2805 エスビー食 2020-05-14 15:00:00
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上場会社名 ヱスビー食品株式会社 上場取引所 東
コード番号 2805 URL https://www.sbfoods.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 小形 博行
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員管理サポートグループ担当 (氏名) 山崎 崇弘 TEL 03-3668-0551
兼財経管理室長
定時株主総会開催予定日 2020年6月26日 配当支払開始予定日 2020年6月10日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 146,931 1.2 7,239 1.2 7,121 0.7 5,485 27.0
2019年3月期 145,160 1.9 7,154 12.0 7,071 14.3 4,317 11.1
(注)包括利益 2020年3月期 4,591百万円 (19.0%) 2019年3月期 3,859百万円 (△5.6%)
1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 431.92 ― 12.0 6.2 4.9
2019年3月期 339.96 ― 10.3 6.7 4.9
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施いたしました。「1株当たり当期純利益」は、前連結会計年度の期首に
当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 120,037 47,679 39.7 3,754.21
2019年3月期 109,532 43,622 39.8 3,434.68
(参考) 自己資本 2020年3月期 47,679百万円 2019年3月期 43,622百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 12,158 △11,215 3,109 22,025
2019年3月期 5,248 △6,233 1,258 17,984
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 40.00 ― 20.00 ― 508 11.8 1.2
2020年3月期 ― 22.00 ― 22.00 44.00 558 10.2 1.2
2021年3月期(予想) ― 22.00 ― 22.00 44.00 11.4
2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施いたしました。2019年3月期第2四半期末については、当該株式分割
前の実際の配当金の額を記載しております。また、2019年3月期の年間配当金の合計については単純合計ができないため、「-」としております。
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日~2021年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 57,000 ― 3,850 △6.7 3,800 △4.8 2,600 △31.7 204.72
通期 112,000 ― 7,200 △0.5 7,100 △0.3 4,900 △10.7 385.82
2021年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)等を適用予定であり、当該基準に基づいた予想値となって
おります。このため、当該基準適用前の2020年3月期の売上高の実績値に対する増減率は記載しておりません。当該基準適用後の通期増減率につきまして
は、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照ください。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 13,954,234 株 2019年3月期 13,954,234 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 1,253,864 株 2019年3月期 1,253,750 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 12,700,446 株 2019年3月期 12,700,685 株
2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施いたしました。発行済株式数(普通株式)は、前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日~2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 130,042 3.7 6,606 △6.8 6,496 △8.6 5,347 31.9
2019年3月期 125,431 1.4 7,088 8.8 7,108 11.8 4,054 15.1
1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純
利益
円銭 円銭
2020年3月期 421.04 ―
2019年3月期 319.21 ―
2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施いたしました。「1株当たり当期純利益」は、前事業年度の期首に当該
株式分割が行われたと仮定して算定しております。
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 98,322 44,042 44.8 3,467.78
2019年3月期 92,076 40,038 43.5 3,152.54
(参考) 自己資本 2020年3月期 44,042百万円 2019年3月期 40,038百万円
2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施いたしました。「1株当たり純資産」は、前事業年度の期首に当該株式
分割が行われたと仮定して算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、発表日現在において入手可能な情報及び合理的と判断される前提に基づくものであり、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は今後様々な要因によって異なる場合があります。上記業績予想に関する事項に
つきましては、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご参照ください。
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
付資料の目次
1.経営成績等の概 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(1)当期の経営成績の概 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
