2784 アルフレッサHD 2021-02-08 15:30:00
2021年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月8日
上 場 会 社 名
アルフレッサ ホールディングス株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号
2784 URL https://www.alfresa.com/
代 表 者
(役職名) 代表取締役社長 (氏名) 荒川 隆治
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 専務執行役員 (氏名) 岸田 誠一 (TEL) 03-5219-5102
総務・財務・コーポレートコミュニ
ケーション・コンプライアンス担当
四半期報告書提出予定日 2021年2月12日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,985,463 △3.8 14,865 △57.0 23,430 △43.6 19,084 △31.8
2020年3月期第3四半期 2,062,854 3.0 34,544 △5.5 41,544 △6.6 27,995 △18.9
(注) 包括利益 2021年3月期第3四半期 18,949百万円( △51.3%) 2020年3月期第3四半期 38,903百万円( 59.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 90.16 -
2020年3月期第3四半期 132.26 -
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年3月期第3四半期 1,422,275 481,789 33.9
2020年3月期 1,351,619 474,898 35.0
(参考) 自己資本 2021年3月期第3四半期 481,549百万円 2020年3月期 473,702百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2021年3月期 - 26.00 -
2021年3月期(予想) 27.00 53.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,631,000 △2.5 20,900 △56.1 31,300 △45.3 19,600 △51.3 92.60
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
: 無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 235,017,600株 2020年3月期 235,017,600株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 23,344,617株 2020年3月期 23,344,229株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 211,673,162株 2020年3月期3Q 211,674,055株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的と判断する
一定の前提に基づいており、実際の業績等は、今後の様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性がありま
す。
アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1) 経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2) 財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 4
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 5
(1) 四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 5
(2) 四半期連結損益及び包括利益計算書 ……………………………………………………………… 7
第3四半期連結累計期間 …………………………………………………………………………… 7
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 9
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 9
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………… 10
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当社グループでは、2019年5月に策定した「19-21中期経営計画 さらなる成長への挑戦 ~健康とともに、地域と
ともに~」(以下「19-21中計」という。)に掲げたグループ経営方針「グループ連携体制の構築」「事業モデルの変
革」「地域の人々の健康への貢献」「さらなる生産性の向上」「人づくり」に引き続き取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の流行が続くなか、当社グループでは、生命関
