2924 イフジ産業 2021-05-06 15:00:00
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月6日
上 場 会 社 名 イフジ産業株式会社 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 2924 URL http://www.ifuji.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤井 宗徳
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画部長 (氏名) 原 敬 (TEL) 092-938-4561
定時株主総会開催予定日 2021年6月25日 配当支払開始予定日 2021年6月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 13,825 △3.4 1,184 27.6 1,210 27.2 830 35.2
2020年3月期 14,312 4.4 928 15.1 951 14.8 614 11.2
(注) 包括利益 2021年3月期 832百万円( 38.1%) 2020年3月期 602百万円( 11.2%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 101.63 ― 13.0 11.3 8.6
2020年3月期 75.20 ― 10.5 9.0 6.5
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 ―百万円 2020年3月期 ―百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 11,038 6,723 60.9 822.03
2020年3月期 10,448 6,032 57.7 740.93
(参考) 自己資本 2021年3月期 6,723百万円 2020年3月期 6,032百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 1,053 △239 △311 2,429
2020年3月期 1,165 △296 △708 1,927
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 9.00 ― 11.00 20.00 162 26.5 2.7
2021年3月期 ― 10.00 ― 14.00 24.00 196 23.6 2.9
2022年3月期(予想) ― 12.00 ― 14.00 26.00 25.6
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 7,721 21.6 514 4.0 524 3.6 360 0.2 44.02
通期 16,344 18.2 1,205 1.7 1,222 1.0 831 0.2 101.66
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) ― 、 除外 ― 社 (社名) ―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 8,345,370株 2020年3月期 8,345,370株
② 期末自己株式数 2021年3月期 166,611株 2020年3月期 203,991株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 8,167,411株 2020年3月期 8,167,134株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 12,720 △3.6 1,154 26.6 1,197 24.9 806 27.8
2020年3月期 13,201 5.4 912 20.3 958 19.2 631 17.2
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 98.76 ―
2020年3月期 77.27 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 10,280 6,216 60.5 760.06
2020年3月期 9,700 5,548 57.2 681.56
(参考) 自己資本
2021年3月期 6,216百万円 2020年3月期 5,548百万円
2.2022年3月期の個別業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上高 経常利益 当期純利益 1株当たり当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 7,176 23.4 518 4.8 352 3.0 43.08
通期 15,151 19.1 1,206 0.8 820 1.7 100.29
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
に関する事項については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧ください。
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………… 4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………… 6
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………… 9
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………10
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………10
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………13
4.その他 …………………………………………………………………………………………………14
役員の異動 ………………………………………………………………………………………………14
