横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
（１）経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（２）財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
２．四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
（１）四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第２四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第２四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
（４）四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
（継続企業の前提に関する注記） ………………………………………………………………………………… 9
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ………………………………………………………… 9
（追加情報） ………………………………………………………………………………………………………… 9
（セグメント情報等） ……………………………………………………………………………………………… 9
- 1 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第２四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済減速の影響を受け、外需は弱い状況が続きました
が、個人消費や設備投資などの堅調な内需を背景に緩やかな回復基調で推移しました。しかし、2019年に入り輸出
が減少し、景気悪化の懸念が台頭してきました。世界経済では、米中貿易摩擦や英国のEU（欧州連合）離脱問題
等、不透明な要素を抱えながら、徐々に減速の気配を強めていきました。
また、当社グループが係わる食品関連業界では、原材料費や人手不足に伴う人件費、物流費の高騰等、引き続き
厳しい状況が続いています。
このような状況のもと当社グループは、平成29年10月にスタートさせました第六次中期経営計画「Growing
Value 2020」（３ヵ年）に基づき、冷蔵倉庫事業では「マーケットインに応える革新と進化」を目指し、食品販売
事業では「食料資源の開発と食プロデュースによる安定供給構造の構築」を目指して、事業運営方針の各施策に取
り組んでいます。
その結果、当社グループの当第２四半期連結累計期間の連結経営成績は、売上高72,091百万円（前期比12.9％
減）、営業利益2,629百万円（前期比1.4％増）、経常利益2,872百万円（前期比7.3％増）、親会社株主に帰属する
四半期純利益1,798百万円（前期比9.4％増）となりました。
セグメントごとの業績は次のとおりです。
（冷蔵倉庫事業）
当第２四半期連結累計期間は、増収増益となりました。平成30年11月に新設した名港物流センター立ち上げ時の
一時経費や減価償却費の増加が減益要因となったものの、平成30年2月に新設した東京羽田物流センターと共に、
保管料収入・荷役料収入の増加に貢献しました。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO.,LTD.は、畜産品を中心とし
た高い在庫水準が続き、当セグメントの増益に寄与しました。
以上の結果、冷蔵倉庫事業の業績につきましては、売上高は14,070百万円（前期比8.8％増）、営業利益3,475百
万円（前期比7.9％増）となりました。
（食品販売事業）
当第２四半期連結累計期間は、減収減益となりました。
水産品は減収減益となりました。輸出向け、国内向けのサバや、時宜を捉えた買付を行ったカニが収益に寄与し
ましたが、イカ、ホッケで売却損が発生し、利益率が悪化しました。また売上の減少は、ノルウェーから欧米への
鮭鱒輸出事業の計上基準を変更したことによるものです。
畜産品は、チキンの収益が回復したものの、ポークは国内在庫が多く、相場の下落が続いていたため、減収減益
となりました。
農産品は、主力商材である馬鈴薯で、販売価格への転嫁が進まず、減収減益となりました。
ノルウェー養殖事業は、トラウトの生育遅れに伴い水揚げ時期をずらしたものの、国内在庫の消化が進み、当事
業としては増収増益となりました。
以上の結果、食品販売事業の業績につきましては、売上高は57,993百万円（前期比16.9％減）、営業利益414百
万円（前期比29.5％減）となりました。
（２）財政状態に関する説明
（資産、負債及び純資産の状況）
当第２四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ2,620百万円増加し、189,411百万円となりま
した。これは主に、有形固定資産が5,278百万円増加したこと、投資有価証券が1,504百万円減少したこと等による
ものです。
負債総額は、前連結会計年度末と比べ3,339百万円増加し、111,271百万円となりました。これは主に、借入金が
5,173百万円増加したこと、繰延税金負債が810百万円減少したこと等によるものです。
また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ718百万円減少し、78,139百万円となりました。
- 2 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（キャッシュ・フローの状況）
当第２四半期連結累計期間における現金及び現金同等物（以下、「資金」）の残高は、前連結会計年度末に比べ
756百万円増加の3,664百万円となりました。当第２四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な
内容は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、11,946百万円の資金の増加（前年同四半期は4,070百万円の資金の減
少）となり、その主な内容は税金等調整前四半期純利益2,872百万円、減価償却費2,773百万円、前渡金の減少額
