2871 ニチレイ 2019-02-05 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]
2019年2月5日
2019年3月期 第3四半期決算説明資料
(2871)
株式会社ニチレイ
【お問合せ先】
財務IR部 IRグループ
℡: 03-3248-2167
URL: https://www.nichirei.co.jp/ir/index.html
<連結業績サマリー>
第3四半期の進捗を踏まえ通期見込を修正
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/6発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
加工食品 586 14 2% 1,730 19 1% 76% 2,269 62 3% 2,290 -21
水産 223 2 1% 575 -4 -1% 77% 720 5 1% 750 -30
畜産 250 2 1% 697 10 2% 76% 910 6 1% 920 -10
低温物流 529 26 5% 1,528 78 5% 76% 2,000 49 3% 2,000 0
不動産 12 -0 -2% 36 -0 -1% 74% 48 -1 -1% 48 0
その他 19 2 15% 45 6 15% 79% 58 5 9% 57 1
調整額 -53 -2 - -155 -3 - - -205 -6 - -205 0
売上高合計 1,566 44 3% 4,456 106 2% 76% 5,800 120 2% 5,860 -60
加工食品 45 5 12% 109 -16 -13% 73% 147 1 1% 150 -3
水産 4 1 19% 5 -0 -7% 70% 3 -0 -2% 7 -4
畜産 6 1 17% 13 1 9% 89% 15 2 15% 14 1
低温物流 39 1 2% 94 -1 -1% 82% 113 0 0% 115 -2
不動産 5 -0 -0% 16 0 0% 72% 22 0 2% 22 0
その他 3 -1 -25% 5 -2 -30% 60% 6 -2 -26% 8 -2
調整額 -1 -0 - -4 -0 - - -6 -1 - -6 0
営業利益合計 100 6 6% 237 -19 -7% 77% 300 1 0% 310 -10
経常利益 102 6 7% 243 -18 -7% 78% 305 -2 -0% 310 -5
当期純利益 69 8 12% 163 -0 -0% 82% 200 9 5% 198 2
為替レート 2018年度 2018年度 2017年度 注:①当期純利益は「親会社株主に帰属する当期純利益」を指しております。
通期見込 第3四半期実績 第3四半期実績 ②為替レートの実績は1月~9月の期中平均で算出しております。
米ドル/円 110.00 109.61 111.93
ユーロ/円 130.00 130.97 124.55
バーツ/円 3.42 3.41 3.27
1.第3四半期(累計)
売上高は主力の加工食品や低温物流が堅調に推移し増収となったが、営業利益は
加工食品のマイナスが響き減益。
2.通期(見込)
第3四半期で増益転換したが進捗を踏まえ、売上高・営業利益を下方修正。
特別利益の計上などにより純利益は上方修正。 1
<加工食品事業>
通期見込は修正するが増益を確保
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/6発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 586 14 2% 1,730 19 1% 76% 2,269 62 3% 2,290 -21
家庭用調理品 155 2 1% 450 24 6% 73% 603 31 5% 613 -10
加
業務用調理品 264 9 3% 755 -11 -1% 75% 991 18 2% 1,002 -11
工
農産加工品 49 -2 -5% 151 2 1% 75% 200 6 3% 200 0
食
海外 82 6 7% 242 6 3% 78% 311 6 2% 311 0
品
その他 36 -0 -1% 131 -3 -2% 80% 164 1 1% 164 0
営業利益 45 5 12% 109 -16 -13% 73% 147 1 1% 150 -3
1.第3四半期(累計)
①家庭用調理品は、「本格炒め炒飯」や「特から」など主力商品の販売が寄与し増収。
業務用調理品は、前期の大手ユーザー向け取扱い拡大の反動減の影響が残り減収。
②営業利益は、第3四半期で業務用調理品の拡販に加え、海外関係会社の業績も改善したが、
累計では上期のマイナスを吸収できず減益。
2.通期(見込)
調理品の販売は堅調で増収を見込み、合わせて生産性改善を進めるものの計画には届かず、
売上高・営業利益とも前回予想を修正。
2
<低温物流事業>
一時的な影響などにより通期の営業利益は前期並み
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/6発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 529 26 5% 1,528 78 5% 76% 2,000 49 3% 2,000 0
国内小計 421 16 4% 1,217 39 3% 78% 1,567 25 2% 1,567 0
物流ネットワーク 246 10 4% 711 24 4% 78% 917 12 1% 917 0
低 地域保管 175 6 4% 506 15 3% 78% 650 13 2% 650 0
