2897 日清食HD 2021-08-05 13:15:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年8月5日
上場会社名 日清食品ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2897 URL https://nissin.com/jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長・CEO (氏名) 安藤 宏基
問合せ先責任者 (役職名) CFO (氏名) 矢野 崇 TEL 03-3205-5111
四半期報告書提出予定日 2021年8月5日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
既存事業 親会社の所有者に
売上収益 営業利益 税引前利益
コア営業利益 帰属する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 132,457 9.9 13,248 △22.9 13,248 △24.1 14,003 △22.1 7,894 △34.7
2021年3月期第1四半期 120,561 13.9 17,179 113.1 17,452 102.3 17,979 93.5 12,095 108.5
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2022年3月期第1四半期 76.02 75.58
2021年3月期第1四半期 116.11 115.47
※既存事業コア営業利益について
当社は2022年3月期より既存事業コア営業利益を開示しております。既存事業コア営業利益とは新規事業にかかる損益および非経常損益としての「その他収支」
を控除した指標です。
(2) 連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者帰属
資産合計 資本合計
帰属する持分 持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 647,894 415,817 381,926 58.9
2021年3月期 663,530 421,435 384,016 57.9
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2021年3月期 ― 55.00 ― 65.00 120.00
2022年3月期 ―
2022年3月期(予想) 70.00 ― 60.00 130.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2021年3月期の期末配当金には、普通配当55円00銭のほかに「時価総額1兆円記念配当」10円00銭が含まれております。
2022年3月期(予想)の第2四半期末配当金には、普通配当60円00銭のほかに「カップヌードル発売50周年記念配当」10円00銭が含まれております。
3. 2022年 3月期の連結業績予想(2021年 4月 1日~2022年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
既存事業 親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上収益 営業利益
コア営業利益 帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円
42,500 △23.5 31,000 △24.1 298
通期 540,000 6.7 47,000 ― ~44,500 ~△19.9 ~33,000 ~△19.2 ~317
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
2022年3月期の連結業績予想については、既存事業コア営業利益の5~10%の範囲内で積極的な新規事業投資を行っていくため、レンジ形式により開示してお
ります。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 105,700,000 株 2021年3月期 105,700,000 株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 2,178,560 株 2021年3月期 1,528,236 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 103,848,240 株 2021年3月期1Q 104,170,747 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、その達成を
当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予
想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.4「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 4
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 7
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 9
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(報告企業) ………………………………………………………………………………………………………… 11
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 11
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比9.9%増の1,324億57百万円となりました。利益面で
は、既存事業コア営業利益(注1)は前年同期比22.9%減の132億48百万円、営業利益は前年同期比24.1%減の132億
48百万円、税引前四半期利益は前年同期比22.1%減の140億3百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前
年同期比34.7%減の78億94百万円となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益では前年同期比8.2%増の1,304億4百万円、既存事業コア営業利益
は前年同期比23.7%減の131億7百万円となりました。(注2)
当社グループは、2030年に向けた「中長期成長戦略2030」に基づき、ビジョンの実現と持続的成長に向け、成長戦
略テーマである①既存事業のキャッシュ創出力強化、②EARTH FOOD CHALLENGE 2030、③新規事業の推進に取り組ん
でおります。
(注1)既存事業コア営業利益とは、営業利益から新規事業にかかる損益および非経常損益としての「その他収支」
を控除したものであり、中長期成長戦略上2022年3月期以降積極的かつ継続的な先行投資を予定する新規事
業にかかる損益を分離し、その成長投資の基盤となる既存事業の実質的な成長を測定することを目的に採用
している指標であります。