(2)当期の財政 の概 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)当期のキャッシュ・フローの概 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4) 後の見通し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.経営方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(1)会社の経営の基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(2)中長期的な会社の経営戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
(3)目 とする経営指 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)会社の対処す き ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3.会計基準の に関する基本的な え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
4.連結財務諸表及び主な注記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1)連結貸借対照表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
(連結損益計算書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(連結包括利益計算書) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
(3)連結株主資本等変動計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(未適用の会計基準等) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(表示方法の変更) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(連結貸借対照表関係) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(連結損益計算書関係) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
(セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
(1株当たり情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
(重要な後発事象) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22
5.その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(1)役員の異動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
(2)異動後の新体 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
1.経営成績等の概
(1)当期の経営成績の概
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益 用・所得環境の改 が続くな 、 かな回
基調で 移したものの、 中 な による海外経済の動 に加え、新 ロナ ルス
の 的な に伴う影響が 化しており、 行きについては めて不 明な となりま
した。
食品業 におきましても、人件費 物流費の上 に加え、 フス ルの変化に伴う消費行動の
化、市場構造の変化への対応が められるな しい経営環境が続くとともに、新 ロナ
ルス の影響により、将来への不 を としたお客 の 約 の更なる高まりが 定される
な 、 行き不 明な となりました。
このような のなかで、当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」といいます。)は、企業
理 ・ビジ ンのもと、中期経営計画に基づき、ス スと ーブを とした事業活動を 進してま
いりました。
おいしさの はもち んのこと、高い品 と新たな価値を 出し、お客 の かな らしに役
立つ製品を生み出すため、お客 での製品施 、これを実現するための生産体 の整備を進め
るとともに、全社一体となったマー テ ング活動に取り組 ことで売上高と利益の を目指して
まいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は前期 17億71百万円増の1,469億31百万円(前期 1.2 増)
となりました。利益 につきましては、販売促進費は増加しましたものの、 的なプロ ーシ ン
活動により食料品事業の売上高が増加したことに加え、引き続き原価低減に めたことな から、営
業利益は前期 84百万円増の72億39百万円(同1.2 増)、経常利益は前期 50百万円増の71億21百万
円(同0.7 増)となりました。
また、減損損失の計上が前期と し減少したことな から、親会社株主に帰属する当期純利益は
前期 11億67百万円増の54億85百万円(同27.0 増)となりました。
セグメント別・製品 分別の は、以下の通りであります。
なお、各セグメントの売上高は、セグメント間内部売上高消去後の数値を記載しております。
(1) 食料品事業
香辛調味料 が きく 長いたしますとともに、 ス ス ーブ ンス ント食品そ
の他 も 調に 移いたしましたことから、売上高は前期 45億57百万円増の1,308億55百万円(同
3.6 増)となりました。なお、セグメント利益(営業利益)は前期 3億76百万円減の73億 百万
円(同4.9 減)となりました。
ス ス ーブ
ン ップが な ス スに加え、シー ングス スが「マ レ ートリーシー
ング」シリー 「マジッ ルト」の 与な により、引き続き 長いたしました。また、純
カレー シ ーも 調に 移いたしました。
以上の結果、売上高は前期 5億55百万円増の265億89百万円となりました。
即席
主力ブ ン の「 ール ンカレー」が引き続き 調に 移いたしますとともに、「 ナーカ
レー」も な のプロ ーシ ン活動により 長いたしました。また、本年2月発売の「本
きカレー」も 与いたしましたが、「と ける」シリー が減少いたしました。
以上の結果、売上高は前期 1億53百万円増の344億60百万円となりました。
香辛調味料
チューブ製品は、引き続きお 用 プが きく 長いたしますとともに、「本生」シリー も
調に 移いたしました。また、 年3月発売の「き みね 」も 与いたしました。中 調味
料の「 記」ブ ン 製品は、 ス ー ースな の基礎調味料が 調に 移いたしました。
以上の結果、売上高は前期 24億66百万円増の385億33百万円となりました。
ンス ント食品その他
レトルト製品は、「 田カレーグ ンプリ」シリー 「カレー 日」な が 調に 移いたし
ました。 ス ースは、「ま る けのス ッテ ース」シリー が 調に 移いたします
とともに、 年3月発売の「サ ス ース」シリー も 与いたしました。
以上の結果、売上高は前期 13億82百万円増の312億71百万円となりました。
(2) 調理済食品
調理麺が 調に 移したものの、 ンな が減少したことに加え、当期の第2 期に一部工場を
事業譲渡いたしましたことから、売上高は前期 27億86百万円減の160億75百万円(同14.8 減)と
なりました。なお、セグメント損失(営業損失)は1億11百万円(前期はセグメント損失5億72百
万円)となりました。
2
