2899 永谷園HD 2020-05-22 15:30:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月22日
上場会社名 株式会社 永谷園ホールディングス 上場取引所 東
コード番号 2899 URL http://www.nagatanien-hd.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 永谷 泰次郎
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理本部経理財務部長 (氏名) 江口 輝 TEL 03-3432-2511
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月29日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 105,063 0.3 3,422 45.2 3,138 27.1 1,149 8.6
2019年3月期 104,746 5.7 2,357 △36.0 2,468 △22.5 1,058 △36.2
(注)包括利益 2020年3月期 493百万円 (―%) 2019年3月期 △168百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 64.59 ― 3.7 3.6 3.3
2019年3月期 59.03 ― 3.3 2.8 2.3
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 △8百万円 2019年3月期 △8百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 86,391 32,292 36.0 1,758.74
2019年3月期 87,943 32,800 36.1 1,773.90
(参考) 自己資本 2020年3月期 31,090百万円 2019年3月期 31,731百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 7,522 △4,294 △3,071 7,862
2019年3月期 3,942 △2,635 △1,959 7,703
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 7.75 ― 15.50 ― 554 52.5 1.7
2020年3月期 ― 15.50 ― 15.50 31.00 551 48.0 1.8
2021年3月期(予想) ― 15.50 ― 15.50 31.00 32.2
※当社は、2018年10月1日を効力発生日として普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しております。2019年3月期の1株当たり期末配当金につきま
しては、当該株式併合の影響を考慮した金額を記載し、年間配当金合計は「−」として記載しております。株式併合後の基準で換算した1株当たり年間配当額
は、2019年3月期、2020年3月期いずれも31円となります。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 107,000 1.8 3,500 2.3 3,200 2.0 1,700 48.0 96.16
※新型コロナウイルスの感染拡大の影響につきましては、収束時期を予想することが極めて困難なことから、現時点で入手可能な情報のみを上記業績予想に
織り込んでおります。今後の動向や当社グループへの影響を見極めたうえで、業績予想の修正が必要であると判断した場合には、速やかに開示いたします。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、(添付資料)15ページ「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 19,138,703 株 2019年3月期 19,138,703 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,461,211 株 2019年3月期 1,250,854 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 17,802,335 株 2019年3月期 17,934,987 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、そ
の達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
なお、業績予想に関する事項については、(添付資料)3ページ「1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況」をご覧ください。
㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 15
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 15
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 15
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 21
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 21
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1) 当期の経営成績の概況
①当連結会計年度の概況
当連結会計年度における我が国の経済は、雇用環境や所得環境が改善傾向にあり緩やかな回復傾向が継続いたしま
した。しかしながら、消費税増税による個人消費の低迷や、新型コロナウイルス感染症の拡大が国内外の経済に与え
る影響により、景気は先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループを取り巻く市場環境も、10月に実施された消費税増税による消費者の生活防衛意識の高まりにより、
食料品に対しても、以前にも増して低価格志向が強まっております。これに加え、新型コロナウイルス感染症の拡大
による内食需要の増加に対する安定的な商品の供給等、環境変化の激しい状況で推移いたしました。
このような経営環境の下、当社グループは「企業戦略の充実」と「新価値提案力の更なるアップ」を経営課題とし