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により厳しい状況が続く中、緊急
事態宣言解除後は段階的に経済活動が再開され持ち直しの動きが見られたものの、感染の再拡大により先行き不透
明な状況となっております。
食品業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛要請や休業要請、営業時間の短
縮等により外食等の需要が減少する一方で、中食・内食の需要が増加する等、食に対する需要が大きく変化しまし
た。また、鶏卵業界では鳥インフルエンザの大規模な発生が全国的に見られたことから、鶏卵の需給動向の先行き
が懸念されます。
このような状況の中、当社グループの当連結会計年度の連結売上高につきましては、前連結会計年度に比べ3.4%
減の13,825百万円となりました。
一方、損益につきましては、連結営業利益は同27.6%増の1,184百万円(7期連続増益)、連結経常利益は同27.2
%増の1,210百万円(7期連続増益)、親会社株主に帰属する当期純利益は同35.2%増の830百万円(2期連続増
益)となり、いずれも最高益を前連結会計年度に続き更新しました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
①鶏卵関連事業
当セグメントにおきましては、主要な商品である液卵の製品販売単価及び原料仕入単価が鶏卵相場に連動して変
動するものが多くあります。鶏卵相場が高く推移した場合は、製品販売単価及び原料仕入単価はともに高く推移す
る傾向にあり、鶏卵相場が低く推移した場合は、製品販売単価及び原料仕入単価はともに低く推移する傾向にあり
ます。そのため、製品販売単価と原料仕入単価の差益の一定額以上の確保と販売数量の確保により利益が最大にな
るように努めております。
当セグメントにおける販売数量につきましては前連結会計年度に比べ0.8%増となりました。これは主に、新型コ
ロナウイルス感染症の影響による土産菓子向け・外食向け等の需要の落ち込みはあったものの、これをカバーする
ため新規取引先の獲得に努め、また外出自粛や休業要請等に伴う「巣ごもり消費」としての冷凍食品等の内食向け
が増加したことによるものであります。
売上高につきましては、鶏卵相場(全農東京M基準値)が6.4%(11.7円)低下したことに伴い連動する販売単価
も低下した影響が大きく、液卵売上高は前連結会計年度に比べ3.1%減の11,747百万円となりました。また、加工品
売上高は同11.6%減の469百万円、その他売上高は同7.6%減の480百万円となりました。この結果、当セグメント合
計の売上高は同3.7%減の12,696百万円となりました。
セグメント利益につきましては、販売数量確保のための新規取引先の獲得及び既存取引先における新たな需要の
開拓、購買施策の多様化による材料費の低減、工場の生産効率の向上や歩留まりの向上による製造コストの削減等、
業績を向上させるべく様々な施策を講じた結果、前連結会計年度に比べ26.6%増の1,140百万円となりました。
②調味料関連事業
当セグメントの売上高につきましては、既存取引先への販売の減少等により、前連結会計年度に比べ1.0%減の
1,152百万円となりました。
セグメント利益につきましては、お客様と連携した棚卸廃棄ロスの低減及び購買施策の多様化による材料費の低
減、またテレワークの拡大に伴う出張抑制等による販売費及び一般管理費の減少等により同91.7%増の30百万円と
なりました。
③その他
当セグメントは太陽光発電であり、売上高は前連結会計年度に比べ3.0%増の24百万円となり、セグメント利益は
同16.6%増の14百万円となりました。
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末の資産合計は11,038百万円となり、前連結会計年度末に比べ590百万円増加しました。
流動資産は6,221百万円となり、前連結会計年度末に比べ770百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金の
増加501百万円、受取手形及び売掛金の増加252百万円等によるものであります。
固定資産は4,817百万円となり、前連結会計年度末に比べ179百万円減少しました。主な要因は、建物及び構築物
の減少70百万円、機械装置及び運搬具の減少88百万円等によるものであります。
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
(負債)
当連結会計年度末の負債合計は4,315百万円となり、前連結会計年度末に比べ100百万円減少しました。
流動負債は2,556百万円となり、前連結会計年度末に比べ168百万円増加しました。主な要因は、短期借入金の増
加104百万円、未払法人税等の増加68百万円等によるものであります。
固定負債は1,758百万円となり、前連結会計年度末に比べ268百万円減少しました。主な要因は、長期借入金の減
少244百万円等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産合計は6,723百万円となり、前連結会計年度末に比べ691百万円増加しました。主な要
因は、親会社株主に帰属する当期純利益830百万円の計上等によるものであります。
この結果、自己資本比率は60.9%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における「現金及び現金同等物の期末残高」は、前連結会計年度末に比べ501百万円増加し
2,429百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ112百万円減少し1,053百万円と
なりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上1,210百万円、減価償却費の計上385百万円等による資金
の増加が、売上債権の増加254百万円、法人税等の支払い335百万円等による資金の減少を上回ったことによるもの
であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動により使用された資金は、前連結会計年度に比べ56百万円減少し239百万円とな
