2802 味の素 2021-07-30 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年7月30日
上場会社名 味の素株式会社 上場取引所 東
コード番号 2802 URL https://www.ajinomoto.co.jp/company/
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名)西井 孝明
問合せ先責任者 (役職名) 執行理事グローバル財務部長 (氏名)水谷 英一 TEL 03-5250-8111
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
売上高 事業利益 税引前四半期利益 四半期利益 所有者に帰属する
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 276,338 11.5 38,930 15.1 34,940 0.5 23,923 △3.9 22,066 △1.3
2021年3月期第1四半期 247,927 △6.0 33,819 22.5 34,751 29.5 24,904 29.9 22,353 35.7
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 40.23 40.23
2021年3月期第1四半期 40.78 40.75
(注) 当社グループは、IFRSの適用にあたり、投資家、取締役会及び経営会議が各事業の恒常的な業績や将来の見通しを把握すること、取締役
会及び経営会議が継続的に事業ポートフォリオを評価することを目的として、「事業利益」という段階利益を導入しております。
当該「事業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費」、「研究開発費」及び「一般管理費」を控除し、「持分法による損益」
を加えたものであり、「その他の営業収益」及び「その他の営業費用」を含まない段階利益です。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,420,547 676,911 628,244 44.2
2021年3月期 1,431,289 667,846 620,257 43.3
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 16.00 - 26.00 42.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 22.00 - 22.00 44.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上高 事業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,113,000 3.9 115,000 1.6 60,000 1.0 111.25
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規 -社
除外 1社 (社名) 味の素アニマル・ニュートリション・ヨーロッパ社
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 549,163,354株 2021年3月期 549,163,354株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 703,206株 2021年3月期 663,058株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 548,464,983株 2021年3月期1Q 548,188,987株
(注)期末自己株式数には、当社の役員等を対象とする中期業績連動型株式報酬制度の導入により採用した役員報酬BIP信託が保有する
当社株式(2022年3月期1Q 498,400株、2021年3月期 559,200株)が含まれております。また、役員報酬BIP信託が保有する当社
株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在における将来の見通し、計画
のもととなる前提、予測を含んで記載しており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際
の業績は、今後様々な要因によって、大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想に関する事項は、添付
資料P5.「1. 当四半期決算に関する定性的情報 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照くだ
さい。
(決算補足説明資料の入手方法について)
決算補足説明資料は2021年7月30日(金)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
当社グループは、IFRSの適用に当たり、投資家、取締役会及び経営会議が各事業の恒常的な業績や将来の見通しを把
握すること、取締役会及び経営会議が継続的に事業ポートフォリオを評価することを目的として、「事業利益」という
段階利益を導入しております。当該「事業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費」、「研究開発費」及び
「一般管理費」を控除し、「持分法による損益」を加えたものであり、「その他の営業収益」及び「その他の営業費
用」を含まない段階利益です。
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の売上高は、調味料・食品及び冷凍食品において、主に海外における家庭用製品の好調や
