2897 日清食HD 2021-02-03 13:15:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年2月3日
上場会社名 日清食品ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 2897 URL https://nissin.com/jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長・CEO (氏名) 安藤 宏基
問合せ先責任者 (役職名) 取締役・CFO 兼 常務執行役員 (氏名) 横山 之雄 TEL 03-3205-5111
四半期報告書提出予定日 2021年2月3日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家、証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の所有者に帰属
売上収益 営業利益 税引前利益
する四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 373,859 7.4 49,966 40.6 50,679 37.1 36,281 41.5
2020年3月期第3四半期 348,044 3.4 35,533 2.2 36,973 1.3 25,648 3.8
基本的1株当たり四半期利益 希薄化後1株当たり四半期利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 348.28 346.29
2020年3月期第3四半期 246.23 244.90
(2) 連結財政状態
親会社の所有者に帰属す 親会社所有者帰属持
資産合計 資本合計
る持分 分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 649,748 405,435 369,595 56.9
2020年3月期 576,621 354,063 327,994 56.9
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 55.00 ― 55.00 110.00
2021年3月期 ― 55.00 ―
2021年3月期(予想) 65.00 120.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
2021年3月期の期末配当金には、普通配当55円00銭のほかに「時価総額1兆円記念配当」10円00銭が含まれております。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に帰属する 基本的1株当たり
売上収益 営業利益
当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 500,000 6.6 53,000 28.5 37,500 27.9 359.98
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 105,700,000 株 2020年3月期 105,700,000 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 1,528,032 株 2020年3月期 1,529,320 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 104,171,629 株 2020年3月期3Q 104,163,464 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的と判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件
及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.3「(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 4
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… 6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(報告企業) ………………………………………………………………………………………………………… 12
(作成の基礎) ……………………………………………………………………………………………………… 12
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 13
- 1 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益では前年同期比7.4%増の3,738億59百万円となりました。利益面で
は、営業利益は前年同期比40.6%増の499億66百万円、税引前四半期利益は前年同期比37.1%増の506億79百万円、親
会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期比41.5%増の362億81百万円となりました。
当社グループは2017年3月期からの5ヵ年を対象とする「中期経営計画2020」に基づき、「本業で稼ぐ力」と「資
本市場での価値」の向上を実現すべく、戦略テーマである①グローバルブランディングの促進、②海外重点地域への
集中、③国内収益基盤の盤石化、④第2の収益の柱の構築、⑤グローバル経営人材の育成・強化に取り組んでおりま
す。
<連結業績>
(単位:百万円)
2020年3月期 2021年3月期 対前年同期比
区分
自 2019年4月1日 自 2020年4月1日
金額 %
至 2019年12月31日 至 2020年12月31日
売上収益 348,044 373,859 25,814 7.4
営業利益 35,533 49,966 14,433 40.6
税引前四半期利益 36,973 50,679 13,706 37.1
親会社の所有者に帰属
25,648 36,281 10,632 41.5
する四半期利益
報告セグメント別の業績の概況は、以下のとおりです。
①日清食品
日清食品㈱の販売状況は、カップめん類、袋めん類が売上を伸ばし、前年同期比で増収となりました。カップめん
類では、「あっさりおいしいカップヌードル」シリーズ、「あっさりおだしがおいしいどん兵衛」シリーズの売上が