海外 97 4 4% 286 30 12% 73% 390 37 10% 390 0
温
その他・共通 11 6 122% 24 9 59% 57% 43 -12 -22% 43 0
物
営業利益 計 39 1 2% 94 -1 -1% 82% 113 0 0% 115 -2
国内小計 35 -2 -5% 88 -6 -6% 83% 105 2 2% 105 0
流 物流ネットワーク 14 0 3% 34 2 6% 91% 39 3 8% 37 2
地域保管 22 -2 -9% 54 -8 -12% 79% 66 -1 -1% 68 -2
海外 3 1 40% 8 2 30% 56% 12 2 18% 15 -3
その他・共通 1 2 - -2 2 - - -4 -3 - -5 1
1.第3四半期(累計)
①国内は、TC(通過型センター)事業は好調を維持したほか、大都市圏に加え
地方エリアにおいても保管が堅調に推移し増収。
営業利益は、荷役作業料の上昇や再保管費用の増加に加え、台風など自然災害の影響
による一時的なコスト発生もあり減益。
②海外は、好調な輸配送業務や果汁の取扱い物量の拡大が継続し増収・増益。
2.通期(見込)
集荷拡大による利益増や業務改善効果は計画通り進捗するものの、自然災害の影響
などにより通期の営業利益を修正。
3
<水産・畜産事業>
水産は下方修正するも、畜産は順調に推移
単位:億円
第3四半期 第3四半期(累計) 通期
前年同期間比 前年同期間比 11/6発表の 前年同期間比 前回見込比
実績 実績 通期見込に 見込
増減 率 増減 率 対する進捗率 増減 率 前回見込 増減
水 売上高 223 2 1% 575 -4 -1% 77% 720 5 1% 750 -30
産 営業利益 4 1 19% 5 -0 -7% 70% 3 -0 -2% 7 -4
畜 売上高 250 2 1% 697 10 2% 76% 910 6 1% 920 -10
産 営業利益 6 1 17% 13 1 9% 89% 15 2 15% 14 1
1.(水産)
①「エビ」や「貝類」の利益率は改善したものの、調達価格が上昇した「たこ」や
「魚卵類」の取り扱いが減少したことなどにより利益は前期を下回る。
②第4四半期も厳しい環境が続くことから通期見込を下方修正。
2.(畜産)
①豚肉の取り扱いが伸長したことや、惣菜弁当向け加工品の販売が好調に推移し
増収・増益。
②引き続き中食・外食向け加工品の開発と販売に注力し、通期計画達成を見込む。
4
参考資料
営業外収支・特別損益の変動要因
単位:億円(未満切り捨て)
第3四半期累計 通 期
プラス表示は利益を示す
17/12 18/12 前期比 18/3 19/3E 前期比
【営業外収支】 4 5 1 7 5 △2
(主要項目)
金融収支 0 1 0 △0 △1 △0
持分法による投資損益 3 4 0 7 4 △3
【特別損益】 △7 △0 6 △14 △6 8
(主要項目)
固定資産売却益 0 1 1 0 2 1
投資有価証券売却益 0 4 4 0 4 3
固定資産売却損・除却損 △7 △4 2 △11 △7 4
減損損失 △0 △0 △0 △0 △0 0
5
当社の国内冷凍食品売上高の推移
(日本冷凍食品協会定義にもとづき、加工食品のほか水産畜産の売上も含む)
出典:タイ商務省発表のデータを当社が加工
6
注:在庫率とは冷蔵庫内の全スペースにおいて貨物が占める割合を指す。スペースには通路や作業空間などの荷物が置けない空間が通常半分程度含まれる
7
当資料取扱い上のご注意
当資料に記されたニチレイの現在の計画・見通し・戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来
の業績に関する見通しであります。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績に関する説明
における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、 「見込み」、 「予測」、 「予想」その他これら
の類義語を用いたものに限定されるものではありません。これらの情報は、現在において入手可能な情
報から得られたニチレイの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素に
より、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。このため、これらの業績見通
しのみに全面的に依拠して投資判断されることは、お控えいただくようお願いいたします。また、新た
な情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にニチレイが将来の見通しを見直すとは限りませ
ん。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます:
①ニチレイグループの事業活動を取り巻く経済情勢および業界環境
②米ドル・ユーロを中心とした為替レートの変動
③商品開発から原料調達、生産、販売まで一貫した品質保証体制確立の実現性
④新商品・新サービス開発の実現性
⑤成長戦略とローコスト構造の実現性
⑥ニチレイグループと他社とのアライアンス効果の実現性
⑦偶発事象の結果
など
ただし、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。また、リスクや不確実
な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。当資料は、あくまで
ニチレイをより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではあ
りません。