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(2)当期の財政 の概
資産は、前連結会計年度末と して105億5百万円増加し、1,200億37百万円となりました。これ
は主に、有形固定資産の増加77億27百万円な があったことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と して64億47百万円増加し、723億57百万円となりました。これは主
に、借入金の増加39億14百万円、未払法人税等の増加14億74百万円な があったことによるものであり
ます。
純資産は、前連結会計年度末と して40億57百万円増加し、476億79百万円となりました。これは
主に、利益剰余金の増加49億52百万円な があったことによるものであります。この結果、自己資本
は39.7 となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、投資活動により
減少したものの営業活動及び財務活動により増加し、前連結会計年度末に 40億40百万円増加して、
当連結会計年度末には220億25百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの とそれらの要 は、次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果 得した資金は、121億58百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純
利益72億20百万円、減価償却費38億 百万円な があったことによるものであります。
前期と して 得資金は69億 百万円増加いたしましたが、この要 は主に、売上債権の減少
による資金の増加(47億71百万円)、法人税等の支払額の減少による資金の増加(19億90百万円)に
よる影響であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果 用した資金は、112億15百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得
による支出114億57百万円な があったことによるものであります。
前期と して 用資金は49億82百万円増加いたしましたが、この要 は主に、有形固定資産の
取得による支出の増加(49億10百万円)による影響であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果 得した資金は、31億 百万円となりました。これは主に、配当金の支払額5億
32百万円な があったものの、借入金の借入・返済に伴う差引収入額39億14百万円な があったこ
とによるものであります。
前期と して 得資金は18億50百万円増加いたしましたが、この要 は主に、借入金の借入・返
済に伴う差引収入額の増加(18億67百万円)による影響であります。
(参 )キャッシュ・フロー関連指 の 移
2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期
自己資本 ( ) 35.0 39.1 39.8 39.7
時価ベースの自己資本 ( ) 36.4 71.2 48.3 43.4
キャッシュ・フロー対有利子負債 ( ) 411.5 946.5 598.9 290.0
ン レスト・カバレッジ・レシ ( ) 15.1 5.7 10.5 24.4
自己資本 :自己資本 総資産
時価ベースの自己資本 :株式時価総額 総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債 :有利子負債 キャッシュ・フロー
ン レスト・カバレッジ・レシ :キャッシュ・フロー 利払い
(注1)い れも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。
(注4)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全
ての負債を対象としております。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(4) 後の見通し
後の経済環境につきましては、新 ロナ ルス の 動 が、国内のみなら 海外の
経済・社会活動に きな影響を及 しており、更に しさを増していくものと予 されます。
食品業 におきましても、新 ロナ ルス の動 が、消費行動 市場構造に影響を及
すと予 され、 行きへの不 によるお客 の 約 の高まり 、それによる要 化、また
全・ に対する取組みがより く められるものと われます。
なお、当社グループでは新 ロナ ルス の に伴う対応につきまして対 本部を
設置し、 予 ・ に け対 を するとともに、 業員の 全 保を とした対応
を進めております。また、生産・物流の現場におきましては、 生管理と リス の対 を の
上、製品の 定的な生産・供給に めております。
販売 への影響につきましては、新 ロナ ルス の 動 に伴い、 後も外出等が減
少した場合、 内での食事が増えることにより 用製品の増加が見込まれる一方で、業務用製品
においては減少が見込まれます。
このような の中で、2021年3月期の連結業績予 につきましては、現時 において 後の新
ロナ ルス の 動 息時期 びに影響金額を適正に算定することは であります
ものの、新 ロナ ルス の 下においても 定的な製品の生産・供給が可能である
こと、 びに販売 への影響が一定 度の に収まることを前提に算出しております。
売上高につきましては、食料品事業を中 に引き続き に めてまいります。しかしながら、当
期に調理済食品の一部工場を譲渡したこと、また、2021年3月期の期首より「収益認識に関する会計
基準 (企業会計基準第29号 平成30年3月30日)等を適用することといたしましたことから、1,120
億円(会計基準適用後当期 1.5 減)を見込んでおります。
利益 におきましても、当期に当社上田工場の新 建設な の設備投資があったことに伴う売上原
価 の上 が見込まれることな から、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はそ
れ れ当連結会計年度と し減少を見込んでおります。
以上のことから、2021年3月期の連結業績予 につきましては表記の通り、売上高1,120億円、営業
利益72億円(当期 0.5 減)、経常利益71億円(同0.3 減)、親会社株主に帰属する当期純利益49億
円(同10.7 減)を見込んでおります。
なお、上記の連結業績予 につきまして、 後新 ロナ ルス の 動 により しい
変動が生 た場合には、 かに開示するものといたします。
2021年3月期の連結業績予 (2020年4月1日 2021年3月31日)
2020年3月期 2020年3月期 2021年3月期 増減
実績 会計基準適用後 予 (注)
百万円 百万円 百万円
売上高 146,931 113,688 112,000 △1.5
営業利益 7,239 7,239 7,200 △0.5
経常利益 7,121 7,121 7,100 △0.3
親会社株主に帰属する
5,485 5,485 4,900 △10.7
当期純利益
(注)増減 は2021年3月期予 値と会計基準適用後の2020年3月期との で算出しております。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
2.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは、日 の活動の り こ として、理 とビジ ンを掲げております。この理 と