引き続き好調だった事に加え、日本歴代映画興行収入1位を獲得した“鬼滅の刃”とのコラボ商品である「チキンラ
ーメンどんぶり」「出前一丁どんぶり」「チキンラーメンの油そば」の限定パッケージ品が売上に大きく貢献しまし
た。袋めん類では、「チキンラーメン」、「出前一丁」、「日清焼そば」シリーズが売上を伸ばしたほか、寒い時期
に向け〆の鍋ラ王として提案された「日清ラ王」シリーズの売上も好調でした。また2020年9月に発売した若年ファ
ミリー向けの3食入り袋めん「日清これ絶対うまいやつ!」シリーズも引き続き売上に貢献しました。カップめん
類、袋めん類ともに平時の需要に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けた外出自粛による商品需要の増加も
売上に貢献しました。利益面では、関西工場稼働に伴う減価償却費の増加、物流費の上昇等がありましたが、増収効
果により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける日清食品の売上収益は、前年同期比2.8%増の1,549億17百万円となり、セグメ
ント利益は、前年同期比18.5%増の265億65百万円となりました。
②明星食品
明星食品㈱の販売状況は、袋めん類では、主要ブランドの「明星 チャルメラ」が「宮崎辛麺」の好調もあり伸長
したほか、新ブランド「明星 麺神(めがみ)」の発売も寄与し、前年同期比で増収となりました。カップめん類にお
いては、「明星 一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズが堅調に推移し、新ブランド「明星 麺神」が貢献したものの、
新型コロナウイルス禍の影響でCVS向けが苦戦し、前年を僅かに下回りました。
利益面では、販売数量増加による増収と促進費や一般管理費等の減少、広告費の投入時期見直し等により、前年同
期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける明星食品の売上収益は、前年同期比4.0%増の280億35百万円となり、セグメン
ト利益は、前年同期比27.0%増の30億80百万円となりました。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
③低温事業
日清食品チルド㈱の販売状況は、新型コロナウイルス感染症拡大による需要の増加により主力ブランド「行列ので
きる店のラーメン」、「つけ麺の達人」、「日清のラーメン屋さん」、「まぜ麺の匠」、「日清の太麺焼そば」の各
シリーズを中心に引き続き売上が伸長し、前年同期比で増収増益となりました。
日清食品冷凍㈱の販売状況は、主力商品である「冷凍 日清もちっと生パスタ」、「冷凍 日清スパ王プレミア
ム」、「冷凍 日清中華」、「冷凍 日清具多」の各シリーズが順調に売上を伸ばし、また、新型コロナウイルスの感
染症の拡大による需要の増加もあり、前年同期比で増収となりました。利益面では、増収効果や増産に伴う生産性の
向上により前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける低温事業の売上収益は、前年同期比8.2%増の464億25百万円となり、セグメン
ト利益は、前年同期比104.6%増の30億29百万円となりました。
④米州地域
米州地域においては、既存商品の収益力の向上に加え、新たな需要の創造に向けた付加価値商品の提案強化に取り
組んでおります。
売上につきましては、ブラジルでは主力商品の「Nissin Lamen」が引き続き好調に推移したことに加え「CUP
NOODLES」の売上も伸長しました。また、新型コロナウイルス感染症の拡大による需要の増加も売上に貢献しました。
米国においても新型コロナウイルス感染症の拡大により普及価格帯商品の売上が好調に推移し、また高価格帯商品も
新製品が好調に推移し大幅に伸長したことによりセグメント全体で増収となりました。利益につきましては、売上
増、高価格帯商品の販売増等の増収効果により増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける米州地域の売上収益は、前年同期比9.9%増の532億83百万円となり、セグメン
ト利益は、前年同期比10.4%増の39億89百万円となりました。
⑤中国地域
中国地域においては、中国大陸での高付加価値商品市場が拡大しており、販売エリア拡大と中国版カップヌードル
「合味道」のブランド強化に取り組んでおります。また、新型コロナウイルス感染症により、自宅での喫食機会が増
加し、需要が更に拡大しました。こうした状況の下、売上収益につきましては中国大陸及び香港における「合味道」
や「出前一丁」のブランドを中心とした伸びが寄与し、前年同期比で増収となりました。利益につきましては中国大
陸及び香港における販売数量の増加及びそれに伴うコスト低減により、前年同期比で増益となりました。
この結果、報告セグメントにおける中国地域の売上収益は、前年同期比13.4%増の353億32百万円となり、セグメン
ト利益は、前年同期比32.2%増の40億17百万円となりました。
また、報告セグメントに含まれない事業セグメントである国内の菓子事業、飲料事業等及び欧州地域、アジア地域
を含んだ「その他」の売上収益は前年同期比17.0%増の558億64百万円となり、セグメント利益は、前年同期比37.6%
増の92億47百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末の当社グループの資産合計は、前連結会計年度末に比べ731億26百万円増加し、6,497
億48百万円となりました。当第3四半期連結会計期間末の資産、負債及び資本の状況は次のとおりであります。
資産の増加につきましては、主に非流動資産のその他の金融資産が273億86百万円、有形固定資産が138億17百万
円、営業債権及びその他の債権が135億79百万円増加したことによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ217億53百万円増加し、2,443億12百万円となりました。これは主に
営業債務及びその他の債務が154億9百万円、繰延税金負債が45億4百万円増加したことによるものであります。
資本は、前連結会計年度末に比べ513億72百万円増加し、4,054億35百万円となりました。これは主に利益剰余金が
