2871 ニチレイ 2020-02-04 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
2020年2月4日
2020年3月期 第3四半期決算説明資料
(2871)
株式会社ニチレイ
【お問合せ先】
グループコミュニケーション部 IRグループ
TEL: 03-3248-2113
URL: https://www.nichirei.co.jp/ir
<連結業績サマリー>
主力事業の業績が好調に推移し、通期計画達成へ
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/5発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
加工食品 607 22 4% 1,793 63 4% 76% 2,350 84 4% 2,350 0
水産 208 -15 -7% 538 -37 -6% 79% 660 -52 -7% 680 -20
畜産 240 -10 -4% 673 -24 -3% 74% 880 -31 -3% 912 -32
低温物流 528 -1 -0% 1,555 27 2% 76% 2,065 55 3% 2,046 19
不動産 12 0 0% 37 2 5% 80% 47 -1 -2% 47 0
その他 17 -3 -13% 41 -4 -9% 69% 60 2 4% 60 0
調整額 -55 -2 - -161 -7 - - -212 -8 - -215 3
売上高合計 1,557 -9 -1% 4,476 19 0% 76% 5,850 49 1% 5,880 -30
加工食品 55 10 22% 139 30 27% 86% 165 19 13% 162 3
水産 5 1 38% 6 1 13% 140% 4 2 119% 4 0
畜産 3 -3 -53% 7 -5 -43% 65% 9 -6 -38% 11 -2
低温物流 39 0 1% 96 2 2% 81% 118 4 4% 118 0
不動産 5 0 6% 16 1 3% 82% 20 -1 -5% 20 0
その他 1 -1 -52% -3 -8 - 97% -3 -6 - -3 0
調整額 -1 -0 - -4 -0 - - -8 -2 - -7 -1
営業利益合計 107 8 8% 257 20 8% 84% 305 10 3% 305 0
経常利益 110 8 8% 264 21 9% 87% 305 6 2% 305 0
当期純利益 75 6 9% 170 7 4% 85% 200 1 0% 200 0
為替レート 2019年度 2019年度 2018年度 注:①当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」を指しております。
見込 3Q実績 3Q実績 ②為替レートの実績は1月~9月の期中平均で算出しております。
米ドル/円 110.00 109.15 109.61
ユーロ/円 122.00 122.66 130.97
バーツ/円 3.40 3.49 3.41
1.第3四半期(累計)
売上高は水産や畜産が減収となったが加工食品や低温物流がけん引し、全体では前期を上回る。
営業利益は畜産とその他の事業(バイオサイエンス)が減益となったものの、加工食品が伸長し増益。
2.通期(見込)
売上高は主力事業は順調に推移するが、水産と畜産を下方修正。
営業利益は加工食品と畜産の通期見込を修正するが、全体では前回予想から変更していない。
1
<加工食品事業>
主力商品の伸長や関係会社の業績改善などにより増収・増益
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/5発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 607 22 4% 1,793 63 4% 76% 2,350 84 4% 2,350 0
家庭用調理品 167 12 8% 478 27 6% 75% 636 33 5% 636 0
加
業務用調理品 267 3 1% 769 14 2% 75% 1,005 21 2% 1,020 -15
工
農産加工品 50 2 4% 153 2 1% 77% 200 7 4% 200 0
食
海外 86 4 5% 263 21 9% 78% 352 26 8% 337 15
品
その他 37 1 2% 130 -2 -1% 83% 157 -3 -2% 157 0
営業利益 55 10 22% 139 30 27% 86% 165 19 13% 162 3
1.第3四半期(累計)
①家庭用調理品は、「本格炒め炒飯」や「特から」など、主力商品の販売が好調 【今期の新商品】
に推移するとともに、おかずやおつまみなど多様な食シーンに向けた新商品の
販売も寄与し増収。
②業務用調理品は、中食向けチキン加工品の販売が伸長したことや、
業態別のオペレーション改善に向けた商品開発を進め増収。
③営業利益は増収効果や関係会社の業績が改善したことなどにより増益。
2.通期(見込)
①家庭用調理品の販売は好調を継続、業務用調理品は通期で増収を見込むも、
第3四半期の進捗を踏まえ前回予想を下方修正。
②営業利益は関係会社の業績改善や生産性改善が寄与し、前回予想を上方修正。
2
<低温物流事業>
国内事業が堅調に推移し、通期計画達成を見込む
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/5発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 528 -1 -0% 1,555 27 2% 76% 2,065 55 3% 2,046 19
国内小計 429 8 2% 1,251 34 3% 77% 1,636 44 3% 1,624 11
