2908 フジッコ 2020-05-14 13:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上場会社名 フジッコ株式会社 上場取引所 東
コード番号 2908 URL https://www.fujicco.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福井 正一
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 山田 勝重 TEL 078-303-5921
定時株主総会開催予定日 2020年6月23日 配当支払開始予定日 2020年6月24日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月23日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 66,171 3.2 4,489 △13.9 4,838 △12.8 3,100 △26.0
2019年3月期 64,145 2.0 5,214 △3.4 5,546 △3.2 4,189 4.1
(注)包括利益 2020年3月期 2,572百万円 (△15.2%) 2019年3月期 3,035百万円 (△40.1%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 103.58 103.53 4.6 6.0 6.8
2019年3月期 140.02 139.89 6.4 7.0 8.1
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 81,068 68,376 84.3 2,282.90
2019年3月期 79,984 66,938 83.6 2,234.84
(参考) 自己資本 2020年3月期 68,376百万円 2019年3月期 66,882百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 5,427 △4,419 △1,625 14,605
2019年3月期 6,018 △2,552 △1,110 15,224
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 19.00 ― 19.00 38.00 1,140 27.1 1.7
2020年3月期 ― 19.00 ― 21.00 40.00 1,201 38.6 1.8
2021年3月期(予想) ― 20.00 ― 20.00 40.00 34.2
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 32,500 2.2 2,000 1.4 2,150 0.1 1,500 10.2 50.08
通期 67,000 1.3 4,700 4.7 5,000 3.3 3,500 12.9 116.86
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1 社 (社名) 株式会社フーズパレット 、 除外 ― 社 (社名)
(注)詳細は、添付資料P11「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(当連結会計年度における重要な子会社の異動)」をご覧
ください。
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 34,991,521 株 2019年3月期 34,991,521 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 5,039,949 株 2019年3月期 5,064,449 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 29,935,234 株 2019年3月期 29,919,933 株
(注)期末自己株式数には、「株式給付信託(J−ESOP)導入において設定した資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)」が保有する当社株式数が
含まれております。また、期中平均株式数の計算において控除する自己株式には、「株式給付信託(J−ESOP)導入において設定した資産管理サービス
信託銀行株式会社(信託E口)」が保有する当社株式の期中平均株式数が含まれております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料
4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(当連結会計年度における重要な子会社の異動) ………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………11
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………12
4.その他 …………………………………………………………………………………………………13
(1)販売の状況 ………………………………………………………………………………………13
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の経営成績)
当連結会計年度におけるわが国経済は、米中貿易摩擦など海外経済の影響を受けつつも雇用や所得環境は緩
やかな回復基調を続けていましたが、昨年末に発生した新型コロナウイルスの感染拡大により国内外の経済は
混乱を極めました。
食品業界におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うサプライチェーンの不安定化や消費行動の
変化への対応が求められるなど、より一層厳しい経営環境となりました。
このような環境の中、当グループにおきましては、健康、美味しさ、安心・安全の企業理念に適う製品の安
定供給を行い、食を通じて皆さまの健康に貢献し続けることに全グループ一丸となって取り組みました。
売上高は、豆製品、デザート製品が前年実績を下回りましたが、惣菜製品、昆布製品、ヨーグルト製品が前
年実績を上回ったことから、661億71百万円(前期比3.2%増)となりました。
利益面では、人件費、外注費、荷造運賃及び減価償却費等の増加により売上原価率、販管費率ともに上昇し
たことから、営業利益は44億89百万円(前期比13.9%減)、経常利益は48億38百万円(前期比12.8%減)とな
りました。また、特別損失として減損損失7億80百万円を計上したこと等により、親会社株主に帰属する当期
純利益は31億円(前期比26.0%減)となりました。
製品分類別の販売状況は、次のとおりであります。
惣菜製品では、2019年8月1日より連結子会社となった株式会社フーズパレットの中華惣菜の売上高15億12
百万円が加わったことや、包装惣菜では「おばんざい小鉢」シリーズにおいて食べ応えのある大きな具材を使
用した深型容器タイプ等のラインアップを拡充したことから、惣菜製品の売上高は226億84百万円(前期比8.1
%増)となりました。
昆布製品では、新元号、秋の行楽、受験シーズンの年間を通した「よろこんぶキャンペーン」を実施しまし
た。また、首都圏及び近畿圏において佃煮「ふじっ子煮」のTVCMを放映したことや、塩こんぶが継続して堅調
に推移したことから、昆布製品の売上高は180億60百万円(前期比1.8%増)となりました。
豆製品では、大豆の健康効果の訴求により水煮・蒸し豆が伸長したものの、主力である煮豆が前年実績を下
