2927 J-AFC-HD 2020-04-27 11:30:00
2020年8月期 第2四半期 決算補足説明資料 [pdf]
200427
証券コード:2927
健康食品・化粧品の受託(OEM)総合メーカー
2020年8月期 第2四半期 決算補足説明資料
(2019年9月1日~2020年2月29日)
健康食品業界の動向
機能性表示食品の市場規模
健康食品市場の推移 前年比
【2019.12.24健康産業速報掲載】 【2020年版 健康食品の市場実態と展望/矢野経済研究所】
(特保除く、機能性表示食品含む) 0.2%減
(億円)
14,000 12,455 (億円) サプリメント 一般食品 生鮮食品
12,850 12,475 3,000
12,100 12,272
12,300 12,100 12,045
12,000 11,80011,850 11,870 ※制度開始:2015年4月
11,800 11,500 11,700
11,000 11,130
2,500
※上市開始: 同年6月 2,382
10,300 2,240 96
10,000 9,870
25.3%増 94 6.3%増
2,000
8,100 1,788
8,000 7,500 31.1%増 89 974
6,900 1,002
6,500 1,500 1,364
6,000 5,800
88
5,000 946
4,000
4,000 1,000 206.0%増 619 1,312
3,500
2,900
1,144
500
446
2,000
64 753 51.8%増
159 656
0
222
0
'87'88'89'90'91'92'93'94'95'96'97'98'99'00'01'02'03'04'05'06'07'08'09'10'11'12'13'14'15'16'17'18'19
西暦 '15 '16 '17 '18 ‘19(見込)
西暦
'19(見込)
(年) (年度)
2019年の健康食品市場は、インバウンド需要の失速や自然災害などの影響を受け、前年比0.2%減の
1兆2,455億円となった。
機能性表示食品の市場規模は、2018年度が2,240億円となり、2019年度は2,382億円になると見込まれる。
2018年度は、特にサプリメントの伸びが前年度比51.8%増となった。
2
健康食品 受託製造市場 の動向
【出所:2015・2017・2019年版 健康食品の受託製造市場/矢野経済研究所】を基に当社で作成
健康食品受託製造企業のOEM売上高推移
(売上高:百万円)
(矢野経済研究所推定)
2015年度 2016年度 2017年度 2018年度(見込)
売上高 シェア 売上高 シェア 売上高 シェア 売上高 シェア
1 A社 21,268 14.6% 22,539 15.2% 22,971 15.3% 26,869 16.8%
2 B社 15,730 10.8% 16,800 11.3% 17,200 11.5% 18,080 11.3%
3 C社 10,700 7.3% 12,240 8.3% 12,920 8.6% 15,200 9.5%
4 D社 9,660 6.6% 9,700 6.5% 10,140 6.8% 10,600 6.6%
5 E社 9,340 6.4% 10,230 6.9% 9,900 6.6% 9,900 6.2%
6 当社 7,720 5.3% 7,687 5.2% 8,509 5.7% 9,389 5.9%
7 F社 6,440 4.4% 7,200 4.9% 7,940 5.3% 7,120 4.4%
8 G社 4,150 2.8% 4,200 2.8% 4,600 3.1% 5,100 3.2%
9 H社 3,100 2.1% 3,400 2.3% 3,670 2.5% 5,058 3.2%
10 I社 4,600 3.2% 4,300 2.9% 4,680 3.1% 4,900 3.1%
その他 53,292 36.5% 49,904 33.7% 47,170 31.5% 47,884 29.8%
合計 146,000 100.0% 148,200 100.0% 149,700 100.0% 160,100 100.0%