5,048百万円等による資金の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、15,483百万円の資金の減少（前年同四半期は10,130百万円の資金の減
少）となり、その主な内容は有形固定資産の取得による支出10,284百万円と、貸付による支出5,475百万円等によ
るものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、4,331百万円の資金の増加（前年同四半期は15,091百万円の資金の増
加）となり、その主な内容は金融機関からの借入の純増額5,220百万円による資金の増加と、配当金の支払額766百
万円等による資金の減少によるものです。
（３）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和元年９月期の連結業績予想につきましては、「平成30年９月期 決算短信」（平成30年11月14日付）で公表
した数値から変更はありません。
- 3 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
２．四半期連結財務諸表及び主な注記
（１）四半期連結貸借対照表
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(平成30年９月30日) (平成31年３月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,917 3,674
受取手形及び売掛金 21,014 20,157
商品 24,608 25,340
前渡金 6,708 1,678
短期貸付金（純額） 10,862 15,276
その他 1,179 1,092
貸倒引当金 △19 △17
流動資産合計 67,272 67,201
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 41,719 44,953
機械装置及び運搬具（純額） 7,051 9,494
土地 28,157 29,911
リース資産（純額） 1,062 1,472
建設仮勘定 6,233 3,456
その他（純額） 1,014 1,230
有形固定資産合計 85,239 90,518
無形固定資産
のれん 7,032 6,331
海外養殖事業ライセンス 7,263 6,811
その他 1,813 2,349
無形固定資産合計 16,109 15,491
投資その他の資産
投資有価証券 12,839 11,335
長期貸付金 4,023 4,068
繰延税金資産 634 141
その他 762 743
貸倒引当金 △88 △86
投資その他の資産合計 18,170 16,200
固定資産合計 119,518 122,210
資産合計 186,791 189,411
- 4 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（単位：百万円）
前連結会計年度 当第２四半期連結会計期間
(平成30年９月30日) (平成31年３月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 4,158 5,254
短期借入金 27,841 34,303
1年内返済予定の長期借入金 8,152 7,520
リース債務 157 220
未払法人税等 760 840
賞与引当金 764 558
役員賞与引当金 32 16
その他 7,358 4,937
流動負債合計 49,227 53,653
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 43,485 42,829
リース債務 584 947
繰延税金負債 3,418 2,608
役員報酬ＢＩＰ信託引当金 167 194
退職給付に係る負債 583 570
資産除去債務 91 91
その他 373 375
固定負債合計 58,705 57,618
負債合計 107,932 111,271
純資産の部
株主資本
資本金 14,303 14,303
資本剰余金 14,370 14,370
利益剰余金 44,014 45,047
自己株式 △507 △507
株主資本合計 72,181 73,213
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,710 2,669
繰延ヘッジ損益 △43 75
為替換算調整勘定 1,593 429
退職給付に係る調整累計額 33 76
その他の包括利益累計額合計 5,294 3,250
非支配株主持分 1,382 1,675
純資産合計 78,858 78,139
負債純資産合計 186,791 189,411
- 5 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（２）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
（四半期連結損益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 平成29年10月１日 (自 平成30年10月１日
至 平成30年３月31日) 至 平成31年３月31日)
売上高 82,780 72,091
売上原価 75,012 64,275
売上総利益 7,768 7,816
販売費及び一般管理費 5,175 5,186
営業利益 2,593 2,629
営業外収益
受取利息 92 330
受取配当金 99 56
保険配当金 37 39
仕入割引 237 195
その他 193 249
営業外収益合計 660 871
営業外費用
支払利息 401 411
支払手数料 2 2
その他 173 214
営業外費用合計 577 628
経常利益 2,676 2,872
特別損失
事業所撤去損失 280 －
特別損失合計 280 －
税金等調整前四半期純利益 2,396 2,872
法人税、住民税及び事業税 459 520
法人税等調整額 98 275
法人税等合計 558 796
四半期純利益 1,838 2,075
非支配株主に帰属する四半期純利益 193 276
親会社株主に帰属する四半期純利益 1,644 1,798
- 6 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（四半期連結包括利益計算書）