回ったため、豆製品の売上高は137億67百万円(前期比1.5%減)となりました。
ヨーグルト製品では、通販チャネルのサプリメント「善玉菌のチカラ」が前年実績を下回りましたが、量販
チャネルの「カスピ海ヨーグルト脂肪ゼロ」を9月より北海道産生乳100%にリニューアルしたことや、受験シ
ーズンに合わせてSNSを活用した「願掛け勝つピ海ヨーグルトキャンペーン」等を実施したことから、ヨーグル
ト製品の売上高は69億7百万円(前期比1.5%増)となりました。
デザート製品では、「フルーツセラピー」シリーズにおいて、期間限定商品「温州みかん」等の投入により
品群全体の活性化に注力しましたが、デザート製品の売上高は31億65百万円(前期比2.8%減)となりました。
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債及び純資産の状況)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10億83百万円増加し、810億68百万円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ12億84百万円減少し、334億14百万円となりました。これは主に、受取
手形及び売掛金並びに現金及び預金の減少によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ23億68百万円増加し、476億54百万円となりました。これは主に、鳴尾
工場の「大豆ヨーグルト」生産関連の有形固定資産の増加や関東工場の新棟建設関連の建設仮勘定の増加によ
るものです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ3億21百万円減少し、112億46百万円となりました。これは主に、未払
消費税等の減少によるものです。固定負債は、前連結会計年度末に比べ32百万円減少し、14億45百万円となり
ました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ14億37万円増加し、683億76百万円となりました。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の83.6%から84.3%となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(キャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ6億18百万円減少し、146億5百万
円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払等があったものの、税金等調整前当期純利益を48億
21百万円、減価償却費を29億55百万円計上したこと等から、54億27百万円の収入(前連結会計年度は60億18百
万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入があったものの、有形固定資産の取
得による支出等により、44億19百万円の支出(前連結会計年度は25億52百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により、16億25百万円の支出(前連結会計年度は11
億10百万円の支出)となりました。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本比率(%) 83.5 82.9 82.9 83.6 84.3
時価ベースの自己資本比率(%) 100.9 103.4 91.4 80.5 71.9
キャッシュ・フロー対有利子
13.1 1.7 2.1 1.5 1.6
負債比率(%)
インタレスト・カバレッジ・
885.0 2,390.7 2,886.5 3,644.1 2,616.4
レシオ(倍)
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しています。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しています。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しています。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象とし
ています。
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
国内経済は、国内外で感染が拡大している新型コロナウイルスの影響による実体経済への影響の大きさが計
り知れず、今後も先行き不透明な状況が続くものと思われます。
食品業界におきましては、新型コロナウイルスの感染拡大による市場環境の急速な変化への柔軟な対応、製
品の安定的な供給体制の確保が求められるなど、より一層厳しい経営環境となるものと思われます。
このような状況下、当グループにおきましては、食品メーカーとしてサプライチェーンの維持確保に努める
とともに、従業員の安全に配慮した危機管理体制を強化してまいります。また、本年4月1日よりマーケティ
ング本部をコア事業本部に改組し、将来を見据えたゆるやかな事業部制に変更することで各事業の業務執行責
任を明確にし、おかず、ヨーグルトの成長事業の拡大加速とともに、昆布と豆の収益基盤の再強化にも徹底し
て取り組みます。
製品分類別の主な取組みは、次のとおりであります。
惣菜製品では、日配惣菜の収益性向上に努めるとともに、包装惣菜は「おばんざい小鉢」シリーズの更なる
販売拡大や、株式会社フーズパレットにおいて中華惣菜の新たな取り組みに注力します。
昆布製品では、塩こんぶの拡販に注力するとともに、佃煮は発売50周年を迎える「ふじっ子煮」のブランド
力の再強化とターゲット層の拡大に取り組みます。
豆製品では、煮豆のリニューアルを順次実施して商品力を強化するとともに、健康志向や植物性たんぱく質
への注目の高まりを追い風に水煮・蒸し豆シリーズの拡販に注力します。
ヨーグルト製品では、待望の新商品「大豆で作ったヨーグルト」で新たな大豆発酵食品市場の創造を図りま
す。通販チャネルは機能性表示食品のサプリメント「善玉菌のチカラ」の再成長を目指します。
デザート製品では、「フルーツセラピー」シリーズにおいて期間限定商品の投入等を通じて品群全体の活性
化に注力します。
以上により、次期の連結業績につきましては、売上高は670億円(前期比1.3%増)、営業利益は47億円(前
期比4.7%増)、経常利益は50億円(前期比3.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は35億円(前期比
12.9%増)を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当グループは、収益性の向上と財務体質の強化に努め、着実に業績を向上させ、株主の皆さまへの利益還元
を充実させていくことを最重要課題としております。配当金につきましては、1株当たり当期純利益金額、配
当性向等総合的に勘案し、株主の皆さまのご期待に報いるよう努力してまいります。
内部留保資金につきましては、新たな成長に繋がる研究開発投資、設備投資等に充当いたします。
なお、当期の期末配当金につきましては、創業60周年記念と財政状態等も含めて総合的に判断し、直近予想
(第3四半期決算発表時)より2円増配の21円(普通配当19円、記念配当2円)とし、中間配当を含めて年間
40円の配当を予定しております。
