2901 J-石垣食品 2020-04-16 12:00:00
(訂正)「平成31年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)」の一部訂正について [pdf]

                                                                    2020年4月16日
各   位
                                   会 社 名   石   垣   食    品   株   式   会   社
                                   代表者名    代表取締役社長          石垣    裕義
                                   (コード番号   2901   東証JASDAQスタンダード)
                                   問合せ先    取締役     経理総務部長         小西    一幸
                                           (電話番号       03-3263-4444)


     (訂正)「平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について
      訂正) 平成3        四半期決算短信 日本基準

    当社は、平成31年2月8日に発表いたしました「平成31年3月期        第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」
 について訂正いたしましたので、お知らせいたします。


                               記


1.訂正の内容
     訂正内容と理由につきましては、別途、本日(2020年4月16日)付「過年度の有価証券報告書等の訂正報告書の
 提出及び決算短信等の訂正並びに2020年3月期第3四半期の四半期報告書及び決算短信の提出に関するお知らせ」に
    て開示しておりますのでご参照ください。


2.訂正の理由
     訂正の箇所には   を付して表示しております。
    なお、訂正箇所が多数に及ぶことから、上記の訂正事項については、訂正後のみ全文を記載しております。




                                                                            以   上
             平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                               平成31年2月8日
上 場 会 社 名   石垣食品株式会社                                    上場取引所                              東
コ ー ド 番 号   2901                                    URL http://www.ishigakifoods.co.jp
代   表   者 (役職名) 代表取締役社長                       (氏名) 石垣 裕義
問合せ先責任者   (役職名) 経理総務部部長                       (氏名) 小西 一幸                  TEL 03-3263-4444
四半期報告書提出予定日      平成31年2月14日                    配当支払開始予定日                ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無      : 無

                                                                                  (百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計)                                                    (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属
                     売上高                   営業利益                 経常利益
                                                                        する四半期純利益
                     百万円          %        百万円            %     百万円          %           百万円       %
 31年3月期第3四半期     2,043        190.3   △147     ―   △135                      ―     △172            ―
 30年3月期第3四半期       703        115.4    △11     ―    △12                      ―      △39            ―
(注) 包括利益 31年3月期第3四半期          △177 百万円 (―%) 30年3月期第3四半期                      △12 百万円 (―%)

                                          潜在株式調整後
                   1株当たり
                                            1株当たり
                  四半期純利益
                                           四半期純利益
                              円   銭                   円   銭
 31年3月期第3四半期         △27.39       ―
 30年3月期第3四半期         △10.98       ―
(注) 30年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式が存在するものの、1株当
     たり四半期純損失であるため記載しておりません。31年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純
    利益については、1株当たり四半期純損失であり、また、潜在株式が存在していないため記載しておりません。

(2)連結財政状態
                     総資産                      純資産              自己資本比率            1株当たり純資産
                              百万円                     百万円                    %                 円   銭
 31年3月期第3四半期           1,563                            295               18.9                 43.76
 30年3月期                1,578                            254               15.9                 47.14
(参考) 自己資本  31年3月期第3四半期     295 百万円                    30年3月期        250 百万円


2.配当の状況
                                              年間配当金

                第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末                           期末            合計
                      円   銭           円   銭           円   銭        円   銭         円   銭
   30年3月期         ―     0.00                              ―         0.00          0.00
   31年3月期         ―     0.00                              ―
   31年3月期(予想)                                                       0.00          0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :                      無


3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
                                                                        (%表示は、対前期増減率)
                                                                    親会社株主に帰属  1株当たり
               売上高                営業利益                経常利益
                                                                     する当期純利益  当期純利益
               百万円    %           百万円         %       百万円      %           百万円       %         円   銭
      通期      3,059 121.9 46 ―                            67   ―            65       ―         16.81
(注)   直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :                    無
※   注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                : 無

     (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

     新規    ―社 (社名)           、除外   ―社 (社名)

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
    ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                : 無

    ②   ①以外の会計方針の変更                       : 無

    ③   会計上の見積りの変更                        : 無

    ④   修正再表示                             : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
    ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)      31年3月期3Q      6,756,300株   30年3月期     5,323,200株

    ②   期末自己株式数                31年3月期3Q         1,779株    30年3月期        1,779株

    ③   期中平均株式数(四半期累計)         31年3月期3Q      6,312,013株   30年3月期3Q   3,592,525株



※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
                                        石垣食品株式会社    62-3Q