※2019年度健康食品の受託製造市場規模予測は161,700百万円。同年度の当社OEM部門の売上高は9,591百万円。推定シェア5.9%予測
矢野経済研究所 推定の「健康食品受託製造企業のOEM売上高推移表」によれば、健康食品受託製造市場
の7割以上のシェアを業界トップ10の企業が占める状況となっており、当社のOEM部門は市場の5%台の
シェアを確保し、業界6位の地位を維持しております。
3
AFC-HDアムスライフサイエンスグループ
第2四半期決算報告
4
第2四半期 決算の状況(連結)
連結 業 績 比 較 表(直近3期間) (単位:百万円)
2018年8月期 2019年8月期 2020年8月期 2020年8月期 対前年同期
連結
第2Q 実績 第2Q 実績 当初 第2Q 計画 第2Q 実績 増減率
売上高 7,723 8,338 8,200 7,892 △5.3%
営業利益 516 598 460 565 △5.5%
経常利益 504 617 460 567 △8.1%
親会社株主に帰属
する四半期純利益 338 502 300 352 △29.8%
経常利益率 6.5% 7.4% 5.6% 7.2% ー
減収要因:美容商材の伸長により海外部門の売上高が前年同期の2倍となったが、前年同期に好調であった
乳酸菌・酵母関連商品の受注減少などによりOEM部門が減収となった。
減益要因:粗利益率が改善し売上総利益は前年同期並みとなったものの、株主優待費用の増加・貸倒引当金
の計上などにより、販売費及び一般管理費が増加した。
親会社株主に帰属する四半期純利益については、固定資産売却益の減少の影響も加わった。
5
第2四半期 決算の状況(連結)
連結 事業部門別 売上高の状況(直近2期間)(単位:百万円)
2019年8月期 2020年8月期 対前年同期 対前年同期
事業部門 第2Q 実績 第2Q 実績 増減額 増減率
増減要因
OEM部門 5,130 4,248 △881 △17.2% 乳酸菌・酵母関連商品の受注減少
海外部門 466 935 468 100.4% インドネシア顧客の伸長
ヘ
ル
ス
ケ 店舗販売部門 955 949 △5 △0.5% 店舗数の減少
ア
事
業 通信販売部門
・ AFC:サプリ・化粧品・ 734 702 △31 △4.3% 葉酸サプリの受注減少
医 漢方薬
薬
品
事 卸販売部門
業 AFC:サプリ・化粧品 992 988 △4 △0.4% miteteシリーズの受注減少
本草:医科・OTC・
サプリ・化粧品
その他 58 67 9 15.6% ー
前期の第1四半期で好調であった商材
合計 ー 8,338 7,892 △445 △5.3% のOEM受注の減少が響いた
6
連結 資産の状況
※借入・社債・割賦未払金 (単位:百万円)
連結 2019年8月期 2020年8月期 2Q 対前期末増減額
資産合計 18,327 18,248 △78
内訳 流動資産 9,629 9,556 △72
固定資産 8,697 8,692 △5
負債合計 8,217 7,983 △233
内訳 流動負債 6,896 6,026 △869
(上記のうち有利子負債※) (3,692) (2,959) (△732)
固定負債 1,321 1,957 636
(上記のうち有利子負債※) (686) (1,299) (612)
純資産 10,109 10,265 155
資産:預け金の減少などにより流動負債のその他が67百万円減少。固定資産では投資その他の資産が51百万
円、無形固定資産が42百万円増加した反面、償却により有形固定費が99百万円減少。
負債:返済による有利子負債の減少120百万円に加え、未払消費税等の減少などにより流動負債のその他が
103百万円減少。
純資産:親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により、利益剰余金が141百万円増加した。
7
第2四半期 決算の状況(単体)
単体 業 績 比 較 表(直近3期間) (単位:百万円)
2018年8月期 2019年8月期 2020年8月期 対前年同期
単体
第2Q 実績 第2Q 実績 第2Q 実績 増減率
売上高 6,113 6,927 6,491 △6.3
営業利益 380 571 465 △18.5
