2802 味の素 2020-07-30 15:30:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年7月30日
上場会社名 味の素株式会社 上場取引所 東
コード番号 2802 URL https://www.ajinomoto.co.jp/company/
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)西井 孝明
問合せ先責任者 (役職名) グローバル財務部長 (氏名)水谷 英一 TEL 03-5250-8111
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
売上高 事業利益 税引前四半期利益 四半期利益 所有者に帰属する
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 247,927 △6.0 33,819 22.5 34,751 29.5 24,904 29.9 22,353 35.7
2020年3月期第1四半期 263,735 - 27,611 - 26,828 - 19,175 19.4 16,476 20.8
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 40.78 40.75
2020年3月期第1四半期 30.06 -
(注)1. 当社グループは、IFRSの適用にあたり、投資家、取締役会及び経営会議が各事業の恒常的な業績や将来の見通しを把握すること、取締
役会及び経営会議が継続的に事業ポートフォリオを評価することを目的として、「事業利益」という段階利益を導入しております。
当該「事業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費」、「研究開発費」及び「一般管理費」を控除し、「持分法による損
益」を加えたものであり、「その他の営業収益」及び「その他の営業費用」を含まない段階利益です。
(注)2. 当社グループは、前連結会計年度より、包材事業を非継続事業に分類しております。従来より非継続事業に分類している物流事業とあ
わせ、非継続事業からの利益は要約四半期連結損益計算書上、継続事業と区分して、売上高、事業利益、税引前四半期利益は継続事業
の金額を表示しております。なお、対応する2020年3月期第1四半期は組み替えて表示しているため、これらの対前年同四半期増減率は
記載しておりません。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,372,629 610,572 564,672 41.1
2020年3月期 1,353,616 592,070 538,975 39.8
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 16.00 - 16.00 32.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 16.00 - 16.00 32.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上高 事業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,057,000 △3.9 90,000 △9.3 32,000 69.9 58.37
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
連結業績予想の修正については、本日(2020年7月30日)公表いたしました「通期連結業績予想の修正に関するお
知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 549,163,354株 2020年3月期 549,163,354株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 974,698株 2020年3月期 974,103株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 548,188,987株 2020年3月期1Q 548,099,614株
(注)期末自己株式数には、当社の役員等を対象とする中期業績連動型株式報酬制度の導入により採用した役員報酬BIP信託が保有する
当社株式(2021年3月期1Q 873,700株、2020年3月期 873,700株)が含まれております。また、役員報酬BIP信託が保有する当社
株式を、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在における将来の見通し、計画
のもととなる前提、予測を含んで記載しており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際
の業績は、今後様々な要因によって、大きく異なる結果となる可能性があります。業績予想に関する事項は、添付
資料P2.「1. 当四半期決算に関する定性的情報 (1) 経営成績に関する説明」をご参照ください。
(決算補足説明資料の入手方法について)
決算補足説明資料は2020年7月30日(木)に当社ウェブサイトに掲載いたします。
味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 5
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… 6
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… 6
(2)要約四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 8
