2902 太陽化 2019-05-13 15:20:00
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月13日
上場会社名 太陽化学株式会社 上場取引所 名
コード番号 2902 URL http://www.taiyokagaku.com/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 山崎 長宏
取締役財務担当兼業務支援部長兼
問合せ先責任者 (役職名) (氏名) 増川 尚利 TEL 059-340-0802
企業統括部長
定時株主総会開催予定日 2019年6月20日 配当支払開始予定日 2019年6月4日
有価証券報告書提出予定日 2019年6月20日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 40,130 3.7 4,189 10.2 4,129 8.3 2,632 1.9
2018年3月期 38,689 △2.0 3,802 10.4 3,813 22.1 2,584 32.9
(注)包括利益 2019年3月期 2,594百万円 (△14.0%) 2018年3月期 3,017百万円 (27.2%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 143.71 ― 7.1 8.5 10.4
2018年3月期 140.88 ― 7.3 8.2 9.8
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 △79百万円 2018年3月期 52百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 48,813 38,297 76.7 2,055.35
2018年3月期 48,301 37,784 75.9 1,997.76
(参考) 自己資本 2019年3月期 37,422百万円 2018年3月期 36,649百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 3,266 △3,654 △2,081 6,432
2018年3月期 3,983 △2,242 △968 8,911
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 10.00 ― 33.00 43.00 789 30.5 2.2
2019年3月期 ― 10.00 ― 34.00 44.00 802 30.6 2.2
2020年3月期(予想) ― 10.00 ― 40.00 50.00 30.3
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 21,000 2.8 2,300 1.3 2,300 1.2 1,500 0.9 82.39
通期 42,000 4.7 4,300 2.6 4,400 6.6 3,000 14.0 164.77
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 23,513,701 株 2018年3月期 23,513,701 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 5,306,557 株 2018年3月期 5,168,628 株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 18,320,200 株 2018年3月期 18,345,337 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提と
しており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 3
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 4
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 4
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 6
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 6
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
- 1 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益、雇用・所得環境の着実な改善を背景に、緩やかな回復基調で
推移しました。一方海外は、米中貿易摩擦の動向、中国経済の減速懸念、英国のEU離脱問題など金融資本市場や
実体経済に与える影響が懸念され、依然として不透明な状況が続いております。
当社事業の主要分野であります食品業界におきましては、今後予定されている消費税増税に対する節約志向によ
り、企業を取り巻く事業環境は厳しい状況が続いております。
このような環境の中で当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)は、引き続き対処すべき課題とし
て
①市場変化への対応
②販売の強化(グローバル化)
③品質管理体制の維持・強化
④環境への取り組み
⑤人材育成
⑥業務改善による全体最適化
を掲げ、企業価値の向上に取り組んでおります。
この結果、当連結会計年度の売上高は401億30百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は41億89百万円(前年同
期比10.2%増)、経常利益は41億29百万円(前年同期比8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は26億32百
万円(前年同期比1.9%増)となりました。
当連結会計年度におけるセグメントの概況は次のとおりであります。
■ ニュートリション事業
医療、健康食品及び飲料業界等にカテキン(緑茶抽出物)、テアニン(機能性アミノ酸)、水溶性食物繊維等
の機能性食品素材、ミネラル製剤、ビタミン製剤等を製造、販売しております。
水溶性食物繊維は、国内市場の医療用途及び欧米市場の医療用途及びサプリメント用途が増加しました結果、
売上高は前年を上回りました。
カテキンは、国内市場での菓子用途及び欧米市場、アジア市場のサプリメント用途が減少しました結果、売上
高は前年を下回りました。
ミネラル製剤は、国内市場の飲料用途が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
テアニンは、国内市場のサプリメント用途、化粧品用途及び米国市場のサプリメント用途が増加しました結
果、売上高は前年を上回りました。
ビタミン製剤は、国内市場の飲料用途が減少しました結果、売上高は前年を下回りました。
この結果、売上高は、77億45百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益は、15億41百万円(前年同期比18.5%
増)となりました。