ビジ ンのもと、 業員一人 とりが同 方 に かって活動していくことで、組 力を高め、いか
なる環境においても 続的に成長し、社会に できる企業を目指しております。
・ 業理
「 味 」
お客 に んでいた くために、た たすら っす に 本物のおいしさ を い めます。
・企業理
「食 に、自 としあわせを。」
一)常に研究を ら 、 工 をこらして高い品 と新たな価値を 出します。
二)常にお客 の で え、 から 足していた ける製品を します。
三)常に自 に し、食 から幸せな生活と かな社会づくりに します。
・ビジ ン
「 地の み ス ス ーブ の可能性を し、
おいしく、 かで、明るい未来をカ チにします。」
後も、お客 はもとより、株主、取引 、地 社会、そして 業員を含め、す てのステー
ル ーの から信 され、 れる企業を目指して、 事業活動に取り組んでまいります。
(2)中長期的な会社の経営戦略
化・グローバル化が進 なかで、 人の生活 ーン も 種 となり、食に対する
ー はより 化・高度化していくものと 定されます。当社グループは、香辛料のトップメーカー
として、これまで ってきた 力と開発力を活かすとともに、 ンピ ンスである「地の み
ス ス ーブ」を常に進化させ、お客 での研究開発 製品開発、マー テ ング活動の
化に取り組んでまいります。そして、おいしさの はもち んのこと、高い品 と新たな価値を
出し続けていくことにより、おいしく、明るい未来を る企業を目指してまいります。
また、高 化が進 なかで、 に 与する食品への関 がますます高まっていくものと われま
す。ス スと ーブは、 より人間の生活に かせない活力源 生 として重宝されており、そ
の将来性が いに期 されるとこ です。当社グループは、ス スと ーブの れた機能を 的
に解明し、それを活かした製品をお けすることにより、 かで、明るい未来を る企業を目指し
てまいります。
2020年3月期までの第1次中期経営計画におきましては、基本方針 地の み ス ス ーブ
の可能性を し、 ンピ ンスの進化を る。」のもと、ス スと ーブに関する事業の
、将来の となる製品の開発・生産・販売体 の 化な に取り組んでまいりました。
2020年4月より開 いたしました第2次中期経営計画におきましては、ス スと ーブに関する
事業を通 て、お客 の かで かな らしに するとともに、「地の み」を事業の とする
企業として、社会 の解決にも取り組んでまいります。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
第2次中期経営計画(2021年3月期 2023年3月期)
基本方針 重 戦略 重 施
「地の み ス ス ーブ」を
ンピ ンスとした事業を 進するとともに、
続可能な企業と社会の実現を目指す。
価値ある ・ス スと ーブに関する事業のさらなる
お客 のしあわせ 製品の提供 ・ 製品、高付加価値製品の 化
ス スと ーブに関する製品を通 て、
お客 の でしあわせな生活に する。 ・海外事業の
成長分野への投資
・新 チャネル( 事業な ) 新 事業の開
・新 ( 、 な )の活用による効 化
生産性の 上 ・成長分野への人材の再配置
業員のしあわせ
な人材が、主体的な理 を って
活 できる環境を作る。 きがいのある ・ バーシテ の 進
職場づくり ・ 業員の 進
地 環境保全への ・ 続可能な調達の 進
取組み ・環境負 の低減( 、 物、 用 の 減)
未来の人 のしあわせ
地 環境保全に取り組 とともに、
事業を通 て の達成に 与する。 事業を通 た
・製品を通 た かな生活への
社会
(3)目 とする経営指
社会環境 経営環境が きく変化するなかで、 続的な成長と企業価値の 上のため、収益力を高
めるとともに、財務体 の 化と経営の効 化を ってまいります。経営指 といたしましては、売
上高営業利益 、自己資本 及び の 上を重 してまいります。
第2次中期経営計画の 年である2023年3月期の目 値は、以下の通りであります。
売上高 1,190億円
営業利益 85億円
売上高営業利益 7.1
9.4
(注)当社は、2021年3月期の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号
平成30年3月30日)等を適用予定であり、当該基準に基づいた目 値となっております。
(4)会社の対処す き
当社グループといたしましては、「(2)中長期的な会社の経営戦略」に記載しております中期経
営計画の施 に取り組 ことで、さま まな環境変化 、お客 の ー の変化に対応した価値ある
製品をお けしてまいります。そして、理 とビジ ンの実現に けて、当社グループの みをさら
に し、ブ ン 価値を高めていくなかで、さらなる企業価値の 上に めてまいります。
また、 的な 候変動 国内の人口減少・高 化な 、社会環境が きく変化を続けるなかで、企
業 製品に められるものは、これまで以上に にわたってきております。当社グループでは、社
会に価値を提供する企業として永続的に存在し、成長し続けるために取り組 社会 の目 を「
スビー食品 ッシ ン」として掲げております。
・ スビー食品 ッシ ン
-環境負 の低減
-社会・環境に配 した商品の提供
-グループ全体の社会・環境マネジメント 化
- 全・ への取組み 化
-地 流・国 流の 進
- バーシテ の 進
この「 スビー食品 ッシ ン」のもと、 (環境・社会・ガバナンス) ( 続可
能な開発目 )の え方も取り入れながら、事業を通 て社会 の解決に 与することを目指し、
さま まな活動に継続して取り組んでまいります。 バーシテ ・マネジメントにつきましても、
ワー ス ル変 の 進な により、 な人材が主体性を って活 できる環境の整備に めて
まいります。
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
第2次中期経営計画における非財務目 は、以下の通りであります。
・ 続可能な調達に関する ットメント
-主要香辛料の 続可能な調達(2030年を目 に)
-当社グループの全製品に 用している ー を100 認証 に切り替え
(2023年までに)
-当社グループのカレーな のル 製品、レトルトおよびチューブ入り香辛料の ッ ージに
用している を100 認証 に切り替え(2023年までに)
続可能な調達に関する ットメントの につきましては、当社 ー ページをご く さ
い。( s: .s s. . s s s s )
・ バーシテ の 進
- 性管理職 20 (当社、2023年までに)
-平均総実 時間 1,800時間(当社、2023年までに)
・ 業員の 進
-メ リッ シン ロー 非該当者 85 (当社、2023年までに)
-非 81 (当社、2023年までに)
ー レート・ガバナンスにつきましては、執行役員 度のもと、取締役と執行役員の役割を明
にすることで、 決定と業務執行のスピー ップを り、経営環境の変化に かつ的 に対応
いたしますとともに、取締役会の実効性を高めるための取組みを継続して進めてまいります。また、
当社グループ全体の内部 の充実を るとともに、企業活動を取り くさま まなリス に対する
管理体 を 化してまいります。
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
3.会計基準の に関する基本的な え方
当社グループは、連結財務諸表の期間 可能性及び企業間の 可能性を し、日本基準で連
結財務諸表を作成しております。
なお、国 会計基準の適用につきましては、国内外の諸情 を の上、適切に対応していく方針
であります。
8
