2914 JT 2019-04-26 15:00:00
2019年度第1四半期 決算説明会資料 [pdf]

2019年度第1四半期決算


JT Group CFO
⾒浪 直博


※本資料に含まれる数値は各事業の業績を分かりやすく説明するために使⽤しており、財務諸表の数値と異なる場合があります。
※⽤語の定義については、スライド11、12に記載しております。
将来に関する記述等についてのご注意
 本資料には、当社⼜は当社グループの業績に関連して将来に関する記述を含んでおります。かかる将来に関する記述は、「考えています」「⾒込
 んでいます」「予期しています」「予想しています」「予⾒しています」「計画」「戦略」「可能性」等の語句や、将来の事業活動、業績、事象
 ⼜は条件を表す同様の語句を含むことがあります。将来に関する記述は、現在⼊⼿できる情報に基づく経営者の判断、予測、期待、計画、認識、
 評価等を基礎として記載されているに過ぎません。これらの記述ないし事実⼜は前提(仮定)については、その性質上、客観的に正確であるとい
 う保証も将来その通りに実現するという保証もなく、当社としてその実現を約束する趣旨のものでもありません。また、かかる将来に関する記述
 は、さまざまなリスクや不確実性に晒されており、実際の業績は、将来に関する記述における⾒込みと⼤きく異なる場合があります。その内、現
 時点で想定される主なものとして、以下のような事項を挙げることができます(なお、かかるリスクや要因はこれらの事項に限られるものではあ
 りません)。
 (1) 喫煙に関する健康上の懸念の増⼤
 (2) たばこに関する国内外の法令規則による規制等の導⼊・変更(増税、たばこ製品の販売、
     国産葉たばこの買⼊れ義務、包装、ラベル、マーケティング及び使⽤に関する政府の規制等)、
     喫煙に関する⺠間規制及び政府による調査の影響等
 (3) 国内外の訴訟の動向
 (4) 国内たばこ事業、海外たばこ事業以外へ多⾓化する当社の能⼒
 (5) 国際的な事業拡⼤と、⽇本国外への投資を成功させる当社の能⼒
 (6) 市場における他社との競争激化、お客様の嗜好・ニーズの変化及び需要の減少
 (7) 買収やビジネスの多⾓化に伴う影響
 (8) 国内外の経済状況
 (9) 為替変動及び原材料費の変動
 (10)⾃然災害及び不測の事態等

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全社実績


   為替⼀定調整後営業利益は7%成⻑ 順調なスタート

                                                                                  (億円)
   為替⼀定調整後営業利益
                                                                19Q1実績        対前年
           ·     海外たばこ : プライシングが牽引し⾼成⻑         為替⼀定ベース
                                               調整後営業利益            1,587       +7.2%
           ·     国内たばこ : プライシングとRRP数量増により増益
                                               財務報告ベース
                                                 売上収益             5,054       ▲1.9%
   調整後営業利益
                                               調整後営業利益            1,388       ▲6.3%
           ·     為替の不利な影響により減益                    営業利益            1,826       +24.4%
                                                 四半期利益            1,208       +16.2%

   営業利益・四半期利益
           ·     医薬の契約解消に係る⼀時⾦収⼊により増益
                - 不動産売却益の減少、買収に係る償却費の増加
                - ⾦融費⽤の増加
                等の減益要因を上回る

   © Copyright JT 2019                        RRP: 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品            3
国内たばこ事業


   トータルシェアの向上を⽬指す 計画前提に変更なし


   たばこ総需要                •   RMC︓定価改定とRRP市場拡⼤の影響により減少
                         •   RRP︓拡⼤し、市場占有率は約23%*と推計
                         •   たばこ総需要︓対前年5%弱*の減少と推計   *出荷べース




   JT数量実績                •   RMC︓JT銘柄全体では堅調
                         •   RRP︓対前年で⼤幅増。ただし、対前四半期では数量減
                               19Q1カテゴリー内シェアは、約8%**と推計       **実需ベース



                         •   トータルシェア︓対前年・対前四半期で減少




   © Copyright JT 2019                                RRP: 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品   RMC: 紙巻たばこ   4
国内たばこ事業