連商品を取り扱う社会インフラとしての使命を果たすべく、感染拡大防止の対策を行うとともに、お取引先様および
当社グループ従業員の安全を確保しながら医薬品等の安定供給に努めてまいりました。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高1兆9,854億63百万円(前年同期比3.8%減)、営
業利益148億65百万円(同57.0%減)、経常利益234億30百万円(同43.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益190
億84百万円(同31.8%減)となりました。
なお、連結子会社のアルフレッサ株式会社(本社:東京都千代田区、以下「アルフレッサ」という。)が、2020年12
月、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)を発注者とする医療用医薬品の入札における独占禁止法違反容疑
で、東京地方検察庁より起訴されました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
① 医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品等卸売事業におきましては、2019年10月と2020年4月の二度の薬価改定および新型コロナウイルス感
染拡大に伴う医療機関における患者様の外来受診抑制や手術件数の減少等の影響により市場は縮小しており、厳しい
事業環境で推移いたしました。また、お得意先様を取り巻く経済状況の悪化に伴い納入価格交渉が厳しくなっている
ことや、医療機関への訪問規制によりプロモーション活動が制限されていることも当社グループの業績に影響を及ぼ
しております。このようななか、当社グループでは、感染予防に十分配慮しながら医薬品の安定供給を最優先に事業
活動を行っております。
当社グループは、医療用医薬品NO.1卸※1として勝ち続けるために「19-21中計」の重点施策として掲げた「MS機
能のさらなる進化」「スペシャリティ商品への注力」「グループ物流の高度化、効率化と標準化」に引き続き取り組
んでおります。
「グループ物流の高度化、効率化と標準化」への取り組みとして、アルフレッサは、2020年7月、ヤマトホールデ
ィングス株式会社(本社:東京都中央区)の連結子会社であるヤマトロジスティクス株式会社(本社:東京都中央区)
と、医療用医薬品、一般用医薬品、医療機器、医療材料および診断薬等の「ヘルスケア商品」の共同配送スキームの
構築に向けた業務提携契約を締結いたしました。これにより、ヘルスケア商品の配送業務効率化および配送能力増強
を目指しております。
連結子会社の東北アルフレッサ株式会社(本社:福島県郡山市、以下「東北アルフレッサ」という。)は、2020年9
月、南東北エリアにおける最新鋭の物流拠点として「郡山物流センター」を稼働いたしました。同センターはGDP
ガイドラインに準拠し、約2万7千品目の豊富な在庫を有するほか、免震構造の採用、72時間稼働の非常用発電機や屋
上ヘリポートの設置等により、大規模災害時でも安定的な医薬品供給が可能なだけではなく、営業エリアを超えた緊
急対応も可能となっております。東北アルフレッサでは同センターを東北地方における物流の中核拠点として活用す
ることで、今後も地域医療に貢献してまいります。
再生医療等製品に関する取り組みとしてアルフレッサは、2020年10月、新たな再生医療等製品の保管・輸送拠点と
なる神戸再生医療流通ステーションを開設いたしました。同施設は、2018年に同社が神奈川県川崎市に開設した殿町
再生医療流通ステーションと同様、液体窒素を用いた設備機器等を導入して超低温(摂氏マイナス150度以下等)の保
管・輸送環境を整備し、お客様のご要望に応じた保管・輸送業務をご提供することが可能となっております。同社は
これまで培ってきた再生医療等製品の保管・輸送に関するノウハウを活かして、アルフレッサグループの主要な物流
拠点に同様の設備を設置し、再生医療等製品に対応した全国流通ネットワークを構築する予定です。
また、アルフレッサは、2020年11月、特殊医薬品の個別化医療支援※2に関する取り組みとして、PHC株式会社(本
社:東京都港区)および富士通Japan株式会社(本社:東京都港区)と個別化医療支援プラットフォーム「NOVUMN(ノヴ
ァム)」のパイロット運用を開始いたしました。特殊医薬品は、サプライチェーンの全工程で、厳格に温度を管理し、
製品一つひとつのトレーサビリティを確立して、適切な在庫量を維持することが製品の安定供給上、重要となってお
ります。
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
「NOVUMN」では、医薬品に貼付したRFIDタグと紐づけた電子情報(医薬品名、用量、使用期限等)により、在庫数の
みならず温度も含めたスマートな在庫情報管理を実現するとともに、IoT(Internet of Things)技術を組み込んだプ
ラットフォームには患者様の治療計画・投与スケジュール等の情報が連動し、医薬品トレーサビリティを一元的に管
理することが可能となります。アルフレッサは、PHC株式会社、富士通Japan株式会社とともに業界標準のプラッ
トフォームとして「NOVUMN」の普及を目指し、個別化医療のDX(Digital Transformation)を推進してまいります。