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 19,007 23,050
受取手形及び売掛金 28,431 27,027
商品及び製品 6,847 6,483
仕掛品 1,883 2,177
原材料及び貯蔵品 5,800 6,027
短期貸付金 - 250
その他 944 1,434
貸倒引当金 △0 △250
流動資産合計 62,915 66,201
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 34,485 40,437
減価償却累計額 △22,744 △22,673
建物及び構築物(純額) 11,740 17,763
機械装置及び運搬具 34,412 35,341
減価償却累計額 △27,857 △24,187
機械装置及び運搬具(純額) 6,555 11,153
工具、器具及び備品 5,582 6,100
減価償却累計額 △4,186 △4,620
工具、器具及び備品(純額) 1,396 1,480
土地 8,831 9,808
リース資産 1,353 1,387
減価償却累計額 △909 △706
リース資産(純額) 444 680
建設仮勘定 4,636 445
有形固定資産合計 33,604 41,331
無形固定資産 847 884
投資その他の資産
投資有価証券 6,785 5,608
長期貸付金 400 401
繰延税金資産 1,842 2,400
その他 3,556 3,630
貸倒引当金 △420 △420
投資その他の資産合計 12,165 11,620
固定資産合計 46,616 53,836
資産合計 109,532 120,037
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 10,266 11,428
短期借入金 21,119 17,871
リース債務 268 237
未払金 10,854 11,409
未払法人税等 48 1,523
賞与引当金 1,253 1,332
資産除去債務 1 45
その他 3,522 3,906
流動負債合計 47,334 47,754
固定負債
長期借入金 9,391 16,554
リース債務 651 599
繰延税金負債 11 -
再評価に係る繰延税金負債 1,109 1,109
債務保証損失引当金 805 172
退職給付に係る負債 6,330 5,992
資産除去債務 186 117
その他 89 57
固定負債合計 18,575 24,603
負債合計 65,910 72,357
純資産の部
株主資本
資本金 1,744 1,744
資本剰余金 5,337 5,337
利益剰余金 36,677 41,629
自己株式 △2,931 △2,931
株主資本合計 40,827 45,779
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,189 1,366
土地再評価差額金 862 862
為替換算調整勘定 14 1
退職給付に係る調整累計額 △272 △330
その他の包括利益累計額合計 2,794 1,900
純資産合計 43,622 47,679
負債純資産合計 109,532 120,037
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 145,160 146,931
売上原価 83,133 82,143
売上総利益 62,026 64,788
販売費及び一般管理費
販売促進費 32,843 34,769
広告宣伝費 4,845 4,730
給料及び手当 4,021 4,115
賞与引当金繰入額 588 654
退職給付費用 436 434
減価償却費 696 837
その他 11,439 12,007
販売費及び一般管理費合計 54,872 57,549
営業利益 7,154 7,239
営業外収益
受取利息 3 6
受取配当金 176 192
不動産賃貸料 41 41
貸倒引当金戻入額 94 0
為替差益 21 -
金利スワップ評価益 - 70
その他 186 166
営業外収益合計 524 477
営業外費用
支払利息 501 500
為替差損 - 11
金利スワップ評価損 70 -
その他 35 82
営業外費用合計 607 594
経常利益 7,071 7,121
特別利益
貸倒引当金戻入額 805 -
債務保証損失引当金戻入額 - 633
補助金収入 - 528
事業譲渡益 - 473
関係会社清算益 193 -
その他 191 98
特別利益合計 1,189 1,734
特別損失
固定資産除却損 180 673
固定資産圧縮損 - 506
減損損失 1,675 298
債務保証損失引当金繰入額 805 -
その他 221 156
特別損失合計 2,882 1,635
税金等調整前当期純利益 5,378 7,220
法人税、住民税及び事業税 1,064 1,932
法人税等調整額 △3 △197
法人税等合計 1,060 1,734
当期純利益 4,317 5,485
親会社株主に帰属する当期純利益 4,317 5,485
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 4,317 5,485
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △526 △823
為替換算調整勘定 26 △12
退職給付に係る調整額 42 △57
その他の包括利益合計 △457 △893
包括利益 3,859 4,591
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 3,859 4,591
非支配株主に係る包括利益 - -
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,744 5,337 32,862 △2,929 37,015
当期変動額
剰余金の配当 △508 △508
親会社株主に帰属する
4,317 4,317
当期純利益
自己株式の取得 △1 △1
自己株式の処分 - -
土地再評価差額金の
4 4
取崩
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - - 3,814 △1 3,812
当期末残高 1,744 5,337 36,677 △2,931 40,827
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
土地再評価差額金 為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,716 867 △11 △314 3,257 40,272
当期変動額
剰余金の配当 △508
親会社株主に帰属する
4,317
当期純利益
自己株式の取得 △1
自己株式の処分 -
土地再評価差額金の
4
取崩
株主資本以外の項目の
△526 △4 26 42 △462 △462
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △526 △4 26 42 △462 3,349
当期末残高 2,189 862 14 △272 2,794 43,622
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,744 5,337 36,677 △2,931 40,827
当期変動額
剰余金の配当 △533 △533
親会社株主に帰属する
5,485 5,485
当期純利益
自己株式の取得 △0 △0
自己株式の処分 0 0 0
土地再評価差額金の
0 0
取崩