前年度COVID-19の蔓延で影響を受けた外食用・業務用製品の販売が一部復調したことに加え、ヘルスケア等において
も大幅な増収となった結果、前年同期を284億円上回る2,763億円(前年同期比111.5%)となりました。事業利益は、
調味料・食品及び冷凍食品においてマーケティング費用の戦略的活用や原材料価格上昇の影響を受けたものの、ヘル
スケア等の大幅増益により、前年同期を51億円上回る389億円(前年同期比115.1%)となりました。親会社の所有者
に帰属する四半期利益は、その他の営業費用において、欧州の動物栄養事業の売却に関連する費用を計上したこと等
により、前年同期を2億円下回る220億円(前年同期比98.7%)となりました。
セグメント別の概況
セグメント別の業績は次のとおりです。
売上高(億円) 事業利益(億円)
対前年実績 第144期 第144期
前年同期増減 前年同期比 前年同期増減 前年同期比
第1四半期 第1四半期
調味料・食品 1,575 151 110.7% 242 4 101.7%
冷凍食品 524 42 108.8% 9 △9 51.1%
ヘルスケア等 635 95 117.7% 127 52 170.0%
その他 27 △5 82.2% 9 3 165.2%
合計 2,763 284 111.5% 389 51 115.1%
売上高(億円) 事業利益(億円)
業績予想に対する進捗 第144期 第144期
通期予想 進捗率 通期予想 進捗率
第1四半期 第1四半期
調味料・食品 1,575 6,547 24.1% 242 858 28.3%
冷凍食品 524 2,082 25.2% 9 24 39.1%
ヘルスケア等 635 2,313 27.5% 127 292 43.4%
その他 27 186 14.6% 9 △26 -
合計 2,763 11,130 24.8% 389 1,150 33.9%
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
1) 調味料・食品セグメント
調味料・食品セグメントの売上高は、主に、海外における家庭用製品の好調や前年度COVID-19の蔓延で影響を受け
た外食用・業務用製品の販売が一部復調したことにより、前年同期を151億円上回る1,575億円(前年同期比110.7%)
となりました。事業利益は、マーケティング費用の戦略的活用や原材料価格上昇の影響があったものの、海外の増収
効果等により、前年同期を4億円上回る242億円(前年同期比101.7%)となりました。
<主要な変動要因>
・調味料は、国内は前年並みも、海外における家庭用製品の好調、外食向け製
品の一部復調により、大幅増収。
国内は、販売促進活動の効果あるも、前年の内食需要急拡大の反動等により
前年並み。
海外は、堅調な内食需要に伴う家庭用製品の好調や外食向け製品の一部復調
により、大幅増収。
・栄養・加工食品は、国内のスープや海外の即席麺、飲料の販売増等により増
収。
国内は、継続的な需要拡大を背景としたスープの販売増等により、増収。
海外は、即席麺や飲料の販売増により大幅増収。
・ソリューション&イングリディエンツは、加工用うま味調味料や国内外食向
け製品の販売増等により、増収。
<主要な変動要因>
・調味料は、国内におけるマーケティング費用の戦略的活用や原材料価格上昇
の影響あるも、海外の増収効果により全体で増益。
国内は、売上前年並みも、マーケティング費用の戦略的活用や原材料価格上
昇の影響等により大幅減益。
海外は、増収効果により大幅増益。
・栄養・加工食品は、国内の新工場立ち上げやマーケティング費用の戦略的活
用の影響あるも、海外の増収効果により全体で増益。
国内は、新工場立ち上げの影響やマーケティング費用の戦略的活用等により
減益。
海外は、大幅増収に伴い大幅増益。
・ソリューション&イングリディエンツは、増収も、加工用うま味調味料が原
燃料価格上昇の影響を受け、全体で大幅減益。
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
2) 冷凍食品セグメント
冷凍食品セグメントの売上高は、主に、海外における業務用製品の販売が増加したことにより、前年同期を42億円
上回る524億円(前年同期比108.8%)となりました。事業利益は、国内におけるマーケティング費用の戦略的活用や
北米における人件費等のコストの上昇等により、前年同期を9億円下回る9億円(前年同期比51.1%)となりました。
<主要な変動要因>
・構造改革影響等により国内は減収も、海外は北米・欧州の販売増により大幅
増収となり、全体で増収。
国内は、高付加価値製品の販売増も、構造改革に伴う終売影響等により減
収。
海外は、北米における業務用製品の急回復や家庭用製品の堅調な需要継続、
欧州の主力製品を中心とした販売増等により大幅増収。
<主要な変動要因>
・増収も、国内のマーケティング費用の戦略的活用や、北米のコスト増等によ
り大幅減益。
国内は、マーケティング費用の戦略的活用等により減益。
海外は、大幅増収も、北米における人件費や原材料価格、物流費上昇の影響
等により大幅減益。
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
3) ヘルスケア等セグメント
ヘルスケア等セグメントの売上高は、動物栄養が構造改革の影響により大幅な減収となったものの、バイオファー
マサービス&イングリティエンツ及びファンクショナルマテリアルズの大幅な増収により、前年同期を95億円上回る
635億円(前年同期比117.7%)となりました。事業利益は、増収効果により、前年同期を52億円上回る127億円(前年
同期比170.0%)となりました。
なお、当第1四半期連結会計期間より一部の製品区分の名称及び製品分類を変更しております。詳細については「2.