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
(3)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
1. 当四半期決算に関する定性的情報
当社グループは、IFRSの適用に当たり、投資家、取締役会及び経営会議が各事業の恒常的な業績や将来の見通しを把
握すること、取締役会及び経営会議が継続的に事業ポートフォリオを評価することを目的として、「事業利益」という
段階利益を導入しております。当該「事業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費」、「研究開発費」及び
「一般管理費」を控除し、「持分法による損益」を加えたものであり、「その他の営業収益」及び「その他の営業費
用」を含まない段階利益です。
当社グループは、タイ国の包装材料製造・販売会社フジエース社の発行済株式総数の51%に相当する当社グループが
保有する全株式を、株式会社フジシールインターナショナル等へ譲渡する契約を2020年2月5日に締結し、2020年3月6日
に譲渡いたしました。
そのため、前第1四半期連結累計期間における包材事業に関連する損益を、非継続事業に分類して再表示し、当該非
継続事業を継続事業とは区分して表示しております。
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間の売上高は、COVID-19のグローバルでの拡大に伴い、主に、調味料・食品及び冷凍食品に
おいて、巣ごもり需要の伸張により家庭用製品の販売が増加した一方、ロックダウン等の影響により外食用・業務用
の販売が減少した結果、前年同期を158億円下回る2,479億円(前年同期比94.0%)となりました。事業利益は、調味
料・食品及び冷凍食品における家庭用製品の増収効果やロックダウン・外出自粛期間でのマーケティング等の活動抑
制による費用の減少、動物栄養の大幅増益により、前年同期を62億円上回る338億円(前年同期比122.5%)となりま
した。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同期を58億円上回る223億円(前年同期比135.7%)となりまし
た。
また、当第1四半期連結累計期間における直近の業績の進捗を踏まえ、2020年5月25日に公表した業績予想を修正い
たしました。
売上高は、主に北米での冷凍食品の販売が前回予想を上回る見通しから、当初予想から90億円引き上げ1兆570億円
といたしました。修正予想に対する売上高の進捗率は23.5%です。事業利益は、調味料・食品、冷凍食品で、北米で
の冷凍食品の販売増や、プロダクトミックス等による採算性向上、経費の削減等により前回予想を上回る見通しであ
ることに加え、ヘルスケア等においても、医薬用・食品用アミノ酸及び電子材料での販売増や採算性向上等により前
回予想を上回る見通しであることから、前回予想から120億円引き上げ900億円といたしました。修正予想に対する事
業利益の進捗率は、37.6%です。親会社の所有者に帰属する当期利益についても、事業利益の修正等を踏まえ、前回
予想から95億円引き上げ320億円といたしました。修正予想に対する親会社の所有者に帰属する四半期利益の進捗率
は、69.9%です。
なお、修正予想の詳細につきましては、本日発表の「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」も併せてご参照
ください。
セグメント別の概況
セグメント別の業績は次のとおりです。
売上高 前年同期増減 事業利益 前年同期増減
対前年実績 前年同期比 前年同期比
(億円) (億円) (億円) (億円)
調味料・食品 1,423 △96 93.6% 238 18 108.2%
冷凍食品 482 △30 94.0% 18 11 251.9%
ヘルスケア等 540 △34 94.0% 74 34 183.7%
その他 33 4 114.4% 5 △1 80.5%
合計 2,479 △158 94.0% 338 62 122.5%
売上高(億円) 事業利益(億円)
業績予想に対する進捗 第143期 第143期
通期予想 進捗率 通期予想 進捗率
第1四半期 第1四半期
調味料・食品 1,423 6,143 23.2% 238 739 32.3%
冷凍食品 482 1,968 24.5% 18 △14 -
ヘルスケア等 540 2,298 23.5% 74 165 45.3%
その他 33 159 20.8% 5 9 62.1%
合計 2,479 10,570 23.5% 338 900 37.6%
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
COVID-19による影響に関し、今回の業績見通しに含めた事業別の影響額は次の通りです。
(億円)
海外
日本 合計
(アジア、米州、EMEA)
売上高 事業利益 売上高 事業利益 売上高 事業利益
調味料・食品 △36 5 △340 △93 △376 △87
冷凍食品 △63 △3 △49 △20 △113 △23
ヘルスケア等 △79 △29 △133 △5 △212 △35
合計 △179 △27 △523 △119 △703 △146
1) 調味料・食品セグメント
調味料・食品セグメントの売上高は、主に、内食需要の増加により家庭用製品の販売が増加したものの、外食需要
が減少した結果、前年同期を96億円下回る1,423億円(前年同期比93.6%)となりました。事業利益は、家庭用製品の
増収効果やマーケティング費用の減少により、前年同期を18億円上回る238億円(前年同期比108.2%)となりまし
た。
<主要な変動要因>
・調味料は、内食需要増により家庭用製品の販売増も、外食需要減により海外
