメント利益率
40%
8,500 7,922 35%
31.2%
30.0%
30%
6,500 25.0%
27.9% 25%
4,500 22.3% 20%
3,716 3,545
2,841 3,012
2,327 2,488 2,798
2,207 2,054 15%
2,500 1,934
183 1,159 990 1,103
616 10%
500 66 7.9% 10.0%
5%
3.0%
▲ 577 ▲ 871 ▲ 705
▲ 1,500 0%
▲ 1,339
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
定期顧客によるリピート購入で利益がでること、
積極投資と利益獲得が両立可能であることを証明
20
バイオメディカル事業
21
バイオメディカル事業
2021.1抗体医薬に関するライセンス契約を締結
臨床試験
非臨床試験 認可 販売
I Ⅱ Ⅲ
開発候補抗体の製造、開発及び販売を、全世界で独占的に実施
田辺三菱製薬
独占的ライセンス 開発マイルストン 販売ロイヤルティ
(非開示) (非開示)
契約締結
共同研究
販売マイルストン
契約一時金
一時金 (非開示)
5.7億円3.2億円
ファーマフーズ
22
バイオメディカル事業
四半期業績推移
(百万円)
バイオメディカル
350 327 80%
売上高
300 セグメント損益 70%
利益率
250
218 60%
200
50%
139
150 106
40%
100
61 66
44 52 30%
50 25
16 13 17 18 18
8 4
20%
0
▲5
▲ 50 ▲ 20 ▲ 20 10%
▲ 30
▲ 44 ▲ 45 ▲ 47
▲ 100 ▲ 75 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
23
2022年7月期
連結業績予想
24
2022年7月期連結業績予想
連結売上高のセグメント別ポイント
(百万円)
2022年
2021年
7月期
7月期 ポイント
想定
機能性素材事業 2,852 2,900 ファーマギャバ堅調、OEMに注力。
インターネット、紙、テレビ中心に広告宣伝費300億円程度
通信販売事業 43,524 51,400 を想定。ニューモとエアカラーフォーム中心に運用するが、
CPO及びLTVを重視で、柔軟に広告対象を切り替える。
シャンプー、まつ毛美容液、第3類医薬品等
バイオメディカル事業 375 100 抗PAD2抗体の研究開発、次世代抗体作製に注力。
製薬会社向け製造受託、ドラッグストア向け販売に加えて。
※明治薬品 6,000 ファーマフーズの通販ノウハウを取り入れたリピート通販で、
売上10億円を新たに作る。
※越境EC 230 Tモール内広告、インフルエンサー広告の運用を徐々に拡大
させ、販売の基盤を作る。
※今後の事業拡大を見据え、セグメントの追加・変更を検討しています 25
2022年7月期連結業績予想
広告宣伝費について
2021年7月期 2022年7月期
まつげ美容液
ルーペ+ロート製品
など
ニューモ 白髪染め その他 ニューモ 白髪染め その他
ニューモ育毛剤だけに依存せず、次期大型ヒット商品の育成とCRMに注力する
※CPO動向次第で媒体、商品間の広告宣伝費の配分は大胆に躊躇なく変更
26
2022年7月期連結業績予想
連結利益
(百万円)
営業利益 経常利益 5,767 5,788
5,673
5,773
788
2020/7 2021/7 2022/7予
親会社株主に帰属する当期純利益 4,021
3,841
740
690
2020/7 2021/7 2022/7予 2020/7 2021/7 2022/7予
27
2022年7月期連結業績予想
株主還元
2021年 2022年
7月期 7月期予想
一株あたり 25円
年間配当金 ※記念配5円含む
20円
配当性向 18.9% 14.5%
自己株式取得 3億円
総還元性向 21.9%
株主還元方針
当社は、企業の成長性と収益性を両立させる事業方針の下、研究開発、広告宣伝及びM&A
等に対する積極的な投資を拡大させながら、株主様に対する還元策として配当等を積極的に充
実させていくことを基本方針としております。
この方針の下、成長投資の推進、財務健全性の確保及び株主還元の強化のバランスを考慮し、
自己株式取得を含む総還元性向20%を株主還元策の目安としております。
28
TOPICS
29
TOPICS
ファーマギャバ ハラール認証取得
インドネシアやマレーシアなどイスラム教徒
