2924 イフジ産業 2021-02-09 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月9日
上 場 会 社 名 イフジ産業株式会社 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 2924 URL http://www.ifuji.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤井 宗徳
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画部長 (氏名) 原 敬 (TEL) 092-938-4561
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 10,264 △5.5 975 25.3 994 24.9 676 30.2
2020年3月期第3四半期 10,856 1.5 778 24.9 796 24.4 519 19.2
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 676百万円( 30.5%) 2020年3月期第3四半期 518百万円( 22.3%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 82.87 ―
2020年3月期第3四半期 63.55 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 11,379 6,568 57.7
2020年3月期 10,448 6,032 57.7
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 6,568百万円 2020年3月期 6,032百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 9.00 ― 11.00 20.00
2021年3月期 ― 10.00 ―
2021年3月期(予想) 12.00 22.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 13,854 △3.2 1,036 11.7 1,057 11.2 717 16.8 87.97
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) ― 、 除外 ― 社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 8,345,370株 2020年3月期 8,345,370株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 166,496株 2020年3月期 203,991株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 8,163,690株 2020年3月期3Q 8,175,656株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定
の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項については、
添付資料3ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
1
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により厳しい状況が続
く中、緊急事態宣言解除後は段階的に経済活動が再開され持ち直しの動きが見られたものの、感染の再拡大により
先行き不透明な状況となっております。
食品業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛要請や休業要請、営業時間の短
縮等により外食等の需要が減少する一方で、中食・内食の需要が増加する等、食に対する需要が大きく変化しまし
た。また、鶏卵業界では国内で鳥インフルエンザの発生が相次いでおり、鶏卵の需給動向の先行きが懸念されま
す。
このような状況の中、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結売上高につきましては、前年同期比5.5%
減の10,264百万円となりました。
損益につきましては、連結営業利益は同25.3%増の975百万円(3期連続増益)、連結経常利益は同24.9%増の
994百万円(3期連続増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同30.2%増の676百万円(5期連続増益)とな
り、いずれも第3四半期連結累計期間における最高益を前期に引き続き更新しました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりです。
①鶏卵関連事業
当セグメントにおきましては、主要な商品である液卵の製品販売単価及び原料仕入単価が鶏卵相場に連動して変
動するものが多くあります。鶏卵相場が高く推移した場合は、製品販売単価及び原料仕入単価はともに高く推移す
る傾向にあり、鶏卵相場が低く推移した場合は、製品販売単価及び原料仕入単価はともに低く推移する傾向にあり
ます。そのため、製品販売単価と原料仕入単価の差益の一定額以上の確保と販売数量の確保により利益が最大にな
るように努めております。
当セグメントにおける販売数量につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、土産菓子向け・外食
向け等の需要が落ち込みました。その落ち込みをカバーするため、新規取引先の獲得に努め、また外出自粛や休業
要請等に伴う「巣ごもり消費」としての冷凍食品等の内食向けが増加した結果、前年同期比0.9%減に留まりまし
た。なお、新規取引先へのアプローチや新たな需要の掘り起こし等の営業施策により販売数量は回復してきており、
第2四半期累計期間の3.3%減から減少幅が縮小しております。
売上高につきましては、鶏卵相場(全農東京M基準値)が前年同期比で8.2%(14.8円)低下したことに伴い連動
する販売単価も低下した影響が大きく、液卵売上高は前年同期比6.4%減の8,641百万円となりました。また、加工
品売上高も需要減により同12.4%減の362百万円となりました。その他売上高は、鶏卵直送販売が増加したこと等に
より同8.0%増の396百万円となりました。この結果、当第3四半期連結累計期間の当セグメント合計の売上高は同
6.1%減の9,400百万円となりました。
セグメント利益につきましては、販売数量回復のための新規取引先の獲得及び既存取引先の新たな需要の開拓、
鶏卵相場の低下に伴う原料仕入単価の低下及び購買施策の多様化による材料費の低減、工場の生産効率の向上や歩
留まりの向上による製造コストの削減等、業績を向上させるべく様々な施策を講じた結果、前年同期比23.7%増の
936百万円となりました。
②調味料関連事業
当セグメントの売上高につきましては、インスタントラーメン等の「巣ごもり消費」向けの販売が増加したこと
等により、前年同期比1.9%増の881百万円となりました。
セグメント利益につきましては、売上高の増加やテレワークの拡大に伴う出張旅費等の販売費及び一般管理費の
減少により前年同期比156.0%増の27百万円となりました。
③その他
当セグメントは太陽光発電であり、売上高は前年同期比1.0%増の20百万円となり、セグメント利益は同10.5%増
の12百万円となりました。
2
