2874 ヨコレイ 2019-08-13 12:30:00
令和元年9月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
横浜冷凍㈱(2874) 令和元年9月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………………… 9
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横浜冷凍㈱(2874) 令和元年9月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(平成30年10月1日~令和元年6月30日)におけるわが国の経済は、輸出と製造業に
海外経済の減速などの影響を受けながらも、雇用・所得環境の改善や堅調な企業収益を背景に、緩やかな回復基調
で推移しました。
しかし、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の不確実性や、英国のEU離脱問題など、企業マインドの冷え込
みにつながりかねない状況が続いており、依然として先行きは不透明な環境が続いています。
また、当社グループが係わる食品関連業界では、人件費や物流コストの上昇があり、引き続き厳しい状況が続い
ています。
このような状況のもと当社グループは、平成29年10月にスタートさせました第六次中期経営計画「Growing
Value 2020」(3ヵ年)に基づき、冷蔵倉庫事業では「マーケットインに応える革新と進化」を目指し、食品販売
事業では「食料資源の開発と食プロデュースによる安定供給構造の構築」を目指して、事業運営方針の各施策に取
り組んでいます。
その結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高106,779百万円(前期比17.8%
減)、営業利益3,743百万円(前期比8.1%増)、経常利益4,137百万円(前期比10.5%増)、親会社株主に帰属す
る四半期純利益は、2,550百万円(前期比8.3%増)となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりです。
(冷蔵倉庫事業)
当第3四半期連結累計期間は、増収増益となりました。昨年新設した東京羽田物流センター、名港物流センター
が共に順調に稼動し、保管料収入・荷役料収入が増加しました。
また、既存の物流センターは、高い在庫率が続いたことに加え、中計の主要施策である付加価値サービスの拡大
に取り組み、増益に貢献しました。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO.,LTD.は、同国内での高い在庫水準が続い
ており、当セグメントの増益に寄与しました。
以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高は21,189百万円(前期比8.3%増)、営業利益は4,971百万円(前期
比6.3%増)となりました。
(食品販売事業)
当第3四半期連結累計期間は、減収増益となりました。
水産品は減収減益となりました。輸出向けのサバや、利益率の回復したエビは増益となり、収益に寄与しまし
た。イカは収益が回復しましたが、累損を埋めるには至らず減益となりました。また、売却損の発生したホッケは
減益となりました。なお、売上減少の主な要因は、ノルウェーから欧米への鮭鱒輸出事業の計上基準を変更したこ
とによるものです。
畜産品は、減収ながら利益は横這いとなりました。ポークは荷動きの停滞から減益となりました。前年の相場悪
化から回復したチキンは利益率が向上し、大幅な増益となりました。
農産品は、主力商材の馬鈴薯が販売環境の悪化により取扱い量を落としたため、減収減益となりました。
ノルウェー養殖事業は、国内在庫の消化が進んだため増収増益となりました。
以上の結果、食品販売事業の業績は、売上高は85,547百万円(前期比22.5%減)、営業利益は746百万円(前期
比7.7%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産、負債及び純資産の状況)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ934百万円減少し、185,856百万円となりまし
た。これは主に短期貸付金が6,084百万円増加したこと、商品が3,153百万円、受取手形及び売掛金が2,771百万
円、投資有価証券が1,610百万円減少したこと等によるものです。
負債総額は、前連結会計年度末と比べ621百万円減少し、107,310百万円となりました。これは主に繰延税金負債
が653百万円減少したこと等によるものです。
また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ312百万円減少し、78,546百万円となりました。
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横浜冷凍㈱(2874) 令和元年9月期第3四半期決算短信
(キャッシュ・フローの状況)
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」)は、前連結会計年度末に比べ757
百万円増加の3,665百万円となりました。当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な内
容は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、19,187百万円の資金の増加(前年同四半期は5,299百万円の資金の減
少)となり、その主な内容は税金等調整前四半期純利益4,137百万円、減価償却費4,230百万円、売上債権の減少額
2,716百万円、たな卸資産の減少額3,050百万円、前渡金の減少額4,545百万円等による資金の増加によるもので
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、18,115百万円の資金の減少(前年同四半期は13,932百万円の資金の減
少)となり、その主な内容は有形固定資産の取得による支出11,224百万円、貸付による支出7,495百万円等による
ものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、290百万円の資金の減少(前年同四半期は17,221百万円の資金の増加)
となり、その主な内容は金融機関からの借入の純増額1,342百万円による資金の増加と、配当金の支払額1,444百万
円等による資金の減少によるものです。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和元年9月期の連結業績予想につきましては、「平成30年9月期 決算短信」(平成30年11月14日付)で公表
した数値から変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (令和元年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,917 3,675
受取手形及び売掛金 21,014 18,242
商品 24,608 21,455
前渡金 6,708 2,175
短期貸付金(純額) 10,862 16,947
その他 1,179 1,210
貸倒引当金 △19 △17
流動資産合計 67,272 63,689
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 41,719 44,832
機械装置及び運搬具(純額) 7,051 9,576
土地 28,157 29,999
リース資産(純額) 1,062 1,475
建設仮勘定 6,233 3,522
その他(純額) 1,014 1,176
有形固定資産合計 85,239 90,583
無形固定資産
のれん 7,032 6,283
海外養殖事業ライセンス 7,263 6,913
その他 1,813 2,357
無形固定資産合計 16,109 15,555
投資その他の資産
投資有価証券 12,839 11,228
長期貸付金 4,023 3,928
繰延税金資産 634 214
その他 762 742
貸倒引当金 △88 △86
投資その他の資産合計 18,170 16,029
固定資産合計 119,518 122,167
資産合計 186,791 185,856
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年9月30日) (令和元年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,158 5,227