   想定通りの実績 通期利益⽬標の達成を⽬指す
                                                                                (億円)
                                                          19Q1実績         対前年
   調整後営業利益+4.2%                         ⾃社たばこ製品
                                                                 1,335   +3.2%
            - RRPの販売数量増加                  売上収益

            - RMCのプライシング効果              調整後営業利益                   510    +4.2%



                                     調整後営業利益
                                                                           (億円)
   Q2以降、通期での利益⽬標達成に向けて                                   +21
             - トップラインの向上に取り組む                          (+4.2%)
                                                                           510
                                       489     -79                  8
             - 経費の適切なマネージ
                                                         92



                                       18Q1   RMC数量差   RMC単価差 RRP/その他*     19Q1

                                      *製造コスト、販促投資、販管費等を含む


   © Copyright JT 2019          RRP: 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品      RMC: 紙巻たばこ     5
国内たばこ事業


   Ploom TECH+6都府県拡販 ポートフォリオ全体を活⽤してシェア拡⼤


  4⽉からのPloom TECH+の6都府県拡販に伴い、
                                                  JT RRP販売数量*とカテゴリー内シェア*
  RRP販売数量は⾜元で順調に増加
         - 購⼊層は、RMC・JT RRP・競合RRPユーザーと様々   10.0%                                                                          410
                                                                                                       6都府県における
        - お客様に新たな選択肢を提供                                                                                シェア
                                                                                                                         390
                                          9.0%
        - 全国拡販を6⽉中旬から開始
                                                                                                            全国シェア 370
                                          8.0%

                                                                                                                         350

  Ploom Sは、認知向上を⽬指す                       7.0%
                                                                                                                         330
     - 7⽉から6都府県拡販、9⽉から全国拡販                6.0%
                                                                                                                         310

                                          5.0%
                                                                                                                         290

  Ploom TECHならではのベネフィットを訴求                4.0%                                                                           270
     - ターゲットを絞った効率的なマーケティングを実施
                                          3.0%                                                                           250
                                              1-Mar   6-Mar   11-Mar 16-Mar 21-Mar 26-Mar 31-Mar   5-Apr   10-Apr   15-Apr
                                                                                          全国におけるJT RPP販売数量

                                                  *JT推計︓実需ベース、7⽇移動平均数量と7⽇移動平均シェア

   © Copyright JT 2019                    RRP: 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品                     RMC: 紙巻たばこ              6
海外たばこ事業


   プライシング効果が着実に発現

                                                                           (百万ドル)

                                       為替⼀定ベース         19Q1実績             対前年
  買収効果とシェア上昇等により、総販売数量+6.5%
                                       ⾃社たばこ製品
    - バングラデシュ、ロシアでの買収                                            2,940    +7.9%
                                         売上収益
    - 多くの主要市場でのシェア上昇
                                       調整後営業利益                   1,008    +13.3%



                                      調整後営業利益(為替⼀定ベース)
   プライシングが調整後営業利益の成⻑を牽引
                                                                           (百万ドル)
     - イラン、英国、カナダ、ドイツ、フィリピン、ロシア等が貢献                   +118
                                                    (+13.3%)
     - RRPをはじめ事業投資を継続
                                                                    -59     1,008
                                              34      143
                                       890



                                       18Q1   数量差    Price/mix     その他*      19Q1
                                                                            為替⼀定
                                      *製造コスト、販促投資、販管費等を含む

   © Copyright JT 2019                                                        7
海外たばこ事業


   想定していた為替影響により、財務報告ベースでは減益

                                                                                             (億円)
   事業パフォーマンスは好調も、ネガティブな為替影響をうける                     財務報告ベース               19Q1実績           対前年
          ⁃ IRR、RUBの下落が主因                           ⾃社たばこ製品
                                                                                 2,868    ▲2.7%
          ⁃ ネガティブな為替影響は下期では縮⼩する⾒込                    売上収益

                                                    調整後営業利益                        892    ▲7.4%




   対ドルレートの推移                                        調整後営業利益(財務報告ベース)
                                                                           -71               (億円)
                         18Q1     19Q1     変化率                           (-7.4%)
                                                              128
         $/IRR           46,583   88,454   47.3%安
                                                                                   為替影響
        $/RUB             56.88    66.12   14.0%安    963                  -215      ▲199
        $/TRY                                                                                892
                           3.81     5.36   28.9%安                                    16
         $/JPY           108.22   110.22   1.8%安