要約四半期連結財務諸表及び主な注記(3) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報)」をご参照
ください。また、当第1四半期連結会計期間より「医療用・食品用アミノ酸」と「バイオファーマサービス」をまとめ
て「バイオファーマサービス&イングリディエンツ」と表示しております。
<主要な変動要因>
・バイオファーマサービス&イングリディエンツは、医薬用・食品用アミノ
酸、バイオファーマサービスともに販売増となり、全体で大幅増収。
・ファンクショナルマテリアルズは、主に電子材料の販売好調により大幅増
収。
・その他は、動物栄養は構造改革の影響により大幅減収も、パーソナルケア素
材やスポーツニュートリションの販売増等により増収。
<主要な変動要因>
・バイオファーマサービス&イングリディエンツは、大幅増収に伴い大幅増
益。
・ファンクショナルマテリアルズは、大幅増収に伴い大幅増益。
・その他は、増収効果等により大幅増益。
4) その他
その他の事業の売上高は、前年同期を5億円下回る27億円(前年同期比82.2%)となり、事業利益は、前年同期を3
億円上回る9億円(前年同期比165.2%)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末の1兆4,312億円に対して107億円減少し、1兆4,205億
円となりました。これは主として、動物栄養事業の構造改革に伴い欧州の動物栄養事業を売却したことによるもので
す。
負債合計は、前連結会計年度末の7,634億円に対して198億円減少し、7,436億円となりました。これは主として、有
利子負債が増加したものの、仕入債務及びその他の債務の減少や、欧州の動物栄養事業を売却したことによるもので
す。なお、有利子負債残高は、コマーシャル・ペーパーの増加等により、前連結会計年度末に対して224億円増加し、
4,293億円となりました。
資本合計は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に対して90億円増加しました。資本合計から非支配持
分を引いた親会社の所有者に帰属する持分は、6,282億円となり、親会社所有者帰属持分比率は44.2%となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年5月10日に公表しました業績予想の修正は行っておりません。
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
2. 要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 181,609 180,514
売上債権及びその他の債権 162,104 153,231
その他の金融資産 12,078 20,566
棚卸資産 188,664 200,603
未収法人所得税 7,459 11,804
その他の流動資産 18,746 19,967
小計 570,662 586,688
売却目的保有に分類される処分グループに係る資産 14,506 -
流動資産合計 585,169 586,688
非流動資産
有形固定資産 486,443 486,751
無形資産 72,201 71,583
のれん 96,024 96,007
持分法で会計処理される投資 112,246 113,389
長期金融資産 53,576 48,749
繰延税金資産 14,537 7,270
その他の非流動資産 11,090 10,107
非流動資産合計 846,119 833,859
資産合計 1,431,289 1,420,547
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 188,452 161,975
短期借入金 10,820 24,430
コマーシャル・ペーパー 30,000 50,000
1年内返済予定の長期借入金 18,085 17,756
その他の金融負債 11,603 11,839
短期従業員給付 38,288 37,745
引当金 4,343 1,683
未払法人所得税 10,770 15,076
その他の流動負債 11,371 15,159
小計 323,736 335,666
売却目的保有に分類される処分グループに係る負債 12,603 -
流動負債合計 336,339 335,666
非流動負債
社債 149,608 149,622
長期借入金 141,911 136,876
その他の金融負債 69,381 65,118
長期従業員給付 43,487 42,877
引当金 4,704 4,738
繰延税金負債 16,240 7,088
その他の非流動負債 1,770 1,646
非流動負債合計 427,103 407,968
負債合計 763,443 743,635
資本
資本金 79,863 79,863
資本剰余金 - △996
自己株式 △1,464 △1,569
利益剰余金 608,031 616,346
その他の資本の構成要素 △65,454 △65,399
売却目的保有に分類される処分グループに係るその
△718 -
他の資本の構成要素
親会社の所有者に帰属する持分 620,257 628,244
非支配持分 47,589 48,666
資本合計 667,846 676,911
負債及び資本合計 1,431,289 1,420,547
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
(2) 要約四半期連結損益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月 1日 (自 2021年4月 1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 247,927 276,338
売上原価 △149,728 △167,548
売上総利益 98,199 108,790
持分法による損益 1,050 1,981
販売費 △34,745 △38,448
研究開発費 △6,375 △6,364
一般管理費 △24,309 △27,029
事業利益 33,819 38,930
その他の営業収益 4,054 1,728
その他の営業費用 △2,408 △4,315
営業利益 35,465 36,343
金融収益 1,173 1,000
金融費用 △1,887 △2,402
税引前四半期利益 34,751 34,940
法人所得税 △9,847 △11,016
四半期利益 24,904 23,923
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 22,353 22,066
非支配持分 2,550 1,857
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 40.78 40.23
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 40.75 40.23
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
