2021年7月期
第３四半期
決算補足説明資料
2021.6.4
【免責事項】
本資料に記載されている予測、見通し、戦略お
よびその他歴史的事実ではないものは、当グ
ループが資料作成時点で入手可能な情報を基と
しており、その情報の正確性を保証するもので
はありません。
これらは経済環境、経営環境の変動などにより、 2929
予想と大きく異なる可能性があります。
2021年7月期 第３四半期
業績ハイライト
2
2021年7月期第３四半期業績
第３四半期ハイライト
ポイント
営業利益が２Ｑ比で倍増の27億円
連結業績 ２Ｑ並みの広告宣伝費投資を実現
（利益構造変化）
注力中のＯＥＭが前年同期比51.3％増とけん引
機能性素材事業
四半期としては高水準のセグメント売上
ニューモ育毛剤 売上高190億
通信販売事業
２Ｑ比でも18%増で成長持続
「ヒト PAD2」の酵素活性を阻害する薬理作用
バイオメディカル事業
を有する抗体を複数取得することに成功
3
2021年7月期第３四半期業績
セグメント売上高
(百万円)
全事業で増収達成
2020年 2021年
7月期 7月期 増減
第３四半期 第３四半期
機能性素材事業 1,898 1,927 1.5%
通信販売事業 9,045 31,469 247.9％
バイオメディカル事業 168 350 108.3 ％
合計 11,112 33,748 203.7 ％
4
2021年7月期第３四半期業績
セグメント利益
(百万円)
通販の利益回収早期化により大幅黒字化
2020年 2021年
7月期 7月期 増減
第３四半期 第３四半期
機能性素材事業 610 494 ▲19.0 ％
通信販売事業 ▲416 2,562 ＋2,979
バイオメディカル事業 ▲14 128 ＋143
合計
全社費用含む
▲257 2,633 +2,890
5
2021年7月期第３四半期業績
四半期営業利益が急増
(百万円)
13,355
売上高
12,500 12,005
営業利益
10,500
8,387
8,500
6,500
4,660
4,240
4,500
3,090 3,361
2,575 2,613 2,680 2,664 2,714
2,500 1,613 2,060 2,244 2,024
1,328 1,346
623 535 696 997
103 167
500
▲ 483 ▲ 379 ▲ 391 ▲ 1,428
▲ 1,500 ▲ 784 ▲ 800
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2018/7期 2019/7期 2020/7期 2021/7期
6
2021年7月期第３四半期業績
営業利益増減分析
(百万円)
＋22,635
22,000
20,000
▲2,767 ▲24
18,000
16,000
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
▲13,272
▲796
4,000 ▲753 2,633
2,000 ▲1,858 ▲272
0
▲257
▲ 2,000
前３Ｑ 売上 売上原価 研究開発費 広告宣伝費 人件費 支払手数料 運賃 その他 当期３Ｑ
営業利益 営業利益
先行投資（広告宣伝）と利益回収（営業利益）を両立
7
機能性素材事業
8
2021年7月期第３四半期 機能性素材事業
アイテム別売上
(百万円)
2019/7期 2020/7期 2021/7期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
ファーマギャバ 256 192 201 220 279 295 385 275 208 369 331
ボーンペップ 87 51 13 27 32 59 127 52 37 54 69
葉酸たまご 20 22 24 6 17 16 18 17 10 14 12
ランペップ 14 8 8 21 9 18 14 41 4 6 22
セレプロン 20 23 4 33 1 8 33 56 6 19 12
ＨＧＰ 1 30 7 5 4 0 4 6 3 1 1
カテキン 14 7 4 1 1 2 3 3 3 10 14
鶏卵抗体 4 1 2 11 2 2 3 2 5 2 2
iHA 10 1 6 7 2 8 3 7 3 4 0
その他素材 24 19 19 45 62 44 53 39 51 34 33
OEM 46 29 45 168 81 52 244 174 126 179 267
合計 501 388 339 548 495 511 891 676 460 698 769
引き続き注力中のＯＥＭがけん引し、四半期としては高水準の売上
9
2021年7月期第３四半期 機能性素材事業