りました。これは主に、有形固定資産の取得による支出236百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動により使用された資金は、前連結会計年度に比べ396百万円減少し311百万円と
なりました。これは主に、長期借入金の返済による支出435百万円、配当金の支払額171百万円等による資金の減少
が、短期借入金の純増加額95百万円、長期借入金の借入れによる収入200百万円等による資金の増加を上回ったこと
によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率(%) 45.7 48.2 53.2 57.7 60.9
時価ベースの自己資本比率
69.7 59.1 54.6 61.4 69.5
(%)
キャッシュ・フロー対
332.6 253.4 359.4 197.4 205.2
有利子負債比率(%)
インタレスト・カバレッジ・
61.4 77.4 60.6 108.8 107.6
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象として
います。
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染の再拡大により不透明な経営環境が続くことに
加え、当社の属する鶏卵業界では、国内で鳥インフルエンザが大規模に発生したことにより鶏卵の需給の逼迫が懸
念されます。
このような状況の中、当社グループは、鶏卵関連事業につきましては、引き続き販売数量の増加に努めてまいり
ますが、次期の鶏卵相場が当期よりも高く推移するとの予想から液卵の製品販売単価も高く推移すると予想してお
ります。また、調味料関連事業につきましては、新規取引先の獲得や自社の加工技術を活かした受託生産の獲得等
により売上高の回復を目指してまいります。
これらを踏まえて、連結業績予想につきましては、売上高は当連結会計年度と比べ18.2%増の16,344百万円、営
業利益は同1.7%増の1,205百万円、経常利益は同1.0%増の1,222百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同
0.2%増の831百万円といたします。
なお、上記の業績予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社グループは、株主の皆様に対する適切な利益還元を重要な経営目標と位置付けております。
また、当社の属する液卵業界において市場競争力を確保し、シェア及び収益の向上を図るためには、製造設備、
研究開発等の積極的な投資が必要であると考えております。
株主各位に対する利益還元の基本方針としましては、経営体質の強化や今後の事業展開を勘案した内部留保にも
留意しつつ、連結ベースで目標配当性向25%~30%、中間配当及び期末配当の年2回としております。
当期の配当につきましては、中間配当10円を実施いたしました。また期末配当につきましては、1株当たり14円
を株主総会に提案させていただく予定であります。
なお、次期の配当につきましては、上記の配当性向を目標として、1株当たりの年間配当26円(中間12円、期末
14円)を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏
しいため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。なお、国際会計基準の適用につきましては、国
内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,464 2,966
受取手形及び売掛金 1,970 2,223
商品及び製品 728 713
仕掛品 34 49
原材料及び貯蔵品 235 241
その他 21 31
貸倒引当金 △3 △5
流動資産合計 5,450 6,221
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,857 1,786
機械装置及び運搬具(純額) 1,004 916
土地 1,915 1,915
その他(純額) 55 43
有形固定資産合計 4,832 4,662
無形固定資産 6 5
投資その他の資産
投資有価証券 142 130
繰延税金資産 3 ―
その他 14 23
貸倒引当金 △2 △4
投資その他の資産合計 158 150
固定資産合計 4,997 4,817
資産合計 10,448 11,038
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 619 672
短期借入金 898 1,002
未払法人税等 201 270
未払消費税等 22 20
賞与引当金 69 74
その他 577 515
流動負債合計 2,388 2,556
固定負債
長期借入金 1,402 1,158
長期未払金 562 562
繰延税金負債 35 11
その他 26 26
固定負債合計 2,027 1,758
負債合計 4,415 4,315
純資産の部
株主資本
資本金 455 455
資本剰余金 366 372
利益剰余金 5,295 5,954
自己株式 △131 △107
株主資本合計 5,986 6,675
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 46 47
その他の包括利益累計額合計 46 47
純資産合計 6,032 6,723
負債純資産合計 10,448 11,038
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 14,312 13,825
売上原価 11,437 10,592
売上総利益 2,874 3,233
販売費及び一般管理費
運賃 787 824
保管費 169 230
役員報酬 148 142
給料及び手当 242 250
貸倒引当金繰入額 1 4
賞与引当金繰入額 27 30
その他 570 566
販売費及び一般管理費合計 1,945 2,048
営業利益 928 1,184
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 2 2
受取賃貸料 24 24
その他 8 8
営業外収益合計 34 35
営業外費用
支払利息 10 9