短期借入金 27,841 31,480
1年内返済予定の長期借入金 8,152 7,328
リース債務 157 230
未払法人税等 760 437
賞与引当金 764 217
役員賞与引当金 32 24
その他 7,358 5,124
流動負債合計 49,227 50,071
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 43,485 42,082
リース債務 584 931
繰延税金負債 3,418 2,765
役員報酬BIP信託引当金 167 208
退職給付に係る負債 583 648
資産除去債務 91 91
その他 373 512
固定負債合計 58,705 57,239
負債合計 107,932 107,310
純資産の部
株主資本
資本金 14,303 14,303
資本剰余金 14,370 14,370
利益剰余金 44,014 45,121
自己株式 △507 △507
株主資本合計 72,181 73,287
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,710 2,595
繰延ヘッジ損益 △43 46
為替換算調整勘定 1,593 754
退職給付に係る調整累計額 33 47
その他の包括利益累計額合計 5,294 3,444
非支配株主持分 1,382 1,814
純資産合計 78,858 78,546
負債純資産合計 186,791 185,856
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
売上高 129,969 106,779
売上原価 118,706 95,188
売上総利益 11,263 11,591
販売費及び一般管理費 7,799 7,847
営業利益 3,463 3,743
営業外収益
受取利息 145 531
受取配当金 184 196
保険配当金 37 39
仕入割引 362 238
その他 328 471
営業外収益合計 1,059 1,476
営業外費用
支払利息 591 595
支払手数料 2 2
その他 185 484
営業外費用合計 779 1,082
経常利益 3,742 4,137
特別損失
事業所撤去損失 280 -
特別損失合計 280 -
税金等調整前四半期純利益 3,462 4,137
法人税、住民税及び事業税 827 798
法人税等調整額 233 395
法人税等合計 1,060 1,193
四半期純利益 2,402 2,943
非支配株主に帰属する四半期純利益 48 393
親会社株主に帰属する四半期純利益 2,354 2,550
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
四半期純利益 2,402 2,943
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 548 △1,114
繰延ヘッジ損益 105 89
為替換算調整勘定 397 △800
退職給付に係る調整額 41 14
その他の包括利益合計 1,092 △1,811
四半期包括利益 3,495 1,132
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,416 700
非支配株主に係る四半期包括利益 78 432
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横浜冷凍㈱(2874) 令和元年9月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年10月1日 (自 平成30年10月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 3,462 4,137
減価償却費 3,750 4,230
のれん償却額 481 419
賞与引当金の増減額(△は減少) △550 △546
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △8 △8
貸倒引当金の増減額(△は減少) 10 △4
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 146 78
事業所撤去損失 280 -
役員報酬BIP信託引当金の増減額(△は減少) 6 40
受取利息及び受取配当金 △330 △727
支払利息 591 595
売上債権の増減額(△は増加) △5,696 2,716
たな卸資産の増減額(△は増加) △6,667 3,050
前渡金の増減額(△は増加) 1,159 4,545
仕入債務の増減額(△は減少) 482 1,095
未払費用の増減額(△は減少) 230 △343
その他 52 965
小計 △2,599 20,243
利息及び配当金の受取額 281 691
利息の支払額 △508 △498
法人税等の支払額 △2,473 △1,248
営業活動によるキャッシュ・フロー △5,299 19,187
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △8,860 △11,224
有形固定資産の売却による収入 2 5
無形固定資産の取得による支出 △88 △732
投資有価証券の取得による支出 △2,364 △4
投資有価証券の売却による収入 168 -
貸付けによる支出 △3,377 △7,495
貸付金の回収による収入 640 1,361
その他 △51 △24
投資活動によるキャッシュ・フロー △13,932 △18,115
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 4,127 3,558
長期借入れによる収入 8,335 2,065
長期借入金の返済による支出 △4,018 △4,281
社債の発行による収入 10,000 -
自己株式の取得による支出 △1 △0
配当金の支払額 △1,102 △1,444
その他 △118 △188
財務活動によるキャッシュ・フロー 17,221 △290
現金及び現金同等物に係る換算差額 43 △24
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △1,966 757
現金及び現金同等物の期首残高 6,399 2,907
現金及び現金同等物の四半期末残高 4,432 3,665
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横浜冷凍㈱(2874) 令和元年9月期第3四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成29年10月1日 至 平成30年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
冷蔵倉庫事業 食品販売事業 その他 計
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 19,567 110,358 42 129,969 - 129,969
セグメント間の内部売上高
1,488 - 30 1,519 △1,519 -
又は振替高
計 21,056 110,358 73 131,488 △1,519 129,969
セグメント利益 4,678 693 41 5,413 △1,950 3,463
(注) 1.セグメント利益の調整額△1,950百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成30年10月1日 至 令和元年6月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注1) 計上額
冷蔵倉庫事業 食品販売事業 その他 計
(注2)
売上高
外部顧客への売上高 21,189 85,547 42 106,779 - 106,779
セグメント間の内部売上高
1,297 - 31 1,328 △1,328 -
又は振替高
計 22,486 85,547 74 108,108 △1,328 106,779
セグメント利益 4,971 746 43 5,762 △2,019 3,743
(注) 1.セグメント利益の調整額△2,019百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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