■ インターフェイスソリューション事業
乳製品、飲料、菓子、パン、加工油脂等の業界、及び化粧品、トイレタリー業界等に、乳化剤等の品質改良剤
を製造、販売しております。
化粧品、トイレタリー用途は、国内市場及び海外市場が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
飲料用途は、国内市場が増加しました結果、売上高は前年を上回りました。
一般食品用途は、堅調に推移しました結果、売上高は前年を上回りました。
この結果、売上高は、97億72百万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は、17億83百万円(前年同期比14.8%
増)となりました。
■ アグリフード事業
乳製品、飲料、菓子、パン、ハム・ソーセージ、即席めん、農産加工業界等に、鶏卵加工品、たん白素材、即
席食品用素材、フルーツ加工品、農産加工品等の食品素材、品質改良剤、安定剤等を製造、販売しております。
鶏卵加工品は、国内市場のハム・ソーセージ用途等の粉末卵が減少しました結果、売上高は前年を下回りまし
た。
即席食品用素材は、アジア市場の即席めん用途は減少しましたが、国内市場の即席めん用途が増加しました結
果、売上高は前年を上回りました。
フルーツ加工品は、国内市場のパン用途及び冷菓用途が減少しました結果、売上高は前年を下回りました。
安定剤は、国内市場の冷菓用途及び飲料用途は減少しましたが、惣菜用途及びデザート用途が増加しました結
果、売上高は前年を上回りました。
この結果、売上高は、224億80百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は、8億41百万円(前年同期比8.1%
減)となりました。
■ その他
料理飲食等の事業を行っております。
売上高は、1億31百万円(前年同期比12.8%減)、営業利益は、22百万円(前年同期比28.2%減)となりまし
た。
- 2 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
①資産、負債及び純資産の状況
資産につきましては、前連結会計年度に比べ5億11百万円増加し、488億13百万円となりました。これは主に、
受取手形及び売掛金が3億65百万円の増加、原材料及び貯蔵品が6億65百万円の増加、有形固定資産が13億25百万
円の増加、無形固定資産が1億2百万円の増加、現金及び預金が15億53百万円の減少、流動資産その他が2億98百
万円の減少、投資有価証券が1億25百万円の減少となったことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度に比べ1百万円減少し、105億15百万円となりました。これは主に、流動
負債その他が2億52百万円の増加、支払手形及び買掛金が2億78百万円の減少となったことによるものでありま
す。
純資産につきましては、前連結会計年度に比べ5億13百万円増加し、382億97百万円となりました。これは主
に、親会社株主に帰属する当期純利益26億32百万円を計上したことによる増加、資本剰余金が5億78百万円減少、
自己株式の取得による2億13百万円の減少、為替換算調整勘定が2億24百万円減少、非支配株主持分が2億59百万
円減少、剰余金の配当により7億89百万円が減少したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、64億32百万円(前連結会計年度より24
億78百万円減少、27.8%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により32億66百万円の資金を獲得いたしました(前連結会計年度より7億16百
万円減少)。
その主な理由は、税金等調整前当期純利益が39億55百万円、自己金融効果としての減価償却費計上11億36百万
円、その他の資産の減少3億35百万円、その他の負債の増加1億83百万円による資金の増加の他、売上債権の増加
3億78百万円、たな卸資産の増加6億66百万円、仕入債務の減少2億99百万円、法人税等の支払11億34百万円によ
る資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動により36億54百万円の資金を支出いたしました(前連結会計年度より14億11百
万円の支出の増加)。
その主な理由は、定期預金の預入による支出が10億31百万円、有形固定資産の取得による支出が23億74百万円、
無形固定資産の取得による支出が1億72百万円、長期貸付けによる支出が1億65百万円となったことによるもので
あります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により20億81百万円の資金を支出いたしました(前連結会計年度より11億12百
万円の支出の増加)。
その主な理由は、短期借入れによる収入116億円の他、短期借入金の返済による支出116億円、自己株式の取得に
よる支出が2億13百万円、配当金の支払額が7億89百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による
支出が10億58百万円となったことによるものであります。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様への利益還元を経営の最も重要な課題のひとつに位置付けております。利益配分は安定的な
基準配当年間20円に業績に応じた利益還元分を加え、配当性向30%を目処として継続的に行うことと、財務体質の
強化と積極的な事業展開に必要な将来に備えた内部留保の充実を基本方針としております。
当連結会計年度の期末配当金につきましては、1株につき34円とさせていただきました。既に2018年12月4日に
実施済みの中間配当金1株当たり10円とあわせまして、年間配当金は1株当たり44円となります。また、次期の配
当金につきましては、年間1株当たり50円を予定しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しい
ため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
- 3 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 9,116,082 7,562,891
受取手形及び売掛金 10,890,547 11,255,877
商品及び製品 3,377,015 3,374,156
仕掛品 384,658 391,360
原材料及び貯蔵品 1,892,575 2,558,150
その他 892,386 594,243
貸倒引当金 △31,071 △12,016
流動資産合計 26,522,194 25,724,663
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 18,051,523 18,291,666
減価償却累計額 △12,907,932 △13,156,721
建物及び構築物(純額) 5,143,591 5,134,944
機械装置及び運搬具 15,455,158 15,754,609