次期の配当につきましては、記念配当を普通配当に組み込み、第2四半期末、期末とも1株当たり普通配当
20円とし、年間40円の配当を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、検討を進めてまいります。
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 15,224 14,605
受取手形及び売掛金 10,595 9,828
商品及び製品 1,097 946
仕掛品 325 335
原材料及び貯蔵品 7,164 7,348
その他 294 350
貸倒引当金 △2 △2
流動資産合計 34,698 33,414
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 35,897 37,950
減価償却累計額 △22,415 △24,364
建物及び構築物(純額) 13,482 13,586
機械装置及び運搬具 27,650 30,405
減価償却累計額 △17,340 △19,120
機械装置及び運搬具(純額) 10,309 11,285
工具、器具及び備品 1,884 2,153
減価償却累計額 △1,491 △1,765
工具、器具及び備品(純額) 392 388
土地 13,377 14,074
建設仮勘定 709 2,148
有形固定資産合計 38,272 41,483
無形固定資産 335 349
投資その他の資産
投資有価証券 5,007 3,941
繰延税金資産 129 340
その他 1,547 1,546
貸倒引当金 △6 △7
投資その他の資産合計 6,678 5,821
固定資産合計 45,286 47,654
資産合計 79,984 81,068
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 4,212 3,928
未払金 4,022 5,052
未払法人税等 1,270 1,023
未払消費税等 601 6
賞与引当金 499 494
預り金 237 156
その他 724 585
流動負債合計 11,567 11,246
固定負債
長期未払金 246 199
退職給付に係る負債 1,163 1,183
従業員株式給付引当金 68 61
固定負債合計 1,478 1,445
負債合計 13,045 12,691
純資産の部
株主資本
資本金 6,566 6,566
資本剰余金 7,472 7,499
利益剰余金 58,158 60,118
自己株式 △6,946 △6,910
株主資本合計 65,251 67,273
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,742 1,191
退職給付に係る調整累計額 △111 △88
その他の包括利益累計額合計 1,631 1,102
新株予約権 56 -
純資産合計 66,938 68,376
負債純資産合計 79,984 81,068
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 64,145 66,171
売上原価 38,037 39,691
売上総利益 26,107 26,480
販売費及び一般管理費 20,893 21,991
営業利益 5,214 4,489
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 163 175
受取賃貸料 100 102
売電収入 50 52
その他 79 72
営業外収益合計 394 404
営業外費用
支払利息 1 2
賃貸費用 28 27
売電費用 24 22
その他 7 2
営業外費用合計 62 54
経常利益 5,546 4,838
特別利益
固定資産売却益 50 27
投資有価証券売却益 1,363 858
国庫補助金等収入 58 80
受取保険金 28 -
特別利益合計 1,501 966
特別損失
固定資産処分損 124 180
投資有価証券売却損 178 15
災害による損失 75 -
減損損失 396 780
その他 - 6
特別損失合計 775 983
税金等調整前当期純利益 6,273 4,821
法人税、住民税及び事業税 2,012 1,647
法人税等調整額 71 73
法人税等合計 2,083 1,720
当期純利益 4,189 3,100
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 4,189 3,100
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 4,189 3,100
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,155 △550
退職給付に係る調整額 1 22
その他の包括利益合計 △1,154 △528
包括利益 3,035 2,572
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,035 2,572
非支配株主に係る包括利益 - -
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権純資産合計
株主資本合
資本金 資本剰余金利益剰余金 自己株式 証券評価差 係る調整累 括利益累計
計
額金 計額 額合計
当期首残高 6,566 7,456 55,080 △6,968 62,135 2,898 △112 2,785 51 64,972
当期変動額
剰余金の配当 △1,110 △1,110 △1,110
親会社株主に帰属す
4,189 4,189 4,189
る当期純利益
自己株式の取得 △0 △0 △0
株式給付信託による
6 6 6
自己株式の処分
新株予約権の行使 15 16 31 31
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,155 1 △1,154 5 △1,149
額)
当期変動額合計 - 15 3,078 22 3,115 △1,155 1 △1,154 5 1,966
当期末残高 6,566 7,472 58,158 △6,946 65,251 1,742 △111 1,631 56 66,938
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本 その他の包括利益累計額
その他有価 退職給付に その他の包 新株予約権純資産合計
株主資本合
資本金 資本剰余金利益剰余金 自己株式 証券評価差 係る調整累 括利益累計
計
額金 計額 額合計
当期首残高 6,566 7,472 58,158 △6,946 65,251 1,742 △111 1,631 56 66,938
当期変動額
剰余金の配当 △1,141 △1,141 △1,141
親会社株主に帰属す
3,100 3,100 3,100
る当期純利益
株式給付信託による
6 6 6
自己株式の処分
新株予約権の行使 27 29 56 56
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △550 22 △528 △56 △585
額)
当期変動額合計 - 27 1,959 35 2,022 △550 22 △528 △56 1,437
当期末残高 6,566 7,499 60,118 △6,910 67,273 1,191 △88 1,102 - 68,376
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 6,273 4,821