て取り組んでまいりました。
「企業戦略の充実」につきましては、当社グループの恒常的な安定と成長を実現するため、環境変化に対する対応
力の強化を推し進めてまいりました。また一方で、「健康食」というキーワードのもと、全世界的に日本食の需要が
高まっている中、当社グループが培ってきた日本食としてのブランド力とグループの持つ経営資源を活かして、海外
での事業の確立を目指してまいりました。
「新価値提案力の更なるアップ」につきましては、多様化する消費者ニーズや健康意識の高まりに応えるべく、消
費者の潜在的な「食」への興味を喚起する商品や毎日の食事の中で美味しく気軽に健康をサポートする機能性表示食
品を発売することで市場の活性化を図ってまいりました。また、既存品につきましても、コラボ商品の発売や家庭で
の調理時間の短縮を手助けするアレンジメニューの提案を行うことにより、売上の拡大に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は105,063百万円(前年度比 0.3%増)となりました。利益面につきまして
は、営業利益は3,422百万円(前年度比 45.2%増)、経常利益は3,138百万円(前年度比 27.1%増)、親会社株主に
帰属する当期純利益は1,149百万円(前年度比 8.6%増)となりました。
以下、セグメントの状況は次のとおりであります。
イ.国内食料品事業
販売面につきましては、主力商品の活性化と新商品の取扱いの拡大に取り組んでまいりました。消費者向けに
は、テレビCMやホームページ、SNSを活用した商品紹介やアレンジレシピの公開、お守りパンダリュックや前
年に続き東海道五拾三次カードフルセットを景品とした消費者キャンペーンの実施、さらには、若い世代を中心に
人気のキャラクターを起用したキャンペーンの実施など、ファン層の拡大と購買意欲の促進に努めてまいりまし
た。また、流通向けには、大量陳列コンテストや、生鮮品との関連販売の提案などを通じて、店頭での商品の露出
強化に取り組んでまいりました。
商品開発面につきましては、“新価値創造商品の開発”をテーマに取り組んでまいりました。とくに当期は、高
付加価値のメニューを手軽に召し上がっていただける商品の開発を進めてまいりました。具体的には、「おとなの
ふりかけ」の30周年限定メニューとして、トリュフやからすみといった高級素材を使用した商品や、おかずにもな
るような具材量を実現したみそ汁、だしにこだわった甘海老だしのみそ汁などを開発いたしました。また、一方で
は、お子様によろこんでもらえる惣菜の素や、ブームになっている麻辣味に着目した煮込みラーメンの新メニュ
ー、SNSで話題になっている食べ方を再現したふりかけを開発いたしました。健康食品では、今注目のたんぱく
質を多く含んだ素材を使用したふりかけや、女性を中心に、忙しい毎日でも手軽に取り入れられるような、健康と
美容をサポートする和漢を使用したスープや粥などを開発し、新たな市場の拡大を図ってまいりました。
以下、主要品目の状況は次のとおりであります。
<お茶づけ・ふりかけ類>
当社看板商品である「お茶づけ海苔」は、5月17日の「お茶漬けの日」に合わせ、前年に引き続きスペシャル
マッチと称してプロ野球の試合で来場者への試供品配布などを行いました。さらに「ワノ国にはお茶づけがある
コラボキャンペーン」と題し、人気キャラクター「ワンピース」のオリジナルデザインカードをお茶づけ商品へ
封入する企画や、オリジナルの景品が当たる消費者キャンペーンを実施し、若年層の喫食機会の増加に取り組ん
でまいりました。また、お茶づけの新商品では、鯛のだしの旨みがぎゅっとつまった「鯛だし茶づけ」を発売
し、ふりかけでは「おとなのふりかけ30周年」を記念し、期間限定品や、既存品の海苔増量商品を発売いたしま
した。これに加え、人気タレントをCMで起用した「えびふりかにふり」などを発売したことで、売上高は
16,027百万円(前年度比 1.0%増)となりました。
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
<スープ類>
当社主力商品である「あさげ」シリーズは、具だくさんタイプ商品のラインアップを追加することで店頭露出
の更なる強化を図ってまいりました。また、アソートタイプのフリーズドライみそ汁の減塩タイプ「毎日のおみ
そ汁 5種のバラエティーセット10袋入 減塩」や、寿司店で提供されるような本格的な味を再現した「こくだ
しみそ汁 甘海老だし」等の新商品を積極的に発売したことで、売上高は23,705百万円(前年度比 0.9%増)と
なりました。
<調理食品類>
惣菜商品では、人気のたまごそうざいシリーズにおいて、お子様に大人気のデミグラスソースを使用した「デ
ミ玉」を発売し、売上拡大を図りました。また根強い人気の既存品の「かに玉」、「麻婆春雨」、「五目焼きビ
ーフン」等もリニューアルを行い、さらなる商品価値の向上に努め、販売強化を図ってまいりました。また、チ
ャーハンの素、レトルトカレーではテレビで人気の「チコちゃんに叱られる!」に登場するチコちゃんをテーマ
にした商品を発売したものの、売上高は25,706百万円(前年度比 1.4%減)となりました。
<その他>
業務用商品は、従来からの主力商品であるお茶づけ、ふりかけ、みそ汁等に加え、みそ汁の具や、アレルギー
配慮商品など近年の需要を捉えた商品の販売強化や、災害備蓄用の「フリーズドライご飯」シリーズの継続的な
取扱い促進を図ったものの、売上高は3,951百万円(前年度比 9.7%減)となりました。
以上の結果、国内食料品事業の売上高は69,390百万円(前年度比 0.6%減)となりました。
ロ.海外食料品事業
Chaucerグループでは、顧客ニーズに合わせたフリーズドライ商品の研究開発と品質向上に取り組んでまいりま
した。アメリカ市場では、2017年に増強したフリーズドライ設備を最大限に活用し、需要拡大に対応いたしまし
た。また、欧州市場では、グローバル企業との取引の拡大に努めてまいりました。また、アジア市場では、当社グ
ループの販売チャネルを活かし日本市場への売上拡大に努めてまいりました。
また、MAIN ON FOODSグループでは、アメリカ市場において、麺商品及び粉商品のサプライヤーとして多数の
外食企業及び食品企業との着実な取引拡大を進めてまいりました。研究開発においては、健康意識の高まりによ
る多様な消費者ニーズに応えるため、グルテンフリー麺等の高付加価値商品の開発に努めてまいりました。
以上の結果、海外食料品事業の売上高は23,655百万円(前年度比 2.7%増)となりました。
ハ.中食その他事業