減価償却累計額 △13,497,407 △13,741,440
機械装置及び運搬具(純額) 1,957,751 2,013,169
工具、器具及び備品 2,427,358 2,402,062
減価償却累計額 △2,064,953 △2,077,342
工具、器具及び備品(純額) 362,405 324,719
土地 6,788,449 8,278,997
その他 231,274 56,975
有形固定資産合計 14,483,471 15,808,807
無形固定資産 215,319 318,081
投資その他の資産
投資有価証券 4,864,117 4,738,990
関係会社長期貸付金 1,370,576 1,447,861
繰延税金資産 50,445 28,755
その他 807,990 758,871
貸倒引当金 △12,950 △12,950
投資その他の資産合計 7,080,179 6,961,528
固定資産合計 21,778,970 23,088,417
資産合計 48,301,164 48,813,081
- 4 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,737,358 6,458,416
未払法人税等 611,784 575,978
賞与引当金 236,109 232,089
その他 1,825,312 2,078,203
流動負債合計 9,410,566 9,344,687
固定負債
繰延税金負債 474,816 537,500
退職給付に係る負債 215,533 192,951
役員退職慰労引当金 399,829 426,514
その他 16,000 14,000
固定負債合計 1,106,178 1,170,966
負債合計 10,516,745 10,515,653
純資産の部
株主資本
資本金 7,730,621 7,730,621
資本剰余金 7,918,674 7,340,648
利益剰余金 23,712,492 25,556,059
自己株式 △4,613,233 △4,826,964
株主資本合計 34,748,554 35,800,364
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,808,584 1,737,748
繰延ヘッジ損益 △17,647 △6,455
為替換算調整勘定 150,446 △74,126
退職給付に係る調整累計額 △40,905 △35,526
その他の包括利益累計額合計 1,900,477 1,621,640
非支配株主持分 1,135,386 875,423
純資産合計 37,784,419 38,297,428
負債純資産合計 48,301,164 48,813,081
- 5 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 38,689,845 40,130,482
売上原価 28,772,233 29,657,433
売上総利益 9,917,611 10,473,048
販売費及び一般管理費 6,115,437 6,283,208
営業利益 3,802,174 4,189,839
営業外収益
受取利息 38,621 48,016
受取配当金 48,586 58,013
持分法による投資利益 52,943 -
受取賃貸料 26,369 25,837
その他 47,364 31,916
営業外収益合計 213,884 163,783
営業外費用
支払利息 10,473 7,509
貸与資産減価償却費 8,717 7,596
持分法による投資損失 - 79,092
為替差損 98,184 80,156
支払補償費 53,193 11,919
その他 31,604 37,962
営業外費用合計 202,173 224,236
経常利益 3,813,885 4,129,386
特別利益
固定資産売却益 2,674 -
投資有価証券売却益 - 50,920
特別利益合計 2,674 50,920
特別損失
固定資産売却損 214 -
固定資産除却損 51,478 109,187
投資有価証券評価損 21,923 115,543
特別損失合計 73,616 224,730
税金等調整前当期純利益 3,742,942 3,955,575
法人税、住民税及び事業税 1,074,316 1,095,922
法人税等調整額 △8,435 114,849
法人税等合計 1,065,881 1,210,771
当期純利益 2,677,061 2,744,804
非支配株主に帰属する当期純利益 92,626 111,998
親会社株主に帰属する当期純利益 2,584,435 2,632,806
- 6 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純利益 2,677,061 2,744,804
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 317,873 △70,046
為替換算調整勘定 23,411 △96,035
退職給付に係る調整額 11,264 5,378
持分法適用会社に対する持分相当額 △12,451 10,086
その他の包括利益合計 340,098 △150,616
包括利益 3,017,160 2,594,187
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 2,942,243 2,353,968
非支配株主に係る包括利益 74,916 240,219
- 7 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,730,621 7,918,674 22,045,797 △4,612,572 33,082,521
当期変動額
剰余金の配当 △917,741 △917,741
親会社株主に帰属する当期純利益 2,584,435 2,584,435
自己株式の取得 △660 △660
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - 1,666,694 △660 1,666,033
当期末残高 7,730,621 7,918,674 23,712,492 △4,613,233 34,748,554
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 退職給付に係 その他の包括利 持分
証券評価差
損益 整勘定 る調整累計額 益累計額合計
額金
当期首残高 1,481,176 9,230 104,432 △52,170 1,542,669 1,110,778 35,735,969
当期変動額
剰余金の配当 △917,741
親会社株主に帰属する当期純利益 2,584,435
自己株式の取得 △660
株主資本以外の項目の当期変動額
327,408 △26,878 46,013 11,264 357,808 24,608 382,416
(純額)
当期変動額合計 327,408 △26,878 46,013 11,264 357,808 24,608 2,048,450
