2798 Y’s 2021-01-13 16:30:00
2021年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月13日
上場会社名 株式会社 ワイズテーブルコーポレーション 上場取引所 東
コード番号 2798 URL http://www.ystable.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 船曵 睦雄
問合せ先責任者 (役職名) 上席執行役員 (氏名) 武本 尚子 TEL 03-5412-0065
四半期報告書提出予定日 2021年1月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年2月期第3四半期の連結業績(2020年3月1日∼2020年11月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年2月期第3四半期 6,241 △39.5 △1,389 ― △1,070 ― △1,060 ―
2020年2月期第3四半期 10,324 0.2 87 ― 178 ― 131 ―
(注)包括利益 2021年2月期第3四半期 △1,060百万円 (―%) 2020年2月期第3四半期 131百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年2月期第3四半期 △398.51 ―
2020年2月期第3四半期 49.41 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年2月期第3四半期 4,910 △536 △11.5 △213.03
2020年2月期 4,815 523 10.2 185.47
(参考)自己資本 2021年2月期第3四半期 △566百万円 2020年2月期 493百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年2月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年2月期 ― 0.00 ―
2021年2月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 2月期の連結業績予想(2020年 3月 1日∼2021年 2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 9,252 △32.6 △1,423 ― △1,134 ― △1,104 ― △415.20
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年2月期3Q 2,660,900 株 2020年2月期 2,660,900 株
② 期末自己株式数 2021年2月期3Q 175 株 2020年2月期 175 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年2月期3Q 2,660,725 株 2020年2月期3Q 2,660,755 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 9
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 11
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 11
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による影響が長
期化し、持ち直しの動きはみられるものの、感染が再度拡大するなど、依然として先行きは不透明な状況です。
外食産業におきましても、感染拡大に伴う外出の自粛や、自治体からの営業時間短縮の要請、大人数での飲食を控
える動きの広がりなどにより、特にイートイン(店内飲食)の需要が激減しました。当第3四半期連結期間において
は、政府による施策の後押しもあって需要に一定程度回復がみられましたが、感染の再拡大により再び冷え込み、非
常に厳しい経営環境が続いております。デリバリー及びテイクアウトへの需要は高く推移していますが、多くの事業
者の参入により競争も激化しております。
このような状況の下、当社グループは引き続き、既存店の販売強化、店舗管理体制の見直し、全社的なコストの見
直しを推進してまいりました。店舗につきましては、自治体からの要請等を受けて休業や営業時間の短縮を行うとと
もに、営業にあたっては、衛生管理や店舗スタッフの健康管理等、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を講
じております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、XEXグループ及びカジュアルレストラングループの既存店について、
4月及び5月の緊急事態宣言発令下において休業や営業時間短縮を余儀なくされました。その後売上高は一進一退で
はありつつも回復基調にありましたが、感染者数の再増加とそれに伴う外出自粛の傾向の高まりにより影響を受けて
おります。カジュアルレストラングループで行っているデリバリー事業は、需要の高まりを受けて好調に推移してま
いりましたが、イートイン売上の落ち込みを補うには至らず、当社グループ全体の売上高は前年実績を大きく下回り
ました。損失を最小限に抑制するべく、引き続き、家賃等の減免交渉や従業員の休業、役員報酬の減額等、全面的な
コスト削減に努めてまいりました。
これらの結果、売上高は6,241百万円(前年同期比39.5%減少)、営業損失は1,389百万円(前年同期は営業利益87
百万円)となりました。また、営業外収益として助成金収入271百万円を計上したこと等により、経常損失は1,070百
万円(前年同期は経常利益178百万円)となり、特別損失として減損損失11百万円を計上したこと等により、親会社
株主に帰属する四半期純損失は1,060百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益131百万円)となりまし
た。
当第3四半期連結累計期間におけるセグメントの状況は次のとおりです。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較について
は、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
①XEXグループ
「XEX」をはじめとする高級レストラン事業であるXEXグループにおいては、4月から5月はほぼ全店が休業とな
り、営業再開後も、インバウンド顧客やパーティ及び団体客の大幅な減少、自治体の要請を受けた営業時間短縮等の
影響を受け、売上高が大幅に減少しました。9月以降売上高は回復してまいりましたが、新型コロナウイルス感染症