248億59百万円、その他の資本の構成要素が167億38百万円増加したことによるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は前連結会計年度末の56.9%から56.9%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の連結業績予想につきましては、2021年1月5日に公表いたしました連結業績予想から変更ありませ
ん。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 60,163 68,796
営業債権及びその他の債権 77,932 91,511
棚卸資産 32,454 38,262
未収法人所得税 2,701 838
その他の金融資産 10,273 12,185
その他の流動資産 4,258 6,833
流動資産合計 187,784 218,427
非流動資産
有形固定資産 240,063 253,880
のれん及び無形資産 3,806 12,264
投資不動産 7,108 7,365
持分法で会計処理されている投資 47,436 40,302
その他の金融資産 77,209 104,596
繰延税金資産 12,844 12,388
その他の非流動資産 368 522
非流動資産合計 388,837 431,320
資産合計 576,621 649,748
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(単位:百万円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2020年3月31日)
(2020年12月31日)
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 104,815 120,225
借入金 6,631 6,314
引当金 337 258
未払法人所得税 6,294 7,829
その他の金融負債 3,418 3,852
その他の流動負債 20,183 17,614
流動負債合計 141,681 156,095
非流動負債
借入金 41,630 42,099
その他の金融負債 18,350 18,356
退職給付に係る負債 5,828 7,910
引当金 207 197
繰延税金負債 12,393 16,898
その他の非流動負債 2,467 2,754
非流動負債合計 80,877 88,217
負債合計 222,558 244,312
資本
資本金 25,122 25,122
資本剰余金 50,639 50,638
自己株式 △6,660 △6,656
その他の資本の構成要素 12,275 29,014
利益剰余金 246,616 271,476
親会社の所有者に帰属する持分合計 327,994 369,595
非支配持分 26,068 35,839
資本合計 354,063 405,435
負債及び資本合計 576,621 649,748
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 348,044 373,859
売上原価 222,152 236,866
売上総利益 125,892 136,993
販売費及び一般管理費 94,310 96,488
持分法による投資利益 3,533 4,532
その他の収益 1,139 6,196
その他の費用 720 1,267
営業利益 35,533 49,966
金融収益 2,153 1,633
金融費用 713 920
税引前四半期利益 36,973 50,679
法人所得税費用 9,994 12,464
四半期利益 26,978 38,215
四半期利益の帰属
親会社の所有者 25,648 36,281
非支配持分 1,330 1,934
四半期利益 26,978 38,215
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 246.23 348.28
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 244.90 346.29
- 6 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上収益 126,683 132,727
売上原価 79,369 84,730
売上総利益 47,314 47,996
販売費及び一般管理費 33,008 36,072
持分法による投資利益 1,455 1,533
その他の収益 189 5,104
その他の費用 139 436
営業利益 15,811 18,125
金融収益 934 607
金融費用 199 201
税引前四半期利益 16,545 18,531
法人所得税費用 3,947 3,719
四半期利益 12,597 14,812
四半期利益の帰属
親会社の所有者 12,178 14,307
非支配持分 419 505
四半期利益 12,597 14,812
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 116.91 137.34
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 116.28 136.55
- 7 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(要約四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 26,978 38,215
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 △2,922 21,647
する資本性金融資産
確定給付制度の再測定 1 -
持分法適用会社におけるその他の包括利益 88 △24
に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 △2,832 21,622
純損益に振り替えられる可能性のある項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
する負債性金融資産 △6 12
キャッシュ・フロー・ヘッジ △15 △31
在外営業活動体の換算差額 △2,236 △596
持分法適用会社におけるその他の包括利益 635 △4,660
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目 △1,623 △5,275
合計
税引後その他の包括利益 △4,455 16,346