における外食向け製品が販売減となり、減収。
国内は、家庭用製品の販売好調により増収。
海外は、メニュー用調味料等が増収も、換算為替影響や外食向け製品の減収
影響により減収。
・栄養・加工食品は、内食需要増により国内家庭用製品の販売増も、海外で減
収となったこと等により減収。
国内は、家庭用コーヒーやスープが増収も、主に業務用コーヒーの減収影響
により減収。
海外は、換算為替影響や即席麺及び飲料の販売減等により減収。
・S&Iは、外食需要減により主に国内の外食向け製品の減収影響により減収。
<主要な変動要因>
・調味料は、家庭用製品の増収効果やマーケティング費用の減少により増益。
国内は、増収効果やマーケティング費用減により大幅増益。
海外はメニュー用調味料等の増収効果やマーケティング費用の減少等により
増益。
・栄養・加工食品は、国内は大幅増益も海外は大幅減益となり、全体で減益。
国内は家庭用製品の増収効果やマーケティング費用の減少により大幅増益。
海外は、減収による大幅減益。
・S&Iは、加工用うま味調味料で貿易為替プラス影響あるも、国内の外食向け
製品の減収影響により減益。
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
2) 冷凍食品セグメント
冷凍食品セグメントの売上高は、主に、内食需要の増加により家庭用製品の販売が増加したものの、外食需要の減
少により業務用製品の販売が減少したこと等により、前年同期を30億円下回る482億円(前年同期比94.0%)となりま
した。事業利益は、家庭用製品の増収効果やマーケティング費用の減少により大幅に増益し、前年同期を11億円上回
る18億円(前年同期比251.9%)となりました。
<主要な変動要因>
・内食需要増により家庭用製品の販売増も、外食需要減による業務用製品の販
売減等により減収。
国内は、「ギョーザ」を中心とした家庭用主力製品の販売増も、業務用製品
の減収影響により減収。
海外は、北米が現地通貨ベースで前年並みも、全体では換算為替影響や業務
用製品の減収影響等により減収。
<主要な変動要因>
・家庭用製品の増収効果やマーケティング費用の減少により大幅増益。
国内は、主力製品の販売増効果やマーケティング費用の減少により大幅増
益。
海外は、北米でのアジアン製品の増収効果やマーケティング費用の減少等に
より増益。
3) ヘルスケア等セグメント
ヘルスケア等セグメントの売上高は、化成品が大幅な増収となったものの、動物栄養の大幅な減収及びアミノ酸の
減収等により、前年同期を34億円下回る540億円(前年同期比94.0%)となりました。事業利益は、化成品及び動物栄
養の大幅な増益にともない、前年同期を34億円上回る74億円(前年同期比183.7%)となりました。
<主要な変動要因>
・アミノ酸は、換算為替影響やバイオファーマサービスの出荷タイミング等に
より減収。
・化成品は、主に電子材料の販売好調により大幅増収。
・その他は、主に動物栄養における販売数量減や、スポーツニュートリション
の需要減により大幅減収。
<主要な変動要因>
・アミノ酸は、主に製品ミックスの改善により増益。
・化成品は、大幅増収により大幅増益。
・その他は、動物栄養において、販売単価上昇等により大幅増益。
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
4) その他
その他の事業の売上高は、前年同期を4億円上回る33億円(前年同期比114.4%)となり、事業利益は、前年同期を1
億円下回る5億円(前年同期比80.5%)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末の1兆3,536億円に対して190億円増加し、1兆3,726億
円となりました。これは主として、現金及び現金同等物の増加や換算為替影響等によるものです。
負債合計は、前連結会計年度末の7,615億円に対して5億円増加し、7,620億円となりました。なお、有利子負債残高
は、短期借入金の増加等により、前連結会計年度末に対して369億円増加し、4,506億円となりました。
資本合計は、その他の資本の構成要素の増加等により、前連結会計年度末に対して185億円増加しました。資本合計
から非支配持分を引いた親会社の所有者に帰属する持分は、5,646億円となり、親会社所有者帰属持分比率は41.1%と
なりました。
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
2. 要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 141,701 164,008
売上債権及びその他の債権 184,739 155,458
その他の金融資産 8,946 11,066
棚卸資産 178,636 196,666
未収法人所得税 8,653 10,877
その他の流動資産 16,225 18,066
小計 538,901 556,145
売却目的保有に分類される処分グループに係る資産 - -
流動資産合計 538,901 556,145
非流動資産
有形固定資産 454,357 463,422
無形資産 69,245 68,734
のれん 89,964 90,904
持分法で会計処理される投資 116,280 116,560
長期金融資産 50,132 51,140
繰延税金資産 17,781 14,397
その他の非流動資産 16,952 11,324
非流動資産合計 814,714 816,484
資産合計 1,353,616 1,372,629
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債
流動負債
仕入債務及びその他の債務 178,583 154,734
短期借入金 8,043 55,902
