2910 ロックフィルド 2021-06-10 10:30:00
2021年4月期 決算説明資料 [pdf]
2021年4月期 決算説明資料
2021年6月10日
株式会社ロック・フィールド
1. 2021年4月期 業績報告と2022年4月期 計画
2. 2022年4月期 取り組み
2021年4月期 決算概要
店舗の休業・営業時間短縮等の影響により減収、コスト構造の見直し等の効果により増益
(単位:百万円)
(単位:億円) (単位:億円)
【売上高】 【営業・当期利益】 2021年4月期 2020年4月期 前期比
520 25
金額 売上比率 金額 売上比率 金額 増減割合
500 20
売上高 43,762 - 47,667 - △3,904 91.8%
480 15 売上原価 18,364 42.0% 20,456 42.9% △2,091 -
販管費 24,289 55.5% 26,735 56.1% △2,445 -
460 10
440 5 営業利益 1,107 2.5% 475 1.0% +632 233.0%
420 0
経常利益 1,271 2.9% 591 1.2% +680 215.1%
当期純利益 1,165 2.7% 193 0.4% +972 603.1%
売上高 営業利益
当期純利益 パーセンテージは小数点第2位以下四捨五入、金額は単位以下切り捨てで表示しております
1
2021年4月期 四半期別売上・営業利益
6月以降、店舗の営業再開にあわせて社内サプライチェーンを通じたコストコントロールを継続
(単位:億円) 【売上高】 (単位:億円) 【営業利益】
150 10
8
140
6
130 4
2
120 0
-2 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
110
-4
100 -6
-8
90
-10
80 -12
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 -14
2019年4月期 2020年4月期 2021年4月期 2019年4月期 2020年4月期 2021年4月期
2
2021年4月期 計画対比
営業時間の短縮を継続する店舗が多く残る中、ほぼ当初計画通りの売上を達成
(単位:億円) (単位:百万円)
(単位:億円)
【売上高】 【営業・当期利益】
2021年4月期 2021年4月期計画
450 12
金額 売上比率 当初計画 計画比 4月修正計画 計画比
440 10
430 売上高 43,762 - 43,870 △108 43,879 △116
8 売上原価 18,364 42.0% 18,801 △436 18,410 △46
420 販管費 24,289 55.5% 24,854 △564 24,367 △77
6
410
4 営業利益 1,107 2.5% 214 +893 1,100 +7
400
2
390 経常利益 1,271 2.9% 336 +934 1,263 +7
380 0
当初計画 修正計画 実績 当期純利益 1,165 2.7% 201 +963 1,139 +25
売上高 営業利益 当期純利益
パーセンテージは小数点第2位以下四捨五入、金額は単位以下切り捨てで表示しております
3
2021年4月期 売上分析
全店売上昨対 91.8% 既存店売上昨対 93.3%
① 2020年4月期退店店舗の売上
↓7.5 (単位:億円)
-7.5億円
①
↓10.2
⑤ ② 2021年4月期退店店舗の売上
② ④
↑6.0 -10.2億円
476.6 ↑2.6
③ 既存店の売上
↓29.9
-29.9億円
③
437.6 ④ 2020年4月期出店店舗の売上
-39.0億円 +2.6億円
⑤ 2021年4月期出店店舗の売上
+6.0億円
2020年4月期 2021年4月期
4
2021年4月期 既存店 客数・客単価の推移
来店客数は減少 客単価はサラダと料理メニューの食卓提案等により安定して前期を上回る
既存店 前年同月比
180%
160%
140%
120%
客数
100%
客単価
80%
60%
40%
5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月
5
2021年4月期 ブランド別売上推移
既存店 前年同月比
(単位:%)
ブランド 通期 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月
RF1 94.1 60.0 86.1 89.8 89.2 92.0 98.3 91.8 93.0 81.9 96.7 130.2 175.0