(注2)2022年3月期の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しております。
<連結業績>
(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期 対前年同期比
区分
自 2020年4月1日 自 2021年4月1日
金額 %
至 2020年6月30日 至 2021年6月30日
売上収益 120,561 132,457 11,896 9.9
既存事業コア営業利益 17,179 13,248 △3,931 △22.9
営業利益 17,452 13,248 △4,203 △24.1
税引前四半期利益 17,979 14,003 △3,976 △22.1
親会社の所有者に帰属
12,095 7,894 △4,201 △34.7
する四半期利益
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、「菓子・飲料」事業に含まれていた「飲料事業」について従来の「低温事業」と合わ
せて「低温・飲料事業」とし、「菓子事業」については独立した報告セグメントとして記載する方法に変更しており
ます。
以下の前年同期比較は前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、袋めん類は「日清ラ王」シリーズが売上を伸ばしたほか、2021年3月末に発売したエッ
ジの効いた衝撃的な辛さと旨味が特徴の「爆裂辛麺」シリーズを含むPRIME(プライム)袋めんシリーズが売上に貢献し
ました。カップめん類では、2021年4月に発売したおいしさそのままで高たんぱく&低糖質の「カップヌードルPRO」
シリーズの売上が好調なほか、近年需要が高まっているもやしを使用し、手軽で食べ応えのあるアレンジレシピ「チ
ョモランマU.F.O.」を訴求した「日清焼そばU.F.O.」シリーズが売上を大きく伸ばしましたが、前年同期比では前年
4月の緊急事態宣言後に起きた需要の増加があったため、袋めん、カップめんともに減収となりました。カップライ
ス類は、コメ食の個食化の拡大から「日清カレーメシ」や「ぶっこみ飯」シリーズが引き続き好調で、大きく売上に
貢献し増収となりました。利益面は袋めん、カップめんの売上減の影響を受けて前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比3.1%減の465億77百万円、コア営業利益
(注1)は、前年同期比19.7%減の69億82百万円、営業利益は、前年同期比19.7%減の70億12百万円となりました。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
②明星食品
明星食品㈱の販売状況は、袋めん類は「宮崎辛麺」が躍進した「明星 チャルメラ」が大きく伸長したほか、新ブ
ランド「明星 麺神」も貢献し、前年同期比で増収となりました。カップめん類においても新ブランド「明星 麺
神」が貢献したほか、「酸辣湯麺」の好調で「明星 中華三昧」が大きく伸び、「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」
も堅調でしたが、前年を僅かに下回りました。利益面では、期初より広告宣伝を行ったほか、減価償却費の増加等も
あり、前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比2.6%減の94億11百万円、コア営業利益(注
1)は、前年同期比37.1%減の9億96百万円、営業利益は、前年同期比37.8%減の10億1百万円となりました。
③低温・飲料事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、2020年4月の緊急事態宣言後に起きた需要の増加の反動で「つけ麺の達人」、
「日清のラーメン屋さん」シリーズ等が販売減となりましたが、「まぜ麺の達人」シリーズ、冷しめん類の売上が伸
長し、前年同期比で増収増益となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「冷凍 日清中華 汁なし担々麺 大盛り」をはじめとして、「冷凍
日清まぜ麺亭」、「冷凍 日清もちっと生パスタ」の各シリーズが順調に売上を伸ばし、前年同期比で増収となりまし
た。しかしながら広告宣伝費の投入により、前年同期比で減益となりました。
飲料事業は、日清ヨーク㈱の主力ブランド「ピルクル」が乳酸菌数を150億個から400億個に増やし、宣伝も投入し
「ピルクル400」として発売し好調に推移したものの、2020年4月の緊急事態宣言後に起きた需要の増加の反動により
前年同期比で減収となりました。また利益面では広告宣伝費の増加等により前年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温・飲料事業の売上収益は、前年同期比0.8%増の202億16百万円、コア営業
利益(注1)は、前年同期比23.1%減の12億30百万円、営業利益は、前年同期比30.9%減の13億23百万円となりまし
た。
④菓子事業
菓子事業は、日清シスコ㈱の「ごろっとグラノーラ」が好調トレンドを維持して売上に貢献したものの、2020年4
月の緊急事態宣言後に起きた需要の増加の反動がありました。しかしながら、2020年12月より連結子会社化した㈱湖
池屋の経営成績(3カ月分)が反映されたこともあり、前年同期比で増収増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける菓子事業の売上収益は、前年同期比123.3%増の170億63百万円、コア営業利益
(注1)は、前年同期比4.7%増の10億15百万円、営業利益は、前年同期比9.3%増の10億69百万円となりました。
⑤米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取り
組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは主力商品の「Nissin Lamen」が引き続き好調に推移したことに加え「CUP
NOODLES」の売上も伸長しました。新型コロナウイルス感染症の影響による需要の増加も売上に貢献しました。米国に
おいては2020年3月の国家非常事態宣言後に起きた需要の増加の反動があったものの、高価格帯商品が好調に推移
し、セグメント全体で増収となりました。利益につきましては、売上増、高価格帯商品の販売増等の増収効果もあり
ましたが、主要原材料費や物流費の増加等により減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比14.0%増の202億21百万円、コア営業利益
(注1)は、前年同期比38.4%減の11億74百万円、営業利益は、前年同期比37.7%減の11億89百万円となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前年同期比9.8%増の194億89百万円となり、コア営業利益は、
前年同期比41.1%減の11億23百万円となりました。(注2)
⑥中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル
「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。売上については、前年同期の新型コロナウイルス感染症による需
