2809 キユーピー 2021-07-06 15:00:00
2021年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年11月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年7月6日
上場会社名 キユーピー株式会社 上場取引所 東
コード番号 2809 URL https://www.kewpie.com/
代表者 (役職名) 代表取締役 社長執行役員 (氏名)長南 収
問合せ先責任者 (役職名) 経営推進本部長 (氏名)北川 岳史 TEL 03-3486-3331
四半期報告書提出予定日 2021年7月15日 配当支払開始予定日 2021年8月10日
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年11月期第2四半期の連結業績(2020年12月1日~2021年5月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年11月期第2四半期 198,879 △24.4 14,499 29.5 15,181 33.3 9,617 70.4
2020年11月期第2四半期 263,057 △2.2 11,194 △30.4 11,385 △32.8 5,643 △40.9
(注)包括利益 2021年11月期第2四半期 13,878百万円 (91.9%) 2020年11月期第2四半期 7,232百万円 (△24.2%)
潜在株式調整後
1株当たり四半期純利益
1株当たり四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年11月期第2四半期 67.83 -
2020年11月期第2四半期 39.45 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年11月期第2四半期 376,350 265,350 64.2
2020年11月期 451,723 285,377 53.0
(参考)自己資本 2021年11月期第2四半期 241,714百万円 2020年11月期 239,532百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年11月期 - 20.00 - 20.00 40.00
2021年11月期 - 20.00
2021年11月期(予想) - 25.00 45.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年11月期の連結業績予想(2020年12月1日~2021年11月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 410,000 △22.8 27,000 △4.6 28,600 △1.3 15,400 35.3 109.58
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 -社 (社名)、除外 1社 (社名)株式会社キユーソー流通システム
(注)詳細は、添付資料9ページ「2.四半期連結財務諸表および主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する
注記事項(企業結合等関係)」をご覧ください。
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年11月期2Q 150,000,000 株 2020年11月期 150,000,000 株
② 期末自己株式数 2021年11月期2Q 9,790,532 株 2020年11月期 6,959,200 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年11月期2Q 141,790,861 株 2020年11月期2Q 143,041,757 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情
報に関する説明」をご覧ください。
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表および主な注記 ………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書および四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 10
1
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
第1四半期連結会計期間より、連結子会社であった株式会社キユーソー流通システムの株式を一部売却し持分法適
用関連会社へ移行しました。これにより、売上高698億38百万円、営業利益11億7百万円の減少影響が生じています。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の制限など
により、依然として先行き不透明な状況が続いています。
売上については、国内では引き続き内食需要が堅調に推移し家庭用商品の販売が伸長しました。また、海外では
新型コロナウイルス感染症から回復基調にあり増収となりました。利益については、売上増加や販売費及び一般管
理費の抑制に努めたことなどにより前年を上回りました。
当第2四半期連結累計期間の連結業績は次のとおりです。
(単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期 [参考]
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日 増減(金額) 増減(比率) 前第2四半期
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日) (遡及後)
売上高 263,057 198,879 △64,178 △24.4% 193,219
営業利益 11,194 14,499 3,305 29.5% 10,088
経常利益 11,385 15,181 3,796 33.3% 10,587
