2924 イフジ産業 2020-05-07 15:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月7日
上 場 会 社 名 イフジ産業株式会社 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 2924 URL http://www.ifuji.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤井 宗徳
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画部長 (氏名) 原 敬 (TEL) 092-938-4561
定時株主総会開催予定日 2020年6月25日 配当支払開始予定日 2020年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 14,312 4.4 928 15.1 951 14.8 614 11.2
2019年3月期 13,711 △4.8 806 16.3 828 16.7 552 △0.6
(注) 包括利益 2020年3月期 602百万円( 11.2%) 2019年3月期 541百万円( △4.5%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年3月期 75.20 ― 10.5 9.0 6.5
2019年3月期 66.28 ― 10.0 7.6 5.9
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 10,448 6,032 57.7 740.93
2019年3月期 10,710 5,702 53.2 684.63
(参考) 自己資本 2020年3月期 6,032百万円 2019年3月期 5,702百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 1,165 △296 △708 1,927
2019年3月期 761 △239 △447 1,766
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 8.00 ― 9.00 17.00 141 25.6 2.5
2020年3月期 ― 9.00 ― 11.00 20.00 162 26.5 2.7
2021年3月期(予想) ― ― ― ― ― ―
(注) 2021年3月期の配当予想につきましては、業績予想を未定としていることから未定とし、算定が可能となった段
階で配当の基本方針である連結ベースでの目標配当性向25%~30%に従い配当予想を開示いたします。なお、詳細
は添付資料3ページ「1.経営成績等の概況 (5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当」をご覧くださ
い。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、現段階においては当社グループの業績への影響は限定的ではあるも
のの、今後新型コロナウイルス感染症が当社グループの業績にどのような影響を与えるか見極めることが難しく、合
理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、連結業績予想の算定が可能となった段階で速やか
に開示いたします。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) ― 、 除外 ― 社 (社名) ―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 8,345,370株 2019年3月期 8,345,370株
② 期末自己株式数 2020年3月期 203,991株 2019年3月期 15,728株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 8,167,134株 2019年3月期 8,329,660株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 13,201 5.4 912 20.3 958 19.2 631 17.2
2019年3月期 12,527 △5.6 757 17.6 804 16.2 538 △1.0
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期 77.27 ―
2019年3月期 64.62 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期 9,700 5,548 57.2 681.56
2019年3月期 9,965 5,202 52.2 624.57
(参考) 自己資本
2020年3月期 5,548百万円 2019年3月期 5,202百万円
2.2021年3月期の個別業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の個別業績予想につきましては、現段階においては当社の業績への影響は限定的ではあるものの、今
後新型コロナウイルス感染症が当社の業績にどのような影響を与えるか見極めることが難しく、合理的に算定するこ
とが困難なことから未定としております。今後、個別業績予想の算定が可能となった段階で速やかに開示いたしま
す。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
に関する事項については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 3
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 5
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 7
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 8
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 9
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………… 9
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
4.その他 …………………………………………………………………………………………………16
役員の異動 ………………………………………………………………………………………………16
1
イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、世界的な貿易摩擦への懸念や消費税率の引き上げ等に伴う消費者の節約
