2929 ファーマフーズ 2021-06-02 09:30:00
次世代抗体の革新技術開発を目指すコンソーシアムに当社の「アラジン テクノロジー」参画 [pdf]

                                                    2021年6月2日
各      位
                                    会 社 名     株式会社ファーマフーズ
                                    代表者名      代表取締役社長 金 武祚
                                    コード番号     2929(東証第一部)
                                    問 合 せ 先   管理部部長 新 谷 義 信
                                    T E L     075-394-8600

               次世代抗体の革新技術開発を目指すコンソーシアムに
                   当社の「アラジン テクノロジー」参画

    当社は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)令和3年度「次世代治療・診断実現のため
の創薬基盤技術開発事業(国際競争力のある次世代抗体医薬品製造技術開発) ※1(以下、
                                   」     「本事業」
                                             )に
採択されました。

    本事業は、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科の近藤昭彦教授を代表とするコンソーシア
ムにより進められます。次世代抗体医薬品の創出及び製造技術開発並びに抗体医薬品製造技術の更なる
強化を行うことにより、国際競争力のある国産のバイオ医薬品及び製造技術プラットフォームの幅広い
実用化を目指します。

    本事業においては、当社の独自技術であるニワトリ由来ヒト化抗体作製技術「ALAgeneⓇ technology
(アラジン テクノロジー)※2」を活用・高度化し、高機能な次世代抗体を迅速に創出・生産する「ロボ
ティクス×デジタル※3」基盤を開発いたします。この基盤により、あらゆる疾患を標的とした次世代抗体
医薬および診断薬の創出、実用化が期待されます。

    本事業への参画は、ヒト抗原に対する多様な抗体が作製可能となる「アラジン テクノロジー」の有用
性が高く評価されたことによるものです。次世代抗体の革新技術開発に大きく寄与できるものと考えて
おります。

研究開発課題名:高機能な次世代抗体を‘迅速に’創出・生産する「ロボティクス×デジタル」を基盤と
               した革新技術開発

研究開発代表者:
    *神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科・教授 近藤 昭彦
    東北大学 大学院工学研究科バイオ工学専攻・教授 梅津 光央
    九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門・教授       神谷 典穂
    東京大学 大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻・教授 浅井 潔
    国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部・第一室長 橋井 則貴
    株式会社ファーマフーズ     バイオメディカル部・取締役 青笹正義
    次世代バイオ医薬品製造技術研究組合/(株) 日立製作所 東京本部・専務理事 村上 聖
    *応募課題代表者




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研究開発分担者:
  神戸大学 先端バイオ工学研究センター・准教授                           石井 純
  神戸大学 大学院科学技術イノベーション研究科・客員教授 荒木 通啓
  群馬医療福祉大学 医療技術学部医療技術学科・教授 辻 祥太郎
  アステラス製薬株式会社              製薬技術本部 創薬技術研究所・主任研究員 増原 泰英
  シスメックス株式会社 バイオ診断薬技術センター バイオ原料開発部・シニアエンジニア 大屋智資
  Bio-energy 株式会社 R&D 研究所・主席研究員 兼 部長 濵 真司
  帝塚山学院大学 人間科学部食物栄養学科・教授                           足達 哲也
  産業技術総合研究所 人工知能研究センター・主任研究員 齋藤 裕
  名古屋市立大学 大学院医学研究科 神経発達症遺伝学分野・学内講師 金澤 智
  北九州工業高等専門学校              生産デザイン工学科物質化学コース・助教 高原 茉莉
  量子科学技術研究開発機構 量子生命科学領域・主任研究員 櫻庭 俊
  徳島大学 大学院社会産業理工学研究部・助教 鬼塚 正義
                                     開発スキームのイメージ




                                                           ※3




    本事業が今期の通期業績及び来期以降の業績に与える影響については未定であります。
    当社はAMEDとの契約締結後、研究開発費などを計上し、本件実施に伴う補助金収入を見込んでお
  ります。業績予想の修正が必要と判断された場合には速やかに開示いたします。
                                                                以上


※1 https://www.amed.go.jp/koubo/11/01/1101C_00005.html
※2 ALAgeneⓇ technology(アラジン テクノロジー)について

    従来技術では抗体作製が困難な創薬ターゲットに対する、臨床応用可能な特性を有したニワトリ由来ヒト化抗体作製

    技術

※3 ロボティクスを活用した実験の高速化及び情報解析を活用したシミュレーション等の技術の組み合わせ




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