麦の穂グループでは、20周年を迎えたシュークリーム専門店「ビアードパパ」において、記念商品やコラボ商品
の発売により、更なる顧客の拡大を図ってまいりました。また、8月8日の“ビアードパパの日”にパイシューク
リームを特別価格100円で販売する年に一度の「ファン大感謝祭」の開催や、初売りとして特別割引券の入った福
袋を数量限定で販売し、ご好評をいただきました。
以上の結果、中食その他事業の売上高は11,814百万円(前年度比 0.9%増)となりました。
②次期の見通し
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が国内外の経済をさらに下振れさせ、個人消費は
減少が続くと見込まれ、経営環境は極めて厳しい状況が続くものと予想されます。
当社グループを取り巻く市場環境につきましても、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、生活習慣や消費者の
ニーズの変化に対応した商品が求められるものと推測されます。そこで当社といたしましては従業員の健康と安全の
確保を最優先としたうえで、食品メーカーの使命として社会的責任を果たすべく、今後の動向を注視しながら、商品
の生産・供給体制の維持に尽力いたします。
このような下で当社グループは、引き続き「企業戦略の充実」と「新価値提案力の更なるアップ」を経営課題とし
て取り組んでまいります。
イ.「企業戦略の充実」
永谷園ブランドの価値の更なる向上に努めてまいります。既存カテゴリーのブラッシュアップはもちろんのこ
と、新しいカテゴリーへの創造に対する取り組みにチャレンジしてまいります。また、引き続き海外においても、
「日本食」や「日本の技術」というテーマを中心として、当社グループの持つ経営資源を最大限に活用することで
海外マーケットの開拓に注力してまいります。
ロ.「新価値提案力の更なるアップ」
価値観の多様化などを背景に目まぐるしく変化する環境に適応し、健康志向や簡便性など複雑化するニーズを正
確にとらえ商品開発に活かすことで、常にお客様に新しい価値を提案できるよう積極的に取り組んでまいります。
以上の課題を達成させるため、当社グループは各社の経営資源、技術等を結集し、事業領域の拡大と収益の向上に
邁進してまいります。
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
これにより、次期の連結業績につきましては、売上高は107,000百万円(前年度比 1.8%増)、営業利益は3,500百
万円(同 2.3%増)、経常利益は3,200百万円(同 2.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,700百万円(同
48.0%増)を予想しております。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大の影響につきましては、収束時期を予想することが極めて困難なことから、
現時点で入手可能な情報のみを上記業績予想に織り込んでおります。今後の動向や当社グループへの影響を見極めた
うえで、業績予想の修正が必要であると判断した場合には、速やかに開示いたします。
(2) 当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より1,552百万円減少し、86,391百万円となりました。これは
主に、受取手形及び売掛金並びに建設仮勘定が増加したものの、商品及び製品並びに投資有価証券が減少したこと
によるものです。
(負債)
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末より1,045百万円減少し、54,098百万円となりました。これは主
に、短期借入金及び流動負債その他に含まれる前受金が増加したものの、支払手形及び買掛金並びに長期借入金が
減少したことによるものです。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は主に、利益剰余金が増加したものの、その他有価証券評価差額金が減少したことに
より32,292百万円となりました。この結果、純資産から非支配株主持分を控除した自己資本は、前連結会計年度末
より641百万円減少の31,090百万円となり、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ0.1ポイント減少の36.0%とな
りました。
(3) 当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動による現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の
増加額が、投資活動及び財務活動による資金の減少額を上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ158百万円増
加し、当連結会計年度末の資金残高は、7,862百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加額は7,522百万円(前年度は3,942百万円の増加)となりまし
た。これは主に、法人税等の支払があったものの、税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上があったことに
よるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少額は4,294百万円(前年度は2,635百万円の減少)となりまし
た。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少額は3,071百万円(前年度は1,959百万円の減少)となりまし
た。これは主に、短期借入金による資金調達を行ったものの、長期借入金の返済があったことによるものです。
(4) 利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主様の利益を重視し、安定した配当を継続的に行っていくことを基本方針としております。なお、内部
留保につきましては、財務体質の強化を図りながら、今後の企業価値向上に向けた事業投資等に充当してまいりま
す。
当期の配当金につきましては、期末配当金は1株当たり15円50銭とし、先の1株当たり15円50銭の中間配当金とあ
わせて年間で1株当たり31円を予定しております。
また、次期の配当金予想額につきましては、1株当たり中間配当金15円50銭、期末配当金15円50銭の年間配当金31