コマーシャル・ペーパー 40,000 34,000
1年内償還予定の社債 19,995 19,998
1年内返済予定の長期借入金 15,191 14,788
その他の金融負債 5,401 4,224
短期従業員給付 41,588 39,415
引当金 5,272 2,737
未払法人所得税 12,517 15,101
その他の流動負債 8,972 9,988
小計 335,566 350,889
売却目的保有に分類される処分グループに係る負債 - -
流動負債合計 335,566 350,889
非流動負債
社債 149,550 149,564
長期借入金 124,135 119,684
その他の金融負債 72,738 70,706
長期従業員給付 66,659 58,615
引当金 7,264 6,857
繰延税金負債 4,503 4,640
その他の非流動負債 1,127 1,098
非流動負債合計 425,978 411,167
負債合計 761,545 762,057
資本
資本金 79,863 79,863
資本剰余金 - △7,924
自己株式 △2,160 △2,161
利益剰余金 574,287 587,984
その他の資本の構成要素 △113,015 △93,090
売却目的保有に分類される処分グループ - -
親会社の所有者に帰属する持分 538,975 564,672
非支配持分 53,095 45,899
資本合計 592,070 610,572
負債及び資本合計 1,353,616 1,372,629
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
(2) 要約四半期連結損益計算書
(第1四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月 1日 (自 2020年4月 1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
継続事業
売上高 263,735 247,927
売上原価 △166,571 △149,728
売上総利益 97,163 98,199
持分法による損益 1,490 1,050
販売費 △39,765 △34,745
研究開発費 △7,469 △6,375
一般管理費 △23,806 △24,309
事業利益 27,611 33,819
その他の営業収益 1,555 4,054
その他の営業費用 △2,710 △2,408
営業利益 26,456 35,465
金融収益 2,568 1,173
金融費用 △2,196 △1,887
税引前四半期利益 26,828 34,751
法人所得税 △7,359 △9,847
継続事業の四半期利益 19,468 24,904
非継続事業の四半期利益(△は損失) △293 -
四半期利益 19,175 24,904
四半期利益の帰属:
親会社の所有者 16,476 22,353
非支配持分 2,699 2,550
親会社の所有者に帰属する継続事業から生じた四半期
16,873 22,353
利益
親会社の所有者に帰属する非継続事業から生じた四半
△397 -
期利益(△は損失)
親会社の所有者に帰属する四半期利益合計 16,476 22,353
継続事業に係る1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 30.79 40.78
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - 40.75
非継続事業に係る1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(△は損失)(円) △0.72 -
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - -
1株当たり四半期利益合計
基本的1株当たり四半期利益(円) 30.06 40.78
希薄化後1株当たり四半期利益(円) - 40.75
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(3) 要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(重要な会計方針)
要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下の項目を除き、前連結会計年度に係る連結財
務諸表において適用した会計方針と同一です。
なお、当第1四半期連結累計期間の法人所得税は、見積年次実効税率を基に算定しております。
(新会計基準の適用の影響)
当社グループは、当第1四半期連結会計期間より以下の基準を採用しております。
IFRS 新設・改訂の概要
IFRS第7号 金融商品:開示
IBOR改革に対応してヘッジ会計に関する要求事項の一部を修正
IFRS第9号 金融商品
なお、現時点において上記の適用による影響はありません。
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(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、主として製品別のセグメントから構成されております。当社グループは当第1四
半期連結会計期間より、中期経営計画における重点事業について事業軸でグローバルに管理する体制の強化等を目的
とした会社組織の変更に伴い、報告セグメントを従来の「日本食品」、「海外食品」、「ライフサポート」、「ヘル
スケア」の4つの区分から、「調味料・食品」、「冷凍食品」、「ヘルスケア等」の3つの区分に変更しております。
いずれの報告セグメントも、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、経営会議
