2902 太陽化 2019-02-04 15:20:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
太陽化学㈱ (2902) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
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太陽化学㈱ (2902) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、緩やかな
回復基調で推移しました。一方海外は、米中貿易摩擦の拡大により金融資本市場や実体経済に与える影響が懸念さ
れるなど、依然として不透明な状況が続いております。
当社事業の主要分野であります食品業界におきましては、節約志向の継続により、企業を取り巻く事業環境は厳
しい状況が続いております。
このような環境の中で当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、引き続き対処すべき課題とし
て
①市場変化への対応
②販売の強化(グローバル化)
③品質管理体制の維持・強化
④環境への取り組み
⑤人材育成
⑥業務改善による全体最適化
を掲げ、企業価値の向上に取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、306億49百万円(前年同四半期比4.5%増)となりました。営
業利益は、化粧品・トイレタリー用途の乳化剤及びサプリメント用途の機能性食品素材の売上が増加したこと等に
より32億42百万円(前年同四半期比11.3%増)となりました。経常利益は、32億27百万円(前年同四半期比7.8%
増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、21億69百万円(前年同四半期比8.6%増)となりまし
た。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの状況は次のとおりであります。
■ ニュートリション事業
医療、健康食品及び飲料業界等にカテキン(緑茶抽出物)、テアニン(機能性アミノ酸)、水溶性食物繊維等の
機能性食品素材、ミネラル製剤、ビタミン製剤等を製造、販売しております。
水溶性食物繊維は、国内市場の医療用途、飲料用途及び欧米市場の医療用途、サプリメント用途が増加しました
結果、売上高は前年を上回りました。
カテキンは、国内市場、アジア市場及び欧米市場のサプリメント用途が減少しました結果、売上高は前年を下回
りました。
ミネラル製剤は、欧米市場のサプリメント用途が堅調に推移し、国内市場の飲料用途が増加しました結果、売上
高は前年を上回りました。
テアニンは、国内市場の化粧品用途及びアジア市場、米国市場のサプリメント用途が増加しました結果、売上高
は前年を上回りました。
ビタミン製剤は、国内市場の飲料用途が減少しました結果、売上高は前年を下回りました。
この結果、売上高は、58億21百万円(前年同四半期比10.2%増)、営業利益は、11億66百万円(前年同四半期比
15.7%増)となりました。
■ インターフェイスソリューション事業
乳製品、飲料、菓子、パン、加工油脂等の業界、及び化粧品、トイレタリー業界等に、乳化剤等の品質改良剤を
製造、販売しております。
化粧品、トイレタリー用途は、国内市場及び海外市場が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
飲料用途は、国内市場が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
一般食品用途は、国内市場が堅調に推移しました結果、売上高は前年を上回りました。
この結果、売上高は、74億82百万円(前年同四半期比13.4%増)、営業利益は、14億14百万円(前年同四半期比
18.9%増)となりました。
■ アグリフード事業
乳製品、飲料、菓子、パン、ハム・ソーセージ、即席めん、農産加工業界等に、鶏卵加工品、たん白素材、即席
食品用素材、フルーツ加工品、農産加工品等の食品素材、品質改良剤、安定剤等を製造、販売しております。
鶏卵加工品は、国内市場のハム・ソーセージ用途等の粉末卵が減少しました結果、売上高は前年を下回りまし
た。
即席食品用素材は、国内市場の即席めん用途が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
フルーツ加工品は、国内市場の冷菓用途が減少しました結果、売上高は前年を下回りました。
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太陽化学㈱ (2902) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
安定剤は、国内市場の製めん用途、医療食用途は減少しましたが、惣菜用途、デザート用途が増加しました結
果、売上高は前年を上回りました。
この結果、売上高は、172億50百万円(前年同四半期比0.5%減)、営業利益は、6億45百万円(前年同四半期比
6.9%減)となりました。
■ その他
料理飲食等の事業を行っております。
売上高は、95百万円(前年同四半期比20.8%減)、営業利益は、15百万円(前年同四半期比32.6%減)となりま
した。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が前連結会計年度末に比較して2億73百万円増加して、485
億74百万円となりました。主な資産の変動は、受取手形及び売掛金の増加10億69百万円、原材料及び貯蔵品の増加
7億70百万円、土地の増加14億89百万円、現金及び預金の減少22億42百万円、流動資産その他の減少3億16百万
円、建物及び構築物の減少1億7百万円、有形固定資産その他の減少1億89百万円、投資有価証券の減少1億91百
万円、投資その他の資産その他の減少1億21百万円です。
負債は、前連結会計年度末に比較して3億16百万円増加して108億33百万円となりました。主な負債の変動は、
支払手形及び買掛金の増加5億86百万円、賞与引当金の増加1億62百万円、未払法人税等の減少2億46百万円、流
動負債その他の減少1億54百万円です。
純資産は、前連結会計年度末に比較して43百万円減少して377億41百万円となりました。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純利益21億69百万円の計上、資本剰余金の減少5億78百万円、その他有価証券評価差額金の減
少2億48百万円、為替換算調整勘定の減少2億68百万円、非支配株主持分の減少2億86百万円、配当金の支払によ
る減少7億89百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の75.9%から変更ありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,116,082 6,873,137
受取手形及び売掛金 10,890,547 11,960,336
商品及び製品 3,377,015 3,474,329
仕掛品 384,658 389,765
原材料及び貯蔵品 1,892,575 2,663,371
その他 892,386 576,319
貸倒引当金 △31,071 △12,261
流動資産合計 26,522,194 25,924,998
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 5,143,591 5,035,671
土地 6,788,449 8,278,208
その他(純額) 2,551,431 2,362,225
有形固定資産合計 14,483,471 15,676,104
無形固定資産
のれん 12,608 -
その他 202,710 205,734
無形固定資産合計 215,319 205,734
投資その他の資産
投資有価証券 4,864,117 4,672,760