円を予定しております。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループの利害関係者の多くは、国内の株主、債権者、取引先等であり、海外からの資金調達の必要性が乏しい
ため、会計基準につきましては日本基準を適用しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 7,711 7,870
受取手形及び売掛金 13,810 14,316
商品及び製品 6,549 5,137
仕掛品 1,307 1,403
原材料及び貯蔵品 5,388 5,073
その他 1,484 1,693
貸倒引当金 △54 △94
流動資産合計 36,197 35,400
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 18,339 18,564
減価償却累計額 △11,843 △12,197
建物及び構築物(純額) 6,496 6,367
機械装置及び運搬具 26,697 27,407
減価償却累計額 △17,825 △18,363
機械装置及び運搬具(純額) 8,872 9,043
土地 11,099 11,135
リース資産 1,914 2,295
減価償却累計額 △986 △1,203
リース資産(純額) 927 1,092
建設仮勘定 369 1,225
その他 2,473 2,568
減価償却累計額 △1,956 △2,026
その他(純額) 516 541
有形固定資産合計 28,282 29,406
無形固定資産
のれん 12,681 11,701
その他 284 285
無形固定資産合計 12,965 11,986
投資その他の資産
投資有価証券 7,540 6,227
関係会社出資金 201 190
繰延税金資産 1,107 1,166
再評価に係る繰延税金資産 - 239
退職給付に係る資産 156 163
その他 1,579 1,695
貸倒引当金 △87 △84
投資その他の資産合計 10,498 9,598
固定資産合計 51,746 50,991
資産合計 87,943 86,391
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 7,013 5,982
電子記録債務 2,839 2,801
短期借入金 7,458 8,600
リース債務 298 261
未払法人税等 867 682
賞与引当金 625 637
未払金 4,988 5,285
その他 1,946 3,681
流動負債合計 26,038 27,934
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 15,340 12,547
リース債務 761 991
繰延税金負債 880 594
再評価に係る繰延税金負債 334 334
役員退職慰労引当金 86 92
退職給付に係る負債 220 237
資産除去債務 246 261
その他 1,235 1,105
固定負債合計 29,104 26,164
負債合計 55,143 54,098
純資産の部
株主資本
資本金 3,502 3,502
資本剰余金 6,197 6,197
利益剰余金 26,000 26,599
自己株式 △2,353 △2,804
株主資本合計 33,348 33,495
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,911 1,057
土地再評価差額金 △3,394 △3,154
為替換算調整勘定 △148 △203
退職給付に係る調整累計額 14 △104
その他の包括利益累計額合計 △1,616 △2,405
非支配株主持分 1,068 1,202
純資産合計 32,800 32,292
負債純資産合計 87,943 86,391
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 104,746 105,063
売上原価 63,506 63,391
売上総利益 41,240 41,672
販売費及び一般管理費
運賃及び荷造費 4,225 4,243
広告宣伝費 2,554 2,504
販売促進費 13,282 13,028
給料及び賞与 7,073 7,070
賞与引当金繰入額 350 343
役員退職慰労引当金繰入額 27 24
貸倒引当金繰入額 0 23
退職給付費用 260 204
減価償却費 500 527
その他 10,608 10,281
販売費及び一般管理費合計 38,882 38,249
営業利益 2,357 3,422
営業外収益
受取利息 18 13
受取配当金 127 169
為替差益 307 -
その他 162 195
営業外収益合計 615 378
営業外費用
支払利息 249 259
為替差損 - 252
固定資産除却損 98 71
持分法による投資損失 8 8
その他 147 69
営業外費用合計 504 662
経常利益 2,468 3,138
- 8 -
㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
特別利益
固定資産売却益 268 -
投資有価証券売却益 5 -
補助金収入 18 -
特別利益合計 293 -
特別損失
減損損失 327 346
災害による損失 14 -
関係会社出資金評価損 - 88
子会社株式評価損 37 -
店舗閉鎖損失 25 4
会員権評価損 - 6
貸倒損失 - 27
たな卸資産評価損 104 -
役員退職慰労金 - 6
損害賠償金 - 30
特別損失合計 509 509
税金等調整前当期純利益 2,252 2,628
法人税、住民税及び事業税 1,225 1,303
法人税等調整額 △66 30
法人税等合計 1,159 1,334
当期純利益 1,093 1,294
非支配株主に帰属する当期純利益 34 144
親会社株主に帰属する当期純利益 1,058 1,149
- 9 -
㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 1,093 1,294
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △433 △854
土地再評価差額金 - 239
為替換算調整勘定 △800 △70
退職給付に係る調整額 △29 △119
持分法適用会社に対する持分相当額 1 2
その他の包括利益合計 △1,261 △801
包括利益 △168 493
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △184 361