グリーングルメ 95.1 60.3 88.2 93.3 93.4 95.2 99.2 92.6 96.2 85.9 91.3 120.8 159.3
いとはん 87.4 47.8 81.0 83.8 84.3 83.2 92.3 83.0 84.0 72.0 93.4 137.2 207.0
神戸コロッケ 92.3 60.9 89.8 88.7 85.8 89.0 96.6 88.0 88.9 81.3 94.0 119.9 178.1
ベジテリア 66.0 21.0 57.2 58.0 61.6 63.9 73.4 68.8 63.6 51.5 69.7 109.7 248.6
融合 89.7 48.5 84.0 86.6 83.2 87.9 99.2 83.9 86.3 74.5 93.1 139.1 231.4
6
2021年4月期 連結損益計算書
(単位:百万円)
2021年4月期 2020年4月期 年間通してコスト構造見直しの取り組みを継続
金額 売上比 金額 売上比 ・ アイテムの集約と定番商品強化による各業務の効率化
売上高 43,762 - 47,667 - ・ 店舗での品出しコントロールによる廃棄ロスの削減
<売上原価> 18,364 42.0% 20,456 42.9% ・ 営業時間短縮等に対応した店舗スタッフのマンニング改善
原材料費 11,564 26.4% 13,065 27.4% ・ 店舗リニューアルや販売促進等の内容精査
労務費 4,307 9.8% 4,679 9.8%
3Q以降は新たなチャレンジに着手
その他経費 2,492 5.7% 2,711 5.7%
・静岡ファクトリー第4棟 稼働開始
<販管費> 24,289 55.5% 26,735 56.1%
・会員サイト『ROCKFIELD MEMBERS』構築
人件費 11,477 26.2% 12,363 25.9%
・オンラインショップ・WEB予約サイト リニューアル
その他経費 12,811 29.3% 14,371 30.2%
・WEB取り置き予約サービス 開始
営業利益 1,107 2.5% 475 1.0%
経常利益 1,271 2.9% 591 1.2% 営業外収益 雇用調整助成金 127百万円
当期純利益 1,165 2.7% 193 0.4% 特別利益 静岡ファクトリー第4棟に係る補助金 405百万円
パーセンテージは小数点第2位以下四捨五入、金額は単位以下切り捨てで表示しております
7
2021年4月期 営業利益分析
⑥ (単位:億円)
↑9.5
① 売上高の減少
①
↓22.2 11.0
+6.3億円 -22.2億円
2.5% ② 材料費率の改善
4.7 ⑤
1.0% ↑8.8 +4.3億円
③ 労務費(原価)の削減
2020年4月期 2021年4月期
+3.7億円
④ ④ 製造経費の削減
③ ↑2.1 +2.1億円
↑3.7 ⑤ 人件費(販管費)の削減
② ④製造経費 ↑2.1 の内訳
+8.8億円
↑4.3 減価償却費 1.1億円増加
減価償却費以外の製造経費 3.2億円削減
⑥ その他経費の削減
+9.5億円
8
2021年4月期 ブランド別の状況
(単位:百万円)
2021年4月期 2020年4月期
ブランド
売上高 売上原価 売上原価率 前年同期比 売上原価率
RF1 27,572 11,409 41.4% -1.3% 42.7%
グリーングルメ 8,339 3,607 43.3% -0.7% 44.0%
いとはん 3,030 1,290 42.6% -1.5% 44.1%
神戸コロッケ 2,401 953 39.7% -0.2% 39.9%
融合 897 394 43.9% -1.0% 44.9%
ベジテリア 784 284 36.2% +0.9% 35.3%
その他 735 425 57.8% +0.2% 57.6%
合計 43,762 18,364 42.0% -0.9% 42.9%
9
2021年4月期 出店・退店
期首 業態 期末
ブランド 出店 退店
(2020.5.1) 変更 (2021.4.30)
RF1 143 7 6 -2 142
グリーングルメ 62 4 3 +2 65
いとはん 35 1 3 0 33
神戸コロッケ 35 0 1 0 34
ベジテリア 26 0 0 0 26
融合 10 1 1 0 10
その他 3 0 1 0 2
計 314 13 15 0 312
10
2021年4月期 店舗リニューアル
2021年4月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 計
事業計画
東日本店舗 6店舗 1店舗 4店舗 1店舗 3店舗 9店舗