の多い東南アジア圏の大手食品メーカー等へ
の営業を本格開始へ
ハラールの基準に適合した原材料を選定し、アル
コールや動物性原料を取り扱っていない国内の工場
に製造を委託
30
TOPICS
越境EC(中国)
Tモール内での広告
ウェイボーの
インフルエンサー広告
Tモール内の広告、インフルエンサー広告を拡大中。8月は前月比6.7倍の出荷
「独身の日(W11)」に向け、出稿量拡大とPDCAを改善中
31
TOPICS
ロート製薬アイケアサプリを販売開始
+
「博士ルーペ」購入のお客様に、ロート製薬の「ロートV5粒」のクロスセル実施
当社のアイケアサプリに比べ同時購入確率高い
32
TOPICS
注目の新商品
発売予定時期 商品名 備考
MATSUGE★DELUXE まつ毛の根本と毛先のダブルケア。ニューモブ
2021年9月末出荷
WMOA(ウモア) ランドを拡大していく
2021年10月頃 Plicenta(プリセンタ) 独自素材エッグプラセンタⓇ配合の美容ゼリー
2021年11月頃 珠肌 EGP美容液 独自素材エッグプラセンタⓇ美容液
GABA(脳機能)DHA/EPA(中性脂肪低下)ヒ
2022年2月頃 ノウベルQ(仮・脳機能サプリ)
ハツ(冷え軽減)配合サプリ
※発売予定時期は、製造及びマーケティング方針により変更になることがあります
33
中期経営計画2026
34
中期経営計画2026
中期経営目標
新価値創造
1 2 3
新製品 新市場 新組織
35
中期経営計画2026
新製品を創る-GABA、ニューモ、デルマQ2に続くヒット製品
施策
(1) 研究開発
① 新規素材の開発
ワインセラミド、リピスマート、シアロ糖鎖、エッグプラセンタ、卵殻膜ペプチド
② 新用途、効果の開発
脳機能カクテル理論ドリンク、モリンガ、Wellmune、バナファイン、コラーゲン卵殻膜ペプチド
③ 次世代抗体、リプロタイト
肺・肝臓繊維症、関節リウマチ、骨再生
(2) 商品開発
① Scalp & Skin分野
医薬部外品有効成分化、発毛剤、シワ改善、エッグプラセンタ、ELLEブランド
② 医薬品通販
③ オーラルケア分野
36 36
中期経営計画2026 新製品を創る
次世代抗体をバイオファウンドリで生産
ロボティクス 次世代抗体
を活用した実験の高速化
病原分子
抗体
X
デジタル
を活用したシミュレーション バイスペシフィック抗体など
Avian Lead Antibody gene
関連技術を保有するベンチャー
とのアライアンスを協議中
37
中期経営計画2026
新市場を創る-新たな豊かさ、健康の市場
施策
(1) ブランド強化
ファーマギャバ、ニューモ、アラジンテクノロジー、ファーマフーズ、PFI
(2) 海外市場
① アメリカ・・GRAS取得
② 中国・・・・越境EC、オフライン、MLM
③ 東南アジア・越境EC、HALAL取得
(3) 国内市場
通販ビジネス深耕化 - 80万人のD2Cプラットフォーム上で新製品・サービス
(4) 営業部 B to B からB to C へ指向
PFIブランドの製品をドラッグストア、コンビニ流通網へ
(5) SDGsへの取り組み:未利用資源のアップサイクル市場を創る
(卵殻・膜、ごま、ワイン澱、青バナナ)
(6) 健康サポート機器、医療機器
(健康器具、美顔器、測定機器、補聴器)
38
中期経営計画2026 新市場を創る
ファーマギャバの「FDA GRAS」取得を目指す
現在 目標
Self GRAS FDA GRAS
対象:サプリメント 対象:一般食品、飲料
「FDA GRAS」取得が、アメリカの大手食品・飲料メーカーの採用へとつながり、
アメリカ市場が急拡大する
Gras:米国食品医薬品局(FDA)による「Generally Recognized as Safe」としての認証
39
中期経営計画2026 新市場を創る
未利用資源のアップサイクル
GABA セレプロン
乳酸菌発酵エキス由来 酵母由来の美白素材
機能性表示食品対応素材
バナファイン
セラミノール 未利用のバナナ由来の
オリ
未利用のワイン澱 免疫賦活化素材
由来の美容素材
HAS-II リピスマート
鶏足由来の 未利用のゴマ由来の
軟骨基質産生促進素材 脂質吸収阻害素材
40
中期経営計画2026 新市場を創る
天然物からの新価値創造技術を農業へ
アミノ酸/窒素源
・植物の生育に重要な窒素源
・システインが豊富
GABA 無処理
10.0
9.0 カルシウム源
病害虫予防
糖度(Brix%)
8.0 ・根の生育や 病害虫の耐性を促す
・植物の病害対策が期待