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2

    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5

    (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7

      (継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7

      (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7

    3.その他 ……………………………………………………………………………………………………8

      継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………8




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                                              石垣食品株式会社   62-3Q


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
(1) 経営成績の分析
     当第3四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、セグメントの業績に記載の事項に加え、保有
    する投資有価証券の減損に伴う特別損失として投資有価証券評価損41百万円計上されたことなどにより、売上高
    2,043百万円(前年同四半期比190.3%増)、営業損失147百万円(前年同四半期は営業損失11百万円)、経常損失
    135百万円(前年同四半期は経常損失12百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失172百万円(前年同四半期
    は親会社株主に帰属する四半期純損失39百万円)となりました。
     セグメントの業績は、次のとおりであります。
    ①   飲料事業
        飲料事業においては、麦茶は微増、杜仲茶は大幅な増収となったものの、ごぼう茶が年末に実施した増量キ
     ャンペーンが不発に終わるなど減収となったことから、飲料事業合計では売上高138百万円(前年同四半期比
     2.6%減)となりました。
        損益面では、前期から開始した一部原料の内製化が寄与して工場稼働率の向上が図られるなど損益の改善が
     見られましたが、営業利益7百万円(前年同四半期比5.9%減)となりました。
    ②   珍味事業
        珍味事業においては、主力のビーフジャーキーは、自社ブランド商品が年末に実施した増量キャンペーンが
     想定した程の効果を得ることができず、減収傾向に歯止めがかからなかったことに加え、駄菓子やディスカウ
     ントストア向けのOEM供給商品も年末の最盛期に減収となり、ビーフジャーキー合計の売上高が通期でも減
     収となりました。他社ブランド商品の販売受託、中国国内向けの商品販売及びハラル認定を受けた商品の営業
     活動を開始しましたが、収益に大きな影響を与えるには及びませんでした。これらの結果、売上高144百万円
     (前年同四半期比9.4%減)となりました。
        損益面では、減収が続くことから営業赤字の傾向は続いたものの、中国製造子会社の人件費等の原価節減が
     寄与して第3四半期連結会計期間に生じた営業赤字は、第2四半期連結累計期間までに生じた営業赤字より縮
     小し、営業損失14百万円(前年同四半期は営業利益4百万円)となりました。
    ③   インターネット通信販売事業
        子会社新日本機能食品の業績が通期で寄与することとなった結果、売上高1,757百万円(前年同四半期比
     339.7%増)となりました。
        損益面では、第2四半期連結累計期間までは赤字の傾向が続いていたのに対して、当第3四半期連結会計期
     間では改善の傾向を示しましたが、のれん償却費39百万円が引き続き重荷となったことに加え、倉庫作業の一
     部外注化や、配送費用・段ボール等の包装資材の高騰が足かせとなってそれまでの赤字を補うまでには至らず、
     営業損失72百万円(前年同四半期は営業利益27百万円)となりました。
    ④   その他事業
        だしのもとは減収傾向が続き、当第3四半期連結会計期間より開始した外食店舗の増収効果も限定的なもの
     となりましたが、業務用ナルトは増収が続き、売上高2百万円(前年同四半期比10.1%増)となりました。
        損益面では、だしのもと、業務用ナルトは黒字が続いたものの、外食店舗の開業に伴う一時的な支出があり、
     営業損失0百万円(前年同四半期は営業利益0百万円)となりました。


(2)財政状態に関する説明
     当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、現金及び預金や長期借入金等の増加により、総資産は1,563
    百万円(前連結会計年度末は1,578百万円)、負債は1,267百万円(前連結会計年度末は1,324百万円)となりまし
    た。また、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上に伴う利益剰余金の減少等により、純資産は295百万円(前
    連結会計年度末は254百万円)となり、自己資本比率は18.9%(前連結会計年度末は15.9%)となりました。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
     平成31年3月期(平成30年4月1日~平成31年3月31日)通期の業績予想につきましては、平成30年5月15日
    に発表いたしました連結業績予想からの変更はございません。




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                                            石垣食品株式会社    62-3Q