親会社株主に帰属する
5,643 9,617 3,974 70.4% 5,643
四半期純利益
※前第2四半期(遡及後)は、物流事業を除いた遡及適用後の数値を記載しています。
◇ セグメント別の状況
第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しています。
・国内の「調理・調味料」「サラダ・惣菜」「タマゴ」は「市販用」「業務用」へ再編
・「調理・調味料」に含まれていた海外部分を分離し、「海外」を新設
・「物流」は持分法適用関連会社へ移行
以下は前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
[売上高の内訳] (単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日 増減(金額) 増減(比率)
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
市販用 82,339 86,016 3,677 4.5%
業務用 71,698 72,422 724 1.0%
海外 23,141 24,738 1,597 6.9%
フルーツ ソリューション 8,341 8,624 283 3.4%
ファインケミカル 3,951 4,351 400 10.1%
物流 69,838 ― △69,838 ―
共通 3,745 2,726 △1,019 △27.2%
合 計 263,057 198,879 △64,178 △24.4%
[営業利益の内訳] (単位:百万円)
前第2四半期 当第2四半期
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日 増減(金額) 増減(比率)
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
市販用 6,908 9,728 2,820 40.8%
業務用 2,709 2,677 △32 △1.2%
海外 1,933 3,706 1,773 91.7%
フルーツ ソリューション 239 393 154 64.4%
ファインケミカル 393 87 △306 △77.9%
物流 1,107 ― △1,107 ―
共通 734 645 △89 △12.1%
全社費用 △2,831 △2,740 91 ―
合 計 11,194 14,499 3,305 29.5%
2
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
<市販用>
・新型コロナウイルス感染症拡大による内食需要の高まりを受け、主力商品を中心に売上高が伸長したことによ
り増収
・売上増加や売上総利益率の改善に努めたことなどにより増益
<業務用>
・鶏卵相場上昇の影響により増収となったものの、新型コロナウイルス感染症の影響から需要の減少に伴う操業
度の低下により減益
<海外>
・前年度実施した北米タマゴ事業譲渡の影響があったものの、中国・北米調味料の売上増加により増収増益
<フルーツ ソリューション>
・家庭用ジャム・スプレッドが堅調に推移したことなどにより増収増益
<ファインケミカル>
・通信販売においてヒアルロン酸のサプリメントやスキンケア商品が好調に推移し増収
・広告宣伝費の増加および原料販売の不振による生産操業度低下により減益
<共通>
・食品メーカー向け製造機械の売上減少により減収減益
(2)財政状態に関する説明
◇ 総資産、負債、純資産の状況
・総資産は、3,763億50百万円と前連結会計年度末に比べ753億73百万円減少
主に受取手形及び売掛金、建物及び構築物、機械装置及び運搬具、土地の減少、投資有価証券の増加による
・負債は、1,109億99百万円と前連結会計年度末に比べ553億47百万円減少
主に支払手形及び買掛金、流動負債のその他に含まれる未払費用、長期借入金の減少による
・純資産は、2,653億50百万円と前連結会計年度末に比べ200億27百万円減少
主に利益剰余金の増加、自己株式の取得、非支配株主持分の減少による
また、当年1月に連結子会社であった株式会社キユーソー流通システムの株式の一部売却により、第1四半期
連結会計期間から持分法適用関連会社へ移行したことで、総資産1,027億11百万円、負債616億67百万円が減少し
ています。
◇ キャッシュ・フローの状況
・現金及び現金同等物の残高は、609億55百万円と前連結会計年度末に比べ48億21百万円減少
各キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益、減価償却費、売上債権の増加、
仕入債務の増加、法人税等の支払いなどにより198億5百万円の収入
(前年同期は167億48百万円の収入)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却に
よる支出などにより146億34百万円の支出
(前年同期は147億73百万円の支出)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払い、自己株式の取得などにより110億13百万円の支出
(前年同期は54億61百万円の支出)
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績動向を勘案し、2021年1月7日に公表しました2021年11月期の連結業績予想は、本日(2021年7月6
日)発表のとおり修正を行っています。
なお、当該予想数値の修正に関する事項は、同日発表の「2021年11月期連結業績予想の修正に関するお知らせ」
をご覧ください。修正計画の詳細については、「2021年11月期 第2四半期決算補足説明資料」に記載していま
す。
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キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表および主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年11月30日) (2021年5月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 56,835 52,284