7.0
6.0
4月29日 5月14日 5月26日
大塚化学(株) 栽培研究センターとの共同研究 41
中期経営計画2026
新組織を創る -新製品、新市場を創造する人材/組織
施策
(1) 組織、人事、採用
① 安心して働ける給与水準、成長するためのインセンティブ
② M&A、新規事業企画等プロジェクトチーム
③ 高スキル人材・組織(AI、センサー、顧客分析、生体情報分析)
(2) Global Solution Team(GST)
① 幹部育成と登用
② 海外製造、海外営業の拠点を構築
(3) M&A、アライアンスを積極的に実施
手元現金と融資枠を活用し、新製品、新市場に関連する売上100億円規模企業も視野に
明治薬品㈱を2021.8.31完全子会社化 Global Solution Team 42
中期経営計画2026 新組織を創る
M&A、アライアンス
最近のM&A、アライアンス
▶資本業務提携(約2億円)
2021年3月 三洋化成工業(株) 化粧品、アグリニュートリション、医薬品等の研究開発及び販売の
連携
▶資本業務提携(約6億円)
2021年7月 ロート製薬(株) ヘルス&ビューティケア及び食分野の製品開発、生産、販売の連携
(海外での素材生産基地)
▶完全子会社化(約23億円)
2021年8月 明治薬品(株) 製造、ドラッグストア販路等の経営資源を活用
(医薬品、機能性食品の製造と全国ドラッグストア販路)
▶第3者割当増資の引受(6千万円)
2021年8月 (株)アイ・ブレインサイエンス 認知機能低下の早期発見及びその改善のための機能性食品素材の組
み合わせ(センシング技術と機能性食品の組み合わせ)
▶アグリ・ニュートリション基本計画(約2億円)
2021年9月 三洋化成工業(株) 三洋化成の界面制御技術及び当社の発酵抽出技術の融合により、バ
イオスティミュラントを活用した新たなペプチド農業を確立
新価値創造に寄与するM&A及びアライアンスを果敢に実行していく
43
中期経営計画2026
数値目標
新価値創造に取り組み、5年後売上高1,000億円を目指す
売上高目標 コミットメント
売上高成長率20%
1,000 当社グループは規模の拡大による成長性を重視しております。
億円超 新規事業やM&Aを通じて、2026年7月期までの売上高年平均成長率20%以上を実現します。
総 還 元 性 向 20%
総還元性向
研究開発、広告宣伝及びM&A等に対する積極的な投資を拡大させながら、株主様に対する還
元策として配当等を積極的に充実させていきます。この方針の下、自己株式取得を含む総還
467 元性向20%を株主還元策の目安としております。
利益水準の考え方
営 業 利 益 率 10%
営業利益率
FY21 FY22 FY23 FY24 FY25 FY26
2026年7月期までは、大胆にリスクをとりながら規模の拡大を目指してまいります。平均的
に10%の営業利益率が確保できる体制を目指してまいりますが、単年度における利益率が低
下することを恐れず事業展開を行います。
44
中期経営計画2026
売上高の構成イメージ
新価値創造に取り組み、5年後売上高1,000億円を目指す
売上高目標 5年後の売上高構成イメージ
1,000 新価値創造 自社ブランド製品
億円超
300億円 OEM・ODM
越境EC
創薬新規導出
467 既存事業の成長 アグリ
700億円 化成品
医薬品通販
FY21 FY22 FY23 FY24 FY25 FY26
化粧品モール販売
健康機器
45
Appendix
46
Appendix
事業内容
免疫 老化 神経
B to B 事業
機 能 性 素 材 事 業
B to C 事業 Ⓡ
発 明 企 業 の 通 販 事 業
創 薬 事 業
Drug Discovery事業
47
Appendix 機能性素材事業
“天然由来”の原料から機能性素材を探索
GABA セレプロン
乳酸菌発酵エキス由来 酵母由来の美白素材
機能性表示食品対応素材
バナファイン
セラミノール 未利用のバナナ由来の
オリ
未利用のワイン澱 免疫賦活化素材
由来の美容素材
HAS-II リピスマート
鶏足由来の 未利用のゴマ由来の
軟骨基質産生促進素材 脂質吸収阻害素材
48
Appendix 機能性素材事業
“タマゴ”から食品・化粧品の機能性素材を探索
ボーンペップ
iHA(アイハ) 骨形成促進
軟骨増殖
HGP ランペップ
血流改善
育毛促進
葉酸たまご ランシェル
核酸の合成 未利用の卵殻膜由来の
肌改善美容素材
49
Appendix 通信販売事業