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                   (単位:千円)
                         前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                       (平成30年3月31日)          (平成30年12月31日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                        395,897              423,136
   受取手形及び売掛金                     200,145              253,499
   商品及び製品                        257,430              247,979
   原材料及び貯蔵品                       14,719               36,164
   その他                            26,311               38,332
   貸倒引当金                             △9                   △0
   流動資産合計                        894,494              999,111
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物(純額)                  10,648               17,073
     機械装置及び運搬具(純額)                36,597               27,272
     土地                              448                  448
     その他(純額)                       1,764                1,605
     有形固定資産合計                     49,458               46,400
   無形固定資産
     のれん                         419,427              380,106
     その他                          13,741               10,122
     無形固定資産合計                    433,169              390,228
   投資その他の資産
     投資有価証券                      152,947              104,610
     その他                          39,778               18,666
     投資その他の資産合計                  192,725              123,276
   固定資産合計                        675,353              559,905
 繰延資産                              8,519                4,467
 資産合計                          1,578,368            1,563,484




                     ― 3 ―
                                          石垣食品株式会社    62-3Q


                                                 (単位:千円)
                       前連結会計年度           当第3四半期連結会計期間
                     (平成30年3月31日)          (平成30年12月31日)
負債の部
 流動負債
   支払手形及び買掛金                   172,972              161,455
   短期借入金                       157,000                    -
   1年内返済予定の長期借入金               209,292              209,292
   リース債務                         4,277                3,500
   未払法人税等                        2,315                2,522
   賞与引当金                         1,764                1,013
   未払金                          40,658               68,489
   その他                          14,071               35,082
   流動負債合計                      602,350              481,355
 固定負債
   長期借入金                       694,073              762,215
   リース債務                        15,308               14,264
   その他                          12,433               10,100
   固定負債合計                      721,815              786,580
 負債合計                        1,324,165            1,267,935
純資産の部
 株主資本
   資本金                        454,880              566,205
   資本剰余金                      208,174              319,499
   利益剰余金                     △425,072             △597,983
   自己株式                         △782                 △782
   株主資本合計                     237,199              286,937
 その他の包括利益累計額
   その他有価証券評価差額金                      -              △6,925
   為替換算調整勘定                     13,634               15,535
   その他の包括利益累計額合計                13,634                8,610
 新株予約権                           3,367                    -
 純資産合計                         254,202              295,548
負債純資産合計                      1,578,368            1,563,484




                   ― 4 ―
                                              石垣食品株式会社       62-3Q


(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                      (単位:千円)
                      前第3四半期連結累計期間           当第3四半期連結累計期間
                        (自 平成29年4月1日           (自 平成30年4月1日
                        至 平成29年12月31日)         至 平成30年12月31日)
売上高                               703,795               2,043,408
売上原価                              461,955               1,440,036
売上総利益                             241,840                 603,371
販売費及び一般管理費                        253,515                 751,278
営業損失(△)                          △11,675                △147,906
営業外収益
 受取利息                                    3                       5
 受取配当金                               1,521                   2,839
 為替差益                                    -                      37
 保険解約返戻金                                 -                  20,942
 雑収入                                   894                   2,102
 営業外収益合計                             2,419                  25,927
営業外費用
 支払利息                               1,820                   7,420
 為替差損                                  30                       -
 株式交付費償却                            1,834                   5,397
 雑損失                                   14                     270
 営業外費用合計                            3,700                  13,088
経常損失(△)                           △12,956                △135,067
特別利益
 投資有価証券売却益                           2,390                   5,000
 特別利益合計                              2,390                   5,000
特別損失
 投資有価証券評価損                              -                  41,412
 特別損失合計                                 -                  41,412
税金等調整前四半期純損失(△)                   △10,565                △171,479
法人税、住民税及び事業税                          722                   1,431
法人税等合計                                722                   1,431
四半期純損失(△)                         △11,287                △172,911
非支配株主に帰属する四半期純利益                   28,169                       -
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)               △39,457                △172,911




                      ― 5 ―
                                          石垣食品株式会社      62-3Q


  四半期連結包括利益計算書
   第3四半期連結累計期間
                                                  (単位:千円)
                   前第3四半期連結累計期間          当第3四半期連結累計期間
                     (自 平成29年4月1日          (自 平成30年4月1日
                     至 平成29年12月31日)        至 平成30年12月31日)
四半期純損失(△)                     △11,287               △172,911
その他の包括利益
 その他有価証券評価差額金                   △1,588                △6,925
 為替換算調整勘定                        △106                   1,901
 その他の包括利益合計                     △1,695                △5,023
四半期包括利益                        △12,983               △177,934
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益               △41,153               △177,934
 非支配株主に係る四半期包括利益                28,169                      -




