2894 石井食 2020-10-29 11:00:00
業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ [pdf]

                                                          2020 年 10 月 29 日
 各      位
                                  上場会社名      石 井 食 品 株 式 会 社
                                  代表者 代表取締役社長執行役員 石井 智康
                                      (コード番号            2894 東証第二部)
                                  問合せ先 執 行 役 員 業 務 統 括 部 財 務 マネージャー 松 本 英 士
                                              (TEL       047-774-8748)

       業績予想の修正及び繰延税金資産の取崩しに関するお知らせ


 最近の業績動向を踏まえ、2020 年5月 13 日に公表いたしました 2021 年3月期の通期業績予
想を下記のとおり修正することとしましたので、お知らせいたします。
                              記


1.業績予想の修正について
 2021 年3月期 通期連結業績予想の修正(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)
                                                     (金額の単位:百万円)
                                                  親会社株主
                                                                1株当たり
                   売上高      営業利益      経常利益        に帰属する
                                                                当期純利益
                                                  当期純利益
     前回予想(A)       10,000      50            50            50     2 円 96 銭
     今回予想(B)        9,000    △395         △384          △414    △24 円 53 銭
     増減額(B-A)      △1,000    △445         △434          △464             _
     増減率(%)        △10.0       _             _             _             _
     (ご参考)前期実績
                    9,556    △126         △117          △162    △9 円 62 銭
     (2020 年3月期)



修正理由


 当連結会計年度の食品業界を取り巻く環境は、新型コロナウイルス感染症の拡大が社会情勢に
大きく影響を与え、食に関するライフスタイルの変容及び消費行動の変化が生じており、これら
への対応が求められる厳しい経営環境となっております。
 当社におきましても、4月5月の緊急事態宣言に伴う学校の一斉休校や一年を通した学校行事
の中止・短縮・縮小等の措置によりお弁当商材の需要が減退し、その結果、主力商品であるミー
トボールの売上が減少いたしました。また、感染症対策のため、試食販売等の店頭販売促進活動
に大きく制限がかかり、主力商品及び地域商品の販売計画に大きくマイナスの影響を及ぼしまし
た。
 年末のおせち生産におきましても、感染症対策として、安全性の強化と3密回避の観点から、
密集作業を解消した生産体制の再構築を行っております。その結果、既存商品の仕様変更、総生
産数量の削減を余儀なくされ、販売計画を下方修正いたしました。
 これらの影響を受け、当第2四半期では、新商品「朝ミートボール」の投入を含め、ミートボ
ールの朝食利用の提案に注力し、販売促進活動においては、試食販売からデジタルサイネージの
設置やSNS等を活用した販売促進に活動を大きく変えてまいりました。また、正月料理につい
ては、年末年始の食事提案としてのラインナップの拡充を行ってまいりました。このような活動
を行ってまいりましたが、新型コロナウイルス感染症等の影響による売上高減少を補う見通しに
は至らず、売上高が前回予想値を下回る見込みであります。また、営業利益、経常利益、親会社
株主に帰属する当期純利益につきましても、売上高計画未達の影響により前回予想値を下回る見
込みであります。


2.繰延税金資産の取崩しについて
 上記の業績予想の修正を踏まえ、当社における繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討いた
しました結果、2021 年3月期第2四半期決算において繰延税金資産の取崩しを行い、法人税等
調整額に 33 百万円計上することといたしました。


※上記の予想は、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の
様々な要因によって予想値と異なる可能性があります。


                                          以上