西日本店舗 4店舗 0店舗 2店舗 0店舗 1店舗 3店舗
計 10店舗 1店舗 6店舗 1店舗 4店舗 12店舗
11
2021年4月期 設備投資
設備投資計画 30.3億円 実績 27.3億円
販売施策に対応した出店・リニューアル 5.2億円 ⇒ 4.6億円
合理化・省人化を目的とした生産設備 2.9億円 ⇒ 1.3億円
増産を目的とした生産設備 0.8億円 ⇒ 0.3億円
設備の維持・メンテナンス 2.6億円 ⇒ 2.1億円
静岡ファクトリー第4棟* 18.8億円 ⇒ 19.0億円
*静岡ファクトリー第4棟建設に係る総投資額 41.2億円
12
2022年4月期 事業計画
新型コロナウイルスの影響による来店客数の減少は2022年4月期も継続するという仮定をもとに策定
第2四半期 通期
2022年4月期計画 2021年4月期実績 2022年4月期計画 2021年4月期実績
金額 売上比 金額 売上比 金額 売上比 金額 売上比
売上高 22,297 - 20,698 - 45,382 - 43,762 -
売上原価 9,425 42.3% 8,692 42.0% 19,291 42.5% 18,364 42.0%
販管費 12,398 55.6% 11,819 57.1% 25,009 55.1% 24,289 55.5%
営業利益 472 2.1% 186 0.9% 1,081 2.4% 1,107 2.5%
経常利益 501 2.3% 335 1.6% 1,120 2.5% 1,271 2.9%
当期純利益 314 1.4% 259 1.3% 711 1.6% 1,165 2.7%
13
2022年4月期 売上計画
⑤
④
(単位:億円) ↑1.6
↑18.4
① 退店の影響
-10.0億円
② 2021年4月期出店店舗の売上
① +5.1億円
↓10.0
③ 453.8 ③ 2022年4月期出店店舗の売上
②
↑1.1 +1.1億円
↑5.1
④ 既存店の売上
437.6 +18.4億円
⑤ その他(卸・EC)の売上
+16.2億円
+1.6億円
2021年4月期 2022年4月期計画
14
2022年4月期 出店・退店計画
期首 上期 上期 第2四半期末 下期 下期 期末
ブランド
(2021.5.1) 出店 退店 (2021.10.31) 出店 退店 (2022.4.30)
RF1 142 1 1 142 0 0 142
グリーングルメ 65 1 1 65 0 0 65
いとはん 33 0 1 32 0 0 32
神戸コロッケ 34 0 0 34 1 0 35
ベジテリア 26 0 1 25 0 0 25
融合 10 0 0 10 0 1 9
その他 2 0 0 2 0 0 2
計 312 2 4 310 1 1 310
15
2022年4月期 設備投資計画
設備投資計画 19.2億円
販売施策に対応した出店・リニューアル 7.0億円
合理化・省人化を目的とした生産設備 5.2億円
増産・品質向上を目的とした生産設備 2.5億円
設備の維持・メンテナンス 4.5億円
16
2022年4月期 配当計画
年間配当20円(中間配当 9 円 期末配当 11 円) 配当総額 5.3億円
35 配当金(円) 配当性向(%) 500
30
400
25
20 300
15 200
10
100
5
0 0
'22年4月期
'18年4月期 '19年4月期 '20年4月期 '21年4月期
計画
配当金(円) 32 32 32 20 20
配当性向(%) 40.7 49.1 440.1 45.6 74.7
17
1. 2021年4月期 業績報告と2022年4月期 計画
2. 2022年4月期 取り組み
取り巻く社会環境変化
食を取り巻く環境変化
○生活様式、行動範囲の変化
⇒内食へシフトをするも、
料理疲れによる惣菜価値の見直し、惣菜活用機会の拡大
購買行動
食・食卓の変化 ・より生活圏立地へシフト
・まとめ買いのニーズ
・より美味しく、高品質、本格志向へ
・『ひとてま』の価値
・食のパーソナルギフト需要
・Webによる食購入機会の増加
デジタル化の加速 ・キャッシュレス経済の加速
(非接触、クイック性ニーズ)
18
取り巻く環境変化に対する 2022年4月期取り組み
販売施策 商品施策
卸 事業の拡大
冷凍食品の強化
立
食 地
オンラインショップの強化 キットシリーズ
を ・
取 チ の強化・拡大
(サラダ、デリ)
り WEB予約・取り置き
ャ
ネ
巻 サービス開始 ル
く に 料理・おかずの拡充
環 生活圏立地へのアプローチ 応
(出店RN、モデル作り)
境 じ
変 た
食
化 卓
既存(百貨店・駅) 提 サラダ
案
19