の感染再拡大により、回復の伸びは頭打ちとなりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の同グループの売上高は1,671百万円(前年同期比49.6%減少)、営業損失は
442百万円(前年同期は営業利益248百万円)となりました。なお、店舗数は直営店8店舗となりました。
②カジュアルレストラングループ
カジュアルレストラングループについても、イートイン業態においては、4月から5月にかけて店舗休業や営業時
間短縮を行いました。6月以降、売上高は郊外店を中心に回復しましたが、大人数での飲食を控える傾向が続いてい
ること等により引き続き影響を受けております。一方、デリバリー業態においては、需要の高まりにより注文件数が
大幅に増加し、イートイン業態の営業再開後も堅調に推移して、店舗の収益を下支えしました。
なお、経営資源の効率的な配分という観点から、直営店「SALVATORE CUOMO & BAR 西新井」を2020年9月にFC企業
に譲渡いたしました。また、FC店「SALVATORE CUOMO & BAR 姫路」を2020年10月に閉店いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の同グループの売上高は4,560百万円(前年同期比34.8%減少)、営業損失
は276百万円(前年同期は営業利益675百万円)となりました。なお、店舗数は直営店42店舗、FC店38店舗となりまし
た。
③その他
その他は、人材派遣事業及び不動産賃貸事業等により構成されております。当第3四半期連結累計期間の同グルー
プの売上高は10百万円(前年同期比13.6%増加)、営業損失は4百万円(前年同期は営業損失33百万円)となりまし
た。。
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(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は2,224百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円増加いた
しました。これは主として、納税や社会保険料等の納付猶予を受けたこと等による現金及び預金の増加176百万円、
売掛金の増加19百万円等によるものです。固定資産は2,685百万円となり、前連結会計年度末に比べ121百万円減少い
たしました。これは主として、減損損失を計上したこと等による建物及び構築物の減少41百万円、のれんの減少10百
万円、店舗をFC企業に譲渡したこと等による敷金及び保証金の減少25百万円等によるものです。
この結果、総資産は4,910百万円となり、前連結会計年度末に比べ94百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は4,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,635百万円増加い
たしました。これは主として、金融機関から新規借入を行ったこと及び借入にかかる条件変更契約を締結したこと等
による短期借入金の増加1,097百万円、社会保険料等の納付猶予を受けたこと等による未払金の増加311百万円及び預
り金の増加384百万円等によるものです。固定負債は1,437百万円となり、前連結会計年度末に比べ480百万円減少い
たしました。これは主として、金融機関からの借入にかかる条件変更契約を締結したこと等による長期借入金の減少
415百万円等によるものです。
この結果、負債合計は5,446百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,155百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は△536百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,060百万円減少
いたしました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上1,060百万円によるものです。
この結果、自己資本比率は△11.5%(前連結会計年度末は10.2%)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想については、2020年10月15日の「2021年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」で公表
いたしました通期の連結業績予想に変更はありません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,064,989 1,241,378
売掛金 608,253 628,027
原材料及び貯蔵品 171,996 135,586
その他 164,227 219,861
貸倒引当金 △621 △84
流動資産合計 2,008,845 2,224,768
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 1,300,454 1,259,329
その他(純額) 308,335 283,500
有形固定資産合計 1,608,790 1,542,830
無形固定資産
のれん 10,706 -
その他 24,663 16,924
無形固定資産合計 35,370 16,924
投資その他の資産
投資有価証券 8,883 329
長期貸付金 524,397 538,101
敷金及び保証金 625,470 600,406
その他 8,550 9,723
貸倒引当金 △5,046 △22,918
投資その他の資産合計 1,162,255 1,125,642
固定資産合計 2,806,415 2,685,397
資産合計 4,815,260 4,910,166
負債の部
流動負債
買掛金 544,715 540,776
短期借入金 - 1,097,614
1年内返済予定の長期借入金 483,658 77,840
未払金 642,579 954,142
預り金 119,976 504,358
未払法人税等 136,786 190,325
ポイント引当金 21,665 24,996
株主優待引当金 64,226 38,735
その他 361,001 581,147
流動負債合計 2,374,609 4,009,936
固定負債
長期借入金 763,549 347,662
資産除去債務 821,444 819,748
その他 332,142 269,607
固定負債合計 1,917,135 1,437,018
負債合計 4,291,745 5,446,954
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年2月29日) (2020年11月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 830,375 830,375