が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報は、会社組織変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したも
のを開示しております。
また、前連結会計年度より包材事業を非継続事業に分類しており、セグメント情報は包材事業を除く継続事業のみ
の金額を表示しております。
各報告セグメントに属する製品の種類は、以下のとおりです。
報告セグメント 製品区分 主要製品
調味料・食品 調味料 うま味調味料「味の素®」、「ほんだし®」、「Cook Do®」、
「味の素KKコンソメ」、「ピュアセレクト® マヨネーズ」、
「Ros Dee®」(風味調味料)、「Masako®」(風味調味料)、
「Aji-ngon®」(風味調味料)、「Sazon®」(風味調味料)、
「SAJIKU®」(メニュー用調味料)、
「CRISPY FRY®」(メニュー用調味料)等
栄養・加工食品 「クノール® カップスープ」、
「YumYum®」(即席麺)、「Birdy®」(コーヒー飲料)、
「Birdy®3in1」(粉末飲料)、
「Blendy®」ブランド品(「CAFÉ LATORY®」、スティックコーヒー等)、
「MAXIM®」ブランド品、「ちょっと贅沢な珈琲店®」ブランド品、
ギフト各種、オフィス飲料(カップ自販機、給茶機)等
ソリューションアンドイ 国内外食用・食品加工業用うま味調味料「味の素®」、
ングリディエンツ 外食用調味料・加工食品、
加工用調味料(天然系調味料、酵素製剤「アクティバ®」)、
外食嗜好飲料、加工原料、弁当・惣菜、ベーカリー製品、核酸系調味料、
甘味料(加工用アスパルテーム、家庭用「パルスイート®」等)等
冷凍食品 冷凍食品 餃子類(「ギョーザ」、「しょうがギョーザ」、POT STICKERS等)、
米飯類(「ザ★®チャーハン」、CHICKEN FRIED RICE、YAKITORI CHICKEN
FRIED RICE等)、
麺類(YAKISOBA、 RAMEN等)、
デザート類(業務用ケーキ、MACARON等)、
焼売類(「ザ★®シュウマイ」等)、
鶏肉加工品類(「やわらか若鶏から揚げ」等)等
ヘルスケア等 医薬用・食品用アミノ酸 医薬用・食品用アミノ酸、培地、メディカルフード
バイオファーマサービス 医薬品中間体及び原薬、無菌製剤(Fill&Finish)等の受託製造サービス
化成品 電子材料(半導体パッケージ用層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィル
ム®(ABF)」等)、
機能性材料(接着剤「プレーンセット®」、
磁性材料「AFTINNOVA® Magnetic Film」等)、活性炭、離型紙等
その他 飼料用アミノ酸(リジン、スレオニン、トリプトファン、バリン、
「AjiPro®-L」等)、
健康基盤食品(「グリナ®」、「アミノエール®」)、
機能性栄養食品(「アミノバイタル®」)、
香粧品素材(アミノ酸系マイルド洗浄剤「アミソフト®」、
「アミライト®」、アミノ酸系湿潤剤「AJIDEW®」等)等
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味の素㈱(2802) 2021年3月期第1四半期決算短信
(2) セグメント売上高及び業績
当社グループの報告セグメントによる売上高及び業績は以下のとおりです。
なお、セグメント間の内部売上高は、主に第三者間取引価格に基づいております。
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
その他 期連結財
調味料・ ヘルス 計 調整額
冷凍食品 (注) 務諸表計
食品 ケア等 上額
売上高
外部顧客に対する売上高 152,005 51,330 57,500 2,899 263,735 - 263,735
セグメント間の内部売上高 1,436 375 931 10,278 13,022 △13,022 -
計 153,441 51,706 58,432 13,177 276,757 △13,022 263,735
持分法による損益 347 - 56 1,086 1,490 - 1,490
セグメント利益又は損失
22,073 745 4,070 722 27,611 - 27,611
(事業利益又は事業損失)
その他の営業収益 1,555
その他の営業費用 △2,710
営業利益 26,456
金融収益 2,568
金融費用 △2,196
税引前四半期利益 26,828
(注)「その他」には、提携事業及びその他サービス事業が含まれております。
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半
その他 期連結財
調味料・ ヘルス 計 調整額
冷凍食品 (注) 務諸表計
食品 ケア等 上額
売上高
外部顧客に対する売上高 142,323 48,262 54,023 3,317 247,927 - 247,927
セグメント間の内部売上高 1,625 287 1,150 9,488 12,552 △12,552 -
計 143,949 48,549 55,174 12,806 260,479 △12,552 247,927
持分法による損益 344 - 78 627 1,050 - 1,050
セグメント利益又は損失
23,882 1,877 7,477 581 33,819 - 33,819
(事業利益又は事業損失)
その他の営業収益 4,054
その他の営業費用 △2,408
営業利益 35,465
金融収益 1,173
金融費用 △1,887
税引前四半期利益 34,751
(注)「その他」には、提携事業及びその他サービス事業が含まれております。
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