志向の高まり、日本国内の人口減少等に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行の影響により、極めて
不透明な状況が続きました。
食品業界におきましては、原材料価格の上昇や人件費の高騰等による商品の値上げ等による生活防衛意識の強ま
りや、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、厳しい経営環境が続いております。
このような状況の中、当社グループの当連結会計年度の売上高は、鶏卵関連事業における販売数量が前連結会計
年度に比べ3.3%増と好調に推移し過去最高となったこと等により、同4.4%増の14,312百万円となりました。
損益につきましては、鶏卵関連事業において販売数量が増加したことや原料仕入コストの削減等により、営業利
益は同15.1%増の928百万円、経常利益は同14.8%増の951百万円となり、それぞれ6期連続の増益となりました。
また、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.2%増の614百万円となりました。なお、営業利益、経常利益、親会
社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ過去最高となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
①鶏卵関連事業
当セグメントにおきましては、主要な商品である液卵製品の販売単価および原料の仕入単価が鶏卵相場に連動し
て変動するものが多く、鶏卵相場が高く推移した場合は製品の販売単価および原料の仕入単価ともに高く推移し、
低く推移した場合は製品の販売単価および原料の仕入単価ともに低く推移する傾向にあるため、製品の販売単価と
原料の仕入単価の差益を一定額以上確保するとともに販売数量を伸ばす努力をしております。
当セグメントにおける業績の重要な指標である販売数量は前連結会計年度に比べ3.3%増となり過去最高となりま
した。売上高につきましては、販売数量が増加したこと等により、液卵売上高は前連結会計年度に比べ4.5%増の
12,128百万円となりました。また、加工品売上高はゆで卵や仕入販売の増加等により同6.5%増の530百万円、その
他売上高は同29.3%増の519百万円となりました。この結果、合計の売上高は同5.4%増の13,178百万円となりまし
た。
セグメント利益につきましては、販売数量の増加や原料仕入コストの削減等により、同20.7%増の900百万円とな
りました。
②調味料関連事業
当セグメントの売上高につきましては、既存商品の販売減少やスナック菓子向け商品の採用が少なかったこと等
により、前連結会計年度に比べ5.8%減の1,163百万円となりました。
セグメント利益につきましては、主に売上高の減少により、同66.9%減の15百万円となりました。
③その他
当セグメントは太陽光発電事業であり、売上高は前連結会計年度に比べ7.9%減の23百万円となり、セグメント利
益は同4.9%減の12百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は10,448百万円となり、前連結会計年度末に比べ262百万円減少しました。
流動資産は5,450百万円となり、前連結会計年度に比べ133百万円減少しました。主な要因は、現金及び預金の増
加161百万円、受取手形及び売掛金の減少215百万円、商品及び製品の減少88百万円等によるものであります。
固定資産は4,997百万円となり、前連結会計年度末に比べ129百万円減少しました。主な要因は、建物及び構築物
の減少91百万円等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は4,415百万円となり、前連結会計年度末に比べ592百万円減少しました。
流動負債は2,388百万円となり、前連結会計年度末に比べ169百万円減少しました。主な要因は、支払手形及び買
掛金の減少126百万円等によるものであります。
固定負債は2,027百万円となり、前連結会計年度末に比べ422百万円減少しました。主な要因は、長期借入金の減
少395百万円等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は6,032百万円となり、前連結会計年度末に比べ329百万円増加しました。主な要
因は、親会社株主に帰属する当期純利益614百万円の計上及び配当金の支払い148百万円により利益剰余金が465百万
円増加したこと等によるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の53.2%から57.7%となりました。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における「現金及び現金同等物の期末残高」は、前連結会計年度末に比べ161百万円増加し
1,927百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ404百万円増加し1,165百万円と
なりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上924百万円、減価償却費の計上391百万円、売上債権の減
少214百万円等により資金が増加し、仕入債務の減少126百万円、法人税等の支払い313百万円等により資金が減少し
たことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用された資金は、前連結会計年度に比べ56百万円増加し296百万円とな
りました。これは主に、有形固定資産の取得による支出277百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用された資金は、前連結会計年度に比べ261百万円増加し708百万円と
なりました。これは主に、長期借入金の返済による支出440百万円、配当金の支払額148百万円、自己株式の取得に
よる支出124百万円等によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 46.1 45.7 48.2 53.2 57.7
時価ベースの自己資本比率
46.4 69.7 59.1 54.6 61.4
(%)
キャッシュ・フロー対
996.9 332.6 253.4 359.4 197.4
有利子負債比率(%)
インタレスト・カバレッジ・
15.8 61.4 77.4 60.6 108.8
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としていま
す。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う経済活動の大幅な減退や外出規制・