                   ― 6 ―
                                                       石垣食品株式会社   62-3Q


(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   当社グループは、前連結会計年度まで5期連続して営業損失、経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失
  を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
   当社グループとしては、当該状況を早期に改善、解消すべく対処を行っております。
   珍味事業においては、ビーフジャーキーについて、新規取扱先を開拓し、拡販を図ることで工場稼働率を向上
  させることや、中国生産子会社において原料牛肉の調達方法を継続的に見直すことで製造コストの低減を図る一
  方で、中国国内における販売を開始することで増収を図るなど、事業採算の改善に努めております。
   飲料事業においては、麦茶について大規模プロモーション参加による販売促進策を行うことで拡販を図るとと
  もに、すでに主力商品の一翼に育ったごぼう茶の様に、当社グループの開発ノウハウと生産設備を活かした新商
  品を開発・投入することで事業採算の向上を図ってまいります。加えて、知名度がありながら首都圏では取扱い
  が少ない他社商品を調達し当社営業ルートに載せることで商品ラインナップを拡充し増収を目指してまいりま
  す。第1弾として沖縄県食肉メーカーの商品を取扱い開始いたしました。
   また、これらの基本的施策に加え、効果の見込める事業者との事業提携についての交渉を進め、財務政策上必
  要であれば事業者との資本提携や、関係者による支援などを実施することを引き続き検討してまいります。
   しかし、これらの施策は実施途上であり、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められま
  す。
   なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の
  影響を四半期連結財務諸表には反映しておりません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  Ⅰ   前第3四半期連結累計期間(自    平成29年4月1日   至   平成29年12月31日)
   1.配当に関する事項
       該当事項はありません。


   2.株主資本の金額の著しい変動
       当社は、平成29年9月27日付発行の第三者割当による行使価額修正条項付第1回新株予約権の一部行使に
      より資本金及び資本準備金がそれぞれ86,162千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金が
      386,162千円、資本準備金が86,162千円となっております。


  Ⅱ   当第3四半期連結累計期間(自    平成30年4月1日   至   平成30年12月31日)
   1.配当に関する事項
       該当事項はありません。


   2.株主資本の金額の著しい変動
       当社は、平成29年9月27日付発行の第三者割当による行使価額修正条項付第1回新株予約権の一部行使に
      より資本金及び資本準備金がそれぞれ111,324千円増加し、当第3四半期連結会計期間末において資本金が
      566,205千円、資本準備金が266,205千円となっております。




                               ― 7 ―
                                       石垣食品株式会社   62-3Q


3.その他
 継続企業の前提に関する重要事象等
   当社グループは、前連結会計年度において営業利益及び経常利益を計上しているものの、前連結会計年度まで
  5期連続して親会社株主に帰属する当期純損失を計上していることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさ
  せるような事象又は状況が存在しております。
   当社グループとしては、当該状況を早期に改善、解消すべく対処を行っております。
   珍味事業においては、ビーフジャーキーについて、新規取扱先を開拓し、拡販を図ることで工場稼働率を向上
  させることや、中国生産子会社において原料牛肉の調達方法を継続的に見直すことで製造コストの低減を図る一
  方で、中国国内における販売を開始することで増収を図るなど、事業採算の改善に努めております。
   飲料事業においては、麦茶について大規模プロモーション参加による販売促進策を行うことで拡販を図るとと
  もに、すでに主力商品の一翼に育ったごぼう茶の様に、当社グループの開発ノウハウと生産設備を活かした新商
  品を開発・投入することで事業採算の向上を図ってまいります。加えて、知名度がありながら首都圏では取扱い
  が少ない他社商品を調達し当社営業ルートに載せることで商品ラインナップを拡充し増収を目指してまいりま
  す。第1弾として沖縄県食肉メーカーの商品を取扱い開始いたしました。
   また、これらの基本的施策に加え、効果の見込める事業者との事業提携についての交渉を進め、財務政策上必
  要であれば事業者との資本提携や、関係者による支援などを実施することを引き続き検討してまいります。




                          ― 8 ―