非支配株主に係る包括利益 16 132
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,502 6,197 25,444 △2,053 33,092
当期変動額
剰余金の配当 △556 △556
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,058 1,058
自己株式の取得 △300 △300
自己株式の処分 0 0 0
連結範囲の変動 -
土地再評価差額金の取崩 53 53
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 - 0 556 △300 256
当期末残高 3,502 6,197 26,000 △2,353 33,348
その他の包括利益累計額
非支配
純資産合計
その他有価証 土地再評価 為替換算 退職給付に係 その他の包括 株主持分
券評価差額金 差額金 調整勘定 る調整累計額 利益累計額合計
当期首残高 2,345 △3,340 631 43 △320 1,052 33,824
当期変動額
剰余金の配当 △556
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,058
自己株式の取得 △300
自己株式の処分 0
連結範囲の変動 -
土地再評価差額金の取崩 53
株主資本以外の項目の
△433 △53 △780 △29 △1,296 16 △1,280
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △433 △53 △780 △29 △1,296 16 △1,024
当期末残高 1,911 △3,394 △148 14 △1,616 1,068 32,800
- 11 -
㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 3,502 6,197 26,000 △2,353 33,348
当期変動額
剰余金の配当 △554 △554
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,149 1,149
自己株式の取得 △451 △451
自己株式の処分 0 0 0
連結範囲の変動 3 3
土地再評価差額金の取崩 -
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 - 0 598 △451 147
当期末残高 3,502 6,197 26,599 △2,804 33,495
その他の包括利益累計額
非支配
純資産合計
その他有価証 土地再評価 為替換算 退職給付に係 その他の包括 株主持分
券評価差額金 差額金 調整勘定 る調整累計額 利益累計額合計
当期首残高 1,911 △3,394 △148 14 △1,616 1,068 32,800
当期変動額
剰余金の配当 △554
親会社株主に帰属する
当期純利益
1,149
自己株式の取得 △451
自己株式の処分 0
連結範囲の変動 3
土地再評価差額金の取崩 -
株主資本以外の項目の
△854 239 △55 △119 △788 133 △654
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △854 239 △55 △119 △788 133 △507
当期末残高 1,057 △3,154 △203 △104 △2,405 1,202 32,292
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,252 2,628
減価償却費 2,624 2,940
減損損失 327 346
のれん償却額 885 876
その他の償却額 51 46
貸倒引当金の増減額(△は減少) 17 37
賞与引当金の増減額(△は減少) 16 12
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) 17 6
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △137 10
受取利息及び受取配当金 △145 △182
支払利息 249 259
持分法による投資損益(△は益) 8 8
有形固定資産除売却損益(△は益) △132 69
投資有価証券売却損益(△は益) △6 △3
投資有価証券評価損益(△は益) 0 0
関係会社出資金評価損 - 88
関係会社株式評価損 37 -
補助金収入 △18 -
その他の営業外損益(△は益) △255 192
売上債権の増減額(△は増加) 168 △543
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,158 1,573
仕入債務の増減額(△は減少) 521 △1,031
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △830 468
未払消費税等の増減額(△は減少) △226 111
その他の資産・負債の増減額 672 △991
小計 4,940 6,927
利息及び配当金の受取額 150 183
収用補償金の受取額 - 1,549
利息の支払額 △215 △252
法人税等の支払額 △1,123 △1,238
法人税等の還付額 190 353
営業活動によるキャッシュ・フロー 3,942 7,522
- 13 -
㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △24 △24
定期預金の払戻による収入 24 24
有形及び無形固定資産の取得による支出 △3,162 △4,289
有形固定資産の売却による収入 512 31
投資有価証券の取得による支出 △18 △14
投資有価証券の売却による収入 15 6
子会社株式の取得による支出 △76 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
△23 -
支出
短期貸付金の回収による収入 12 15
長期貸付金の回収による収入 107 -
保険積立金の解約による収入 0 0
差入保証金の差入による支出 △121 △68
差入保証金の回収による収入 97 46
補助金の受取額 80 -
その他 △58 △22
投資活動によるキャッシュ・フロー △2,635 △4,294
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 388 1,071