物流ネットワーク 258 13 5% 756 45 6% 77% 990 53 6% 979 11
低 地域保管 171 -4 -2% 495 -11 -2% 77% 646 -9 -1% 646 0
海外 95 -2 -2% 282 -4 -2% 74% 379 -4 -1% 379 0
温
その他・共通 4 -8 -68% 21 -3 -12% 50% 50 15 42% 43 8
営業利益 計 39 0 1% 96 2 2% 81% 118 4 4% 118 0
物
国内小計 37 2 6% 91 3 3% 84% 110 7 7% 108 2
流 物流ネットワーク 13 -1 -4% 34 -0 -0% 82% 41 2 5% 41 0
地域保管 24 3 12% 57 3 6% 85% 69 5 8% 67 2
海外 4 1 16% 9 1 8% 76% 11 -1 -11% 12 -1
その他・共通 -1 -2 - -4 -2 - - -3 -1 - -2 -1
注:地域保管の一部の拠点を物流ネットワークへ移管
1.第3四半期(累計)
①国内はTC(通過型センター)事業が堅調に推移したことや、旺盛な保管需要を背景に
集荷が拡大したことなどにより増収。営業利益は増収効果や東京港湾地区の業績改善
が進み増益。
②海外は現地通貨ベースでは前期を上回るが、ユーロ安の為替換算影響により減収。
営業利益は新規顧客の獲得や、運送事業の効率化を進め増益を確保。
2.通期(見込)
第4四半期も人手不足によるコストアップが継続するが、コストやサービス内容に見合った
適正料金収受を継続するとともに、堅調に推移する保管需要を着実に取り込むことや、業務
効率化の推進により増益を見込む。 3
<水産・畜産事業>
水産は計画線上で推移、畜産は前回予想を下方修正
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/5発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
水 売上高 208 -15 -7% 538 -37 -6% 79% 660 -52 -7% 680 -20
産 営業利益 5 1 38% 6 1 13% 140% 4 2 119% 4 0
畜 売上高 240 -10 -4% 673 -24 -3% 74% 880 -31 -3% 912 -32
産 営業利益 3 -3 -53% 7 -5 -43% 65% 9 -6 -38% 11 -2
1.(水産)
①「エビ」を中心に採算性重視の販売を徹底したことで減収となったが、中食・外食向け
に加工品の販売が順調に推移し増益。
②第4四半期も引き続き施策を着実に実行し、営業利益の通期計画達成をめざす。
2.(畜産)
①中食・外食向け加工品の販売が伸長したものの、輸入豚肉の慎重な買付や、国産鶏肉
相場が軟調に推移した影響により減収・減益。
②第3四半期までの進捗を踏まえ、前回予想を下方修正。
4
参考資料
営業外収支・特別損益の変動要因
単位:億円(未満切り捨て)
第3四半期累計 通 期
プラス表示は利益を示す
18/12 19/12 増減 19/3 20/3E 増減
【営業外収支】 5 6 1 3 0 △2
(主要項目)
金融収支 1 1 0 0 △0 △0
持分法による投資損益 4 3 △0 3 1 △2
【特別損益】 △0 △7 △6 △3 △10 △6
(主要項目)
固定資産売却益 1 0 △1 2 0 △1
固定資産売却損・除却損 △4 △9 △5 △10 △16 △5
5
6
当資料取扱い上のご注意
当資料に記されたニチレイの現在の計画・見通し・戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来
の業績に関する見通しであります。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績に関する説明
における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、 「見込み」、 「予測」、 「予想」その他これら
の類義語を用いたものに限定されるものではありません。これらの情報は、現在において入手可能な情
報から得られたニチレイの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素に
より、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。このため、これらの業績見通
しのみに全面的に依拠して投資判断されることは、お控えいただくようお願いいたします。また、新た
な情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にニチレイが将来の見通しを見直すとは限りませ
ん。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます:
①ニチレイグループの事業活動を取り巻く経済情勢および業界環境
②米ドル・ユーロを中心とした為替レートの変動
③商品開発から原料調達、生産、販売まで一貫した品質保証体制確立の実現性
④新商品・新サービス開発の実現性
⑤成長戦略とローコスト構造の実現性
⑥ニチレイグループと他社とのアライアンス効果の実現性
⑦偶発事象の結果
など
ただし、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。また、リスクや不確実
な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。当資料は、あくまで
ニチレイをより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではあ
りません。