（第２四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 平成29年10月１日 (自 平成30年10月１日
至 平成30年３月31日) 至 平成31年３月31日)
四半期純利益 1,838 2,075
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 346 △1,041
繰延ヘッジ損益 338 118
為替換算調整勘定 695 △1,147
退職給付に係る調整額 27 42
その他の包括利益合計 1,407 △2,027
四半期包括利益 3,245 48
（内訳）
親会社株主に係る四半期包括利益 3,007 △245
非支配株主に係る四半期包括利益 238 293
- 7 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（３）四半期連結キャッシュ・フロー計算書
（単位：百万円）
前第２四半期連結累計期間 当第２四半期連結累計期間
(自 平成29年10月１日 (自 平成30年10月１日
至 平成30年３月31日) 至 平成31年３月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 2,396 2,872
減価償却費 2,452 2,773
のれん償却額 324 275
賞与引当金の増減額（△は減少） △186 △206
役員賞与引当金の増減額（△は減少） △17 △16
貸倒引当金の増減額（△は減少） 6 △3
退職給付に係る負債の増減額（△は減少） 62 30
事業所撤去損失 280 －
役員報酬ＢＩＰ信託引当金の増減額（△は減少） △7 27
受取利息及び受取配当金 △191 △386
支払利息 401 411
売上債権の増減額（△は増加） △1,343 773
たな卸資産の増減額（△は増加） △9,580 △885
前渡金の増減額（△は増加） 1,283 5,048
仕入債務の増減額（△は減少） 1,315 1,130
未払費用の増減額（△は減少） 132 123
その他 100 311
小計 △2,569 12,279
利息及び配当金の受取額 160 373
利息の支払額 △389 △392
法人税等の支払額 △1,271 △314
営業活動によるキャッシュ・フロー △4,070 11,946
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △6,246 △10,284
有形固定資産の売却による収入 2 1
投資有価証券の取得による支出 △2,362 △3
無形固定資産の取得による支出 △118 △673
投資有価証券の売却による収入 35 －
貸付けによる支出 △1,576 △5,475
貸付金の回収による収入 169 969
その他 △34 △18
投資活動によるキャッシュ・フロー △10,130 △15,483
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額（△は減少） 4,419 6,421
長期借入れによる収入 4,137 2,022
長期借入金の返済による支出 △2,894 △3,222
社債の発行による収入 10,000 －
自己株式の取得による支出 △1 △0
配当金の支払額 △531 △766
その他 △37 △123
財務活動によるキャッシュ・フロー 15,091 4,331
現金及び現金同等物に係る換算差額 83 △37
現金及び現金同等物の増減額（△は減少） 974 756
現金及び現金同等物の期首残高 6,399 2,907
現金及び現金同等物の四半期末残高 7,373 3,664
- 8 -
横浜冷凍㈱（2874） 令和元年９月期第２四半期決算短信
（４）四半期連結財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（追加情報）
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」（企業会計基準第28号 平成30年２月16日）等を第１四半期連結会
計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分
に表示しております。
（セグメント情報等）
【セグメント情報】
Ⅰ 前第２四半期連結累計期間(自 平成29年10月１日 至 平成30年３月31日)
１ 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注１) 計上額
冷蔵倉庫事業 食品販売事業 その他 計
(注２)
売上高
外部顧客への売上高 12,927 69,824 28 82,780 － 82,780
セグメント間の内部売上高
983 － 20 1,004 △1,004 －
又は振替高
計 13,910 69,824 49 83,784 △1,004 82,780
セグメント利益 3,221 588 27 3,837 △1,243 2,593
(注) １.セグメント利益の調整額△1,243百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
２.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第２四半期連結累計期間(自 平成30年10月１日 至 平成31年３月31日)
１ 報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：百万円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
(注１) 計上額
冷蔵倉庫事業 食品販売事業 その他 計
(注２)
売上高
外部顧客への売上高 14,070 57,993 28 72,091 － 72,091
セグメント間の内部売上高
924 － 21 945 △945 －
又は振替高
計 14,994 57,993 49 73,037 △945 72,091
セグメント利益 3,475 414 29 3,920 △1,290 2,629
(注) １.セグメント利益の調整額△1,290百万円は、各報告セグメントに配賦していない全社費用であります。
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
２.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
- 9 -