2924 イフジ産業 2020-08-04 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月4日
上 場 会 社 名 イフジ産業株式会社 上場取引所 東・福
コ ー ド 番 号 2924 URL http://www.ifuji.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 藤井 宗徳
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画部長 (氏名) 原 敬 (TEL) 092-938-4561
四半期報告書提出予定日 2020年8月5日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 3,230 △2.1 207 △19.2 212 △18.4 155 △13.9
2020年3月期第1四半期 3,299 0.1 256 37.3 261 35.7 180 35.6
(注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 156百万円( △13.1%) 2020年3月期第1四半期 180百万円( 30.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 19.09 ―
2020年3月期第1四半期 21.90 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 10,682 6,099 57.1
2020年3月期 10,448 6,032 57.7
(参考) 自己資本 2021年3月期第1四半期
6,099百万円 2020年3月期 6,032百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 ― 9.00 ― 11.00 20.00
2021年3月期 ―
2021年3月期(予想) ― ― ― ―
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期の配当予想につきましては、 業績予想を未定としていることから未定とし、 算定が可能となった段階で配当の基本方針であ
る連結ベースでの目標配当性向25%~30%に従い配当予想を開示いたします。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、今後新型コロナウイルス感染症が当社グループの業績にどのような影
響を与えるか見極めることが難しく、合理的に算定することが困難なことから未定としております。今後、連結業績
予想の算定が可能となった段階で速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ― 社 (社名) ― 、 除外 ― 社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 8,345,370株 2020年3月期 8,345,370株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 204,141株 2020年3月期 203,991株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 8,141,277株 2020年3月期1Q 8,244,850株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定
の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想に関する事項については、
添付資料3ページ「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 7
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………… 7
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………… 7
1
イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により国内外の経済活
動が停滞、縮小し、極めて厳しい状況が続きました。
食品業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための外出自粛要請や休業要請、テレワークの
推進等により外食等の需要が減少する一方で、中食、内食の需要が増加する等、食に対する需要が大きく変化しま
した。
このような状況の中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、新型コロナウイルス
感染症拡大防止のための外出自粛や休業要請等で需要が落ち込み、鶏卵関連事業における販売数量が6.3%減少した
こと等により、前年同期比2.1%減の3,230百万円となりました。
損益につきましては、主に売上高の減少により、営業利益は同19.2%減の207百万円、経常利益は同18.4%減の
212百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同13.9%減の155百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①鶏卵関連事業
当セグメントにおきましては、主要な商品である液卵の製品販売単価及び原料仕入単価が鶏卵相場に連動して変
動するものが多く、鶏卵相場が高く推移した場合は製品販売単価及び原料仕入単価ともに高く推移し、低く推移し
た場合は製品販売単価及び原料仕入単価ともに低く推移する傾向にあるため、製品販売単価と原料仕入単価の差益
を一定額以上確保するとともに販売数量を伸ばす努力をしております。
当セグメントにおける業績の重要な指標である販売数量につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の
ための外出自粛や休業要請により、パンや冷凍食品等の「巣ごもり消費」である内食向けは増加したものの、土産
菓子や外食等の需要の落ち込みをカバーするには至らず、前年同期比6.3%減となりました。売上高につきまして
は、主に販売数量の減少により液卵売上高は前年同期比3.5%減の2,728百万円となりました。また、加工品売上高
も需要減により同35.4%減の76百万円となりました。その他売上高は鶏卵直送販売が増加したこと等により同63.1
%増の136百万円となりました。この結果、当第1四半期連結累計期間の合計の売上高は、同2.9%減の2,941百万円
となりました。
セグメント利益につきましては、主に売上高の減少により前年同期比23.8%減の184百万円となりました。
②調味料関連事業
当セグメントの売上高につきましては、インスタントラーメン等の「巣ごもり消費」向けの販売が増加したこと
等により、前年同期比6.5%増の294百万円となりました。
セグメント利益につきましては、売上高の増加やテレワークの拡大に伴う出張旅費等の販売費及び一般管理費の
減少により、前年同期比90.3%増の17百万円となりました。
③その他
当セグメントは太陽光発電であり、売上高は前年同期比5.2%減の7百万円となり、セグメント利益は同1.2%減
の4百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は10,682百万円となり、前連結会計年度末に比べ234百万円増加しまし
た。
流動資産は5,689百万円となり、前連結会計年度末に比べ238百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金の
増加258百万円、商品及び製品の増加221百万円、受取手形及び売掛金の減少283百万円等によるものであります。
固定資産は4,993百万円となり、前連結会計年度末に比べ3百万円減少しました。主な要因は、建物及び構築物の
減少11百万円、機械装置及び運搬具の減少30百万円、有形固定資産のその他に含まれる建設仮勘定の増加20百万円
等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は4,583百万円となり、前連結会計年度末に比べ167百万円増加しまし
た。