四半期包括利益 22,522 54,562
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 21,619 52,634
非支配持分 903 1,927
四半期包括利益 22,522 54,562
- 8 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(第3四半期連結会計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2019年10月1日 (自 2020年10月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期利益 12,597 14,812
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定
する資本性金融資産 4,344 1,436
確定給付制度の再測定 1 -
持分法適用会社におけるその他の包括利益 1 △69
に対する持分
純損益に振り替えられることのない項目合計 4,347 1,367
純損益に振り替えられる可能性のある項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定 △8 2
する負債性金融資産
キャッシュ・フロー・ヘッジ 10 △11
在外営業活動体の換算差額 2,702 1,133
持分法適用会社におけるその他の包括利益 △92 △2,221
に対する持分
純損益に振り替えられる可能性のある項目
合計 2,612 △1,096
税引後その他の包括利益 6,960 270
四半期包括利益 19,558 15,083
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 18,664 14,507
非支配持分 893 576
四半期包括利益 19,558 15,083
- 9 -
日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活 キャッシ 括利益を通
新株予約権 動体の換算 ュ・フロ じて公正価
差額 ー・ヘッジ 値で測定す
る金融資産
2019年4月1日 残高 25,122 50,614 △6,718 2,110 △4,656 3 31,749
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - △1,821 △4 △2,927
四半期包括利益合計 - - - - △1,821 △4 △2,927
自己株式の取得 - - △5 - - - -
自己株式の処分 - 27 46 △73 - - -
配当金 - - - - - - -
株式に基づく報酬取引 - - - 270 - - -
支配継続子会社に対する持分変
動 - 2 - - - - -
その他の資本の構成要素から利
益剰余金への振替 - - - - - - 46
その他の増減 - - - - - - -
所有者との取引額合計 - 29 40 196 - - 46
2019年12月31日 残高 25,122 50,644 △6,677 2,307 △6,477 △1 28,868
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
持分法適用 非支配持分 合計
会社におけ 利益剰余金 合計
確定給付制
るその他の 合計
度の再測定
包括利益に
対する持分
2019年4月1日 残高 - 28 29,235 228,526 326,781 25,764 352,545
四半期利益 - - - 25,648 25,648 1,330 26,978
その他の包括利益 1 724 △4,028 - △4,028 △427 △4,455
四半期包括利益合計 1 724 △4,028 25,648 21,619 903 22,522
自己株式の取得 - - - - △5 - △5
自己株式の処分 - - △73 - 0 - 0
配当金 - - - △11,457 △11,457 △675 △12,132
株式に基づく報酬取引 - - 270 - 270 - 270
支配継続子会社に対する持分変 - - - - 2 313 315
動
その他の資本の構成要素から利 △1 △9 36 △36 - - -
益剰余金への振替
その他の増減 - - - △40 △40 △42 △83
所有者との取引額合計 △1 △9 233 △11,534 △11,231 △404 △11,635
2019年12月31日 残高 - 743 25,440 242,639 337,169 26,263 363,432
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
その他の包
資本金 資本剰余金 自己株式 在外営業活 キャッシ 括利益を通
新株予約権 動体の換算 ュ・フロ じて公正価
差額 ー・ヘッジ 値で測定す
る金融資産
2020年4月1日 残高 25,122 50,639 △6,660 2,292 △12,057 17 19,879
四半期利益 - - - - - - -
その他の包括利益 - - - - △553 △31 21,623
四半期包括利益合計 - - - - △553 △31 21,623
自己株式の取得 - - △3 - - - -
自己株式の処分 - 0 7 △7 - - -
配当金 - - - - - - -
株式に基づく報酬取引 - - - 362 - - -
企業結合による変動 - - - - - - -
支配継続子会社に対する持分変
動 - - - - - - -
その他の資本の構成要素から利
益剰余金への振替 - - - - - - 18
その他の増減 - △1 - - - - -
所有者との取引額合計 - △1 3 354 - - 18
2020年12月31日 残高 25,122 50,638 △6,656 2,647 △12,611 △14 41,521
親会社の所有者に帰属する持分
その他の資本の構成要素
持分法適用 非支配持分 合計
会社におけ 利益剰余金 合計
るその他の 合計
包括利益に
対する持分
2020年4月1日 残高 2,143 12,275 246,616 327,994 26,068 354,063
四半期利益 - - 36,281 36,281 1,934 38,215
その他の包括利益 △4,684 16,353 - 16,353 △6 16,346
四半期包括利益合計 △4,684 16,353 36,281 52,634 1,927 54,562