店舗休業による個人消費の冷え込みなどにより、景気は急速に悪化し先行きの予測は大変難しい状況にあります。
このような厳しい環境のもと、当社では新型コロナウイルス感染拡大防止と事業継続の体制維持の観点から、製
品に係る「食の安全」はもちろんのこと、お取引先様や従業員等の健康・安全確保や事業への影響を最小限に抑え
るべく必要な対応を最優先に行っております。
しかしながら、今後の新型コロナウイルス感染症による消費活動への影響度合いや影響の及ぶ期間を見極めるこ
とが大変難しくなっております。現段階においては新型コロナウイルスの業績への影響は限定的ではあるものの、
今後、新型コロナウイルスの影響が長期化した場合、当社のお取引先である外食や観光客向けの菓子メーカー等へ
の販売数量にどのように影響するのか、鶏卵相場にどのように影響するのかを見極めることが難しいと考えており
ます。また、当社製造従事者への感染により当社の工場運営に影響がでる可能性も考えられます。さらに、新型コ
ロナウイルス感染拡大による企業倒産増加の当社業績への影響も懸念されます。これらのことから、現段階では業
績予想を合理的に算定することが困難であると判断し、2021年3月期の業績予想は未定とさせていただきます。
今後、合理的な予想の算定が可能となった段階で速やかに公表いたします。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、株主の皆様に対する適切な利益還元を重要な経営目標と位置付けております。
また、当社の属する液卵業界において市場競争力を確保し、シェア及び収益の向上を図るためには、製造設備、
研究開発等の積極的な投資が必要であると考えております。
株主各位に対する利益還元の基本方針としましては、経営体質の強化や今後の事業展開を勘案した内部留保にも
留意しつつ、連結ベースで目標配当性向25%~30%、中間配当及び期末配当の年2回としております。
当期の配当につきましては、中間配当9円を実施いたしました。また期末配当につきましては、1株当たり11円
を株主総会に提案させていただく予定であります。当連結会計年度における配当性向は連結ベースで26.5%となり
ます。
なお、次期の配当につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大により、上述のとおり業績予想を未定として
いることから配当予想も未定とし、業績予想の開示が可能となった段階で速やかに公表いたします。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏
しいため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,303 2,464
受取手形及び売掛金 2,185 1,970
商品及び製品 816 728
仕掛品 47 34
原材料及び貯蔵品 213 235
その他 21 21
貸倒引当金 △3 △3
流動資産合計 5,584 5,450
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,948 1,857
機械装置及び運搬具(純額) 1,010 1,004
土地 1,915 1,915
その他(純額) 89 55
有形固定資産合計 4,964 4,832
無形固定資産 7 6
投資その他の資産
投資有価証券 134 142
繰延税金資産 ― 3
その他 20 14
貸倒引当金 △1 △2
投資その他の資産合計 153 158
固定資産合計 5,126 4,997
資産合計 10,710 10,448
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 745 619
短期借入金 938 898
未払法人税等 177 201
未払消費税等 45 22
賞与引当金 70 69
その他 580 577
流動負債合計 2,558 2,388
固定負債
長期借入金 1,798 1,402
長期未払金 567 562
繰延税金負債 58 35
その他 26 26
固定負債合計 2,450 2,027
負債合計 5,008 4,415
純資産の部
株主資本
資本金 455 455
資本剰余金 366 366
利益剰余金 4,829 5,295
自己株式 △7 △131
株主資本合計 5,645 5,986
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 57 46
その他の包括利益累計額合計 57 46
純資産合計 5,702 6,032
負債純資産合計 10,710 10,448
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 13,711 14,312
売上原価 11,057 11,437
売上総利益 2,654 2,874
販売費及び一般管理費
運賃 755 787
保管費 164 169
役員報酬 143 148
給料及び手当 225 242
貸倒引当金繰入額 ― 1
賞与引当金繰入額 28 27
その他 530 570
販売費及び一般管理費合計 1,848 1,945
営業利益 806 928
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 1 2
受取賃貸料 24 24
その他 9 8
営業外収益合計 35 34
営業外費用
支払利息 12 10
その他 ― 0
営業外費用合計 12 11
経常利益 828 951
特別利益
補助金収入 0 0
受取保険金 14 27
特別利益合計 14 27
特別損失
固定資産除売却損 0 16
災害による損失 10 38
抱合せ株式消滅差損 3 ―
特別損失合計 14 55
税金等調整前当期純利益 829 924
法人税、住民税及び事業税 296 331
法人税等調整額 △18 △21
法人税等合計 277 310
当期純利益 552 614
非支配株主に帰属する当期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する当期純利益 552 614
6
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 552 614
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △10 △11
その他の包括利益合計 △10 △11
包括利益 541 602
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 541 602
非支配株主に係る包括利益 ― ―