(3) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前連結会計年度に係る連結財務諸表において適用
した会計方針と同一です。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(新会計基準の適用の影響)
該当事項はありません。
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(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、主として製品別のセグメントから構成されており、「調味料・食品」、「冷凍食
品」、「ヘルスケア等」の3つを報告セグメントとしております。
いずれの報告セグメントも、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、経営会議が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
各報告セグメントに属する製品の種類は、以下のとおりです。
報告セグメント 製品区分 主要製品
調味料・食品 調味料 うま味調味料「味の素®」、「ほんだし®」、「Cook Do®」、
「味の素KKコンソメ」、「ピュアセレクト® マヨネーズ」、
「Ros Dee®」(風味調味料)、「Masako®」(風味調味料)、
「Aji-ngon®」(風味調味料)、「Sazon®」(風味調味料)、
「SAJIKU®」(メニュー用調味料)、
「CRISPY FRY®」(メニュー用調味料)等
栄養・加工食品 「クノール® カップスープ」、
「YumYum®」(即席麺)、「Birdy®」(コーヒー飲料)、
「Birdy®3in1」(粉末飲料)、
「Blendy®」ブランド品(「CAFÉ LATORY®」、スティックコーヒー等)、
「MAXIM®」ブランド品、「ちょっと贅沢な珈琲店®」ブランド品、
ギフト各種、オフィス飲料(カップ自販機、給茶機)等
ソリューション&イング 国内外食用・食品加工業用うま味調味料「味の素®」、
リディエンツ 外食用調味料・加工食品、
加工用調味料(天然系調味料、酵素製剤「アクティバ®」)、
外食嗜好飲料、加工原料、弁当・惣菜、ベーカリー製品、核酸系調味料、
甘味料(加工用アスパルテーム、家庭用「パルスイート®」等)等
冷凍食品 冷凍食品 餃子類(「ギョーザ」、「しょうがギョーザ」、POT STICKERS等)、
米飯類(「ザ★®チャーハン」、CHICKEN FRIED RICE、YAKITORI CHICKEN
FRIED RICE等)、
麺類(YAKISOBA、 RAMEN等)、
デザート類(業務用ケーキ、MACARON等)、
焼売類(「ザ★®シュウマイ」等)、
鶏肉加工品類(「やわらか若鶏から揚げ」、「ザ★®から揚げ」等)等
ヘルスケア等 医薬用・食品用アミノ酸 医薬用・食品用アミノ酸、培地
バイオファーマサービス 医薬品中間体及び原薬、無菌製剤(Fill&Finish)等の受託製造サービス
ファンクショナルマテリ 電子材料(半導体パッケージ用層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィル
アルズ ム®(ABF)」等)、
機能性材料(接着剤「プレーンセット®」、
磁性材料「AFTINNOVA® Magnetic Film」等)、活性炭、離型紙等
その他 飼料用アミノ酸(リジン、スレオニン、トリプトファン、バリン、
「AjiPro®-L」等)、
健康基盤食品(「グリナ®」、「アミノエール®」)、
機能性栄養食品(「アミノバイタル®」)、
パーソナルケア素材(アミノ酸系マイルド洗浄剤「アミソフト®」、
「アミライト®」、アミノ酸系湿潤剤「AJIDEW®」等)
メディカルフード等
なお、当第1四半期連結会計期間より、従来ヘルスケア等の医薬用・食品用アミノ酸に含めていたメディカルフード及
び、従来ヘルスケア等のバイオファーマサービスに含めていた一部事業を、ヘルスケア等のその他に含めております。
また、従来化成品と表示していた製品区分の名称を、ファンクショナルマテリアルズに変更しております。
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味の素㈱(2802) 2022年3月期第1四半期決算短信
(2) セグメント売上高及び業績
当社グループの報告セグメントによる売上高及び業績は以下のとおりです。
なお、セグメント間の内部売上高は、主に第三者間取引価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
その他 調整額 期連結財
調味料・ ヘルス 計
冷凍食品 (注)1 (注)2 務諸表計
食品 ケア等 上額
売上高
外部顧客に対する売上高 142,323 48,262 54,023 3,317 247,927 - 247,927
セグメント間の内部売上高 1,625 287 1,150 9,488 12,552 △12,552 -
計 143,949 48,549 55,174 12,806 260,479 △12,552 247,927
持分法による損益 344 - 78 627 1,050 - 1,050
セグメント利益又は損失
23,882 1,877 7,477 581 33,819 - 33,819
(事業利益又は事業損失)
その他の営業収益 4,054
その他の営業費用 △2,408
営業利益 35,465
金融収益 1,173
金融費用 △1,887
税引前四半期利益 34,751
(注)1. 「その他」には、提携事業及びその他サービス事業が含まれております。
(注)2. 各報告セグメントに帰属しない全社共通費は、合理的な基準に基づき各報告セグメントに配分しております。
全社共通費は、主に親会社の管理部門にかかる費用です。
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
その他 調整額 期連結財
調味料・ ヘルス 計
冷凍食品 (注)1 (注)2 務諸表計
食品 ケア等 上額
売上高
外部顧客に対する売上高 157,521 52,499 63,593 2,725 276,338 - 276,338
セグメント間の内部売上高 1,542 8 1,055 6,275 8,882 △8,882 -
計 159,063 52,507 64,648 9,001 285,221 △8,882 276,338
持分法による損益 367 - 6 1,608 1,981 - 1,981
セグメント利益又は損失
24,299 959 12,710 960 38,930 - 38,930
(事業利益又は事業損失)
その他の営業収益 1,728
その他の営業費用 △4,315
営業利益 36,343
金融収益 1,000
金融費用 △2,402
税引前四半期利益 34,940
(注)1. 「その他」には、提携事業及びその他サービス事業が含まれております。
(注)2. 各報告セグメントに帰属しない全社共通費は、合理的な基準に基づき各報告セグメントに配分しております。
全社共通費は、主に親会社の管理部門にかかる費用です。
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