2901 J-石垣食品 2020-05-15 16:00:00
2020年3月期 決算短信[日本基準](連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月15日
上場会社名 石垣食品株式会社 上場取引所 東
コード番号 2901 URL http://www.ishigakifoods.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 石垣 裕義
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理総務部長 (氏名) 小西 一幸 TEL 03-3263-4444
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 2,627 △3.4 △144 ― △151 ― △476 ―
2019年3月期 2,721 97.4 △230 ― △219 ― △315 ―
(注)包括利益 2020年3月期 △498百万円 (―%) 2019年3月期 △313百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 △68.21 ― ― △13.6 △5.8
2019年3月期 △49.09 ― △153.4 △14.5 △8.5
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
2020年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2019年3月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 755 △286 △38.1 △40.78
2019年3月期 1,451 160 11.0 23.72
(参考) 自己資本 2020年3月期 △288百万円 2019年3月期 160百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 △78 8 △176 177
2019年3月期 △63 △11 114 424
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2021年3月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、現時点では適正かつ合理的に算定することが困難なことから、今後の業績の見通しに関しましては「未定」とし
ております。今後、業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表いたします。
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) ― ― ― ― ― ― ― ― ―
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 7,068,300 株 2019年3月期 6,756,300 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,779 株 2019年3月期 1,779 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 6,988,947 株 2019年3月期 6,421,125 株
(参考)個別業績の概要
1. 2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 353 △4.6 △68 ― △76 ― △480 ―
2019年3月期 370 △4.2 △70 ― △79 ― △101 ―
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 △68.70 ―
2019年3月期 △15.87 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 247 △56 △23.1 △7.96
2019年3月期 540 372 69.0 55.17
(参考) 自己資本 2020年3月期 △57百万円 2019年3月期 372百万円
2. 2021年 3月期の個別業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、現時点では適正かつ合理的に算定することが困難なことから、今後の業績の見通しに関しましては「未定」とし
ております。今後、業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表いたします。
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) ― ― ― ― ― ― ― ― ―
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当決算短信に記載されているデータや将来予測は、本決算短信の発表日現在において入手可能な情報に基づくもので、様々な要因により影響を受けることが
ありますので、実際の業績は見通しから大きく異なる可能性があります。
石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………15
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国の経済は、「令和」への改元やラグビーワールドカップの開催など国民心理に明るさ
が見える中、緩やかな回復基調を示し始めていましたが、台風や洪水などの自然災害、諸外国における貿易問題、年度
終盤には新型コロナウィルス感染症が発生し、世界的に景気の先行きに懸念が生じるなど、依然として厳しい状況が続
いております。
このような環境の中で当社グループは、飲料事業においては主力商品である「フジミネラル麦茶」の営業プロモーシ
ョン活動の継続、他社と提携による介護医療市場向け業務用商品の投入や高付加価値型の健康茶の新製品投入、ごぼう
茶について増量等の積極的な販売促進策を実施し、珍味事業においては従来とは形態・顧客層の異なる新商品の投入、
インターネット通信販売事業においては採算の改善を図るべく事業構造を見直し、前連結会計年度に参入した外食店舗
事業で着実な利益計上を行うこと等で、営業・経常・最終の各段階利益の黒字転換を目指してまいりました。
これらの結果、売上高2,627百万円(前連結会計年度比3.4%減)、営業損失144百万円(前連結会計年度は営業損失
230百万円)、経常損失151百万円(前連結会計年度は経常損失219百万円)となりました。最終損益は、特別損失として
インターネット通信販売事業に係るのれん等に対して減損損失282百万円、過年度決算の訂正・調査等にかかった費用と
して23百万円、外食店舗に係る減損損失6百万円、リース資産の減損損失6百万円等の計上により親会社株主に帰属する
当期純損失476百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失315百万円)となりました。
なお、単独の業績につきましては、売上高353百万円(前期比4.6%減)、営業損失68百万円(前事業年度は営業損失