ファーマギャバ (百万円)
その他 42 50
960 60
909 韓国
75
中国 56
39
海外 347
348
358 北米 187 182
2020/7 2021/7
3Q 3Q
612 560
国内 424
コロナ禍でも国内外堅調
通期では前期比増収見込み
2020/7 2021/7
３Q ３Q 10
2021年7月期第３四半期 機能性素材事業
ＯＥＭ
(百万円)
573
9
378 当社素材配合の
海外 34
564
健康食品、ダイエット食品
パウチゼリー等の受注拡大
344
424
国内
2020/7 2021/7
3Q 3Q
11
2021年7月期第３四半期 機能性素材事業
機能性表示食品受理件数
2021.4月末現在 当社調べ (件)
順位 機能性関与成分 受理数
1 GABA 479
２ 難消化性デキストリン 375
３ DHA・EPA 233
４ ルテイン・ゼアキサンチン 167
５ イチョウ葉（フラボノイド配糖体、テルペンラクトン） 134
６ ビフィズス菌 128
７ 葛の花由来イソフラボン 113
8 L-テアニン 111
９ ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン 104
10 ヒアルロン酸Na 80
国内市場では、ナショナルブランド中心に需要旺盛、受注断然１位
12
2021年7月期第３四半期 機能性素材事業
四半期業績推移
(百万円)
機能性素材事業 売上高
1,000 セグメント損益 50%
47.7%
891 セグメント利益率
900 45%
42.5%
800 769 40%
36.5%
698
34.5% 34.7% 676
700 35%
30.1% 31.1%
600 548 30%
501 495 511 28.0%
26.4%
500 460 25%
388 22.2%
400 23.0% 20%
339
325
300 239 15%
217
190 189
200 165 171 10%
149 135
117 106
100 5%
0 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
13
通信販売事業
14
2021年7月期第3四半期 通信販売事業
広告宣伝を前倒し、増額
ニューモ育毛剤のＣＰＯ（テレビ）の推移
100.0%
62.6%
48.3%
46.8%
2021年7月期 11/16 2021年7月期 2021年7月期
当初想定 業績予想修正 第2四半期 第3四半期
ＣＰＯ上昇傾向も
広告宣伝効率が投資回収基準内であれば、積極投資を続行
15
2021年7月期第３四半期 通信販売事業
アイテム別売上高
(百万円)
14,000 12,569 主な製品の売上推移
12,000 化粧品 1Q 2Q 3Q
10,979
エアカラー
フォーム
690 591 746
10,000
珠肌
343 518 563
7,922 のうみつ
8,000
1Q 2Q 3Q
6,000
ニューモ
育毛剤
4,441 6,709 7,892
4,000 3,716 3,545
2,486 2,831
2,000 1Q 2Q 3Q
ニューモサプリ 758 1,060 1,093
0 タマゴサミン 795 751 774
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7 2020/7 2021/7
サプリ ニューモ育毛剤 化粧品
ニューモ育毛剤の成長持続、化粧品は堅調
16
2021年7月期第３四半期 通信販売事業
定期顧客件数
(件)
900,000
800,000
791,566
770,870
700,000
600,000 576,941
ニューモ： 565,196
500,000
サプリ等： 66,666
400,000
化粧品等： 159,704
300,000 249,002 226,922 244,715
200,000 167,332
100,000
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7 2020/7 2021/7
系列1 系列2 系列3
上期で獲得した顧客の解約を新規獲得件数が上回り純増
17 17
2021年7月期第３四半期 通信販売事業
広告宣伝費と定期顧客数
770,870 791,566 件
800,000 7,000
広告宣伝費
700,000 6,618
6,000
定期顧客件数 6,538
6,207 百万円
600,000 576,941
5,000
500,000
4,000
400,000
3,000
300,000
2,000
200,000
100,000 1,000