要の増加の反動があったものの、カップヌードルブランド群の販売ボリューム増や対円に対する現地通貨高による為
替換算影響によって、前年同期比で増収となりました。利益面では、原材料費の高騰に伴う大幅なコスト増により前
年同期比で減益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比6.4%増の122億47百万円、コア営業利益
(注1)は、前年同期比27.9%減の11億7百万円、営業利益は、前年同期比33.2%減の10億73百万円となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前年同期比1.3%減の113億66百万円となり、コア営業利益は、
前年同期比33.6%減の10億20百万円となりました。(注2)
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内のその他の事業並びに欧州地域、アジア地域を含ん
だ「その他」の売上収益は、前年同期比14.2%増の67億20百万円、コア営業利益(注1)は、前年同期比1.3%減の21
億6百万円、営業利益は、前年同期比1.9%増の21億6百万円となりました。
なお、為替変動による影響を除くと、売上収益は、前年同期比6.7%増の62億79百万円となり、コア営業利益は、前
年同期比1.4%減の21億4百万円となりました。(注2)
(注1)コア営業利益とは、営業利益から非経常損益としての「その他収支」を控除したものであります。
(注2)2022年3月期の外貨金額を、前年同期の為替レートで円換算して比較しております。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ156億36百万円減少し、6,478
億94百万円となりました。当第1四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
資産の減少につきましては、主にその他の流動資産が90億97百万円増加した一方、非流動資産のその他の金融資産
が155億17百万円、営業債権及びその他の債権が85億51百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ100億18百万円減少し、2,320億77百万円となりました。これは主に
営業債務及びその他の債務が63億97百万円、繰延税金負債が18億35百万円減少したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ56億18百万円減少し、4,158億17百万円となりました。これは主に利益剰余金が
40億71百万円増加した一方、自己株式が51億75百万円増加し、非支配持分が35億28百万円減少したことによるもので
あります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の57.9%から58.9%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2022年3月期の連結業績予想につきましては、2021年5月11日に公表いたしました連結業績予想から変更ありませ
ん。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2021年3月31日)
(2021年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 90,294 82,492
営業債権及びその他の債権 84,837 76,286
棚卸資産 40,901 44,193
未収法人所得税 1,629 1,908
その他の金融資産 6,890 7,962
その他の流動資産 4,563 13,660
流動資産合計 229,117 226,504
非流動資産
有形固定資産 257,135 258,662
のれん及び無形資産 12,476 12,545
投資不動産 7,369 7,362
持分法で会計処理されている投資 42,333 42,946
その他の金融資産 100,990 85,473
繰延税金資産 12,174 12,528
その他の非流動資産 1,933 1,870
非流動資産合計 434,413 421,390
資産合計 663,530 647,894
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(単位:百万円)
当第1四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2021年3月31日)
(2021年6月30日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 119,275 112,877
借入金 9,647 9,669
引当金 204 100
未払法人所得税 8,050 7,729
その他の金融負債 3,855 3,889
その他の流動負債 19,617 17,896
流動負債合計 160,650 152,163
非流動負債
借入金 38,283 38,415
その他の金融負債 18,601 18,750
退職給付に係る負債 5,151 5,171
引当金 203 217
繰延税金負債 16,722 14,887
その他の非流動負債 2,481 2,472
非流動負債合計 81,444 79,914
負債合計 242,095 232,077
資本
資本金 25,122 25,122
資本剰余金 50,636 50,389
自己株式 △6,658 △11,833
その他の資本の構成要素 34,217 33,479
利益剰余金 280,697 284,768
親会社の所有者に帰属する持分合計 384,016 381,926
非支配持分 37,419 33,890
資本合計 421,435 415,817
負債及び資本合計 663,530 647,894
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(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上収益 120,561 132,457
売上原価 75,318 85,725
売上総利益 45,242 46,731
販売費及び一般管理費 29,620 34,857
持分法による投資利益 1,449 1,112
その他の収益 568 460
その他の費用 188 198
営業利益 17,452 13,248
金融収益 799 895
金融費用 271 141
税引前四半期利益 17,979 14,003
法人所得税費用 5,161 5,438
四半期利益 12,818 8,565
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,095 7,894
非支配持分 723 671
四半期利益 12,818 8,565
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 116.11 76.02
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 115.47 75.58