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は11,379百万円となり、前連結会計年度末に比べ930百万円増加しまし
た。
流動資産は6,453百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,002百万円増加しました。主な要因は、受取手形及び
売掛金の増加608百万円、現金及び預金の増加265百万円、商品及び製品の増加80百万円等によるものであります。
固定資産は4,925百万円となり、前連結会計年度末に比べ71百万円減少しました。主な要因は、建物及び構築物の
減少39百万円、機械装置及び運搬具の減少41百万円等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は4,811百万円となり、前連結会計年度末に比べ395百万円増加しまし
た。
流動負債は2,886百万円となり、前連結会計年度末に比べ497百万円増加しました。主な要因は、短期借入金の増
加263百万円、支払手形及び買掛金の増加251百万円等によるものであります。
固定負債は1,924百万円となり、前連結会計年度末に比べ102百万円減少しました。主な要因は、長期借入金の減
少105百万円等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は6,568百万円となり、前連結会計年度末に比べ535百万円増加しまし
た。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益676百万円の計上等によるものであります。
この結果、自己資本比率は57.7%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の通期業績予想につきましては、業績は概ね順調に推移しており、2020年11月10日の「通期業績予
想及び期末配当予想に関するお知らせ」で公表した業績予想に対して損益項目の進捗率が高くなっております。し
かしながら、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や国内での鳥インフルエンザの発生が当社グループの業績に影
響を与える可能性も考えられますので、現時点においては通期の業績予想を変更しておりません。
なお、今後の業績推移等により業績予想に修正の必要が生じた場合には速やかに開示いたします。
3
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,464 2,730
受取手形及び売掛金 1,970 2,578
商品及び製品 728 808
仕掛品 34 52
原材料及び貯蔵品 235 234
その他 21 53
貸倒引当金 △3 △4
流動資産合計 5,450 6,453
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,857 1,817
機械装置及び運搬具(純額) 1,004 963
土地 1,915 1,915
その他(純額) 55 47
有形固定資産合計 4,832 4,744
無形固定資産 6 5
投資その他の資産
投資有価証券 142 146
繰延税金資産 3 ―
その他 14 34
貸倒引当金 △2 △4
投資その他の資産合計 158 175
固定資産合計 4,997 4,925
資産合計 10,448 11,379
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 619 870
短期借入金 898 1,162
未払法人税等 201 186
未払消費税等 22 19
賞与引当金 69 38
その他 577 608
流動負債合計 2,388 2,886
固定負債
長期借入金 1,402 1,296
長期未払金 562 562
繰延税金負債 35 38
その他 26 26
固定負債合計 2,027 1,924
負債合計 4,415 4,811
純資産の部
株主資本
資本金 455 455
資本剰余金 366 372
利益剰余金 5,295 5,800
自己株式 △131 △107
株主資本合計 5,986 6,521
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 46 46
その他の包括利益累計額合計 46 46
純資産合計 6,032 6,568
負債純資産合計 10,448 11,379
4
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 10,856 10,264
売上原価 8,617 7,757
売上総利益 2,238 2,507
販売費及び一般管理費 1,460 1,531
営業利益 778 975
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 1 1
受取賃貸料 18 18
その他 6 6
営業外収益合計 26 26
営業外費用
支払利息 8 7
その他 0 0
営業外費用合計 8 7
経常利益 796 994
特別利益
補助金収入 0 ―
受取保険金 15 12
特別利益合計 15 12
特別損失
固定資産除売却損 14 0
災害による損失 23 ―
特別損失合計 37 0
税金等調整前四半期純利益 774 1,007
法人税、住民税及び事業税 265 324
法人税等調整額 △9 6
法人税等合計 255 330
四半期純利益 519 676
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 519 676
5
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 519 676
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 0
その他の包括利益合計 △0 0
四半期包括利益 518 676
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 518 676
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
6
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 10,011 825 10,837 19 10,856
セグメント間の内部売上高
― 40 40 ― 40
又は振替高
計 10,011 865 10,877 19 10,896
セグメント利益 756 10 767 11 778
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 767
「その他」の区分の利益 11
四半期連結損益計算書の営業利益 778
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
7
イフジ産業株式会社(2924) 2021年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 9,400 844 10,244 20 10,264
セグメント間の内部売上高
― 37 37 ― 37
又は振替高
計 9,400 881 10,281 20 10,301
セグメント利益 936 27 963 12 975
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 963
「その他」の区分の利益 12
四半期連結損益計算書の営業利益 975
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
8