2789 J-カルラ 2021-06-23 15:00:00
資本性劣後ローンによる資金調達に関するお知らせ [pdf]
2021 年 6 月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 カ ル ラ
代 表 者 名 代表取締役社長 井上 善行
(JASDAQ・コード番号: 2789)
問 い 合 わ せ 先 専務取締役 伊藤 真市
(TEL: 022-351-5888 )
資本性劣後ローンによる資金調達に関するお知らせ
当社は、2021 年 6 月 23 日付の取締役会において、 株式会社日本政策投資銀行及びみやぎ地域価
値協創投資事業有限責任組合から、 総額 10 億円の資本性劣後ローンによる資金調達を行うことを
決議いたしましたのでお知らせいたします。
記
1.資本性劣後ローン導入の背景と目的
今般の新型コロナウィルス感染症の拡大により、経済活動の停滞や個人消費の低迷が続く
等、経済環境は先行きの見通せない非常に厳しい状況が続いております。
このような状況の中、当社グループにおきましては、キャッシュフローを最大限に意識し
た経営に注力し、資金の流出を最小限に抑えるため、投下労働時間の見直しでの人件費削減
や、賃料・家賃の引下げ交渉等、販売費及び一般管理費全体での聖域なきコストカットに全
社一丸となって取り組んでまいりました。
しかしながら、当社グループは感染症拡大による影響を大きく受け、2021 年 2 月期連結業
績において、当期純損失9億 77 百万円を計上し、当社グループの財務基盤を著しく毀損する
ことになりました。感染症は未だに収束の目途はたっておらず、不透明な経営環境が続く可
能性があることから、手元資金の拡充及び中長期的な財務基盤の安定性を速やかに確保する
ことを目的として、株式会社日本政策投資銀行、株式会社日本政策投資銀行及び株式会社七
十七銀行が共同出資するみやぎ地域価値協創投資事業有限責任組合による資本性劣後ローン
による資金調達を決定いたしました。
2.資本性劣後ローンの特徴
資本性劣後ローンによる債務については、金融機関の資産査定上、自己資本とみなすこと
ができ、実質的に資本増強効果が得られ、財務の健全性を高めることが可能となります。ま
た、今般の資本性劣後ローンは、新型コロナウィルスの影響を受けた期間の運転資金及びア
フターコロナを見据えた設備投資等に充当されます。
3. 資本性劣後ローンの概要
(1)借入先 株式会社日本政策投資銀行 みやぎ地域価値協創投資事業有限責任組合
(2)借入額 8億円 2億円
(3)借入実行日 2021 年6月 30 日(予定)
(4)返済期間 8年9ヶ月(満期一括弁済)
(5) 担 保 及 び 保 無担保・無保証
証の内容
4. 今後の見通し
本資本性劣後ローンの資金調達による 2022 年 2 月期連結業績に与える影響は軽微であります。
以 上