経常利益 384 552 450 △18.6
四半期純利益 222 377 279 △25.9
経常利益率 6.3% 8.0% 6.9% ー
減収要因:連結に記載した減収要因と同じ。
減益要因:粗利益率は改善し売上総利益は前年同期を上回った。一方、株主優待の処理方法を変更
したことなどにより、販売費及び一般管理費が増加し、減益となった。
8
AFC-HDアムスライフサイエンスグループ
上期の状況及び
下期の取り組みについて
9
OEM部門 報告と取り組み
AFC-HDアムスライフサイエンス
上期 売上高前年同期比:17.2%減 下期
■減収要因
●機能性表示食品の申請サポートの強化
●前期に好調であった乳酸菌・酵母関連商
・原料メーカー・販社・日本予防医学研
品の受注が減少
究所と連携を取りながら推進していく
■機能性表示食品
【当社が取り扱う届出の受理件数】
前年同期比 30社55品目 → 49社126品目
増加 受理件数の増加による売上増
【取引社数】
前年同期比 330社 → 325社 減少 国内市場の競争激化
■製造
●昨年9月 高性能ハードカプセル ●営業サービスの強化
充填機を1台増設 ・営業力・製品開発力・製造能力を強化
していく
更なる納期短縮を図る ハードカプセル充填機
10
海外部門 報告と取り組み
AFC-HDアムスライフサイエンス
上期 売上高前年同期比:100.4%増 下期
■増収要因 ●既存大口顧客への拡販
●インドネシア顧客の受注が大きく伸長 ・品目数の増加による売上増を目指す
・美容商材 高付加価値の美容商材(馬プラセンタなど)
インドネシアで人気のプラセンタ商材
「SOP100+」 ●販路の拡大
●既存顧客における受注が堅調に推移
・新規大口OEM顧客の開拓
・中国大手顧客の開拓
昨年10月、インドネシアにて大規模イベントに参加
11
店舗販売部門 報告と取り組み
エーエフシー
上期 売上高前年同期比:0.5%減 下期
●店外催事、ホテル催事、セミナー、
●外商、友の会、カード顧客などを活用
相談会などの実施
した組織販売を増強する
■減収要因
・ホテル催事、チラシ封入、SNSなど
●店舗数の減少
・今期上期 8店舗を閉店
伊勢丹府中、伊勢丹相模原、東急ながの、大丸札幌、東急吉祥寺、
天満屋広島アルパーク、東武池袋、三越銀座(ダブルテナントを統合)
今期期初 49店
(店舗数)
60 店舗数の推移 期末 41店
50 51 51 51 50 50 49 49 49 49 49 49
50 46 46 45 45 43
41 催事、セミナー、相談会などで活用す
40 る「皮膚のカロテノイド測定器(ベジ
メータ®SC)」
30
西武池袋駅地下コンコースで流れる
20 「AFC LAB.西武池袋店」デジタルサイネージ
10 前期上期 今期上期
●専門知識をもつ管理栄養士、サプリメン
0
'18.9 '18.10 '18.11 '18.12 '19.1 '19.2 '19.3 '19.4 '19.5 '19.6 '19.7 '19.8 '19.9 '19.10 '19.11 '19.12 '20.1 '20.2
◎出退店を除く既存店舗においては、売上高が トアドバイザーなどの採用、育成
前年同期を上回った
12
通信販売部門 報告と取り組み
エーエフシー
上期 売上高前年同期比:4.3%減 下期
●機能性表示食品5品目を新発売
●ネット販売において、定期購入コース
への加入を強化していく
ルテオリン 魚のDHA・ イソフラボン ブラックジン
売上を安定させる
ギャバGOLD AFC公式オンラインショップ
GOLD EPA GOLD GOLD ジャーGOLD
での定期購入案内画面
11月発売 12月発売 12月発売 1月発売 1月発売
●ネット販売における販促の見直し
●記事広告などでの新聞広告
投下 ・制作物のクオリティー見直し
・新規顧客の獲得が順調 ・レスポンスの見込める広告媒体の新規開拓
・爽快柑シリーズの好調
記事広告
■減収要因 (2020年1月20日 朝日新聞 朝刊) ●新聞、テレビ広告は、成果が上がって
●『葉酸サプリ』の低迷(前年同期比31.3%減) きているので、さらに向上させる
・葉酸サプリ市場の競争激化
13