減価償却費 2,762 2,955
株式報酬費用 36 -
貸倒引当金の増減額(△は減少) △2 0
賞与引当金の増減額(△は減少) △96 △8
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 43 18
受取利息及び受取配当金 △163 △176
支払利息 1 2
固定資産処分損益(△は益) 69 150
減損損失 396 780
投資有価証券売却損益(△は益) △1,185 △843
売上債権の増減額(△は増加) △418 1,001
たな卸資産の増減額(△は増加) △984 △5
仕入債務の増減額(△は減少) 205 △473
未払金の増減額(△は減少) 133 △85
未払消費税等の増減額(△は減少) 618 △624
預り金の増減額(△は減少) △2 △85
その他 △213 13
小計 7,476 7,440
利息及び配当金の受取額 163 176
利息の支払額 △1 △2
法人税等の支払額 △1,619 △2,187
営業活動によるキャッシュ・フロー 6,018 5,427
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △4,663 △4,653
有形固定資産の売却による収入 115 46
無形固定資産の取得による支出 △106 △93
投資有価証券の取得による支出 △14 △15
投資有価証券の売却による収入 2,183 1,142
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △676
る支出
その他 △66 △169
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,552 △4,419
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 - △485
自己株式の取得による支出 △0 -
配当金の支払額 △1,109 △1,140
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,110 △1,625
現金及び現金同等物に係る換算差額 - -
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,356 △618
現金及び現金同等物の期首残高 12,867 15,224
現金及び現金同等物の期末残高 15,224 14,605
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(当連結会計年度における重要な子会社の異動)
第2四半期連結会計期間において、株式取得により株式会社フーズパレットを子会社化したため、連結の範囲に含
めております。
(セグメント情報等)
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
当グループは、製品の種類、性質、製造方法、販売市場の類似性から判断して同様・同系列の加工食品を専ら製造
販売しており、事業セグメントを区分開示する重要性が乏しいため、報告セグメントは単一となっております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 2,234円84銭 2,282円90銭
1株当たり当期純利益金額 140円02銭 103円58銭
潜在株式調整後
139円89銭 103円53銭
1株当たり当期純利益金額
(注)1 資産管理サービス信託銀行株式会社(信託E口)が保有する当社株式は、1株当たり当期純利益金額
の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産
額の算定上、期末発行済株式数から控除する自己株式に含めております。
前連結会計年度の当該信託口が保有する当社株式の期中平均株式数は103千株、期末株式数は
102千株であります。また、当連結会計年度の当該信託口が保有する当社株式の期中平均株式数は
100千株、期末株式数は99千株であります。
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
2 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の
とおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
(1)1株当たり当期純利益金額 140円02銭 103円58銭
(算定上の基礎)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 4,189 3,100
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する
4,189 3,100
当期純利益(百万円)
普通株式の期中平均株式数 (千株) 29,919 29,935
(2)潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額 139円89銭 103円53銭
(算定上の基礎)
親会社株式に帰属する
― ―
当期純利益調整額(百万円)
普通株式増加数(千株) 27 15
(うち新株予約権(千株)) (27) (15)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当
たり当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株 ― ―
式の概要
3 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(百万円) 66,938 68,376
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円) 56 ―
(うち新株予約権(百万円)) (56) ―
普通株式に係る期末の純資産額(百万円) 66,882 68,376
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
29,927 29,951
の数(千株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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フジッコ株式会社(2908) 2020年3月期 決算短信
4.その他
(1)販売の状況
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
自2018年4月1日 自2019年4月1日
製品分類 至2019年3月31日 至2020年3月31日 増減額
金 額 構成比 金 額 構成比
惣菜製品 20,989 32.7% 22,684 34.3% 1,695
昆布製品 17,746 27.7% 18,060 27.3% 314
豆製品 13,980 21.8% 13,767 20.8% △213
ヨーグルト製品 6,803 10.6% 6,907 10.4% 103
デザート製品 3,256 5.1% 3,165 4.8% △90
その他製品 1,370 2.1% 1,586 2.4% 216
合計 64,145 100.0% 66,171 100.0% 2,026
(注)増減額は、当連結会計年度と前連結会計年度との比較で表示しております。
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