販売施策:生活圏立地へのアプローチ(顧客の購買機会を増やす)
都市部マーケット 生活圏マーケット
駅
沿線 百貨店
(郊外・食品サテライト)
大規模
駅 駅
ターミナル駅
沿線
駅ビル ショッピングセンター
駅隣接商業施設 郊外型駅隣接SC
の再開発加速 の開発加速
コロナ禍で市場が拡大した『生活圏立地』へアプローチ強化
・日常的な商品の品揃えの強化
・出店、新たな業態モデルの模索
20
販売施策:卸事業の拡大(顧客の購買機会を増やす)
卸 チャネル別目標
百貨店各社
小売店舗向け 他社EC向け ケータリング他
FY21 FY22目標 WEB・カタログギフト等 21
販売施策:メンバーズ(会員)サイトの強化
リアル店舗&EC デジタルコミュニケーション
ご自宅配送
注文・決済
会員
会員サイト 会員
店舗受け取り
注文
会員
20年4月期:お渡し5日前予約〆切でスタート 感想・要望・不満など
⇒ オードブルやお弁当の予約が中心
会員向け 会員個々に合わせた
21年4月期:お渡し前日予約〆切への検証
サービスを拡充 アプローチ
⇒ 通常商品を日常的に予約可能 情報提供の推進
○ 店舗向けWEB予約・取り置きサービスの導入
⇒ WEBサイトのユーザビリティ向上
⇒ 食卓提案の強化、顧客ニーズ対応による品揃えの拡充 22
販売施策:メンバーズ(会員)サイトの強化
○ 『ROCK FIELD ONLINE SHOP』の強化
⇒ WEBサイトのユーザビリティ向上
⇒ 食卓提案の強化、顧客ニーズ対応による品揃えの拡充
ONLINE SHOP 売上推移と計画 ROCK FIELD MEMBERS 会員数推移と目標
2.0倍 3.3倍
WEBサイト
リニューアル
2017年9月
開設
FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 2020年 2 2021年 2022年
計画 11月 12月 1月 2月 3月 4月 4月目標
23
商品施策:キットシリーズの強化・拡大
2020年8月~
デリキットの展開開始
ご家庭にいながらレストランのような
本格的な味を再現
お客様自身がフライパンを使い仕上げ
キットサラダ デリキット キットシリーズの売上推移と計画
生産能力向上ため
静岡FC第4棟設備投資
2021年4月
初のオンラインでの
1.6倍
ファンミーティング実施
2.4倍
キットサラダの体験
静岡ファクトリーと中継
FY20 FY21 FY22 以降 24
計画
商品施策:キットシリーズの強化・拡大
25
商品施策:冷凍食品の強化
経営資源の活用 販路の拡大
(企画開発力、メーカー力) (購買機会を増やす)
「チルド料理」で培ったノウハウ
(製法・技術、ソースなど) 卸 事業の拡大
ロック・フィールドMadeの オンラインショップの強化
高品質な冷凍食品
新たな冷凍食品のマーケットを開拓、
ロック・フィールドだからこそ提供できる「食」で感動や驚きをお届け
26
商品施策:冷凍食品の強化
冷凍食品出荷額推移と計画・目標
静岡FC第4棟設備投資
冷凍コロッケライン化
2.1倍
FY18 FY19 FY20 FY21 FY22 目標
計画
27
環境への取組み:プラスチック削減、フードロス削減
○ プラスチック削減
2030年に向けた店舗包装・資材の環境対応
・ お客様にご利用いただくすべての包装・資材について、
植物由来や認証済みの環境配慮素材を使用する
2022年4月期取り組み
・ベジテリアジュースカップ、フタ、ストローの紙化
・サラダ容器見直し(環境対応+集約)
○ フードロス削減
・自動発注による適切な在庫管理
・店舗の品出しコントロールによる廃棄ロスの削減
※経験の少ないスタッフでも運用可能な仕組みを導入
28
環境への取組み:再生可能エネルギー設備の増強
○ 再生可能エネルギー設備の増強
・ 静岡ファクトリー第四棟竣工に伴い、
風力発電設備の刷新(機能強化)、太陽光発電設備の新設
風力発電機
発電出力
600Kw
(300kW×2基)
太陽光発電
発電出力
138.6Kw
29
本件に関するご照会先
株式会社 ロック・フィールド 経理部
〒658-0024 神戸市東灘区魚崎浜町15-2
TEL: 078-435-2800
E-mail: ir@rockfield.co.jp
本資料に掲載しております当社の計画及び業績の見通しなどは、発表日時点において把握できる情報から得られた当社の経営判断に
基づいており、その達成を約束する主旨のものではありません。将来の業績等につきましては経営環境の変化等、様々なリスク及び
不確定要因により変化・変動がございますことを予めご承知おきくださいますようお願い申し上げます。