2871 ニチレイ 2020-08-04 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算説明資料 [pdf]
2020年8月4日
2021年3月期 第1四半期決算説明資料
(2871)
株式会社ニチレイ
グループコミュニケーション部 IRグループ
URL: https://www.nichirei.co.jp/ir
【連結業績サマリー】
不透明な環境は続くが営業利益は期初見込の達成をめざす
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
加工食品 562 -20 -3% 24% 2,328 -20 -1% 2,380 -52
水産 124 -31 -20% 21% 590 -68 -10% 630 -40
畜産 204 -16 -7% 22% 910 27 3% 910 0
低温物流 520 20 4% 24% 2,131 66 3% 2,095 36
不動産 12 -0 -2% 26% 46 -4 -7% 46 0
その他 13 1 10% 22% 58 1 2% 63 -5
調整額 -54 -2 - - -213 -1 - -224 11
売上高合計 1,381 -47 -3% 24% 5,850 1 0% 5,900 -50
加工食品 43 3 7% 25% 170 3 2% 170 0
水産 -2 -1 - - 0 -4 -100% 4 -4
畜産 3 -0 -2% 20% 13 4 44% 13 0
低温物流 32 6 21% 27% 121 3 2% 116 5
不動産 6 0 2% 30% 19 -1 -4% 19 0
その他 -0 3 - - 0 3 - 1 -1
為替レート 2021年3月期 2021年3月期 2020年3月期
調整額 -3 0 - - -8 -2 - -8 0 見込 1Q実績 1Q実績
営業利益合計 79 10 14% 25% 315 5 1% 315 0 米ドル/円 107.00 108.97 110.21
経常利益 81 10 14% 26% 315 -3 -1% 315 0 ユーロ/円 115.00 120.16 125.16
親会社株主に帰属する バーツ/円 3.50 3.49 3.49
当期純利益 54 9 20% 27% 200 4 2% 200 0 注:為替レートの実績は1月~3月の期中平均で算出
注:資料中にある「コロナ」とは、新型コロナウイルス感染症のことをいう。
(第1四半期)
1. 売上高は、低温物流が好調に推移したものの、外食向けの販売減少が響きグループ全体では減収。
2. 営業利益は、コロナによるマイナス影響を、内食・中食向けの拡販やTC(通過型センター)
の取扱い拡大、諸経費の削減などで吸収し増益。
(通期見込)
コロナ影響は下期以降も継続すると見込まれることから、売上高を下方修正。
営業利益は水産・その他を下方修正するが低温物流がカバーし、グループ全体では変更しない。
1
<加工食品事業>
業務用の回復は遅れるが営業利益は増益をめざす
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
売上高 計 562 -20 -3% 24% 2,328 -20 -1% 2,380 -52
家庭用調理品 171 18 12% 24% 715 67 10% 715 0
加
業務用調理品 215 -30 -12% 24% 903 -92 -9% 945 -42
工
農産加工品 50 0 0% 25% 202 4 2% 202 0
食
海外 92 0 0% 25% 363 15 4% 358 5
品
その他 34 -9 -20% 23% 145 -13 -8% 160 -15
営業利益 43 3 7% 25% 170 3 2% 170 0
(第1四半期)
1. 家庭用調理品は巣ごもり需要の拡大を背景に、「本格炒め炒飯」や「特から」など主力
商品の拡販に注力するとともに、春の新商品「極上ヒレかつ」も好調に推移し増収。
2. 業務用調理品は厳しい環境のなか減収となったが、変化するニーズに対応した商品や
メニューの拡充を進めるとともに、大手ユーザーとの取組み強化を継続。
3. 海外では、米国のイノバジアン・クイジーン社の販売が順調に推移し利益率も向上。
4. 営業利益は、家庭用の商品ミックス改善やコストコントロールにより増益。
(通期見込)
業務用の回復が遅れ売上高を下方修正するが、家庭用の拡販や海外関係会社の業績改善、
コスト低減などの施策により、営業利益は通期計画達成をめざす。
2
<低温物流事業>
TC拡大やコスト低減が進み通期で営業増益へ