当期末残高 1,808,584 △17,647 150,446 △40,905 1,900,477 1,135,386 37,784,419
- 8 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 7,730,621 7,918,674 23,712,492 △4,613,233 34,748,554
当期変動額
剰余金の配当 △789,239 △789,239
親会社株主に帰属する当期純利益 2,632,806 2,632,806
自己株式の取得 △213,731 △213,731
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
△578,025 △578,025
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - △578,025 1,843,566 △213,731 1,051,809
当期末残高 7,730,621 7,340,648 25,556,059 △4,826,964 35,800,364
その他の包括利益累計額
非支配株主
その他有価 純資産合計
繰延ヘッジ 為替換算調 退職給付に係 その他の包括利 持分
証券評価差
損益 整勘定 る調整累計額 益累計額合計
額金
当期首残高 1,808,584 △17,647 150,446 △40,905 1,900,477 1,135,386 37,784,419
当期変動額
剰余金の配当 △789,239
親会社株主に帰属する当期純利益 2,632,806
自己株式の取得 △213,731
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
△578,025
株主資本以外の項目の当期変動額
△70,835 11,191 △224,572 5,378 △278,837 △259,963 △538,800
(純額)
当期変動額合計 △70,835 11,191 △224,572 5,378 △278,837 △259,963 513,008
当期末残高 1,737,748 △6,455 △74,126 △35,526 1,621,640 875,423 38,297,428
- 9 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 3,742,942 3,955,575
減価償却費 1,137,782 1,136,046
貸倒引当金の増減額(△は減少) 14,818 △18,576
賞与引当金の増減額(△は減少) △2,126 △4,020
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 13,422 △14,219
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 12,991 26,685
受取利息及び受取配当金 △87,207 △106,029
支払利息 10,473 7,509
為替差損益(△は益) 36,897 △38,389
持分法による投資損益(△は益) △52,943 79,092
投資有価証券売却損益(△は益) - △50,920
投資有価証券評価損益(△は益) 21,923 115,543
固定資産売却損益(△は益) △2,459 -
固定資産除却損 13,087 41,887
売上債権の増減額(△は増加) △507,473 △378,681
たな卸資産の増減額(△は増加) △522,618 △666,341
その他の資産の増減額(△は増加) △148,366 335,283
仕入債務の増減額(△は減少) 1,453,850 △299,731
未払金の増減額(△は減少) 144,866 △7,036
その他の負債の増減額(△は減少) △172,802 183,293
その他 6,104 6,104
小計 5,113,161 4,303,075
利息及び配当金の受取額 83,880 106,272
利息の支払額 △10,473 △7,509
法人税等の支払額 △1,202,643 △1,134,859
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,983,925 3,266,978
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △2,667,400 △1,031,211
定期預金の払戻による収入 2,600,440 99,180
有形固定資産の取得による支出 △2,069,530 △2,374,611
有形固定資産の売却による収入 3,233 -
投資有価証券の取得による支出 △64,065 △80,578
投資有価証券の売却による収入 - 70,920
無形固定資産の取得による支出 △45,347 △172,715
長期貸付けによる支出 - △165,000
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,242,670 △3,654,017
- 10 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 11,738,400 11,600,000
短期借入金の返済による支出 △11,738,400 △11,600,000
自己株式の取得による支出 △660 △213,731
配当金の支払額 △917,741 △789,239
非支配株主への配当金の支払額 △50,224 △19,511
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △1,058,808
よる支出
財務活動によるキャッシュ・フロー △968,626 △2,081,290
現金及び現金同等物に係る換算差額 △136 △10,610
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 772,491 △2,478,939
現金及び現金同等物の期首残高 8,138,900 8,911,392
現金及び現金同等物の期末残高 8,911,392 6,432,452
- 11 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度
の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に
表示しております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」が241,268千円減少
し、「投資その他の資産」の「繰延税金資産」が3,148千円増加しております。また、「固定負債」の「繰延税金
負債」が238,119千円減少しております。
なお、同一納税主体の繰延税金資産と繰延税金負債を相殺して表示しており、変更前と比べて総資産が238,119
千円減少しております。
(連結貸借対照表)
前連結会計年度において、独立掲記しておりました「無形固定資産」の「のれん」及び「その他」は、独立掲記
すべき無形固定資産の該当がなくなったため、当連結会計年度においては「無形固定資産」として一括掲記して表