長期借入れによる収入 1,527 64
長期借入金の返済による支出 △2,674 △2,779
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △345 △422
自己株式の純増減額(△は増加) △300 △451
配当金の支払額 △555 △553
財務活動によるキャッシュ・フロー △1,959 △3,071
現金及び現金同等物に係る換算差額 △117 0
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △769 158
現金及び現金同等物の期首残高 8,473 7,703
現金及び現金同等物の期末残高 7,703 7,862
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
(「IFRS第16号」の適用)
当社グループのIFRS適用子会社は、当連結会計年度よりIFRS第16号「リース」(2016年1月公表)(以下
「IFRS第16号」という。)を適用しております。これにより、リースの借手は、原則としてすべてのリース
を貸借対照表に資産及び負債として計上しております。IFRS第16号の適用にあたっては、経過措置として認
められている、本基準の適用による累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
なお、この変更による当連結会計年度の損益に与える影響は軽微であります。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務諸表が入手可能であ
り、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となってい
るものであります。
当社グループの事業は、商品及びサービス別のセグメントで構成されており、「国内食料品事業」、
「海外食料品事業」及び「中食その他事業」を報告セグメントとしております。当社グループは、その事
業の大部分を「国内食料品事業」が占めております。「国内食料品事業」においては、当社にて取扱い商
品の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
「国内食料品事業」においては主に和風即席食品及び洋風・中華風即席食品の製造及び販売を行ってお
ります。「海外食料品事業」においては主にフリーズドライ食品・麺の製造及び販売を行っております。
「中食その他事業」においてはシュークリーム等の菓子の製造及び販売、飲食店のフランチャイズチェー
ン店の加盟店募集及び加盟店の指導、テイクアウト寿司の製造及び販売、その他の事業を行っておりま
す。
2 報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用されている会計処
理基準に基づく金額により記載しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
4 報告セグメントごとの売上高、利益または損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
国内食料品 海外食料品 中食その他 合計
計 (注)
事業 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 69,809 23,042 11,709 104,561 185 104,746
セグメント間の内部
33 8 18 60 96 157
売上高又は振替高
計 69,842 23,051 11,728 104,622 281 104,904
セグメント利益又は
4,104 △396 △36 3,671 171 3,843
セグメント損失(△)
セグメント資産 39,965 21,169 11,972 73,107 4,119 77,226
その他の項目
減価償却費 1,703 632 221 2,557 2 2,559
減損損失 - - 327 327 - 327
のれんの償却額 - 554 331 885 - 885
有形固定資産及び
1,889 1,029 308 3,227 - 3,227
無形固定資産の増加額
(注)その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業であります。
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
国内食料品 海外食料品 中食その他 合計
計 (注)
事業 事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 69,390 23,655 11,814 104,859 203 105,063
セグメント間の内部
12 6 12 30 102 133
売上高又は振替高
計 69,402 23,661 11,826 104,890 306 105,196
セグメント利益又は
4,132 706 △84 4,754 193 4,948
セグメント損失(△)
セグメント資産 38,288 20,965 11,738 70,992 4,117 75,109
その他の項目
減価償却費 1,799 799 252 2,851 2 2,853
減損損失 63 - 283 346 - 346
のれんの償却額 - 548 327 876 - 876
有形固定資産及び
2,274 1,451 542 4,268 - 4,268
無形固定資産の増加額
(注)その他の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業であります。
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5 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 104,622 104,890
「その他」区分の売上高 281 306
セグメント間取引消去 △157 △133
連結財務諸表の売上高 104,746 105,063
(単位:百万円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 3,671 4,754
「その他」区分の利益 171 193
セグメント間取引消去 △15 △40
全社費用 (注) △1,470 △1,485
連結財務諸表の営業利益 2,357 3,422
(注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:百万円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 73,107 70,992