その他 0 ―
営業外費用合計 11 9
経常利益 951 1,210
特別利益
補助金収入 0 ―
受取保険金 27 12
その他 ― 9
特別利益合計 27 21
特別損失
固定資産除売却損 16 2
投資有価証券評価損 ― 19
災害による損失 38 ―
特別損失合計 55 21
税金等調整前当期純利益 924 1,210
法人税、住民税及び事業税 331 401
法人税等調整額 △21 △21
法人税等合計 310 380
当期純利益 614 830
非支配株主に帰属する当期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する当期純利益 614 830
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連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益 614 830
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △11 1
その他の包括利益合計 △11 1
包括利益 602 832
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 602 832
非支配株主に係る包括利益 ― ―
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 有価証券 包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 455 366 4,829 △7 5,645 57 57 5,702
当期変動額
剰余金の配当 △148 △148 △148
親会社株主に帰属す
614 614 614
る当期純利益
自己株式の取得 △124 △124 △124
自己株式の処分 0 0 0 0
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △11 △11 △11
額)
当期変動額合計 ― 0 465 △124 341 △11 △11 329
当期末残高 455 366 5,295 △131 5,986 46 46 6,032
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他 その他の 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 有価証券 包括利益
評価差額金 累計額合計
当期首残高 455 366 5,295 △131 5,986 46 46 6,032
当期変動額
剰余金の配当 △171 △171 △171
親会社株主に帰属す
830 830 830
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
自己株式の処分 6 24 30 30
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1 1 1
額)
当期変動額合計 ― 6 658 24 689 1 1 691
当期末残高 455 372 5,954 △107 6,675 47 47 6,723
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 924 1,210
減価償却費 391 385
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1 3
賞与引当金の増減額(△は減少) △0 4
受取利息及び受取配当金 △2 △2
支払利息 10 9
受取保険金 △27 △12
補助金収入 △0 ―
固定資産除売却損益(△は益) 16 2
投資有価証券評価損益(△は益) ― 19
災害損失 38 ―
売上債権の増減額(△は増加) 214 △254
たな卸資産の増減額(△は増加) 78 △7
仕入債務の増減額(△は減少) △126 53
未払消費税等の増減額(△は減少) △22 △1
その他 △35 △21
小計 1,460 1,389
利息及び配当金の受取額 2 2
利息の支払額 △11 △9
保険金の受取額 27 12
補助金の受取額 0 ―
災害損失の支払額 ― △6
法人税等の支払額 △313 △335
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,165 1,053
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △637 △637
定期預金の払戻による収入 637 637
有形固定資産の取得による支出 △277 △236
無形固定資産の取得による支出 △1 ―
投資有価証券の取得による支出 △25 △4
投資有価証券の売却による収入 0 ―
その他 7 1
投資活動によるキャッシュ・フロー △296 △239
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 5 95
長期借入れによる収入 ― 200
長期借入金の返済による支出 △440 △435
自己株式の取得による支出 △124 △0
自己株式の売却による収入 0 0
配当金の支払額 △148 △171
財務活動によるキャッシュ・フロー △708 △311
現金及び現金同等物に係る換算差額 ― ―
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 161 501
現金及び現金同等物の期首残高 1,766 1,927
現金及び現金同等物の期末残高 1,927 2,429
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、「鶏卵関連事業」と「調味料関連事業」の2つの事業を柱として事業活動を展開しており、
「鶏卵関連事業」と「調味料関連事業」の2つを報告セグメントとしております。
「鶏卵関連事業」は、業務用液卵及び卵加工品等の製造販売をしております。「調味料関連事業」は、業務用粉
体調味料及び顆粒調味料等の製造販売をしております。
また、「その他」については、太陽光発電事業であります。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記
