2802 味の素 2021-09-28 15:30:00
サステナビリティボンド発行に関するお知らせ [pdf]

                                                                2021 年9月 28 日
各 位
                                             会社名           味 の 素 株 式 会 社
                                             代表者名   代表執行役社長          西井 孝明
                                                     (コード番号 2802 東証第一部)
                                             問合せ先   執行理事
                                                     グローバル財務部長       水谷 英一
                                                        (TEL. 03-5250-8111)


                        サステナビリティボンド発行に関するお知らせ


 当社は、ICMA(国際資本主義協会:International Capital Markets Association)のグリーンボンド原則及びソーシ
ャルボンド原則に定められている4つの要素(「1. 調達資金の使途」、「2. プロジェクトの評価と選定のプロセス」、「3.
資金使途の管理」、「4. レポーティング」)に基づき、サステナビリティファイナンス※2・フレームワークを策定しました。
本フレームワークに基づき、国内市場において公募形式によりサステナビリティボンド(無担保普通社債)を 10 月に
発行する予定であり、本日 9 月 28 日(火)に本発行に向けた社債の訂正発行登録書を関東財務局に提出いたしま
したのでお知らせいたします。


サステナビリティボンドの概要
発行体                                味の素株式会社
発行年限                               7 年(予定)
発行額                                100 億円(予定)
発行時期                               本年 10 月頃(予定)
                                   みずほ証券株式会社、野村證券株式会社、三菱 UFJ モル
主幹事証券会社
                                   ガン・スタンレー証券株式会社
                   ※2
ストラクチャリング・エージェント                   みずほ証券株式会社


適格プロジェクト
      適格プロジェクト                           プロジェクトの概要
                        高エネルギー・高たんぱく医療食品の一種であるオーラルニュートリションサプリ
                        メント(ONS)製品を開発し、英国とアイルランドで販売しているニュアルトラ社(ア
                        イルランド)の株式取得資金
ニュアルトラ社(アイルランド)         食品・アミノサイエンス事業で培った「おいしさ設計技術」やアプリケーション技
の株式取得                   術、アミノ酸の生理機能に関する知見を、ニュアルトラ社の ONS 製品に適用す
                        ることで、ONS 製品の課題(味、バラエティ等)を解決し、ユーザーの QOL 向上
                        に貢献
                        当社のネットワークを活用し、ONS 製品を世界的に普及




                                     1
     適格プロジェクト                                                  プロジェクトの概要
                                  電気及び蒸気のエネルギーを削減する目的で、バイオマス燃料である籾殻を用
タイ 味の素 社 カン ペン ペット                いたコジェネレーション設備を導入
工場におけるバイオマスコジ                     特に経済成長が著しく、今後も事業成長が見込まれる東南アジアでのCO2排
ェネレーション設備導入                       出量の増加抑制は、当社グループにとって重要な課題との認識。タイ国内の精
                                  米所で発生する大量のもみ殻を有効活用し、環境負荷を低減させる
                                  当社及びユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社、東京工業大
                                  学の細野秀雄教授らと共に、世界で初めてとなるオンサイトでアンモニアを自製
つばめ BHB 社への出資(ア
                                  化する技術の実用化を目指す新会社である、つばめ BHB 社を設立
ンモニアオンサイト生産技術
                                  2017 年の設立時に約 2 億円、2019 年の増資時に約 5 億円の合計 7 億円を出
研究開発)
                                  資
                                  アンモニアのオンサイト生産による、輸送に係る CO2 削減を進める


 なお、第三者機関 ※3 である格付投資情報センターから「セカンドオピニオン」が公表されていますのでご参照くだ
 さい。
  https://www.r-i.co.jp/rating/esg/sustainabilityfinance/index.html


 <参考>
 味の素株式会社 サステナビリティファイナンスフレームワーク
  http://www.ajinomoto.co.jp/company/jp/top/pdf/2021_09_28jp.pdf


※1 サステナビリティファイナンスとは、調達資金の使途が、①社会的課題の解決に資するものであること(ソーシャ
ル性)及び、②環境改善効果があること(グリーン性)の双方を有する資金調達です。
※2 ストラクチャリング・エージェントとは、サステナビリティファイナンスのフレームワークの策定及びセカンドオピニ
オン取得の助言などを通じて、サステナビリティファイナンスの実行支援を行う者のことです。
※3 第三者機関とは、ICMA(国際資本主義協会:International Capital Markets Association)のグリーンボンド原則
及びソーシャルボンド原則に定められている4つの要素(「1. 調達資金の使途」、「2. プロジェクトの評価と選定のプ
ロセス」、「3. 資金使途の管理」、「4. レポーティング」)に準拠していることを確認する者のことです。
                                                                           以 上




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