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計 - 0 4,952 △0 4,951
当期末残高 1,744 5,337 41,629 △2,931 45,779
その他の包括利益累計額
その他有価証券 退職給付に係る その他の包括利益 純資産合計
土地再評価差額金 為替換算調整勘定
評価差額金 調整累計額 累計額合計
当期首残高 2,189 862 14 △272 2,794 43,622
当期変動額
剰余金の配当 △533
親会社株主に帰属する
5,485
当期純利益
自己株式の取得 △0
自己株式の処分 0
土地再評価差額金の
0
取崩
株主資本以外の項目の
△823 △0 △12 △57 △894 △894
当期変動額(純額)
当期変動額合計 △823 △0 △12 △57 △894 4,057
当期末残高 1,366 862 1 △330 1,900 47,679
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 5,378 7,220
減価償却費 3,442 3,809
減損損失 1,675 298
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4,098 249
賞与引当金の増減額(△は減少) 57 79
債務保証損失引当金の増減額(△は減少) 805 △633
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △207 △421
受取利息及び受取配当金 △179 △198
支払利息 501 500
固定資産除却損 180 673
固定資産圧縮損 - 506
補助金収入 - △528
事業譲渡益 - △473
売上債権の増減額(△は増加) △3,367 1,403
たな卸資産の増減額(△は増加) △930 △156
その他の資産の増減額(△は増加) 292 △596
固定化営業債権の増減額(△は増加) 3,837 -
仕入債務の増減額(△は減少) 245 1,162
その他の負債の増減額(△は減少) 321 68
その他 128 17
小計 8,081 12,982
利息及び配当金の受取額 179 198
利息の支払額 △498 △499
法人税等の支払額 △2,514 △524
営業活動によるキャッシュ・フロー 5,248 12,158
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △29 △1,015
定期預金の払戻による収入 1,027 1,013
有形固定資産の取得による支出 △6,546 △11,457
有形固定資産の売却による収入 16 23
無形固定資産の取得による支出 △317 △296
投資有価証券の取得による支出 △28 △1
投資有価証券の売却による収入 123 5
短期貸付金の純増減額(△は増加) - △249
長期貸付けによる支出 △400 △2
補助金の受取額 - 528
その他 △79 235
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,233 △11,215
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 3,640 △1,890
長期借入れによる収入 6,190 11,183
長期借入金の返済による支出 △7,783 △5,378
配当金の支払額 △508 △532
その他 △279 △272
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,258 3,109
現金及び現金同等物に係る換算差額 27 △11
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 301 4,040
現金及び現金同等物の期首残高 17,682 17,984
現金及び現金同等物の期末残高 17,984 22,025
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(未適用の会計基準等)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日)
「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日)
(1) 概要
収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識
されます。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。
(2) 適用予定日
2021年3月期の期首より適用予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表)
1.前連結会計年度において、独立掲記しておりました「長期未払金」は、金額の重要性が乏し
くなったため、当連結会計年度において「固定負債」の「その他」に含めて表示しております。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っており
ます。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において表示しておりました「長期未払金」36
百万円は、「固定負債」の「その他」として組み替えております。
(連結損益計算書)
1.前連結会計年度において、独立掲記しておりました「投資有価証券売却益」は、特別利益の
総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度において「特別利益」の「その他」に含め
て表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表
の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において表示しておりました「投資有価証券売
却益」94百万円は、「特別利益」の「その他」として組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書)
1.前連結会計年度において、独立掲記しておりました「投資有価証券売却損益(△は益)」は、
金額の重要性により、当連結会計年度において「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「そ
の他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の
連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において表示しておりました「投
資有価証券売却損益(△は益)」△94百万円は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「そ
の他」として組み替えております。
2.前連結会計年度において、独立掲記しておりました「自己株式の取得による支出」は、財務
諸表の明瞭性を高めるため、当連結会計年度において「財務活動によるキャッシュ・フロー」
の「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計
年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において表示しておりました「自
己株式の取得による支出」△1百万円は、「財務活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」
として組み替えております。
16
ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(連結貸借対照表関係)
1. 非連結子会社及び関連会社項目
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
投資有価証券 318百万円 318百万円
2. 土地の再評価
当社は「土地の再評価に関する法律」(平成10年3月31日公布 法律第34号)及び「土地の再評
価に関する法律の一部を改正する法律」(平成13年3月31日公布 法律第19号)に基づき、事業用
土地の再評価を行い、「土地再評価差額金」を純資産の部に計上しております。
再評価の方法
「土地の再評価に関する法律施行令」(平成10年3月31日公布 政令第119号)第2条第3号及
び第4号に定める方法により算出しております。
再評価を行った年月日
2002年3月31日
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
再評価を行った土地の期末における
△1,860百万円 △1,571百万円
時価と再評価後の帳簿価額との差額
3. 担保提供資産及び担保付債務
担保提供資産は次の通りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
建物及び構築物 480百万円 482百万円
土地 23百万円 23百万円
合計 503百万円 506百万円
上記に対応する債務は次の通りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
短期借入金 365百万円 355百万円
長期借入金 310百万円 315百万円
合計 675百万円 670百万円
4. 有形固定資産の圧縮記帳額
取得価額より控除した国庫補助金等の圧縮記帳額は次の通りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
建物及び構築物 2百万円 133百万円
機械装置及び運搬具 - 196百万円
土地 - 179百万円
合計 2百万円 509百万円
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(連結損益計算書関係)
1.たな卸資産の帳簿価額の切下額
商品及び製品期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次のたな卸資産評
価損が売上原価に含まれております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
98百万円 103百万円
2. 研究開発費の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1,023百万円 1,131百万円
3. 補助金収入
補助金収入528百万円は、連結子会社の工場移転に伴う設備投資等によるものであります。
4. 事業譲渡益
事業譲渡益473百万円は、連結子会社の保有する工場の譲渡により発生したものであります。
5. 固定資産除却損の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
建物及び構築物 55百万円 373百万円
機械装置及び運搬具 27百万円 284百万円
工具、器具及び備品 8百万円 0百万円
解体費用等 88百万円 15百万円
合計 180百万円 673百万円
6. 固定資産圧縮損の内訳
固定資産圧縮損は、補助金収入を有形固定資産の取得価額から直接減額した価額であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
建物及び構築物 - 131百万円
機械装置及び運搬具 - 196百万円
土地 - 179百万円
合計 - 506百万円
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
7. 減損損失
当社グループは、継続的に収支の把握がなされている単位を基礎として資産のグルーピングを行
っております。
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
現在の事業環境及び将来の収益見込み等を勘案した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ってい
る連結子会社の保有する固定資産に関し、減損損失1,670百万円を計上しております。
また、当社グループが保有する固定資産について、地価の継続的な下落等により回収可能価額が
帳簿価額を下回っている遊休資産に関し、減損損失5百万円を計上しております。その内訳は、以
下の通りであります。
用途 場所 種類 減損損失
建物及び構築物 589百万円
工場 岩手県北上市 機械装置及び運搬具 606百万円
リース資産等 474百万円
遊休資産 その他4件 土地等 5百万円
合計 1,675百万円
なお、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、土地については路線価等、その他の資
産については処分見込価額から処分費用見込額を控除した額により評価しております。
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
現在の事業環境及び将来の収益見込み等を勘案した結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ってい
る連結子会社の保有する固定資産に関し、減損損失295百万円を計上しております。
また、当社グループが保有する固定資産について、地価の継続的な下落等により回収可能価額が
帳簿価額を下回っている遊休資産に関し、減損損失2百万円を計上しております。その内訳は、以
下の通りであります。
用途 場所 種類 減損損失
建物及び構築物 29百万円
工場 静岡県焼津市 機械装置及び運搬具 25百万円
土地 240百万円
遊休資産 その他3件 土地等 2百万円
合計 298百万円
なお、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、土地については路線価等、その他の資
産については処分見込価額から処分費用見込額を控除した額により評価しております。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可
能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対
象となっているものであります。
当社グループは、国内及び海外において事業活動を展開しており、製品・サービス別に戦略の立
案を行っております。
したがいまして、当社グループは、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「食料
品事業」、「調理済食品」の2つを報告セグメントとしております。
「食料品事業」におきましては、各種香辛料、即席カレー、チューブ製品、レトルトカレー等の
製造・販売のほか、関連する原材料の調達を行っております。 また、「調理済食品」 におきまして
は、調理麺等の製造・販売を行っております。
2.報告セグメントの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会
計処理の方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は、第三者間取引価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日) (単位:百万円)
報告セグメント 連結
調整額 財務諸表
