2908 フジッコ 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 フジッコ株式会社 上場取引所 東
コード番号 2908 URL https://www.fujicco.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 福井 正一
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 山田 勝重 TEL 078-303-5921
四半期報告書提出予定日 2021年2月5日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 49,393 △2.1 3,691 1.4 4,039 2.4 2,855 △11.3
2020年3月期第3四半期 50,478 2.5 3,642 △14.5 3,943 △13.4 3,219 0.1
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 3,103百万円 (5.4%) 2020年3月期第3四半期 2,943百万円 (10.9%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 95.31 ―
2020年3月期第3四半期 107.57 107.50
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 83,502 70,259 84.1
2020年3月期 81,068 68,376 84.3
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 70,259百万円 2020年3月期 68,376百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 19.00 ― 21.00 40.00
2021年3月期 ― 20.00 ―
2021年3月期(予想) 20.00 40.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年4月1日∼2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 67,000 1.3 4,700 4.7 5,000 3.3 3,500 12.9 116.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) 味富士株式会社
(注)詳細は、添付資料P7「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(当四半期連結累計期間における重要な子
会社の異動)」をご覧ください。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 34,991,521 株 2020年3月期 34,991,521 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 5,035,042 株 2020年3月期 5,039,949 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 29,953,927 株 2020年3月期3Q 29,932,072 株
(注)期末自己株式数には、「株式給付信託(J−ESOP)導入において設定した株式会社日本カストディ銀行(信託Eロ)」が保有する当社株式数が含まれて
おります。また、期中平均株式数の計算において控除する自己株式には、「株式給付信託(J−ESOP)導入において設定した株式会社日本カストディ銀行
(信託Eロ)」が保有する当社株式の期中平均株式数が含まれております。なお、株式会社日本カストディ銀行は、JTCホールディングス株式会社、日本トラ
スティ・サービス信託銀行株式会社、資産管理サービス信託銀行株式会社が2020年7月27日に合併し発足しました。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決
算短信(添付資料)2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動) …………………………………………7
3.補足情報 …………………………………………………………………………………………………8
(1)販売の状況 ……………………………………………………………………………………………8
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行が長期化し、経済
活動は大きく制限されました。緊急事態宣言解除後は、GoToキャンペーンの実施等により個人消費には一時的に持
ち直しの動きが見られたものの、新型コロナウイルス感染症の国内再拡大により厳しい状況が続きました。
食品業界におきましては、外出自粛要請や営業時間短縮の要請等による業務用チャネルの低迷、巣ごもり消費に
よる中食、内食需要の増加、テイクアウト、通信販売、宅配などの利用増加等、経営環境が大きく変化しました。
このような環境の中、当グループにおきましては、不確実な時代においても安定的な収益が確保できる生産性の
高い新しい会社づくりに注力するとともに、コロナ禍で迎えた12月商戦に全社一丸となって取り組みました。
売上高は、ヨーグルト製品が前年実績を上回りましたが、惣菜製品、豆製品、昆布製品、デザート製品が前年実
績を下回ったことから、493億93百万円(前年同四半期比2.1%減)となりました。
利益面では、材料費及び人件費等の減少により売上原価率が改善したことから、営業利益は36億91百万円(前年
同四半期比1.4%増)、経常利益は40億39百万円(前年同四半期比2.4%増)となりましたが、前第3四半期連結累
計期間に特別利益として計上した投資有価証券売却益の影響が大きく、親会社株主に帰属する四半期純利益は28億
55百万円(前年同四半期比11.3%減)となりました。
製品分類別の販売状況は、次のとおりであります。
惣菜製品では、2019年8月1日より連結子会社となった株式会社フーズパレットの中華惣菜の売上高が加わり、
また「おばんざい小鉢」シリーズの伸長が継続しましたが、日配惣菜が前年実績を下回ったことから、惣菜製品全
体の売上高は前年実績を下回りました。
昆布製品では、「ふじっ子煮」シリーズの発売50周年キャンペーン及びふじっ子(塩こんぶ)のTVCM放映等を実施
して顧客層の再拡大に取り組みましたが、昆布製品全体の売上高は業務用チャネルにおける佃煮や塩こんぶの販売
が大きく減少したこと等により、前年実績を下回りました。
豆製品では、煮豆は前年実績並みとなりましたが、水煮・蒸し豆はPR効果で飛躍的な伸長となった前年実績を上
回ることができず、豆製品全体の売上高は前年実績を下回りました。
ヨーグルト製品では、通販チャネルのサプリメント「善玉菌のチカラ」が前年実績並みとなりましたが、受験生
応援の「勝つピ海ヨーグルト」キャンペーンを実施した「カスピ海ヨーグルト」シリーズの継続的な伸長に加え、
2020年3月に新発売した「大豆で作ったヨーグルト」のTVCM放映などプロモーションを強化したことから、ヨーグ
ルト製品全体の売上高は前年実績を上回りました。
デザート製品では、「フルーツセラピー」において、期間限定商品「温州みかん」等の投入により品群全体の活
性化に注力しましたが、デザート製品の売上高は前年実績を下回りました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ24億34百万円増加し、835億2百万円となりま
した。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ3億97百万円増加し、338億11百万円となりました。これは主に、受取手形
