2811 カゴメ 2020-12-25 15:40:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                           2020 年 12 月 25 日
    各       位
                                                                 会 社 名    カゴメ    株 式 会 社
                                                            代表者名     代表取締役社長       山口       聡
                                                              コード番号 2811 東証・名証第1部
                                                          問合せ先   執行役員財務経理部長         佐伯 健
                                                                     TEL. 03 - 5623 - 8503

                               業績予想の修正に関するお知らせ

 2020 年 7 月 29 日に公表した業績予想を修正いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

                                                記

1.2020 年 12 月期通期連結業績予想数値の修正(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)
                                                                     親会社の所有
                                                事業利益                             基本的1株当
                                      売上収益                  営業利益     者に帰属する
                                                 (注)                             たり当期利益
                                                                      当期利益
                                         百万円        百万円        百万円        百万円         円 銭

前       回   発       表   予     想(A)    181,400   12,400      12,900       8,700      97.92

今       回   修       正   予     想(B)    182,200   13,100      10,200       7,000      78.95

増           減            額(B-A)           800       700     △2,700    △1,700      △18.97

増               減             率(%)        0.4       5.6     △20.9      △19.5       △19.4
( ご 参 考 ) 前 期 実 績
                                      180,849   12,304      14,079     10,198      114.89
( 2 0 1 9       年       1 2   月 期 )
注:事業利益は、売上収益から売上原価並びに販売費及び一般管理費を控除し、持分法による投資損益
        を加えた、当社の経常的な事業の業績を測る利益指標です。


・修正の理由
 売上収益は、日本における野菜摂取量を「あと 60g増やす」ことを目指した『野菜をとろうキャンペ
ーン』の展開に加えて、コロナ禍における内食需要が引き続き堅調であったこと等により、前回発表予
想時(2020 年 7 月 29 日時点)より、8億円の増加を見込んでおります。
 事業利益は、売上収益の伸長に伴う増益に加え、コロナ禍での活動自粛による販管費の減少があった
一方、テレビ CM を始めとする積極的な広告宣伝費の投下、米国持分法投資の減損損失等により、7億円
の増加にとどまることを見込んでおります。
 営業利益、当期利益は、ポルトガル子会社である Holding da Industria Transformadora do Tomate,
SGPS S.A
       (以下、 社)
           HIT が保有する固定資産の減損損失を約 30 億円計上する見込みとなったことから、
それぞれ 27 億円、17 億円減少することを見込んでおります。
 HIT 社では、主力商品であるトマトペースト市況の世界的な下落を受け、近年、その業績が低迷して
おりました。かかる状況を受け、安定した利益が獲得できる事業構造へ転換すべく、抜本的な収益構造
改革を進めております。本減損損失は、こうした取り組みにおいて、事業別、顧客別の収益管理とその
選別を進める上で、将来において安定したキャッシュ・フローが見込めないと判断した製造設備等を対
象にしたものです。
 HIT 社は、本収益構造改革により、確実な利益体質への転換を図ってまいります。
                                                                                        以上