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 有価証券 包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 455 366 4,411 △6 5,226 67 67 5,294
当期変動額
剰余金の配当 △133 △133 △133
親会社株主に帰属す
552 552 552
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 ― ―
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △10 △10 △10
額)
当期変動額合計 ― ― 418 △0 418 △10 △10 408
当期末残高 455 366 4,829 △7 5,645 57 57 5,702
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 有価証券 包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 455 366 4,829 △7 5,645 57 57 5,702
当期変動額
剰余金の配当 △148 △148 △148
親会社株主に帰属す
614 614 614
る当期純利益
自己株式の取得 △124 △124 △124
自己株式の処分 0 0 0 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △11 △11 △11
額)
当期変動額合計 ― 0 465 △124 341 △11 △11 329
当期末残高 455 366 5,295 △131 5,986 46 46 6,032
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 829 924
減価償却費 413 391
貸倒引当金の増減額(△は減少) △1 1
賞与引当金の増減額(△は減少) 3 △0
受取利息及び受取配当金 △1 △2
支払利息 12 10
受取保険金 △14 △27
補助金収入 △0 △0
抱合せ株式消滅差損益(△は益) 3 ―
固定資産除売却損益(△は益) 0 16
災害損失 10 38
売上債権の増減額(△は増加) 220 214
たな卸資産の増減額(△は増加) △76 78
仕入債務の増減額(△は減少) △266 △126
未払消費税等の増減額(△は減少) △100 △22
その他 8 △35
小計 1,040 1,460
利息及び配当金の受取額 1 2
利息の支払額 △12 △11
保険金の受取額 14 27
補助金の受取額 0 0
法人税等の支払額 △283 △313
営業活動によるキャッシュ・フロー 761 1,165
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △637 △637
定期預金の払戻による収入 637 637
有形固定資産の取得による支出 △239 △277
無形固定資産の取得による支出 ― △1
投資有価証券の取得による支出 △3 △25
投資有価証券の売却による収入 ― 0
その他 3 7
投資活動によるキャッシュ・フロー △239 △296
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △280 5
長期借入れによる収入 350 ―
長期借入金の返済による支出 △384 △440
自己株式の取得による支出 △0 △124
自己株式の売却による収入 ― 0
配当金の支払額 △132 △148
財務活動によるキャッシュ・フロー △447 △708
現金及び現金同等物に係る換算差額 ― ―
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 74 161
現金及び現金同等物の期首残高 1,690 1,766
非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の
0 ―
増加額
現金及び現金同等物の期末残高 1,766 1,927
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1 連結の範囲に関する事項
連結子会社の数 1社
連結子会社の名称
日本化工食品株式会社
非連結子会社はありません。
2 持分法の適用に関する事項
該当事項はありません。
3 連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の決算日と連結決算日は一致しております。
4 会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法によ
り算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
②たな卸資産
評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。
商品、製品、仕掛品、原材料
移動平均法
貯蔵品
最終仕入原価法
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
①有形固定資産(リース資産を除く)
定率法
ただし、1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附
属設備及び構築物については、定額法を採用しております。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物及び構築物 7~31年
機械装置及び運搬具 2~10年
②無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用してお
ります。
③長期前払費用
定額法
(3) 重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の特定の債権に
ついては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
②賞与引当金
従業員の賞与支給に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(4) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及
び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期
限の到来する短期投資からなっております。
(5) その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
①従業員の退職金制度について
資格等級に応じて一定金額を月額給与に上乗せして支給する前払退職金制度を採用しております。
②消費税等の会計処理
税抜方式を採用しており、資産に係る控除対象外消費税及び地方消費税は当連結会計年度の費用として処理して