示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っておりま
す。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「無形固定資産」の「のれん」に表示していた12,608千
円及び「その他」に表示していた202,710千円は、「無形固定資産」215,319千円として組み替えております。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社は、本社に製品・サービス別の事業部を置き、各事業部は、取り扱う製品・サービスについて国内
及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
したがって、当社は、事業部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「ニュ
ートリション事業」、「インターフェイスソリューション事業」及び「アグリフード事業」の3つを報告
セグメントとしております。
「ニュートリション事業」は、カテキン(緑茶抽出物)、テアニン(機能性アミノ酸)、水溶性食物繊
維等の機能性食品素材、ミネラル製剤、ビタミン製剤等を製造、販売しております。「インターフェイス
ソリューション事業」は、乳化剤等の品質改良剤を製造、販売しております。「アグリフード事業」は、
鶏卵加工品、たん白素材、即席食品用素材、フルーツ加工品、農産加工品等の食品素材、品質改良剤、安
定剤等を製造、販売しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益の数値であります。
- 12 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結
インター
その他 調整額 財務諸表
ニュー フェイス アグリ 合計
(注)1 (注)2 計上額
トリション ソリュー フード 計
(注)3
事業 ション 事業
事業
売上高
外部顧客へ
7,014,274 8,732,844 22,791,666 38,538,786 151,058 38,689,845 - 38,689,845
の売上高
セグメント
間の内部売
- - - - - - - -
上高又は振
替高
計 7,014,274 8,732,844 22,791,666 38,538,786 151,058 38,689,845 - 38,689,845
セグメント
1,301,117 1,553,499 916,104 3,770,722 31,451 3,802,174 - 3,802,174
利益
セグメント
7,813,352 8,466,951 17,696,609 33,976,913 79,481 34,056,395 14,244,769 48,301,164
資産
その他の項目
減価償却費 224,229 337,270 575,906 1,137,406 375 1,137,782 - 1,137,782
のれんの償
16,255 - - 16,255 - 16,255 - 16,255
却額
持分法適用
会社への投 49,446 217,587 631,150 898,183 - 898,183 - 898,183
資額
有形固定資
産及び無形
364,537 279,918 941,090 1,585,547 43,176 1,628,723 751,099 2,379,822
固定資産の
増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、料理飲食等の事業でありま
す。
2.「調整額」の区分は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
4.当連結会計年度より「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2
月16日)等を適用し、表示方法の変更を行っております。前連結会計年度のセグメント資産について
は、当該表示方法の変更を遡って適用した後の数値を記載しております。
- 13 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結
インター
その他 調整額 財務諸表
ニュー フェイス アグリ 合計
(注)1 (注)2 計上額
トリション ソリュー フード 計
(注)3
事業 ション 事業
事業
売上高
外部顧客へ
7,745,939 9,772,352 22,480,411 39,998,703 131,778 40,130,482 - 40,130,482
の売上高
セグメント
間の内部売
- - - - - - - -
上高又は振
替高
計 7,745,939 9,772,352 22,480,411 39,998,703 131,778 40,130,482 - 40,130,482
セグメント
1,541,831 1,783,602 841,832 4,167,266 22,573 4,189,839 4,189,839
利益
セグメント
7,042,767 9,397,030 18,774,421 35,214,219 85,957 35,300,177 13,512,904 48,813,081
資産
その他の項目
減価償却費 267,156 334,362 534,172 1,135,691 354 1,136,046 - 1,136,046
のれんの償
12,608 - - 12,608 - 12,608 - 12,608
却額
持分法適用
会社への投 60,752 125,113 747,882 933,748 - 933,748 - 933,748
資額
有形固定資
産及び無形
704,598 672,754 1,255,074 2,632,428 - 2,632,428 - 2,632,428
固定資産の
増加額
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、料理飲食等の事業でありま
す。
2.「調整額」の区分は、主に報告セグメントに帰属しない全社資産であります。
3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
- 14 -
太陽化学㈱ (2902) 2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 1,997.76円 2,055.35円
1株当たり当期純利益 140.88円 143.71円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益
2,584,435 2,632,806
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
2,584,435 2,632,806
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 18,345,337 18,320,200
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 15 -