その他 2,229,011 2,107,855
貸倒引当金 △12,950 △12,950
投資その他の資産合計 7,080,179 6,767,666
固定資産合計 21,778,970 22,649,506
資産合計 48,301,164 48,574,504
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,737,358 7,323,915
未払法人税等 611,784 365,656
賞与引当金 236,109 398,346
その他 1,825,312 1,670,405
流動負債合計 9,410,566 9,758,323
固定負債
退職給付に係る負債 215,533 193,046
役員退職慰労引当金 399,829 426,514
その他 490,816 455,541
固定負債合計 1,106,178 1,075,102
負債合計 10,516,745 10,833,426
純資産の部
株主資本
資本金 7,730,621 7,730,621
資本剰余金 7,918,674 7,340,648
利益剰余金 23,712,492 25,092,708
自己株式 △4,613,233 △4,697,412
株主資本合計 34,748,554 35,466,566
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,808,584 1,560,260
繰延ヘッジ損益 △17,647 14,382
為替換算調整勘定 150,446 △117,634
退職給付に係る調整累計額 △40,905 △31,720
その他の包括利益累計額合計 1,900,477 1,425,287
非支配株主持分 1,135,386 849,224
純資産合計 37,784,419 37,741,078
負債純資産合計 48,301,164 48,574,504
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 29,343,808 30,649,872
売上原価 21,816,069 22,665,584
売上総利益 7,527,738 7,984,287
販売費及び一般管理費 4,613,913 4,742,219
営業利益 2,913,825 3,242,068
営業外収益
受取利息 27,990 35,221
受取配当金 45,611 52,336
持分法による投資利益 34,664 -
その他 62,752 40,401
営業外収益合計 171,019 127,959
営業外費用
支払利息 8,682 3,834
貸与資産減価償却費 6,476 5,682
為替差損 1,258 79,265
持分法による投資損失 - 21,165
支払補償費 48,144 11,089
その他 27,911 21,977
営業外費用合計 92,474 143,015
経常利益 2,992,370 3,227,012
特別利益
投資有価証券売却益 - 50,920
特別利益合計 - 50,920
特別損失
固定資産除売却損 37,672 20,910
投資有価証券評価損 1,828 -
特別損失合計 39,501 20,910
税金等調整前四半期純利益 2,952,869 3,257,021
法人税等 872,762 988,969
四半期純利益 2,080,106 2,268,051
非支配株主に帰属する四半期純利益 83,011 98,595
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,997,094 2,169,456
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 2,080,106 2,268,051
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 497,635 △247,645
為替換算調整勘定 179,432 △149,766
退職給付に係る調整額 12,573 9,184
持分法適用会社に対する持分相当額 15,300 28,692
その他の包括利益合計 704,941 △359,534
四半期包括利益 2,785,048 1,908,517
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 2,655,305 1,694,265
非支配株主に係る四半期包括利益 129,742 214,251
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太陽化学㈱ (2902) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、平成30年7月2日付で、連結子会社タイヨールシードプライベイトリミテッドの株式を追加取得しまし
た。この結果、当第3四半期連結累計期間において、資本剰余金が578,025千円減少しております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会
計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
なお、法人税等調整額は、「法人税等」に含めて表示しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
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太陽化学㈱ (2902) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
インター
その他 損益計算書
ニュー フェイス アグリ
(注)1 計上額
トリション ソリュー フード 計
(注)2
事業 ション 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 5,283,349 6,600,504 17,339,547 29,223,400 120,407 29,343,808
セグメント間の内部
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売上高又は振替高
計 5,283,349 6,600,504 17,339,547 29,223,400 120,407 29,343,808
セグメント利益 1,008,054 1,189,583 693,433 2,891,071 22,753 2,913,825
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、料理飲食等の事業でありま
す。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結
インター
その他 損益計算書
ニュー フェイス アグリ
(注)1 計上額
トリション ソリュー フード 計
(注)2
事業 ション 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 5,821,333 7,482,319 17,250,909 30,554,562 95,310 30,649,872
セグメント間の内部
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売上高又は振替高
計 5,821,333 7,482,319 17,250,909 30,554,562 95,310 30,649,872
セグメント利益 1,166,260 1,414,741 645,720 3,226,722 15,345 3,242,068
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、料理飲食等の事業でありま
す。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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