70百万円)、経常損失76百万円(前事業年度は経常損失79百万円)となりました。最終損益は、特別損失としてインタ
ーネット通信販売事業子会社の株式評価損として306百万円、同子会社に対する関係会社事業損失引当金繰入額60百万円
を計上したこと等により当期純損失480百万円(前事業年度は当期純損失101百万円)となりました。
なお、当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「外食店舗事業」について、量的な重要性が増したため
報告セグメントとして記載する方法に変更しており、当連結会計年度の比較・分析は変更後の区分に基づいておりま
す。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 飲料事業
飲料事業においては、主力の麦茶について少子高齢化等の市場環境悪化が続く中、8月、9月は猛暑であった前年を
更に上回る増収となったものの、初夏は梅雨明けが遅れ気温が上がらず天候不順の状態が続いたこと、介護医療市場向
け業務用商品が新型コロナウィルス感染症の影響を受けて納入先が拡大せず業績への寄与が限られたことから減収とな
りました。また「ごぼう茶」については、競合他社による営業攻勢が強まる中、秋冬商戦の恒例となっていた増量セー
ルが不発に終わるなどして減収となりました。杜仲茶、烏龍茶も減収となり、高付加価値型の新商品も業績への寄与に
は至りませんでした。
損益面においては、減収に伴う工場稼働率の低下等が悪化要因となりました。
これらの結果、売上高151百万円(前連結会計年度比8.3%減)、営業利益1百万円(前連結会計年度比81.8%減)とな
りました。
② 珍味事業
珍味事業のビーフジャーキーは、自社ブランド商品が夏季及び年末商戦における増量セールが好調で増収となる一方、
OEM供給製品について第1四半期に大手コンビニエンスストアでの取扱い開始されたことから増収となる一方で、取扱い
終了時点で在庫が残っていたことから反動が生じ、通期では減収となったことから、ビーフジャーキー合計では微減に
留まりました。
損益面では、工場稼働率が改善した期間があったことや円高の影響で、通期でも改善いたしました。
これらの結果、売上高198百万円(前連結会計年度比1.8%減)、営業損失1百万円(前連結会計年度は営業損失12百万
円)となりました。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
③ インターネット通信販売事業
インターネット通信販売事業においては、配送費用や梱包資材や、一般消費者向けの大手通信販売サイトに支払う販
売促進費の高騰により採算が悪化する中、価格改定や利益率の高い商品への切替えを進めました。第4四半期には損益
の改善が見えてきたものの、のれん償却費44百万円の負担が重かったこともあり、通期では減収減益となりました。
これらの結果、売上高1,984百万円(前連結会計年度比12.5%減)、営業損失44百万円(前連結会計年度は営業損失
132百万円)となりました。
また当該事業を行う子会社について、当初策定した事業計画を達成することが困難な状況となったことから、のれん
等に対する減損損失を計上することとなりました。
④ 外食店舗事業
外食店舗事業は、2018年12月に開業した自社保有店舗及び2019年1月に子会社化した外食店舗運営会社から構成され
ております。当連結会計年度においては子会社化が通期で寄与し、子会社が自社保有する店舗については堅調な収益・
損益を計上して増収となったものの、運営受託店舗について不採算店から好採算店への切替えが円滑に進まなかったこ
とや、のれん償却費9百万円の計上等があり、営業損失を計上することとなりました。
これらの結果、売上高290百万円(前連結会計年度比254.3%増)、営業損失16百万円(前連結会計年度は営業損失7百
万円)となりました。
なお当社が保有する店舗にかかる固定資産については、当該店舗について新型コロナウィルス感染拡大等の影響を受
けて事業採算の見通しが立たないことから減損損失を計上することとなりました。
⑤ その他
業務用ナルト、だしのもとはともに減収となったことから損益も悪化し、売上高2百万円(前連結会計年度比19.9%
減)、営業損失0百万円(前連結会計年度は営業利益0百万円)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当社グループの財政状態は、当連結会計年度末において債務超過となっております。当社としましては、2019年7月
1日に実施した普通株式の発行により49百万円を調達し、第三者割当による第2回新株予約権が発行されてことに加え、
事業収益の改善と資本状況の改善を行うことができる提携等を模索することで、当該状況を早期に改善・解消すべく対
処を行ってまいります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ、247
百万円減少し、当連結会計年度末には177百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は78百万円(前年同期は63百万円の使用)となりました。これは主に親会社株主に帰属
する当期純損失が計上されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果獲得した資金は8百万円(前年同期は11百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の売却
による収入があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は176百万円(前年同期は114百万円の獲得)となりました。これは主に長期借入金の返
済による支出があったことによるものであります。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、外食店舗事業において外出自粛や営業時間短縮の要請等を受けたこ
とから大幅な売上減少等極めて大きな影響を受けております。またインターネット通信販売事業において消費者が実店
舗の利用を控えインターネット通信販売の利用が増加する動きが出ている一方で、仕入元や物流等のサプライチェーン
に対する悪影響から商品の仕入や出荷に対して支障が生じております。珍味事業においては巣ごもり消費による一時的
な増収を見せているものの、その状況が続く期間や反動減、輸入から出荷に係る物流サプライチェーンに対する影響も
含め将来への影響が見込みにくい状況となっております。
現時点では感染症拡大の影響を現時点では適正かつ合理的に算定することが困難なことから、今後の業績の見通しに
関しましては「未定」としております。
今後、業績予想の開示が可能になった時点で速やかに公表いたします。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、当連結会計年度において債務超過となっていること、および当連結会計年度まで7期連続し
て親会社株主に帰属する当期純損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような
事象又は状況が存在しております。
当社グループとしては、当該状況を早期に改善・解消すべく対処を行っております。
債務超過につきましては、次に記載する事業収益の改善を行っていくことに加え、資本状況の改善を行うこと
