2871 ニチレイ 2021-08-03 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算説明会資料 [pdf]
2021年8月3日
2022年3月期 第1四半期決算説明会資料
(2871)
株式会社ニチレイ
グループコミュニケーション部 IRグループ
URL: https://www.nichirei.co.jp/ir
【連結業績サマリー】
グループ全体で通期の期初計画達成をめざす
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
加工食品 588 26 5% 25% 2,430 175 8% 2,400 30
水産 149 25 20% 25% 600 -31 -5% 600 0
畜産 201 -3 -1% 22% 882 41 5% 905 -23
低温物流 533 13 2% 24% 2,240 117 6% 2,240 0
不動産 11 -1 -10% 23% 47 1 1% 47 0
その他 10 -3 -20% 18% 49 0 0% 56 -7
調整額 -56 -2 - - -248 -30 - -248 0
売上高合計 1,437 56 4% 24% 6,000 272 5% 6,000 0
加工食品 27 -15 -36% 15% 176 4 3% 182 -6
水産 2 4 - 34% 7 2 34% 7 0
畜産 4 1 39% 23% 16 3 23% 16 0
低温物流 37 5 15% 28% 143 12 9% 135 8
不動産 5 -1 -18% 26% 18 -2 -11% 18 0
その他 -1 -1 - - 0 3 - 2 -2
調整額 -4 -1 - - -10 -2 - -10 0
営業利益合計 71 -8 -10% 20% 350 21 6% 350 0
経常利益 73 -8 -10% 21% 355 20 6% 355 0
親会社株主に帰属する
当期純利益 44 -10 -19% 19% 230 18 8% 230 0
為替レート 2022年3月期 2022年3月期 2021年3月期
注:為替レートの実績は1月~3月の期中平均で算出
見込 1Q実績 1Q実績
米ドル/円 106.00 105.90 108.97
ユーロ/円 125.00 127.68 120.16
バーツ/円 3.40 3.50 3.49
1. 売上高は、主力の加工食品や低温物流、水産が堅調に推移し増収。
2. 営業利益は、低温物流は好調に推移したが、コスト増加などによる加工食品の減益が響き
グループ全体で10%の減益。
3. 通期見込は、グループ全体の売上高・営業利益は据え置くが、セグメント別の内訳を修正。
1
<加工食品事業>
タイ生産拠点での労働力不足が響き通期の営業利益を下方修正
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 588 26 5% 25% 2,430 175 8% 2,400 30
家庭用調理品 188 17 10% 25% 765 62 9% 750 15
加
業務用調理品 217 3 1% 23% 950 82 9% 950 0
工
農産加工品 50 0 0% 24% 205 5 3% 205 0
食
海外 97 6 6% 27% 370 22 6% 355 15
品
その他 35 1 3% 25% 140 5 4% 140 0
営業利益 27 -15 -36% 15% 176 4 3% 182 -6
(第1四半期)
1. 家庭用調理品は、自宅での喫食機会の定着により堅調に推移する中、需要が高まる米飯類
やおかず類を中心に商品開発やプロモーションを強化。「本格炒め炒飯」や「特から」
など主力商品の伸長や、春の新商品も順調に推移し増収。
2. 業務用調理品は、外食・給食向けを中心に前期を上回る。引き続き惣菜向け主力商品の
拡販やキット系商品の拡充を進めるとともに、大手ユーザーとの取組みを強化する。
3. 海外では、米国のイノバジアン・クイジーン社の販売が好調に推移し増収。
4. 営業利益は、タイの生産工場において、新型コロナ感染拡大に伴うワーカー不足により
稼働が低下したことに加え、原材料コストの上昇や広告費の増加などもあり減益。
(通期見込)
売上高は上方修正するが、タイでの生産回復が遅れる見込みなどから、営業利益を下方修正。
2
<低温物流事業>
国内・海外事業ともに好調に推移し通期の営業利益を上方修正
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 533 13 2% 24% 2,240 117 6% 2,240 0
国内小計 432 5 1% 24% 1,800 78 5% 1,800 0
物流ネットワーク 254 1 0% 24% 1,040 12 1% 1,040 0
低 地域保管 177 4 2% 23% 760 66 10% 760 0
海外 95 6 7% 24% 395 30 8% 395 0
温
その他・共通 6 2 51% 14% 45 9 25% 45 0
営業利益 計 37 5 15% 28% 143 12 9% 135 8
物
国内小計 36 4 13% 27% 131 10 9% 124 7
流 物流ネットワーク 15 3 21% 30% 54 3 6% 51 3
地域保管 21 1 7% 28% 77 7 11% 73 4
海外 3 0 4% 19% 16 2 12% 15 1
その他・共通 -1 1 - - -4 0 - -4 0
(第1四半期)
1. 国内は、TC事業が堅調に推移したことや3PL事業の伸長に加え、業務改善なども
寄与し増収・増益。
2. 海外は、オランダでの貨物取扱いが高水準で推移したことや、小売店向けの配送が
好調を維持し増収。
(通期見込)
1. 国内では、保管・運送の一体運営による集荷拡大や、前期に稼働したセンターの収益改善
などにより増収・増益を見込む。
2. 海外では、欧州における港湾地区での取扱い拡大などにより増収・増益を確保。
3. 第1四半期の進捗を踏まえ、通期の営業利益を上方修正。 3
<水産・畜産事業>
水産・畜産ともに営業利益は計画通り進捗
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
水 売上高 149 25 20% 25% 600 -31 -5% 600 0
産 営業利益 2 4 - 34% 7 2 34% 7 0
畜 売上高 201 -3 -1% 22% 882 41 5% 905 -23
産 営業利益 4 1 39% 23% 16 3 23% 16 0
1. 水産は、寿司チェーン向けに自社加工の魚卵類の販売が好調に推移したことや、
タコの販売価格が上昇したことなどにより増収・増益。
2. 畜産は、前期の内食需要の急増が一巡し、鶏肉や豚肉の生鮮品の取扱いが減少
したものの、輸入冷凍品の収益改善やコスト低減などにより増益を確保。
4
参考資料
出典:日本フードサービス協会、全国スーパーマーケット協会、
日本フランチャイズチェーン協会のデータを当社で加工 5
当資料取扱い上のご注意
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における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、 「見込み」、 「予測」、 「予想」その他これら
の類義語を用いたものに限定されるものではありません。これらの情報は、現在において入手可能な情
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より、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。このため、これらの業績見通
しのみに全面的に依拠して投資判断されることは、お控えいただくようお願いいたします。また、新た
な情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にニチレイが将来の見通しを見直すとは限りませ
ん。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます:
①ニチレイグループの事業活動を取り巻く経済情勢および業界環境
②米ドル・ユーロを中心とした為替レートの変動
③商品開発から原料調達、生産、販売まで一貫した品質保証体制確立の実現性
④新商品・新サービス開発の実現性
⑤成長戦略とローコスト構造の実現性
⑥ニチレイグループと他社とのアライアンス効果の実現性
⑦偶発事象の結果
など
ただし、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。また、リスクや不確実
な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。当資料は、あくまで
ニチレイをより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではあ
りません。