流動負債は2,498百万円となり、前連結会計年度末に比べ110百万円増加しました。主な要因は、短期借入金の増
加308百万円、未払法人税等の減少125百万円等によるものであります。
固定負債は2,084百万円となり、前連結会計年度末に比べ57百万円増加しました。主な要因は、長期借入金の増加
59百万円等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は6,099百万円となり、前連結会計年度末に比べ66百万円増加しまし
た。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益155百万円の計上及び配当金の支払い89百万円による利益剰余
金の増加65百万円等によるものであります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の57.7%から57.1%となりました。
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イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループでは、新型コロナウイルス感染拡大防止と事業継続の体制維持の観点から、製品に係る「食の安
全」はもちろんのこと、お取引先様や従業員等の健康・安全確保や事業への影響を最小限に抑えるべく必要な対応
を最優先に行っております。
こうした中、当社グループの業績予想につきましては、鶏卵関連事業において営業努力により販売数量が徐々に
回復してきております。また、購買施策の多様化による材料費の抑制、工場の生産効率や歩留まりの向上等、業績
を回復させるべく様々な施策を講じております。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症によるお取引先様の需要動向の変動が当社の販売数量にどのように影
響するのか、新型コロナウイルスの影響を受けて鶏卵相場が今後どう動くのか見極めることは、引き続き困難であ
ると考えております。また、当社製造部門における感染発生による工場操業への支障や、感染拡大長期化に伴う企
業倒産増加懸念により当社業績に影響が及ぶ可能性も考えられます。これらのことから、現段階では業績予想を合
理的に算定することが困難であると判断し、2021年3月期の業績予想は引き続き未定とさせていただきます。
今後、合理的な予想の算定が可能となった段階で速やかに公表いたします。
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イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,464 2,722
受取手形及び売掛金 1,970 1,687
商品及び製品 728 949
仕掛品 34 43
原材料及び貯蔵品 235 236
その他 21 54
貸倒引当金 △3 △4
流動資産合計 5,450 5,689
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,857 1,845
機械装置及び運搬具(純額) 1,004 973
土地 1,915 1,915
その他(純額) 55 78
有形固定資産合計 4,832 4,814
無形固定資産 6 5
投資その他の資産
投資有価証券 142 145
繰延税金資産 3 0
その他 14 30
貸倒引当金 △2 △2
投資その他の資産合計 158 173
固定資産合計 4,997 4,993
資産合計 10,448 10,682
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 619 533
短期借入金 898 1,207
未払法人税等 201 75
未払消費税等 22 20
賞与引当金 69 38
役員賞与引当金 ― 11
その他 577 612
流動負債合計 2,388 2,498
固定負債
長期借入金 1,402 1,462
長期未払金 562 562
繰延税金負債 35 33
その他 26 26
固定負債合計 2,027 2,084
負債合計 4,415 4,583
純資産の部
株主資本
資本金 455 455
資本剰余金 366 366
利益剰余金 5,295 5,361
自己株式 △131 △131
株主資本合計 5,986 6,051
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 46 47
その他の包括利益累計額合計 46 47
純資産合計 6,032 6,099
負債純資産合計 10,448 10,682
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イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 3,299 3,230
売上原価 2,575 2,545
売上総利益 723 685
販売費及び一般管理費 467 478
営業利益 256 207
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 0 0
受取賃貸料 6 6
その他 1 1
営業外収益合計 7 8
営業外費用
支払利息 2 2
その他 0 ―
営業外費用合計 3 2
経常利益 261 212
特別利益
補助金収入 0 ―
受取保険金 ― 12
特別利益合計 0 12
特別損失
固定資産除売却損 0 0
特別損失合計 0 0
税金等調整前四半期純利益 261 225
法人税、住民税及び事業税 87 68
法人税等調整額 △6 0
法人税等合計 81 69
四半期純利益 180 155
非支配株主に帰属する四半期純利益 ― ―
親会社株主に帰属する四半期純利益 180 155
5
イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純利益 180 155
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △0 1
その他の包括利益合計 △0 1
四半期包括利益 180 156
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 180 156
非支配株主に係る四半期包括利益 ― ―
6
イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 3,029 262 3,291 7 3,299
セグメント間の内部売上高
― 14 14 ― 14
又は振替高
計 3,029 276 3,305 7 3,313
セグメント利益 242 9 251 4 256
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 251
「その他」の区分の利益 4
四半期連結損益計算書の営業利益 256
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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イフジ産業株式会社(2924)2021年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント その他
合計
鶏卵関連事業 調味料関連事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 2,941 281 3,223 7 3,230
セグメント間の内部売上高
― 13 13 ― 13
又は振替高
計 2,941 294 3,236 7 3,244
セグメント利益 184 17 202 4 207
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、太陽光発電事業であります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益 金額
報告セグメント計 202
「その他」の区分の利益 4
四半期連結損益計算書の営業利益 207
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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