及び売掛金の増加によるものです。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ20億36百万円増加し、496億91百万円となりました。これは主に、関東工場
の新棟建設関連の建設仮勘定の増加によるものです。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ5億61百万円増加し、118億7百万円となりました。これは主に、買掛金の
増加によるものです。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ10百万円減少し、14億35百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末に比べ18億82百万円増加し、702億59百万円となりました。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の84.3%から84.1%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当グループを取り巻く事業環境は、依然として厳しい状況が続いておりますが、当期の連結業績は概ね当初
(2020年3月期決算発表)の予想どおり推移すると見込んでおります。
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 14,605 11,180
受取手形及び売掛金 9,828 12,951
商品及び製品 946 1,259
仕掛品 335 258
原材料及び貯蔵品 7,348 7,555
その他 350 608
貸倒引当金 △2 △3
流動資産合計 33,414 33,811
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 37,950 38,198
減価償却累計額 △24,364 △24,987
建物及び構築物(純額) 13,586 13,211
機械装置及び運搬具 30,405 30,922
減価償却累計額 △19,120 △20,167
機械装置及び運搬具(純額) 11,285 10,755
工具、器具及び備品 2,153 2,177
減価償却累計額 △1,765 △1,751
工具、器具及び備品(純額) 388 425
土地 14,074 13,821
建設仮勘定 2,148 5,172
有形固定資産合計 41,483 43,386
無形固定資産 349 367
投資その他の資産
投資有価証券 3,941 4,226
繰延税金資産 340 344
その他 1,546 1,372
貸倒引当金 △7 △6
投資その他の資産合計 5,821 5,938
固定資産合計 47,654 49,691
資産合計 81,068 83,502
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 3,928 4,531
未払金 5,052 5,189
未払法人税等 1,023 832
未払消費税等 6 281
賞与引当金 494 122
預り金 156 411
その他 585 439
流動負債合計 11,246 11,807
固定負債
長期未払金 199 199
退職給付に係る負債 1,183 1,185
従業員株式給付引当金 61 50
固定負債合計 1,445 1,435
負債合計 12,691 13,243
純資産の部
株主資本
資本金 6,566 6,566
資本剰余金 7,499 7,499
利益剰余金 60,118 61,741
自己株式 △6,910 △6,898
株主資本合計 67,273 68,908
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,191 1,425
退職給付に係る調整累計額 △88 △74
その他の包括利益累計額合計 1,102 1,351
純資産合計 68,376 70,259
負債純資産合計 81,068 83,502
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 50,478 49,393
売上原価 30,120 28,915
売上総利益 20,357 20,477
販売費及び一般管理費 16,715 16,786
営業利益 3,642 3,691
営業外収益
受取利息 0 0
受取配当金 170 180
受取賃貸料 77 72
売電収入 41 42
その他 52 97
営業外収益合計 342 393
営業外費用
支払利息 1 0
賃貸費用 20 19
売電費用 17 16
その他 1 8
営業外費用合計 41 45
経常利益 3,943 4,039
特別利益
固定資産売却益 1 12
投資有価証券売却益 858 150
国庫補助金等収入 59 46
特別利益合計 919 210
特別損失
固定資産処分損 149 117
投資有価証券売却損 15 0
関係会社清算損 - 52
その他 6 -
特別損失合計 171 171
税金等調整前四半期純利益 4,691 4,078
法人税、住民税及び事業税 1,571 1,336
法人税等調整額 △99 △113
法人税等合計 1,471 1,223
四半期純利益 3,219 2,855
非支配株主に帰属する四半期純利益 - -
親会社株主に帰属する四半期純利益 3,219 2,855
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 3,219 2,855
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △289 233
退職給付に係る調整額 13 14
その他の包括利益合計 △276 248
四半期包括利益 2,943 3,103
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,943 3,103
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
該当事項はありません。
(当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動)
当第3四半期連結会計期間において、連結子会社であった味富士株式会社は2020年12月21日付で清算結了したた
め、連結の範囲から除外しております。なお、清算結了までの損益計算書については連結しております。
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フジッコ株式会社(2908) 2021年3月期 第3四半期決算短信
3.補足情報
(1)販売の状況
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間 (参考)前連結会計年度
(自2019年4月1日 (自2020年4月1日 (自2019年4月1日
製品情報 至2019年12月31日) 至2020年12月31日) 増減額 至2020年3月31日
金額 構成比 金額 構成比 金額 構成比
惣菜製品 17,015 33.7% 16,450 33.3% △564 22,684 34.3%
昆布製品 13,870 27.5% 13,433 27.2% △436 18,060 27.3%
豆製品 10,683 21.2% 10,237 20.7% △446 13,767 20.8%
ヨーグルト製品 5,203 10.3% 5,636 11.4% 433 6,907 10.4%
デザート製品 2,475 4.9% 2,232 4.5% △242 3,165 4.8%
その他製品 1,230 2.4% 1,402 2.9% 172 1,586 2.4%
合計 50,478 100.0% 49,393 100.0% △1,085 66,171 100.0%
(注)増減額は、当第3四半期連結累計期間と前第3四半期連結累計期間との比較で表示しております。
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