受取手形及び売掛金 73,783 58,081
有価証券 10,000 10,000
商品及び製品 16,214 17,538
仕掛品 1,398 1,008
原材料及び貯蔵品 9,609 9,958
その他 6,696 2,903
貸倒引当金 △523 △119
流動資産合計 174,012 151,655
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 191,496 159,166
減価償却累計額 △110,485 △91,744
建物及び構築物(純額) 81,011 67,421
機械装置及び運搬具 183,338 148,807
減価償却累計額 △121,934 △105,202
機械装置及び運搬具(純額) 61,403 43,605
土地 52,503 31,175
建設仮勘定 5,352 1,529
その他 29,353 18,089
減価償却累計額 △17,823 △11,976
その他(純額) 11,530 6,113
有形固定資産合計 211,802 149,844
無形固定資産
のれん 2,014 651
その他 11,497 11,630
無形固定資産合計 13,512 12,281
投資その他の資産
投資有価証券 27,110 43,421
退職給付に係る資産 9,601 9,809
その他 15,873 9,457
貸倒引当金 △188 △120
投資その他の資産合計 52,396 62,567
固定資産合計 277,710 224,694
資産合計 451,723 376,350
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キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年11月30日) (2021年5月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 41,828 29,320
短期借入金 12,153 12,513
未払法人税等 3,901 4,878
引当金 2,781 3,777
その他 25,709 19,788
流動負債合計 86,373 70,278
固定負債
社債 10,000 10,000
長期借入金 51,861 17,238
退職給付に係る負債 3,619 2,879
資産除去債務 1,218 220
その他 13,274 10,382
固定負債合計 79,973 40,720
負債合計 166,346 110,999
純資産の部
株主資本
資本金 24,104 24,104
資本剰余金 28,647 28,632
利益剰余金 201,492 208,239
自己株式 △15,865 △22,883
株主資本合計 238,379 238,093
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 8,882 9,032
繰延ヘッジ損益 △4 28
為替換算調整勘定 △3,408 △1,432
退職給付に係る調整累計額 △4,315 △4,006
その他の包括利益累計額合計 1,153 3,621
非支配株主持分 45,844 23,636
純資産合計 285,377 265,350
負債純資産合計 451,723 376,350
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キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書および四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
売上高 263,057 198,879
売上原価 202,973 137,045
売上総利益 60,083 61,833
販売費及び一般管理費 48,889 47,334
営業利益 11,194 14,499
営業外収益
受取利息 69 54
受取配当金 246 207
持分法による投資利益 69 418
その他 505 392
営業外収益合計 891 1,072
営業外費用
支払利息 185 122
支払手数料 147 6
その他 367 262
営業外費用合計 699 390
経常利益 11,385 15,181
特別利益
固定資産売却益 29 440
関係会社株式売却益 - 289
投資有価証券売却益 9 1
その他 2 43
特別利益合計 41 774
特別損失
固定資産除却損 542 338
減損損失 49 -
その他 412 84
特別損失合計 1,005 422
税金等調整前四半期純利益 10,421 15,533
法人税等 3,577 4,786
四半期純利益 6,844 10,747
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,201 1,130
親会社株主に帰属する四半期純利益 5,643 9,617
6
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
四半期純利益 6,844 10,747
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △157 161
繰延ヘッジ損益 △12 38
為替換算調整勘定 △168 2,433
退職給付に係る調整額 726 280
持分法適用会社に対する持分相当額 - 218
その他の包括利益合計 387 3,131
四半期包括利益 7,232 13,878
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 6,136 12,084
非支配株主に係る四半期包括利益 1,096 1,794
7
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年12月1日 (自 2020年12月1日