0 0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
上期に続き、極めて高水準の広告宣伝を実施
18 18
2021年7月期第３四半期 通信販売事業
広告宣伝費と売上高
(百万円)
14,000 12,567
12,000 10,979
10,000
7,922
8,000
6,000
3,716 3,545
4,000 2,207 2,327 2,054
2,488 2,841
1,934
売上高 2,000
0
広告宣伝費 -2,000 -1,310 -1,269
-611
-1,340 -1,279
-1,734
-2,296
-4,000 -2,455
-6,000
-6,538 -6,207
-6,618
-8,000
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
上期広告宣伝費の前倒し・増額投資で、３Ｑの売上がさらに拡大
３Ｑも高水準の広告宣伝を実施。第４四半期以降の売上に寄与
19 19
2021年7月期第３四半期 通信販売事業
四半期業績推移
(百万円)
12,567
12,500
通信販売事業
売上高
50%
セグメント利益率 10,979 45%
10,500 セグメント利益率
40%
8,500 7,922 35%
31.2%
30.0%
30%
6,500
27.9% 25%
22.3%
4,500 20%
3,716 3,545
2,841
2,327 2,488 2,798 15%
2,207 2,054
2,500 1,934
183 1,159 990 1,103
616 10%
500 66 7.9% 10.0%
5%
3.0%
▲ 577 ▲ 871 ▲ 705
▲ 1,500 0%
▲ 1,339
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
定期顧客数の厚み、継続率改善、単価上昇が
「高水準の広告宣伝」「売上の高成長」「利益回収の早期化」を両立させる
20 20
バイオメディカル事業
21
2021年7月期第３四半期 バイオメディカル事業
四半期業績推移
(百万円)
バイオメディカル
350 327 80%
売上高
300 セグメント損益 70%
利益率
250
218 60%
200
50%
139
150 106
40%
100
61 66
44 52 30%
50
16 13 17 18 18
8 4
20%
0
▲5
▲ 50 ▲ 20 ▲ 20 10%
▲ 30
▲ 44 ▲ 45
▲ 100 ▲ 75 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
2019/7期 2020/7期 2021/7期
22
2021年7月期
連結業績予想
23
2021年7月期 連結業績予想
連結業績予想据え置き
通期業績予想については、事業環境が引続き好調を維持し
ており、業績進捗ペースが予想を上回る可能性を有してい
るものの、現時点においては据え置き。
第４四半期も投資効率を踏まえ、高水準の広告投資を行う
計画。
しかし、新型コロナウィルス感染症の影響による広告単価
の動向及び東京オリンピック開催に伴う広告枠の追加買付
の有無を見極めたうえで、通期業績予想を精査し、速やか
に開示する。
24
2021年7月期 連結業績予想
下期業績予想
第３四半期 2021年
累計実績 7月期予想
売上高 33,748 40,014
営業利益 2,633 2,088
経常利益 2,716 2,148
1,404
親会社株主に帰属する
当期純利益 1,553
※ 事業環境が引続き好調を維持しており、業績進捗ペースが予想を上回る可能性を
有しているものの、現時点においては据え置き。
広告の追加投資した場合のさらなる上振れの可能性を精査し、速やかに開示する
25
2021年7月期 連結業績予想
通期業績のポイント
ポイント
ナショナルブランド(NB)発売の記憶力向上訴求
機能性素材事業 の緑茶飲料好調。他ＮＢ製の炭酸飲料2種は期ズ
レ見込み
広告効率見極めながら、来期に向け可能な限り投
通信販売事業
資。利益面の規律は厳守
取得に成功した抗PAD2抗体を用いて薬効試験を
バイオメディカル事業
継続して実施
26
2021年7月期 連結業績予想
期末配当予想
2020年 2021年
7月期 7月期予想
一株あたり
年間配当金
中間 3.5 5.0
普通配当
5.0
普通配当
期末 5.0
5.0
記念配当
合計 8.5 15.0
配当性向 35.7％ 31.0％
企業の成長性と収益性を両立させる事業方針の下、研究開発と広告宣伝に対する
積極的な投資を拡大させながら、株主の皆様に対する還元策として安定した配当