食料品事業 調理済食品 計 (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 126,298 18,862 145,160 - 145,160
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 126,298 18,862 145,160 - 145,160
セグメント利益又は
7,685 △572 7,113 41 7,154
損失(△)
セグメント資産 78,131 4,211 82,343 27,188 109,532
その他の項目
減価償却費 2,844 598 3,442 - 3,442
有形固定資産及び
7,896 507 8,404 - 8,404
無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額の内容は以下の通りであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額41百万円は、セグメント間取引消去41百万円であ
ります。
(2) セグメント資産の調整額27,188百万円には、セグメント間債権債務消去△4百万円、
各報告セグメントに配分していない全社資産(運用資金等)27,193百万円が含まれ
ております。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日) (単位:百万円)
報告セグメント 連結
調整額 財務諸表
食料品事業 調理済食品 計 (注)1 計上額
(注)2
売上高
外部顧客への売上高 130,855 16,075 146,931 - 146,931
セグメント間の内部
- - - - -
売上高又は振替高
計 130,855 16,075 146,931 - 146,931
セグメント利益又は
7,309 △111 7,197 41 7,239
損失(△)
セグメント資産 86,021 3,710 89,731 30,306 120,037
その他の項目
減価償却費 3,378 430 3,809 - 3,809
有形固定資産及び
12,711 641 13,352 - 13,352
無形固定資産の増加額
(注) 1.調整額の内容は以下の通りであります。
(1) セグメント利益又は損失の調整額41百万円は、セグメント間取引消去41百万円であ
ります。
(2) セグメント資産の調整額30,306百万円には、セグメント間債権債務消去△4百万円、
各報告セグメントに配分していない全社資産(運用資金等)30,310百万円が含まれ
ております。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前連結会計年度(自2018年4月1日 至2019年3月31日)
「調理済食品」セグメントにおいて、現在の事業環境及び将来の収益見込み等を勘案した結果、回収可
能価額が帳簿価額を下回っている岩手工場の保有する固定資産について、減損損失を計上いたしました。
なお、当該減損損失の計上額は、当連結会計年度においては16億70百万円であります。
当連結会計年度(自2019年4月1日 至2020年3月31日)
「食料品事業」セグメントにおいて、現在の事業環境及び将来の収益見込み等を勘案した結果、回収可
能価額が帳簿価額を下回っている連結子会社の保有する固定資産について、減損損失を計上いたしまし
た。なお、当該減損損失の計上額は、当連結会計年度においては2億95百万円であります。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 3,434.68 円 3,754.21 円
1株当たり当期純利益金額 339.96 円 431.92 円
(注)1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の通りであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益金額
4,317 5,485
(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
4,317 5,485
当期純利益金額(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 12,700 12,700
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載し
ておりません。
2.2018年12月1日を効力発生日として普通株式1株につき2株の割合とする株式分割を実施
いたしました。1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額及び普通株式の期中平均
株式数は、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
5.その他
(1)役員の異動(2020年3月4日開示済)
1.代表取締役の異動
該当事項はありません
2.取締役の異動
該当事項はありません
3.監査役の異動
該当事項はありません
4.執行役員の異動
(1)新任執行役員候補者
〔氏 名〕 〔現役職名〕
杉 田 雅 彦 営業グループ 上席マネージャー 東日本担当
兼 東京支店長
渡 邊 泰一郎 開発生産グループ 上席マネージャー 供給部長
横 井 実 経営企画室長 兼 法務・ガバナンス室長
(2)退任予定執行役員
〔氏 名〕 〔現役職名〕
田 口 裕 司 常務取締役常務執行役員(常務執行役員兼務解消)
小 林 千 尋 上席執行役員 (参事就任予定)
谷 脇 一 知 上席執行役員 (参事就任予定)
小 野 俊 幸 上席執行役員 (参事就任予定)
土 居 永 二 執行役員 (参事就任予定)
5.就任予定日
2020年6月26日
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ヱスビー食品㈱(2805)2020年3月期決算短信
(2)異動後の新体
取締役
代表取締役社長 小 形 行 経営企画室担当
務 取 締 役 野 生 管理サ ートグループ担当
兼 バーシテ 進担当 兼 情報 括担当役員
常 務 取 締 役 田 開発生産グループ担当 兼 品 保証室担当
常 務 取 締 役 マー テ ング企画室担当 兼 海外事業部担当
常 務 取 締 役 田 口 裕 司 営業グループ担当 兼 ーブ事業部担当
取 締 役 明 裕
取 締 役 小 彦 開発生産グループ担当 兼 商品部長
社 外 取 締 役 谷
社 外 取 締 役 広 子
監査役
常 監 査 役 正
社 外 監 査 役
社 外 監 査 役
社 外 監 査 役 高 利 行
執行役員
常 務 執 行 役 員
執 行 役 員 小 彦
執 行 役 員 リス マネジメント 員会担当
執 行 役 員 田 明 ーブ事業部長
執 行 役 員 部 重 明 海外事業部長
執 行 役 員 開発生産グループ担当 兼 中 研究所長
執 行 役 員 成 営業グループ 日本担当
執 行 役 員 本 彦 開発生産グループ担当 兼 上田工場長
執 行 役 員 重 義 営業グループ 用担当
執 行 役 員 子 開発生産グループ商品部担当
執 行 役 員 金 子 営業グループ業務用担当
執 行 役 員 加 正 人 管理サ ートグループ担当 兼 人事総務室長
執 行 役 員 管理サ ートグループ担当 兼 財経管理室長
執 行 役 員 杉 田 雅 彦 営業グループ東日本担当 兼 東京支店長
執 行 役 員 渡 邊 泰一郎 開発生産グループ担当 兼 供給部長
執 行 役 員 横 井 実 管理サ ートグループ担当 兼 経営企画室長
兼 法務・ガバナンス室長
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