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比 注:物流ネットワークの一部の
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減 拠点を地域保管へ移管
売上高 計 520 20 4% 24% 2,131 66 3% 2,095 36
国内小計 427 22 6% 24% 1,745 91 6% 1,709 36
物流ネットワーク 253 8 3% 25% 1,003 -6 -1% 967 36
低 地域保管 173 14 9% 23% 742 97 15% 742 0
海外 89 -1 -1% 26% 344 -32 -8% 344 0
温
その他・共通 4 -1 -21% 10% 42 6 18% 42 0
営業利益 計 32 6 21% 27% 121 3 2% 116 5
物
国内小計 32 5 18% 27% 117 8 7% 112 5
流 物流ネットワーク 13 3 26% 28% 45 3 7% 42 3
地域保管 19 2 13% 27% 72 5 7% 70 2
海外 3 1 36% 30% 9 -3 -27% 9 0
その他・共通 -2 -0 - - -5 -2 - -5 0
(第1四半期)
TC(通過型センター)の取扱い拡大や在庫が高水準で推移したことに加え、業務効率化
も寄与し増収・増益。新設した「名古屋みなとDC」は順調に稼働。
(通期見込)
①増収効果やコストコントロールの徹底に加え、適正料金の収受を計画的に進めるなど、
今後も堅調に推移すると見込まれることから、通期の売上高・営業利益を上方修正。
②欧州では、コロナによるマイナス影響は第2四半期以降に顕在化する見込み。
3
<水産・畜産事業>
水産は下方修正、畜産は計画通り進捗
第1四半期 通期
(単位:億円)
前年同期間比 通期見込に 前年同期間比 前回見込比
実績 対する進捗率
見込
増減 率 増減 率 前回見込 増減
水 売上高 124 -31 -20% 21% 590 -68 -10% 630 -40
産 営業利益 -2 -1 - - 0 -4 -100% 4 -4
畜 売上高 204 -16 -7% 22% 910 27 3% 910 0
産 営業利益 3 -0 -2% 20% 13 4 44% 13 0
1. 水産は、コロナ影響を受け、外食向けや海外販売が低迷し減収・減益。
通期見込については、外食向けの落ち込みを内食・中食向けの販売強化やコスト低減
に努めるもののカバーできず、売上高・営業利益を下方修正。
2. 畜産は、輸入品を中心に外食向けがふるわず減収となったが、内食・中食需要を着実
に取り込み営業利益は計画線上で推移。
通期見込については、引き続き内食・中食向けに鶏肉・豚肉の生鮮品や加工品の販売
に注力し、増収・増益をめざす。
4
参考資料
5
当資料取扱い上のご注意
当資料に記されたニチレイの現在の計画・見通し・戦略などのうち、歴史的事実でないものは、将来
の業績に関する見通しであります。将来の業績に関する見通しは、将来の営業活動や業績に関する説明
における「確信」、「期待」、「計画」、「戦略」、 「見込み」、 「予測」、 「予想」その他これら
の類義語を用いたものに限定されるものではありません。これらの情報は、現在において入手可能な情
報から得られたニチレイの経営者の判断に基づいております。実際の業績は、さまざまな重要な要素に
より、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となる場合があります。このため、これらの業績見通
しのみに全面的に依拠して投資判断されることは、お控えいただくようお願いいたします。また、新た
な情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、常にニチレイが将来の見通しを見直すとは限りませ
ん。実際の業績に影響を与え得るリスクや不確実な要素には、以下のようなものが含まれます:
①ニチレイグループの事業活動を取り巻く経済情勢および業界環境
②米ドル・ユーロを中心とした為替レートの変動
③商品開発から原料調達、生産、販売まで一貫した品質保証体制確立の実現性
④新商品・新サービス開発の実現性
⑤成長戦略とローコスト構造の実現性
⑥ニチレイグループと他社とのアライアンス効果の実現性
⑦偶発事象の結果
など
ただし、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。また、リスクや不確実
な要素には、将来の出来事から発生する重要かつ予測不可能な影響も含まれます。当資料は、あくまで
ニチレイをより深く理解していただくためのものであり、必ずしも投資をお勧めするためのものではあ
りません。