至 2020年5月31日) 至 2021年5月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 10,421 15,533
減価償却費 9,821 7,522
減損損失 49 -
のれん償却額 109 99
持分法による投資損益(△は益) △69 △418
引当金の増減額(△は減少) 1,250 1,477
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 42 △127
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △660 369
受取利息及び受取配当金 △316 △261
支払利息 185 122
固定資産除売却損益(△は益) 525 △37
売上債権の増減額(△は増加) 7,964 △1,640
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,617 △1,233
仕入債務の増減額(△は減少) △4,839 1,924
未払金の増減額(△は減少) △2,139 △1,103
その他 417 1,016
小計 21,146 23,243
利息及び配当金の受取額 318 426
利息の支払額 △187 △126
法人税等の支払額 △4,529 △3,737
営業活動によるキャッシュ・フロー 16,748 19,805
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △12,384 △3,692
無形固定資産の取得による支出 △2,459 △2,383
投資有価証券の取得による支出 △15 △8
短期貸付金の純増減額(△は増加) △90 23
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による
- △8,801
支出
長期貸付けによる支出 △293 △1
長期貸付金の回収による収入 27 15
その他 441 212
投資活動によるキャッシュ・フロー △14,773 △14,634
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 1,106 △116
長期借入れによる収入 2,800 500
長期借入金の返済による支出 △1,556 △1,142
配当金の支払額 △3,576 △2,860
非支配株主への配当金の支払額 △419 △322
自己株式の取得による支出 △0 △7,018
連結の範囲の変更を伴わない子会社出資金の取得
△2,913 -
による支出
引出制限付預金の引出による収入 - 271
その他 △901 △324
財務活動によるキャッシュ・フロー △5,461 △11,013
現金及び現金同等物に係る換算差額 △21 973
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △3,508 △4,868
現金及び現金同等物の期首残高 56,777 65,777
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 47
現金及び現金同等物の四半期末残高 53,268 60,955
8
キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(企業結合等関係)
事業分離
当社は、2021年1月7日の取締役会決議により、当社の連結子会社である株式会社キユーソー流通システム(以
下、「KRS」)の株式の一部を売却することを決定し、2021年1月18日に立会外分売により株式譲渡を行いまし
た。これに伴い、KRSおよび同社の子会社である下記14社(以下、「KRSグループ」)は、第1四半期連結会
計期間の期首より当社の連結子会社から持分法適用関連会社へと変更になりました。
1.キユーソーティス株式会社 8.キユーソーアレスト株式会社
2.株式会社エスワイプロモーション 9.株式会社フレッシュデリカネットワーク
3.キユーソーサービス株式会社 10.株式会社久松運輸
4.キユーソーロジック株式会社 11.PT Kiat Ananda Cold Storage
5.株式会社サンエー物流 12.PT Ananda Solusindo
6.株式会社サンファミリー 13.PT Manggala Kiat Ananda
7.大阪サンヱー物流株式会社 14.PT Trans Kontainer Solusindo
1.事業分離の概要
(1)分離先企業の名称
立会外分売のため、記載を省略します。
(2)分離した事業の内容
連結子会社 株式会社キユーソー流通システムおよび同社の子会社14社
事業の内容 倉庫業および運送取扱業
(3)事業分離を行った主な理由
KRSは、1966年に当社の倉庫部門を母体に設立以来、高品位で競争力のある食品物流サービスの提供を通
じて、当社グループの事業展開に貢献しました。
近年、食品および物流を取り巻く事業環境が大きく変化するなか、当社およびKRSの今後の事業展開につ
いて、両社のさらなる成長を見据え検討を重ねました。
その結果KRSにおいては、当社との親子関係を解消し迅速な意思決定と戦略的投資の主体的判断を可能と
したうえで、これまでの国内での食品向け総合物流サービスの提供をさらに向上させること、また海外での拡
大を積極的に展開し従来以上に独自性を持った成長戦略を推し進めることが、企業価値向上に資するとの考え
に至りました。
一方、当社においては「めざす姿」(※注)の実現に向けて、国内・海外の食品事業に経営資源の一層の集
中を進めることが将来にわたる企業価値の向上に資すると判断しました。
以上を鑑み、KRS株式の一部売却を行うこととしましたが、当社とKRSは引き続き商品の製造からお届
けまでの一貫した物流品質の考え方を共有するとともに、KRSは当社グループの物流を担います。
今後も、食品製造と物流機能において強固なパートナーシップを維持し、両社の持続的な企業価値向上に努
めます。
(※注)私たちは「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって、世界の食と健康に貢献するグループをめざ
します
(4)事業分離日