資本剰余金 900,653 900,653
利益剰余金 △1,237,105 △2,297,432
自己株式 △442 △442
株主資本合計 493,480 △566,846
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10 33
その他の包括利益累計額合計 10 33
新株予約権 30,024 30,024
純資産合計 523,515 △536,788
負債純資産合計 4,815,260 4,910,166
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
売上高 10,324,699 6,241,943
売上原価 8,354,216 6,213,412
売上総利益 1,970,483 28,530
販売費及び一般管理費 1,882,893 1,417,964
営業利益又は営業損失(△) 87,589 △1,389,433
営業外収益
受取利息 2,532 6,228
助成金収入 17,509 271,098
協賛金収入 74,255 76,704
その他 15,338 18,451
営業外収益合計 109,636 372,482
営業外費用
支払利息 11,195 14,334
貸倒引当金繰入額 - 19,168
持分法による投資損失 3,578 8,587
その他 3,721 11,899
営業外費用合計 18,495 53,990
経常利益又は経常損失(△) 178,730 △1,070,942
特別利益
固定資産売却益 - 3,500
新株予約権戻入益 2,001 -
特別利益合計 2,001 3,500
特別損失
減損損失 - 11,862
特別損失合計 - 11,862
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
180,731 △1,079,304
純損失(△)
法人税、住民税及び事業税 61,657 △18,976
法人税等調整額 △12,384 -
法人税等合計 49,273 △18,976
四半期純利益又は四半期純損失(△) 131,458 △1,060,327
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
131,458 △1,060,327
に帰属する四半期純損失(△)
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年3月1日 (自 2020年3月1日
至 2019年11月30日) 至 2020年11月30日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 131,458 △1,060,327
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 10 22
その他の包括利益合計 10 22
四半期包括利益 131,469 △1,060,304
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 131,469 △1,060,304
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う各国政府による渡航制限や、日本政府により2020年4月に
発出された緊急事態宣言、自治体からの自粛要請は、訪日客及び国内外食需要に重要な影響を与えてまいりまし
た。緊急事態宣言の解除後経済活動が徐々に再開し、外食需要についても、政府による景気対策の後押しもあって
一定程度の回復がみられましたが、感染の再拡大により再び冷え込み、引き続き低調に推移しております。また、
2021年1月7日に首都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発出されております。当社グループにおきまして
も、政府及び自治体からの各種要請等を踏まえて店舗の臨時休業や営業時間短縮を行ったことにより、売上高が大
幅に減少しました。その後も一時的な回復はありましたが、外出自粛の傾向が続いたことに加え、感染者数が再び
増加に転じたこと等により、売上高が前年実績を大きく下回る状況が続いております。これらの結果、当第3四半
期連結累計期間においては親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しており、債務超過となっております。
国内の経済活動には緩やかな回復の動きも見られつつありますが、感染再拡大の影響等により、外食需要の回復
の見通しはいまだ不透明であると考えられることから、営業債務の支払い及び借入金の返済等の資金繰りに懸念が
生じており、また当第3四半期連結会計期間末においては債務超過であることから、継続企業の前提に重要な疑義
を生じさせるような状況が存在しております。
このような状況を解消するために、当社グループでは取引先への支払猶予の依頼、役員報酬や給与等の減額、雇
用調整助成金の活用、支払賃料の減額等の要請、緊急経済対策に基づく税金及び社会保険料の納付猶予制度の利
用、その他のコスト削減等の施策を行っております。また、取引金融機関に対し、借入金の元本返済の猶予に関す
る申し入れを行い、各金融機関の同意を取り付けております。この同意に基づき、個別相対の借入契約については
条件変更契約を締結しております。当社グループとしては、メインバンクを中心に金融機関と密接な関係を維持で
きていることから、継続的な支援が得られるものと考えております。2020年5月にはメインバンクをはじめとして
総額403百万円の借入契約を締結し、また同年6月にも元本返済分見合いの借入れを行いました。さらに、資金繰
りの改善及び債務超過を解消するために、資本増強等の対応策の検討を進めております。
しかし、金融機関と締結した元本返済猶予後の条件変更契約の一部、及び2020年5月及び6月に締結した借入契
約の一部については、今後の継続支援を前提とするものの一旦は契約上の返済期限が短期となっていること、ま
た、債務超過を解消するための資本増強等の対応策については検討途上であることから、継続企業の前提に関する
重要な不確実性が存在するものと認識しております。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影
響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
該当事項はありません。
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年3月1日 至 2019年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
カジュアル その他 調整額 損益計算書
XEX 合計
レストラン 計 (注)1 (注)2 計上額
グループ (注)3