自己株式の取得 - - - △3 - △3
自己株式の処分 - △7 - 0 - 0
配当金 - - △11,458 △11,458 △710 △12,169
株式に基づく報酬取引 - 362 - 362 - 362
企業結合による変動 - - - - 8,328 8,328
支配継続子会社に対する持分変
動 - - - - 160 160
その他の資本の構成要素から利
益剰余金への振替 12 30 △30 - - -
その他の増減 - - 67 66 64 130
所有者との取引額合計 12 385 △11,421 △11,033 7,843 △3,190
2020年12月31日 残高 △2,528 29,014 271,476 369,595 35,839 405,435
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(報告企業)
日清食品ホールディングス株式会社(以下、当社)は日本に所在する株式会社です。当社の登記されている本社及
び主要な事業所の住所は、当社のウェブサイト(https://www.nissin.com/jp/)で開示しております。当社の要約四
半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下、当社グループ)、並びに当社の関連会社に対する持分により構成され
ております。
当社グループの事業内容及び主要な活動は、注記「セグメント情報」に記載しております。
(作成の基礎)
(1)IFRSに準拠している旨に関する事項
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93
条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。
なお、本要約四半期連結財務諸表は、2021年2月3日に取締役会によって承認されております。
(2)測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている金融商品等を除き、取得原価を基礎とし
て作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、単位を百万円
としております。また、百万円未満の端数は切捨てて表示しております。
(重要な会計方針)
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会
計方針と同一です。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、
取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、その経営成績を定期的に検討を行う対象とな
っているものであります。
当社グループは、持株会社制を採り、国内8事業会社、海外4地域を戦略プラットフォームとして即席めん
事業を中心に展開し、「日清食品」「明星食品」「低温事業」「米州地域」「中国地域」を報告セグメントと
しております。「日清食品」「明星食品」「米州地域」「中国地域」は主として即席袋めん及びカップめんを
製造販売し、「低温事業」はチルド製品及び冷凍製品を製造販売しております。
(2)セグメント収益及び業績
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、(重要な会計方針)における記載と概ね同一でありま
す。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実
勢価格に基づいております。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
(注)1 (注)2
日清食品 明星食品 低温事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 150,769 26,959 42,908 48,492 31,151 300,283 47,761 348,044 - 348,044
セグメント間の内部売上収
1,034 5,104 326 5 614 7,085 23,791 30,876 △30,876 -
益又は振替高
計 151,803 32,063 43,235 48,498 31,766 307,368 71,553 378,921 △30,876 348,044
セグメント利益
22,412 2,425 1,480 3,614 3,039 32,973 6,722 39,695 △4,162 35,533
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - 2,153
金融費用 - - - - - - - - - 713
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 36,973
その他の項目
減価償却費 8,649 1,418 987 766 1,432 13,255 5,289 18,544 36 18,580
減損損失(非金融資産) - - - - - - 355 355 - 355
持分法による投資損益 - - - - - - 3,533 3,533 - 3,533
資本的支出 17,932 1,206 1,228 1,835 3,152 25,356 4,533 29,889 △577 29,312
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内の菓子事業、飲料事業等並
びに欧州地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△4,162百万円には、セグメント間取引消去等△120百万円、グループ関連費用
△4,042百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
(注)1 (注)2
日清食品 明星食品 低温事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 154,917 28,035 46,425 53,283 35,332 317,994 55,864 373,859 - 373,859
セグメント間の内部売上収
1,183 3,874 414 5 823 6,301 22,574 28,876 △28,876 -
益又は振替高