2021年1月18日(株式譲渡実行日)
2020年12月1日(みなし譲渡日)
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キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
(5)法的形式を含む取引の概要
受取対価を現金等の財産のみとするKRSの発行済株式の一部譲渡
(6)譲渡株式数および譲渡後の所有株式の状況
譲渡株式数 253,600株
譲渡後の所有株式数 5,420,402株(議決権所有割合:43.6%)
2.実施した会計処理の概要
(1)移転損益の金額
関係会社株式売却益 289百万円
(2)移転した事業に係る資産および負債の適正な帳簿価額ならびにその主な内訳
流動資産 32,347百万円
固定資産 70,363百万円
資産合計 102,711百万円
流動負債 32,314百万円
固定負債 29,352百万円
負債合計 61,667百万円
(3)会計処理
KRSグループの連結上の譲渡持分に係る帳簿価額と譲渡価額との差額を関係会社株式売却損として処理す
るとともに、過年度において当社および当社の連結子会社がKRSに売却した土地の未実現利益のうち本株式
譲渡により実現した利益を関係会社株式売却損益の修正として処理した結果、「関係会社株式売却益」として
特別利益に計上しています。
3.分離した事業が含まれていた報告セグメント
物流事業
4.当第2四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に計上されている分離した事業に係る損益の概算額
持分法による投資利益 372百万円
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年12月1日 至 2020年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
フルーツ 連結損益
ファイン 調整額
市販用 業務用 海外 ソリュー 物流 共通 合計 計算書
ケミカル (注)1
ション 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への
82,339 71,698 23,141 8,341 3,951 69,838 3,745 263,057 - 263,057
売上高
セグメント間の
内部売上高 352 2,295 550 448 217 15,312 4,903 24,081 △24,081 -
又は振替高
計 82,691 73,994 23,691 8,790 4,169 85,151 8,649 287,138 △24,081 263,057
セグメント利益 6,908 2,709 1,933 239 393 1,107 734 14,025 △2,831 11,194
(注)1.セグメント利益の調整額△2,831百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれていま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費に係る費用です。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
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キユーピー(株) (2809) 2021年11月期 第2四半期決算短信
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年12月1日 至 2021年5月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
四半期
フルーツ 連結損益
ファイン 調整額
市販用 業務用 海外 ソリュー 共通 合計 計算書
ケミカル (注)1
ション 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への
86,016 72,422 24,738 8,624 4,351 2,726 198,879 - 198,879
売上高
セグメント間の
内部売上高 374 2,507 248 87 229 5,452 8,901 △8,901 -
又は振替高
計 86,391 74,930 24,986 8,712 4,580 8,179 207,781 △8,901 198,879
セグメント利益 9,728 2,677 3,706 393 87 645 17,240 △2,740 14,499
(注)1.セグメント利益の調整額△2,740百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれていま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費に係る費用です。
2.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っています。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第1四半期連結会計期間より、2021年度からの4年間を対象とする中期経営計画に基づき、お客様や市場のニー
ズ、環境変化に対応するために事業担当制から市場を軸とした体制に移行したため、報告セグメントも以下のとお
り変更しています。
事業区分の変更
・国内の「調理・調味料」「サラダ・惣菜」「タマゴ」は「市販用」「業務用」へ再編
・「調理・調味料」に含まれていた海外部分を分離し、「海外」を新設
・「物流」は持分法適用会社へ移行
なお、前第2四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを
開示しています。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
該当事項はありません。
(重要な負ののれん発生益)
該当事項はありません。
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