ができる事業者との提携に関する検討、交渉等を進めてまいります。
飲料事業においては、麦茶について大規模プロモーションに参加する等の販促策によりブランド露出を図るこ
と、主力商品の一翼に育ったごぼう茶の様に当社グループの生産設備とノウハウを活かした新商品を開発・投入
すること、既存の商材や製造設備や技術、販売先にこだわらない新商品の投入による販売チャネルの開発を行う
こと等で飲料事業全体の採算向上を図ってまいります。
珍味事業においては、ビーフジャーキーについて、中国国内市場向けの販売開始や、商品規格の見直し、大幅
なパッケージリニューアルなどを行うことで、新規取扱先を開拓し拡販を図り工場稼働率を向上させることや、
中国生産子会社において原料牛肉調達方法を継続的に見直すことによりコストダウンを図る一方で、中国国内販
売を開始することにより事業採算の改善に努めております。
また、これらの基本的施策に加え、介護関連事業や中国市場向け事業など採算性の見込める新事業への参入や
他事業者商品の取扱い、効果の見込める事業者との事業提携についての交渉を進め、関係者による支援などを実
施することを引き続き検討してまいります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、海外からの資金調達の必要性が乏しいことや、中国生産子会社についてもほぼ日本国内向け商品の
生産を主な活動としており、実質的に営業活動が日本国内に限定されていることから、会計基準につきましては日本基
準を適用しております。なお、今後の国際会計基準(IFRS)の導入につきましては、国内外の諸情勢等を踏まえ、
適切に対応してまいります。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 434,676 187,625
受取手形及び売掛金 187,221 165,128
商品及び製品 208,432 173,746
原材料及び貯蔵品 30,909 25,096
その他 43,917 40,625
貸倒引当金 △4 △3
流動資産合計 905,154 592,217
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 17,216 69
機械装置及び運搬具(純額) 25,029 0
土地 448 0
その他(純額) 1,734 56
有形固定資産合計 44,428 125
無形固定資産
のれん 352,234 34,056
その他 9,024 0
無形固定資産合計 361,258 34,056
投資その他の資産
投資有価証券 111,459 86,911
その他 27,114 30,137
投資その他の資産合計 138,573 117,048
固定資産合計 544,260 151,231
繰延資産
株式交付費 2,553 12,366
繰延資産合計 2,553 12,366
資産合計 1,451,967 755,815
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 180,463 149,524
未払金 42,200 35,336
短期借入金 - 32,000
1年内返済予定の長期借入金 277,447 250,179
リース債務 1,850 1,482
未払法人税等 2,311 3,027
賞与引当金 3,995 3,914
その他 42,677 38,312
流動負債合計 550,946 513,779
固定負債
長期借入金 716,043 517,333
リース債務 15,458 5,476
その他 9,312 6,106
固定負債合計 740,813 528,916
負債合計 1,291,760 1,042,695
純資産の部
株主資本
資本金 566,205 591,165
資本剰余金 319,499 344,459
利益剰余金 △740,268 △1,216,967
自己株式 △782 △782
株主資本合計 144,653 △282,125
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △76 △24,624
為替換算調整勘定 15,629 18,605
その他の包括利益累計額合計 15,553 △6,018
新株予約権 - 1,264
純資産合計 160,207 △286,880
負債純資産合計 1,451,967 755,815
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 2,721,223 2,627,670
売上原価 1,906,918 1,704,326
売上総利益 814,304 923,343
販売費及び一般管理費 1,044,528 1,067,824
営業損失(△) △230,223 △144,480
営業外収益
受取利息 11 10
受取配当金 2,839 3,185
為替差益 37 -
保険解約返戻金 20,942 -
補助金収入 - 2,575
雑収入 4,865 4,482
営業外収益合計 28,696 10,253
営業外費用
支払利息 10,017 9,767
為替差損 - 75
雑損失 350 463
株式交付費償却 7,312 6,672
営業外費用合計 17,680 16,977
経常損失(△) △219,207 △151,204
特別利益
投資有価証券売却益 5,000 -
特別利益合計 5,000 -
特別損失
投資有価証券評価損 41,412 -
固定資産売却損 - 4,179
減損損失 57,902 296,282
過年度決算訂正関連費用 - 23,374
特別損失合計 99,314 323,836
税金等調整前当期純損失(△) △313,522 △475,040
法人税、住民税及び事業税 1,673 1,658
法人税等合計 1,673 1,658
当期純損失(△) △315,195 △476,699
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △315,195 △476,699
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純損失(△) △315,195 △476,699
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △76 △24,548
為替換算調整勘定 1,995 2,975
その他の包括利益合計 1,919 △21,572
包括利益 △313,276 △498,271
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △313,276 △498,271
非支配株主に係る包括利益 - -
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 454,880 208,174 △425,072 △782 237,199
当期変動額
新株の発行 111,324 111,324 222,649
親会社株主に帰属す
△315,195 △315,195
る当期純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 111,324 111,324 △315,195 - △92,546
当期末残高 566,205 319,499 △740,268 △782 144,653