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(要約四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益 12,818 8,565
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 14,349 △1,335
する資本性金融資産
持分法適用会社におけるその他の包括利益 △12 △15
に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 14,337 △1,351
純損益に振り替えられる可能性のある項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 △19 4
する負債性金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジ 10 1
在外営業活動体の換算差額 △855 1,972
持分法適用会社におけるその他の包括利益 △4,325 1,359
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目
合計 △5,189 3,338
税引後その他の包括利益 9,148 1,987
四半期包括利益 21,966 10,552
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 21,269 9,959
非支配持分 697 592
四半期包括利益 21,966 10,552
- 8 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活 キャッシ 括利益を通
新株予約権 動体の換算 ュ・フロ じて公正価
差額 ー・ヘッジ 値で測定す
る金融資産
2020年4月1日 残高 25,122 50,639 △6,660 2,292 △12,057 17 19,879
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - △816 9 14,318
四半期包括利益合計 - - - - △816 9 14,318
自己株式の取得 - - △0 - - - -
自己株式の処分 - 0 1 △1 - - -
配当金 - - - - - - -
株式に基づく報酬取引 - - - 362 - - -
その他の資本の構成要素から利
益剰余金への振替 - - - - - - 8
その他の増減 - - - - - - -
所有者との取引額合計 - 0 0 360 - - 8
2020年6月30日 残高 25,122 50,640 △6,659 2,653 △12,873 27 34,206
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
持分法適用 非支配持分 合計
会社におけ 利益剰余金 合計
るその他の 合計
包括利益に
対する持分
2020年4月1日 残高 2,143 12,275 246,616 327,994 26,068 354,063
四半期利益 - - 12,095 12,095 723 12,818
その他の包括利益 △4,337 9,174 - 9,174 △25 9,148
四半期包括利益合計 △4,337 9,174 12,095 21,269 697 21,966
自己株式の取得 - - - △0 - △0
自己株式の処分 - △1 - - - -
配当金 - - △5,729 △5,729 △649 △6,378
株式に基づく報酬取引 - 362 - 362 - 362
その他の資本の構成要素から利 1 10 △10 - - -
益剰余金への振替
その他の増減 - - △16 △16 △16 △32
所有者との取引額合計 1 371 △5,756 △5,384 △665 △6,049
2020年6月30日 残高 △2,192 21,820 252,955 343,879 26,100 369,980
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活 キャッシ 括利益を通
新株予約権 動体の換算 ュ・フロ じて公正価
差額 ー・ヘッジ 値で測定す
る金融資産
2021年4月1日 残高 25,122 50,636 △6,658 2,653 △9,642 18 42,584
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - 2,020 2 △1,302
四半期包括利益合計 - - - - 2,020 2 △1,302
自己株式の取得 - - △5,245 - - - -
自己株式の処分 - 14 69 △84 - - -
配当金 - - - - - - -
株式に基づく報酬取引 - - - 256 - - -
支配継続子会社に対する持分変 - △262 - - - - -
動
その他の資本の構成要素から利 - - - - - - △2,976
益剰余金への振替
その他の増減 - - - - - - -
所有者との取引額合計 - △247 △5,175 171 - - △2,976
2021年6月30日 残高 25,122 50,389 △11,833 2,825 △7,622 20 38,305
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
持分法適用 非支配持分 合計
会社におけ 利益剰余金 合計
るその他の 合計
包括利益に
対する持分
2021年4月1日 残高 △1,395 34,217 280,697 384,016 37,419 421,435
四半期利益 - - 7,894 7,894 671 8,565
その他の包括利益 1,344 2,065 - 2,065 △78 1,987
四半期包括利益合計 1,344 2,065 7,894 9,959 592 10,552
自己株式の取得 - - - △5,245 - △5,245
自己株式の処分 - △84 - 0 - 0
配当金 - - △6,771 △6,771 △3,487 △10,258
株式に基づく報酬取引 - 256 - 256 - 256
支配継続子会社に対する持分変
動 - - - △262 △667 △929
その他の資本の構成要素から利
益剰余金への振替 0 △2,975 2,975 - - -
その他の増減 - - △26 △26 33 6
所有者との取引額合計 0 △2,803 △3,822 △12,049 △4,121 △16,170
2021年6月30日 残高 △49 33,479 284,768 381,926 33,890 415,817
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(報告企業)
日清食品ホールディングス株式会社(以下、当社)は日本に所在する株式会社です。当社の登記されている本社及
び主要な事業所の住所は、当社のウェブサイト(https://www.nissin.com/jp/)で開示しております。当社の要約四
半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成され
ております。