「その他」区分の資産 4,119 4,117
セグメント間取引消去 △18,048 △15,833
全社資産 (注) 28,765 27,116
連結財務諸表の資産合計 87,943 86,391
(注) 全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない本社建物等であります。
(単位:百万円)
報告セグメント計 その他 調整額 連結財務諸表計上額
その他の項目 前連結会 当連結会 前連結会 当連結会 前連結会 当連結会 前連結会 当連結会
計年度 計年度 計年度 計年度 計年度 計年度 計年度 計年度
減価償却費 2,557 2,851 2 2 65 87 2,624 2,940
減損損失 327 346 - - - - 327 346
のれんの償却額 885 876 - - - - 885 876
有形固定資産及び無形
3,227 4,268 - - 208 66 3,436 4,334
固定資産の増加額
(注) 調整額は、全社資産等に係るものであります。
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【関連情報】
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
国内食料品事業
海外食料品 中食その他
お茶づけ・ その他 合計
スープ類 調理食品類 その他 事業 事業
ふりかけ類
外部顧客へ
15,866 23,485 26,081 4,374 23,042 11,709 185 104,746
の売上高
2 地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 その他 合計
米国 その他
78,162 17,630 5 6,101 2,846 104,746
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 その他 合計
米国
22,189 4,877 829 385 28,282
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
三菱商事㈱ 61,272 国内食料品事業
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
国内食料品事業
海外食料品 中食その他
お茶づけ・ その他 合計
スープ類 調理食品類 その他 事業 事業
ふりかけ類
外部顧客へ
16,027 23,705 25,706 3,951 23,655 11,814 203 105,063
の売上高
2 地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 その他 合計
米国 その他
77,927 19,543 9 5,117 2,466 105,063
(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
北米
日本 欧州 その他 合計
米国
22,495 5,440 821 648 29,406
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:百万円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
三菱商事㈱ 61,141 国内食料品事業
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:百万円)
国内食料品事業 海外食料品事業 中食その他事業 その他 全社・消去 合計
減損損失 - - 327 - - 327
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
国内食料品事業 海外食料品事業 中食その他事業 その他 全社・消去 合計
減損損失 63 - 283 - - 346
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:百万円)
国内食料品事業 海外食料品事業 中食その他事業 その他 全社・消去 合計
当期償却額 - 554 331 - - 885
当期末残高 - 7,844 4,836 - - 12,681
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
国内食料品事業 海外食料品事業 中食その他事業 その他 全社・消去 合計
当期償却額 - 548 327 - - 876
当期末残高 - 7,193 4,508 - - 11,701
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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㈱永谷園ホールディングス(2899)2020年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 1,773.90円 1,758.74円
1株当たり当期純利益金額 59.03円 64.59円
潜在株式調整後 潜在株式調整後1株当たり当期純利 潜在株式調整後1株当たり当期純利
1株当たり当期純利益金額 益金額については、潜在株式がない 益金額については、潜在株式がない
ため記載しておりません。 ため記載しておりません。
(注) 1 当社は、2018年10月1日を効力発生日として普通株式2株につき1株の割合で株式併合を実施しておりま
す。前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して1株当たり純資産額及び1株当たり当期純
利益金額を算定しております。
2 1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益金
1,058 1.149
額(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属す
1,058 1,149
る当期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 17,934 17,802
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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