載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計
売上高
外部顧客への売上高 13,178 1,109 14,288 23 14,312
セグメント間の内部
― 53 53 ― 53
売上高又は振替高
計 13,178 1,163 14,342 23 14,365
セグメント利益 900 15 916 12 928
セグメント資産 9,504 990 10,494 199 10,694
セグメント負債 4,118 267 4,386 35 4,422
その他の項目
減価償却費 351 29 381 10 391
特別利益 16 11 27 ― 27
(補助金収入) 0 ― 0 ― 0
(受取保険金) 16 11 27 ― 27
特別損失 30 24 55 ― 55
(固定資産除売却損) 14 2 16 ― 16
(災害による損失) 15 22 38 ― 38
有形固定資産及び
236 38 274 ― 274
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
(注)
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計
売上高
外部顧客への売上高 12,696 1,104 13,801 24 13,825
セグメント間の内部
― 48 48 ― 48
売上高又は振替高
計 12,696 1,152 13,849 24 13,873
セグメント利益 1,140 30 1,170 14 1,184
セグメント資産 10,093 1,001 11,094 190 11,285
セグメント負債 4,043 255 4,299 23 4,322
その他の項目
減価償却費 345 30 376 9 385
特別利益 ― 21 21 ― 21
(受取保険金) ― 12 12 ― 12
(その他) ― 9 9 ― 9
特別損失 21 0 21 ― 21
(固定資産除売却損) 2 0 2 ― 2
(投資有価証券評価損) 19 ― 19 ― 19
有形固定資産及び
182 34 217 ― 217
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 14,342 13,849
「その他」の区分の売上高 23 24
セグメント間取引消去 △53 △48
連結財務諸表の売上高 14,312 13,825
(単位:百万円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 916 1,170
「その他」の区分の利益 12 14
連結財務諸表の営業利益 928 1,184
(単位:百万円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 10,494 11,094
「その他」の区分の資産 199 190
セグメント間取引消去 △246 △246
連結財務諸表の資産合計 10,448 11,038
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
(単位:百万円)
負債 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 4,386 4,299
「その他」の区分の負債 35 23
セグメント間取引消去 △6 △6
連結財務諸表の負債合計 4,415 4,315
(単位:百万円)
連結財務諸表
報告セグメント計 その他 調整額
計上額
その他の項目
前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 381 376 10 9 ― ― 391 385
特別利益 27 21 ― ― ― ― 27 21
(補助金収入) 0 ― ― ― ― ― 0 ―
(受取保険金) 27 12 ― ― ― ― 27 12
(その他) ― 9 ― ― ― ― ― 9
特別損失 55 21 ― ― ― ― 55 21
(固定資産除売却損) 16 2 ― ― ― ― 16 2
(投資有価証券評価損) ― 19 ― ― ― ― ― 19
(災害による損失) 38 ― ― ― ― ― 38 ―
有形固定資産及び
274 217 ― ― ― ― 274 217
無形固定資産の増加額
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報の中で同様の情報が開示されているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありませ
ん。
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 740円93銭 822円03銭
1株当たり当期純利益 75円20銭 101円63銭
(注)1 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 614 830
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
614 830
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数(株) 8,167,134 8,167,411
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 6,032 6,723
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 6,032 6,723
1株当たり純資産額の算定に用いられた
8,141,379 8,178,759
期末の普通株式の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 決算短信
4.その他
役員の異動
①代表者の異動
該当事項はありません。
②その他の役員の異動(2021年6月25日異動予定)
新任監査役候補
監査役 渡邊 明治 (わたなべ あきはる)
(注)渡邊明治氏は、社外監査役候補者であります。
退任予定監査役
監査役 酒井 善浩 (さかい よしひろ)
(注)酒井善浩氏は、社外監査役であります。
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