当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「セグメント情報」に記載しております。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨に関する事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93
条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、本要約四半期連結財務諸表は、2021年8月5日に取締役会によって承認されております。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品等を除き、取得原価を基礎とし
て作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円
としております。また、百万円未満の端数は切捨てて表示しております。
(重要な会計方針)
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会
計方針と同一です。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、その経営成績を定期的に検討を行う対象とな
っているものであります。
当第1四半期連結会計期間より、当社グループにおける事業管理区分の見直しにより、「菓子・飲料」事業
に含まれていた「飲料事業」について従来の「低温事業」と合わせて「低温・飲料事業」とし、「菓子事業」
については独立した報告セグメントとして記載する方法に変更しております。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、当第1四半期連結累計期間の報告セグメントの区分
に基づき作成したものを開示しております。
当社グループは、持株会社制を採り、国内8事業会社、海外4地域を戦略プラットフォームとして即席めん
事業、低温・飲料事業、菓子事業を展開し、「日清食品」「明星食品」「低温・飲料事業」「菓子事業」「米
州地域」「中国地域」を報告セグメントとしております。「日清食品」「明星食品」「米州地域」「中国地
域」は主として即席袋めん及びカップめんを製造販売し、「低温・飲料事業」はチルド製品、冷凍製品及び飲
料製品を製造販売し、「菓子事業」は菓子製品を製造販売しております。
(2)セグメント収益及び業績
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、(重要な会計方針)における記載と概ね同一でありま
す。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実
勢価格に基づいております。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2022年3月期 第1四半期決算短信
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
低温・飲 (注)1 (注)2
日清食品 明星食品
料事業
菓子事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 48,063 9,659 20,053 7,642 17,743 11,512 114,674 5,886 120,561 - 120,561
セグメント間の内部売
372 1,088 113 17 2 305 1,899 8,185 10,085 △10,085 -
上収益又は振替高
計 48,435 10,747 20,166 7,660 17,745 11,818 116,574 14,072 130,646 △10,085 120,561
セグメント利益
8,730 1,610 1,915 979 1,910 1,607 16,752 2,066 18,819 △1,366 17,452
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - - 799
金融費用 - - - - - - - - - - 271
税引前四半期利益 - - - - - - - - - - 17,979
その他の項目
減価償却費 3,106 459 617 352 246 497 5,280 854 6,134 9 6,144
持分法による投資損益 - - - 22 - - 22 1,427 1,449 - 1,449
資本的支出 3,280 1,099 402 176 1,143 618 6,720 1,063 7,784 - 7,784
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内のその他の事業並びに欧州
地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△1,366百万円には、セグメント間取引消去等△37百万円、グループ関連費用
△1,221百万円、新規事業費用△108百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
低温・飲 (注)1 (注)2
日清食品 明星食品
料事業
菓子事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 46,577 9,411 20,216 17,063 20,221 12,247 125,736 6,720 132,457 - 132,457
セグメント間の内部売
318 1,402 148 50 7 292 2,219 8,894 11,114 △11,114 -
上収益又は振替高
計 46,896 10,813 20,365 17,113 20,228 12,539 127,956 15,615 143,571 △11,114 132,457
セグメント利益
7,012 1,001 1,323 1,069 1,189 1,073 12,671 2,106 14,777 △1,529 13,248
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - - 895
金融費用 - - - - - - - - - - 141
税引前四半期利益 - - - - - - - - - - 14,003
その他の項目
減価償却費 3,381 543 603 636 276 572 6,012 869 6,881 10 6,892
持分法による投資損益 - - - - - - - 1,112 1,112 - 1,112
資本的支出 1,319 284 316 2,157 737 1,628 6,443 1,079 7,522 △74 7,447
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内のその他の事業並びに欧州
地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△1,529百万円には、セグメント間取引消去等△36百万円、グループ関連費用
△1,338百万円、新規事業費用△154百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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