等を積極的に充実していくことを基本方針としております。
27
2021年7月期 連結業績予想
東証新市場区分について
移行方針
➢ 2022年４月予定の新市場区分では、「プライム市場」へ
移行の方針
➢ 7月の一次判定で、基準クリアの見込み
ガバナンス強化
➢ 改訂ＣＧコードに沿い、社内体制の強化を推進
28
TOPICS
29
TOPICS
ニューモ海外販売開始 2021.6
中国 ベトナム
Tmall Global(天猫国際) ＳＮＳ広告
海外でもNo.1の育毛剤を目指す
30
TOPICS
ニューモ育毛剤累計600万本
600 万本
500
400
300
200
100
50
31
TOPICS
タマゴサミン累計600万袋出荷
600 万袋
500
401
254
159
2017年7月 2018年7月 2019年7月 2020年5月 2021年5月
32
TOPICS
「アラジンテクノロジー」を次世代抗体の基盤に
“高機能な次世代抗体を‘迅速に’創出・生産する「ロボティクス×デジタル」を基盤とし
た革新技術開発” をＡＭＥＤ※が採択
※国立研究開発法人日本医療研究開発機構
ニワトリ由来ヒト化抗体作製技術
“アラジン” テクノロジー
あらゆる疾患を標的とした次世代抗体医薬および診断薬の
創出、実用化を目指す
[2021.6.2 リリース] https://www.pharmafoods.co.jp/irlib/20210602_3069a71a678adbf24982e5c5904b19c6.pdf
33
Appendix
34
Appendix
創業からの売上高推移
40,014
（百万円）
’19年
「ニューモ育毛剤」
が大ヒット
‘15年
機能性表示食品制度
開始
15,353
‘12年
’05年 通信販売事業参入 10,532
メンタルバランス 「タマゴサミン」発売
チョコレート 7,943
【GABA】発売
4,722
3,460
2,165
1,200 1,225 1,524 1,614
705 1,107 810 734 959 1,006
97 76 120 311 260 512
65
'98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21予
’07年
バイオメディカル事業参入
㈱広島バイオメディカル設立
’16年
㈱フューチャーラボ完全子会社化 35
Appendix
事業内容
免疫 老化 神経
B to B 事業
機 能 性 素 材 事 業
B to C 事業 Ⓡ
発 明 企 業 の 通 販 事 業
創 薬 事 業
Drug Discovery事業
36
事業内容
機能性素材事業①
“天然由来”の原料から機能性素材を探索
GABA
乳酸菌発酵エキス由来 酵母由来の美白素材
機能性表示食品対応素材
バナファイン
ヘルパー乳酸菌 発酵青バナナ由来の
殺菌高濃度乳酸菌 免疫賦活化素材
モリンガ
健康長寿サポート素材
HAS-II リピスマート
鶏足由来の ゴマ由来の
軟骨基質産生促進素材 リパーゼ吸収阻害素材 37
事業内容
機能性素材事業②
“タマゴ”から食品・化粧品の機能性素材を探索
ボーンペップ
iHA（アイハ） 骨形成促進
軟骨増殖
HGP ランペップ
血流改善
育毛促進
葉酸たまご ランシェル
核酸の合成 美容素材
38
事業内容
通信販売事業
“発明企業の通販事業”として、健康食品・化粧品・医薬品等を販売
健康食品
化粧品
通信販売
最
終
消
ショッピング 費
者
専門チャンネル
医薬品・医薬部外品
39
事業内容
通信販売事業の収益構造
広告宣伝費は、顧客獲得時に計上するものの、売上高は定期コース継続中にわたって
計上し、売上高と広告宣伝費の発生時期が異なる構造
N回目収益
損益分岐点を超えた
・・・
収益
4回目収益
費用 会計上の
広告宣伝費 損益
３回目収益
（顧客獲得時
２回目収益
に計上）
初回収益※
広告宣伝の結果得られた
新規顧客獲得に注力すると、一時的に 実態の収益合計
費用が増える。
製造業のように減価償却を行わない
※ 売上高から原価、運賃、決済手数料等の変動費を控除した金額 40
事業内容
バイオメディカル事業
“ニワトリ”から抗体医薬品を作る
病原分子
Avian Lead Antibody gene
1 2 3
作製困難抗体 高結合力 ヒト化抗体
41
事業内容
2021.1 抗体医薬に関するライセンス契約を締結
臨床試験
非臨床試験 認可 販売
Ｉ Ⅱ Ⅲ
開発候補抗体の製造、開発及び販売を、全世界で独占的に実施
田辺三菱製薬
独占的ライセンス 開発マイルストン 販売ロイヤルティ
（非開示） （非開示）
契約締結
共同研究
販売マイルストン
契約一時金
一時金 （非開示）
2.5億円 3.2億円
ファーマフーズ
42