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 - 13,634 13,634 3,367 254,202
当期変動額
新株の発行 222,649
親会社株主に帰属す
△315,195
る当期純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △76 1,995 1,919 △3,367 △1,448
額)
当期変動額合計 △76 1,995 1,919 △3,367 △93,994
当期末残高 △76 15,629 15,553 - 160,207
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 566,205 319,499 △740,268 △782 144,653
当期変動額
新株の発行 24,960 24,960 49,920
親会社株主に帰属す
△476,699 △476,699
る当期純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 24,960 24,960 △476,699 - △426,779
当期末残高 591,165 344,459 △1,216,967 △782 △282,125
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 新株予約権 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 △76 15,629 15,553 - 160,207
当期変動額
新株の発行 49,920
親会社株主に帰属す
△476,699
る当期純損失(△)
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △24,548 2,975 △21,572 1,264 △20,308
額)
当期変動額合計 △24,548 2,975 △21,572 1,264 △447,087
当期末残高 △24,624 18,605 △6,018 1,264 △286,880
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △313,522 △475,040
減価償却費 72,891 62,755
減損損失 57,902 296,282
投資有価証券評価損益(△は益) 41,412 -
投資有価証券売却損益(△は益) △5,000 -
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,231 △80
受取利息及び受取配当金 △2,850 △3,196
支払利息 10,017 9,767
為替差損益(△は益) 42 75
売上債権の増減額(△は増加) 31,355 22,050
たな卸資産の増減額(△は増加) 35,417 39,385
仕入債務の増減額(△は減少) △796 △30,431
その他の資産の増減額(△は増加) 4,288 4,105
その他の負債の増減額(△は減少) 10,102 △1,564
未払消費税等の増減額(△は減少) △3,328 831
未払金の増減額(△は減少) △5,015 △6,747
その他 8,857 10,968
小計 △55,994 △70,840
利息及び配当金の受取額 2,850 3,196
利息の支払額 △9,588 △9,326
法人税等の支払額 △1,023 △1,640
営業活動によるキャッシュ・フロー △63,755 △78,611
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の売却による収入 5,000 -
有形固定資産の取得による支出 △7,907 △978
有形固定資産の売却による収入 - 16,633
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△8,440 -
る支出
その他 △626 △7,038
投資活動によるキャッシュ・フロー △11,974 8,617
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 - 32,000
短期借入金の返済による支出 △157,000 -
長期借入れによる収入 370,000 52,150
長期借入金の返済による支出 △313,930 △278,130
リース債務の返済による支出 △2,277 △17,529
株式の発行による収入 217,873 33,434
新株予約権の発行による収入 - 1,264
財務活動によるキャッシュ・フロー 114,664 △176,809
現金及び現金同等物に係る換算差額 △155 △247
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 38,778 △247,051
現金及び現金同等物の期首残高 385,897 424,676
現金及び現金同等物の期末残高 424,676 177,625
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社グループは、当連結会計年度において債務超過となっていること、および当連結会計年度まで7期連続し
て親会社株主に帰属する当期純損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような
事象又は状況が存在しております。
当社グループとしては、当該状況を早期に改善・解消すべく対処を行っております。
債務超過につきましては、次に記載する事業収益の改善を行っていくことに加え、資本状況の改善を行うこと
ができる事業者との提携に関する検討、交渉等を進めてまいります。
飲料事業においては、麦茶について大規模プロモーションに参加する等の販促策によりブランド露出を図るこ
と、主力商品の一翼に育ったごぼう茶の様に当社グループの生産設備とノウハウを活かした新商品を開発・投入
すること、既存の商材や製造設備や技術、販売先にこだわらない新商品の投入による販売チャネルの開発を行う
こと等で飲料事業全体の採算向上を図ってまいります。
珍味事業においては、ビーフジャーキーについて、中国国内市場向けの販売開始や、商品規格の見直し、大幅
なパッケージリニューアルなどを行うことで、新規取扱先を開拓し拡販を図り工場稼働率を向上させることや、
中国生産子会社において原料牛肉調達方法を継続的に見直すことによりコストダウンを図る一方で、中国国内販
売を開始することにより事業採算の改善に努めております。
また、これらの基本的施策に加え、介護関連事業や中国市場向け事業など採算性の見込める新事業への参入や
他事業者商品の取扱い、効果の見込める事業者との事業提携についての交渉を進め、関係者による支援などを実
施することを引き続き検討してまいります。
しかし、これらの施策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められま
す。
なお、連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を