卸販売部門 報告と取り組み
エーエフシー
上期 売上高前年同期比:9.0%減 下期
●機能性表示食品4品目を新発売 ●新規販路の開拓
引き続き、展示会・販売会
へ出展
・7月:ウェルネスフードジャパン
2019年7月 ウエルネスフード
など
ジャパンのAFCブース
菊の花(ルテオリン) GABA(ギャバ) ブラックジンジャー DHA・EPA
プレミアム プレミアム プレミアム プレミアム ●取引先に合わせた販促企画の検討、実施
11月発売 12月発売 12月発売 1月発売
●新規販路の開拓および販売強化 ●新商品の開発
展示会・販売会へ積極的に出展
・ダイエット&ビューティーフェア(東京) ・機能性表示食品のラインアップ充実を図る
・親和会:取引先総合展示会(大阪)
・みどり会(東京・大阪) ・取引先に合わせた先行(専売)商品企画の
検討、実施
■減収要因
●miteteシリーズなどが苦戦
14
卸販売部門 報告と取り組み
本草製薬
上期 売上高前年同期比:2.6%増 下期
■増収要因
●引き続き、重点3商品の拡売
●ジェネリック医薬品の好調
●新たに、勃起改善薬を発売準備中
・ピムロ顆粒(下剤) 前年同期比 118 % < 先発薬:シアリス / 後発薬:タダラフィル >
< 先発薬アローゼン:市場約15億円 >
【重点4商品】
ピムロ顆粒、シルデナフィル錠、フィナステリド錠、
タダラフィル錠
・シルデナフィル錠(勃起改善薬)
「ピムロ顆粒」 「シルデナフィル錠」 「フィナステリド錠」
2017年11月発売 2014年9月発売 2016年12月発売
・フィナステリド錠(AGA治療薬)
「タダラフィル錠」
発売準備中
●漢方薬のPB受注が増加(一般用医薬品) ●解熱鎮痛剤(一般用医薬品)を新たに
上市予定
15
AFC-HDアムスライフサイエンスグループ
業績予想
16
新型コロナウイルスの影響
●OEM部門及び卸販売部門などにおいて、商談が滞っている状況がある。
●OEM部門において、訪日客減少・外出自粛により、免税店やドラッグストアなどを販売先
とする商材に受注の停滞が見られる。
●店舗販売部門において、営業時間の短縮や臨時休業を実施している店舗がある。
●株式市場における株価下落により、有価証券評価損の計上が見込まれる。
17
2020年8月期 連結予想
(単位:百万円)
2020年8月期 2020年8月期
連結 2018年8月期 2019年8月期
第2四半期 (予想)
売上高 15,795 16,252 7,892 15,500
営業利益 1,023 981 565 900
経常利益 982 1,014 567 900
親会社株主に帰属する
当期純利益 736 783 352 550
●2020年8月期通期 部門別 売上高 予想 (ヘルスケア事業・医薬品事業)
OEM 海外 店舗販売 通信販売 卸販売 その他
8,300(予) 1,770(予) 1,850(予) 1,420(予) 2,020(予) 計15,500(予)
140(予)
(百万円)
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000
●2020年8月期上期 部門別 売上高 実績 (ヘルスケア事業・医薬品事業)
OEM 海外 店舗販売 通信販売 卸販売 その他
4,248 935 949 702 988 計7,892
67 (百万円)
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000
18
最後まで御覧いただきまして誠にありがとうございました
本資料に関するお問い合わせ
社長室
TEL:054-281-5238
FAX:054-281-5139
E-mail:ir-ams@ams-life.com
URL:https://www.ams-life.co.jp/
本資料で記述している将来予測および業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき、当社が判断した
予想であり、潜在的なリスク・不確実性が含まれています。
そのため、さまざまな要因の変化により、実際の業績は記述している将来の見通しと異なる結果となる
可能性があることをご承知おき下さい。
19