グループ
売上高
外部顧客への売上高 3,316,330 6,999,084 10,315,415 9,284 10,324,699 - 10,324,699
セグメント間の内部売
80 - 80 160 240 △240 -
上高又は振替高
計 3,316,411 6,999,084 10,315,496 9,444 10,324,940 △240 10,324,699
セグメント利益
248,230 675,861 924,091 △33,552 890,538 △802,948 87,589
又は損失(△)
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、人材派遣事業及び不
動産賃貸事業等を含んでおります。
2 セグメント利益の調整額△802,948千円には、セグメント間取引消去額450千円、各セグメントに配分
していない全社費用△803,398千円を含んでおります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い一般管理費であります。
3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4 前連結会計年度中に行われた当社グループ各社の整理統合方針決定に伴い、「その他」に含まれる連
結子会社シェフズ・ファームズの事業セグメントを分割し、うち当社との取引に係る事業セグメント
を報告セグメント「XEXグループ」「カジュアルレストラングループ」に含めることとしておりま
す。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年3月1日 至 2020年11月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
カジュアル その他 調整額 損益計算書
XEX 合計
レストラン 計 (注)1 (注)2 計上額
グループ (注)3
グループ
売上高
外部顧客への売上高 1,671,350 4,560,044 6,231,395 10,548 6,241,943 - 6,241,943
セグメント間の内部売
- 12 12 12 25 △25 -
上高又は振替高
計 1,671,350 4,560,056 6,231,407 10,560 6,241,968 △25 6,241,943
セグメント損失(△) △442,470 △276,659 △719,130 △4,880 △724,010 △665,423 △1,389,433
(注) 1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれていない事業セグメントであり、人材派遣事業および
不動産賃貸事業等を含んでおります。
2 セグメント損失の調整額△665,423千円には、セグメント間取引消去額250千円、各セグメントに配分
していない全社費用△665,673千円を含んでおります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い一般管理費であります。
3 セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
当第3四半期連結累計期間に、「カジュアルレストラングループ」セグメントにおいて11,862千円の減損損
失を計上しております。
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㈱ワイズテーブルコーポレーション(2798) 2021年2月期第3四半期決算短信
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大に伴う各国政府による渡航制限や、日本政府により2020年4月に発出
された緊急事態宣言、自治体からの自粛要請は、訪日客及び国内外食需要に重要な影響を与えてまいりました。緊急事
態宣言の解除後経済活動が徐々に再開し、外食需要についても、政府による景気対策の後押しもあって一定程度の回復
がみられましたが、感染の再拡大により再び冷え込み、引き続き低調に推移しております。また、2021年1月7日に首
都圏の1都3県を対象とする緊急事態宣言が発出されております。当社グループにおきましても、政府及び自治体から
の各種要請等を踏まえて店舗の臨時休業や営業時間短縮を行ったことにより、売上高が大幅に減少しました。その後も
一時的な回復はありましたが、外出自粛の傾向が続いたことに加え、感染者数が再び増加に転じたこと等により、売上
高が前年実績を大きく下回る状況が続いております。これらの結果、当第3四半期連結累計期間においては親会社株主
に帰属する四半期純損失を計上しており、債務超過となっております。
国内の経済活動には緩やかな回復の動きも見られつつありますが、感染再拡大の影響等により、外食需要の回復の見
通しはいまだ不透明であると考えられることから、営業債務の支払い及び借入金の返済等の資金繰りに懸念が生じてお
り、また当第3四半期連結会計期間末においては債務超過であることから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる
ような状況が存在しております。
このような状況を解消するために、当社グループでは取引先への支払猶予の依頼、役員報酬や給与等の減額、雇用調
整助成金の活用、支払賃料の減額等の要請、緊急経済対策に基づく税金及び社会保険料の納付猶予制度の利用、その他
のコスト削減等の施策を行っております。また、取引金融機関に対し、借入金の元本返済の猶予に関する申し入れを行
い、各金融機関の同意を取り付けております。この同意に基づき、個別相対の借入契約については条件変更契約を締結
しております。当社グループとしては、メインバンクを中心に金融機関と密接な関係を維持できていることから、継続
的な支援が得られるものと考えております。2020年5月にはメインバンクをはじめとして総額403百万円の借入契約を
締結し、また同年6月にも元本返済分見合いの借入れを行いました。さらに、資金繰りの改善及び債務超過を解消する
ために、資本増強等の対応策の検討を進めております。
しかし、金融機関と締結した元本返済猶予後の条件変更契約の一部、及び2020年5月及び6月に締結した借入契約の
一部については、今後の継続支援を前提とするものの一旦は契約上の返済期限が短期となっていること、また、債務超
過を解消するための資本増強等の対応策については検討途上であることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性
が存在するものと認識しております。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を
四半期連結財務諸表に反映しておりません。
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