連結財務諸表には反映しておりません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、本社が取り扱う製品・サービス別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。その際の判断の基礎とする報告セグメントは、主にその取り扱う製品・サービスから「飲料事業」
「珍味事業」「インターネット通信販売事業」「外食店舗事業」に分類しております。
「飲料事業」は、麦茶等の嗜好飲料及び烏龍茶等の健康飲料を生産しております。「珍味事業」は、ビーフジャ
ーキーを生産しております。「インターネット通信販売事業」は、健康食品、化粧品などの美容商材を中心に会員
制通販卸サイトを運営しております。「外食店舗事業」は、外食店舗の営業および運営受託をしております。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
1.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
インターネ 合計
外食店舗 (注)1 (注)2 計上額
飲料事業 珍味事業 ット通信販 計 (注)3
事業
売事業
売上高
外 部 顧客 への
165,153 201,691 2,269,206 82,085 2,718,136 3,087 2,721,223 - 2,721,223
売上高
セ グ メン ト間
の内部
- - - - - - - -
売 上 高又 は振
替高
計 165,153 201,691 2,269,206 82,085 2,718,136 3,087 2,721,223 - 2,721,223
セ グ メン ト利
益又は損失 9,223 △12,084 △132,082 △7,746 △142,689 119 △142,570 △87,653 △230,223
(△)
セ グ メン ト資
44,963 5,414 1,208,534 1,258,912 95,781 1,354,694 97,273 1,451,967
産
その他の項目
減価償却費 - - 70,418 2,473 72,891 - 72,891 - 72,891
有形固定資
産及び
無形固定資 - - 649 7,258 7,907 - 7,907 - 7,907
産の
増加額
(注) 1.その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナルト事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント損失の調整額87,653千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用87,653千円が含
まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額97,273千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産97,273千円が含
まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(差入保証
金)等であります。
3.セグメント損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結
その他 調整額 財務諸表
インター 合計
外食店舗 (注)1 (注)2 計上額
飲料事業 珍味事業 ネット通信 計 (注)3
事業
販売事業
売上高
外部顧客への
151,376 198,110 1,984,639 290,793 2,624,919 2,750 2,627,670 83,877 2,627,670
売上高
セグメント間
の内部売上高 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
又は振替高
計 151,376 198,110 1,984,639 290,793 2,624,919 2,750 2,627,670 83,877 2,627,670
セグメント
利益又は損失 1,683 △1,229 △44,752 △16,189 △60,488 △114 △60,602 △83,877 △144,480
(△)
セグメント
42,300 73,275 532,061 63,477 711,115 799 711,914 43,900 755,815
資産
その他の項目
減価償却費 - - 52,013 9,784 61,798 - 61,798 957 62,755
有形固定資産
及び無形固定 - 135 842 - 978 - 978 7,180 8,158
資産の増加額
(注) 1.その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナルト事業等を含んでおります。
2.調整額は以下のとおりであります。
(1) セグメント損失の調整額83,877千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用83,877千円が含
まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2) セグメント資産の調整額43,900千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産43,900千円が含
まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(差入保証
金)等であります。
3.報告セグメントの変更等に関する事項
当連結会計年度より、従来「その他」に含まれていた「外食店舗事業」について、量的な重要性が増した
ため報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の区分により作成したものを記載しておりま
す。
4.セグメント損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
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石垣食品株式会社(2901) 2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 23円72銭 1株当たり純資産額 △40円78銭
1株当たり当期純損失 49円09銭 1株当たり当期純損失 68円21銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
いては、潜在株式が存在しないため記載しておりませ いては、潜在株式が存在するものの、1株当たり当期純
ん。 損失であるため記載しておりません。
(注)1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) 315,195 476,699
普通株主に帰属しない金額 (千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失
315,195 476,699
(千円)
期中平均株式数 (株) 6,421,125 6,988,947
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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