“発明企業の通販事業”として、健康食品・化粧品・医薬品等を販売
健康食品 化粧品 医薬品・医薬部外品
50
Appendix 通信販売事業
通信販売事業の収益構造
広告宣伝費は、顧客獲得時に計上するものの、売上高は定期コース継続中にわたって
計上し、売上高と広告宣伝費の発生時期が異なる構造
収益構造のイメージ
N回目収益
損益分岐点を超えた
・・・
収益
4回目収益
費用 会計上の
広告宣伝費 損益
3回目収益
(顧客獲得時
2回目収益
に計上)
初回収益※
広告宣伝の結果得られた
新規顧客獲得に注力すると、一時的に 実態の収益合計
費用が増える。
製造業のように減価償却を行わない
※ 売上高から原価、運賃、決済手数料等の変動費を控除した金額 51
Appendix バイオメディカル事業
“ニワトリ”から抗体医薬品を作る
病原分子
Avian Lead Antibody gene
抗体
1 2 3
作製困難抗体 高結合力 ヒト化抗体
52
Appendix バイオメディカル事業
ビジネスモデル
当社の特許を製薬企業へ実施許諾することにより、ライセンス収入を得る
臨床試験
非臨床試験 認可 販売
I Ⅱ Ⅲ
ファーマフーズ 製薬会社
ライセンス契約
契約一時金 開発マイルストン 販売ロイヤルティ
53
Appendix 財務サマリ
連結損益計算書
(百万円)
2019/7 2020/7 2021/7
1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 4Q 合計 1Q 2Q 3Q 4Q 合計
売上高 2,575 2,612 2,680 2,664 10,532 3,090 3,361 4,660 4,240 15,353 8,387 12,005 13,355 13,003 46,752
売上原価 469 467 469 589 1,996 701 630 962 883 3,178 1,341 1,760 1,960 1,965 7,027
売上総利益 2106 2,145 2,210 2,074 8,536 2,389 2,731 3,697 3,356 12,175 7,045 10,245 11,394 11,038 39,724
販管費 2,497 2,042 2,042 1,377 7,960 3,174 3,532 2,369 2,359 11,435 8,474 8,898 8,679 7,998 34,051
(内 広告宣
1,734 1,310 1,269 611 4,926 2,296 2,455 1,340 1,282 7,376 6,618 6,538 6,207 5,495 24,860
伝費)
営業利益 ▲391 103 167 696 576 ▲784 ▲800 1,328 997 740 ▲1,428 1,346 2,714 3,040 5,673
営業外収益 30 13 15 16 75 19 11 27 11 69 25 14 57 16 114
(内 補助金
12 14 7 1 36 6 8 19 0 34 2 8 23 4 38
収入)
営業外費用 2 3 1 7 14 1 21 2 ▲5 20 2 4 6 5 20
経常利益 ▲362 113 181 705 636 ▲767 ▲810 1,353 1,014 788 ▲1,405 1,356 2,765 3,050 5,767
親会社株主
に帰属する 135 173 572 499 ▲782 ▲753 1,341 885 690 ▲1,427 980 2,000 2,287 3,841
▲382
当期純利益
54
Appendix 財務サマリ
連結貸借対照表
(百万円)
2019/7 2020/7 2021/7
流動資産 6,887 7,437 17,933
固定資産 1,843 2,659 3,010
有形固定資産 954 1,768 1,808
無形固定資産 238 198 185
その他 649 691 1,016
資産合計 8,731 10,096 20,944
流動負債 2,337 2,837 10,978
固定負債 2,077 2,350 1,499
負債合計 4,415 5,188 12,478
株主資本 4,302 4,895 8,455
資本金 2,032 2,033 2,038
資本剰余金 1,811 1,812 1,817
利益剰余金 459 1,048 4,599
その他 13 12 10
純資産合計 4,315 4,907 8,465
負債・純資産合計 8,731 10,096 20,944
55