おります。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、「鶏卵関連事業」と「調味料関連事業」の2つの事業を柱として事業活動を展開しており、
「鶏卵関連事業」と「調味料関連事業」の2つを報告セグメントとしております。
「鶏卵関連事業」は、業務用液卵及び卵加工品等の製造販売をしております。「調味料関連事業」は、業務用粉
体調味料及び顆粒調味料等の製造販売をしております。
また、「その他」については、太陽光発電事業であります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記
載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 12,502 1,183 13,686 25 13,711
セグメント間の内部
― 51 51 ― 51
売上高又は振替高
計 12,502 1,234 13,737 25 13,763
セグメント利益 745 47 793 12 806
セグメント資産 9,759 993 10,752 210 10,962
セグメント負債 4,717 252 4,970 49 5,020
その他の項目
減価償却費 374 27 401 12 413
特別利益 14 0 14 ― 14
(補助金収入) 0 ― 0 ― 0
(受取保険金) 13 0 14 ― 14
特別損失 9 4 14 ― 14
(固定資産除売却損) 0 0 0 ― 0
(災害による損失) 9 0 10 ― 10
(抱合せ株式消滅差損) ― 3 3 ― 3
有形固定資産及び
210 31 242 ― 242
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 13,178 1,109 14,288 23 14,312
セグメント間の内部
― 53 53 ― 53
売上高又は振替高
計 13,178 1,163 14,342 23 14,365
セグメント利益 900 15 916 12 928
セグメント資産 9,504 990 10,494 199 10,694
セグメント負債 4,118 267 4,386 35 4,422
その他の項目
減価償却費 351 29 381 10 391
特別利益 16 11 27 ― 27
(補助金収入) 0 ― 0 ― 0
(受取保険金) 16 11 27 ― 27
特別損失 30 24 55 ― 55
(固定資産除売却損) 14 2 16 ― 16
(災害による損失) 15 22 38 ― 38
有形固定資産及び
236 38 274 ― 274
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 13,737 14,342
「その他」の区分の売上高 25 23
セグメント間取引消去 △51 △53
連結財務諸表の売上高 13,711 14,312
(単位:百万円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 793 916
「その他」の区分の利益 12 12
連結財務諸表の営業利益 806 928
(単位:百万円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 10,752 10,494
「その他」の区分の資産 210 199
セグメント間取引消去 △252 △246
連結財務諸表の資産合計 10,710 10,448
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
負債 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 4,970 4,386
「その他」の区分の負債 49 35
セグメント間取引消去 △12 △6
連結財務諸表の負債合計 5,008 4,415
(単位:百万円)
連結財務諸表
報告セグメント計 その他 調整額
計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 401 381 12 10 ― ― 413 391
特別利益 14 27 ― ― ― ― 14 27
(補助金収入) 0 0 ― ― ― ― 0 0
(受取保険金) 14 27 ― ― ― ― 14 27
特別損失 14 55 ― ― ― ― 14 55
(固定資産除売却損) 0 16 ― ― ― ― 0 16
(災害による損失) 10 38 ― ― ― ― 10 38
(抱合せ株式消滅差損) 3 ― ― ― ― ― 3 ―
有形固定資産及び
242 274 ― ― ― ― 242 274
無形固定資産の増加額
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
【関連情報】
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 684円63銭 740円93銭
1株当たり当期純利益 66円28銭 75円20銭
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 552 614
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
552 614
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 8,329,660 8,167,134
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 5,702 6,032
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 5,702 6,032
1株当たり純資産額の算定に用いられた
8,329,642 8,141,379
期末の普通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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イフジ産業株式会社(2924) 2020年3月期 決算短信
4.その他
役員の異動
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他の役員の異動(2020年6月25日付就任予定)
新任取締役候補
取締役 中川 正裕 (なかがわ まさひろ)
(注)中川正裕氏は、社外取締役候補者であります。
退任予定取締役
取締役 山村 正幸 (やまむら まさゆき)
(注)山村正幸氏は、社外取締役であります。
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