計 156,100 31,909 46,839 53,289 36,156 324,295 78,439 402,735 △28,876 373,859
セグメント利益
26,565 3,080 3,029 3,989 4,017 40,682 9,247 49,929 36 49,966
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - 1,633
金融費用 - - - - - - - - - 920
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 50,679
その他の項目
減価償却費 9,545 1,493 1,019 689 1,486 14,233 4,617 18,850 29 18,880
減損損失(非金融資産) 103 - - - 1 104 - 104 - 104
持分法による投資損益 - - - - - - 4,532 4,532 - 4,532
資本的支出 9,888 2,764 716 2,275 2,249 17,894 5,716 23,611 △201 23,409
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内の菓子事業、飲料事業等並
びに欧州地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額36百万円には、セグメント間取引消去等△168百万円、企業結合に伴う再測定によ
る利益4,589百万円、グループ関連費用△4,383百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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日清食品ホールディングス株式会社(2897) 2021年3月期 第3四半期決算短信
前第3四半期連結会計期間(自 2019年10月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
(注)1 (注)2
日清食品 明星食品 低温事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 58,304 9,862 14,986 16,923 10,184 110,261 16,422 126,683 - 126,683
セグメント間の内部売上収
405 1,712 122 2 119 2,362 8,544 10,906 △10,906 -
益又は振替高
計 58,709 11,574 15,109 16,926 10,303 112,623 24,966 137,589 △10,906 126,683
セグメント利益
10,676 1,093 460 1,212 748 14,190 2,956 17,147 △1,335 15,811
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - 934
金融費用 - - - - - - - - - 199
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 16,545
その他の項目
減価償却費 3,072 479 332 265 489 4,638 1,831 6,469 11 6,481
減損損失(非金融資産) - - - - - - - - - -
持分法による投資損益 - - - - - - 1,455 1,455 - 1,455
資本的支出 4,422 579 371 758 1,919 8,051 1,126 9,177 △577 8,600
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内の菓子事業、飲料事業等並
びに欧州地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△1,335百万円には、セグメント間取引消去等11百万円、グループ関連費用△1,347
百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結会計期間(自 2020年10月1日 至 2020年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
期連結財
その他 調整額
合計 務諸表計
(注)1 (注)2
日清食品 明星食品 低温事業 米州地域 中国地域 計 上額
(注)3
売上収益
外部顧客への売上収益 57,884 9,912 15,598 17,767 11,050 112,213 20,513 132,727 - 132,727
セグメント間の内部売上収
374 1,410 189 1 251 2,228 7,661 9,889 △9,889 -
益又は振替高
計 58,258 11,322 15,787 17,769 11,302 114,441 28,175 142,616 △9,889 132,727
セグメント利益
10,017 718 573 587 930 12,827 2,230 15,057 3,068 18,125
(営業利益)
金融収益 - - - - - - - - - 607
金融費用 - - - - - - - - - 201
税引前四半期利益 - - - - - - - - - 18,531
その他の項目
減価償却費 3,281 541 350 194 483 4,852 1,623 6,475 9 6,485
減損損失(非金融資産) - - - - 1 1 - 1 - 1
持分法による投資損益 - - - - - - 1,533 1,533 - 1,533
資本的支出 2,124 285 26 729 683 3,849 2,866 6,715 △195 6,520
(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、国内の菓子事業、飲料事業等並
びに欧州地域、アジア地域を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額3,068百万円には、セグメント間取引消去等△59百万円、企業結合に伴う再測定に
よる利益4,589百万円、グループ関連費用△1,461百万円が含まれております。
3 セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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