   EUR/IRR換算から、上記表のUSD/IRRを算出
                                                     18Q1   Operations   現地通貨       ドル・円     19Q1
                                                                          ・ドル
   © Copyright JT 2019                                                                       8
医薬事業・加⼯⾷品事業

   医薬事業︓抗HIV薬のライセンス契約解消等により減益
   加⼯⾷品事業︓ステープル商品は販売伸⻑も減益


                                                                     (億円)
  医薬事業                                                19Q1実績       対前年
       ·       国内での抗HIV薬ライセンス契約解消の影響等により、    売上収益         228      ▲39
               売上収益・調整後営業利益ともに減少
                                            調整後営業利益       45       ▲32




                                                                     (億円)
  加⼯⾷品事業                                              19Q1実績       対前年

           ·   ステープル商品の販売は伸⻑するも、             売上収益         360      ▲17
               売上収益・調整後営業利益ともに減少
                                            調整後営業利益            3   ▲4




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Closing remarks


                                 事業を取り巻く様々なリスクに適切に対応していく

                                 -   Brexit
                      株主         -   カナダ訴訟
                                 -   地政学的リスク


                                 ⾃⼰株式取得完了
                      お客様
                                 - 2⽉8⽇〜3⽉18⽇で実施
                                 - 合計︓約1,800万株 / 約500億円
従業員                         社会


                                 堅調なスタートを⼟台に、通期での⾒込達成を⽬指す




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<⽤語の定義>
    調整後営業利益︓                   調整後営業利益 = 営業利益 + 買収に伴い⽣じた無形資産に係る償却費 + 調整項⽬(収益及び費⽤)*
                               *調整項⽬(収益及び費⽤) = のれんの減損損失 ± リストラクチャリング収益及び費⽤等

    為替⼀定                       海外たばこ事業における当期の調整後営業利益を前年同期の現地通貨対ドル、ドル対円の為替レートを⽤いて換算
    調整後営業利益︓                   /算出することにより、為替影響を除いた指標

    四半期利益・当期利益︓                親会社の所有者に帰属する四半期利益・当期利益

    Reduced-Risk Products︓ 喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品
    (RRP)

    GFB︓                       Winston、Camel、MEVIUS、LDの4ブランド
    (Global Flagship Brands)



    総販売数量︓                     ⽔たばこ/Reduced-Risk Products/製造受託を除き、Fine Cut/Cigar/Pipe/Snus/Kretekを含む
    (海外たばこ事業)

    ⾃社たばこ製品売上収益︓ 物流事業、製造受託等を除き、⽔たばこ、Reduced-Risk Productsの売上込み
    (海外たばこ事業)



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<⽤語の定義>
    為替⼀定ドルベース         当期の⾃社たばこ製品売上収益/調整後営業利益を前年同期の現地通貨対ドルの為替レートを⽤いて換算/算出する
    ⾃社たばこ製品売上収益/      ことにより、為替影響を除いた指標
    調整後営業利益︓
    (海外たばこ事業)

    たばこ総需要︓           ⽇本市場全体におけるたばこの販売本数(Reduced-Risk Products等を含む)
    (国内たばこ事業)

    RMC総需要︓           ⽇本市場全体における紙巻たばこの販売本数(Reduced-Risk Products等は含まない)
    (国内たばこ事業)

    RMC販売数量︓          国内免税販売/中国事業/Reduced-Risk Productsを除く、JT紙巻たばこの販売本数
    (国内たばこ事業)

    RRP販売数量︓          1パック当たり紙巻たばこ20本として換算(デバイス/関連アクセサリー等は含まない)
    (国内たばこ事業)

    ⾃社たばこ製品売上収益︓ 輸⼊たばこ配送⼿数料収益等を除き、国内免税販売/中国事業/Reduced-Risk Products関連の売上を含む
    (国内たばこ事業)

    RRP関連売上収益︓        国内たばこ事業における⾃社たばこ製品売上収益の内訳としての、デバイス/関連アクセサリー等を含む
    (国内たばこ事業)         Reduced-Risk Productsの売上
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