事業領域の拡大を視野に入れたベンチャー企業への投資として、アルフレッサは、当第3四半期連結累計期間にお
いて、再生医療等製品の開発および開発製造受託を行うファーマバイオ株式会社(本社:愛知県名古屋市)、日本発の
遺伝子治療技術の研究開発および治療薬の開発、製造などを行う株式会社遺伝子治療研究所(本社:神奈川県川崎
市)、オンライン診療システムを医療機関へ提供する株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区)な
らびに慢性心不全を対象とした再生医療等製品の開発を行う株式会社メトセラ(本社:山形県鶴岡市)へ出資いたしま
した。
あわせて、アルフレッサは、2020年10月、同社の出資先である株式会社Lily MedTech(本社:東京都文京区)との間
で、同社が開発する乳房用超音波画像診断装置の日本国内の医療機関に対する総販売代理店契約を締結いたしまし
た。
当セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、薬価改定および新型コロナウイルス感染拡大等の影響による
市場のマイナス成長ならびに価格競争の激化等により、売上高1兆7,464億77百万円(前年同期比4.0%減)、営業利益
121億39百万円(同60.4%減)となりました。
なお、売上高には、セグメント間の内部売上高117億6百万円(同1.0%減)を含んでおります。
※1 出典:「2020最新オール・データ&ランキング」 卸グループ別医療用医薬品事業シェア(株式会社ドラッグマガジン)
※2 個別化医療:悪性腫瘍をはじめとする様々な疾病の治療において、特殊医薬品が高い治療効果を発揮するためには、患者様一人ひと
りの体質や病気のタイプに合わせた個別化医療が有効であると注目が高まっています。
② セルフメディケーション卸売事業
セルフメディケーション卸売事業におきましては、「トータルヘルスケア・マーチャンダイジング・ホールセラ
ー」を推進し、新たな付加価値による差別化と創造性を持つオンリーワン卸を目指し、「19-21中計」の重点施策と
して掲げた「安定的かつ持続的な事業基盤の確立」「消費者視点に立った商品提案」「専売メーカー・専売商品の取
り組み強化」「将来に向けた投資」「各事業セグメントとの連携強化」に引き続き取り組んでおります。
連結子会社のアルフレッサ ヘルスケア株式会社(本社:東京都中央区)と同社の完全子会社である株式会社茂木薬
品商会(本社:東京都中央区)は、2021年1月、アルフレッサ ヘルスケア株式会社を存続会社とする吸収合併契約を
締結いたしました(効力発生日:2021年4月1日)。今後は両社の経営資源を有効かつ効率的に活用して、経営基盤の
さらなる強化を図ってまいります。
当セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染拡大によるインバウンド需要の大幅
な減少の一方で、感染予防関連商品の売上増加および物流を起点とした全社改革の推進によるコスト管理や利益管理
の徹底等により、売上高2,011億99百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益21億84百万円(同16.4%増)となりました。
なお、売上高には、セグメント間の内部売上高4億29百万円(同24.0%減)を含んでおります。
③ 医薬品等製造事業
医薬品等製造事業におきましては、グループシナジーの強化とさらなる規模拡大を推進するため、「19-21中計」
の重点施策として掲げた「安心・安全・誠実なモノづくりの推進」「グループニーズに沿った製品の拡充」「製造受
託・医薬品原薬事業の拡大」「海外事業の拡充」に引き続き取り組んでおります。
「グループニーズに沿った製品の拡充」への取り組みとして、連結子会社のアルフレッサ ファーマ株式会社(本
社:大阪市中央区)において潰瘍性大腸炎の病態把握の補助として製造販売承認を取得し、2019年10月に販売を開始
したカルプロテクチンキット「ネスコート® Cp オート」が、2020年5月1日付で保険適用されました。本製品によ
り、従来よりも大腸内視鏡検査の回数を減らし、患者様の身体的な負担だけでなく経済的な負担軽減が期待され、本
保険適用を機に、医療機関での潰瘍性大腸炎の診断および治療に貢献できるよう、本製品のさらなる普及に努めてま
いります。
当セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療機関等の外来受診抑
制や手術件数の減少による自社製品の売上減少および医療機関等への営業活動の自粛等の影響により、売上高313億
98百万円(前年同期比6.7%減)、営業利益3億57百万円(同76.0%減)となりました。
なお、売上高には、セグメント間の内部売上高66億7百万円(同22.9%減)を含んでおります。
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
④ 医療関連事業
医療関連事業におきましては、「19-21中計」の重点施策として掲げた「機能に応じた店舗の再編」「収益改善を
目指した効率化・高度化」「多機能化による地域社会への貢献」「各事業セグメントとの連携強化」を引き続き推進
する一方、前連結会計年度に発覚した調剤報酬請求に係る不適切行為の再発防止策を徹底するため、新たな管理ソフ
トウェアの導入および適正な人員配置等の対策を講じました。
連結子会社のアポロメディカルホールディングス株式会社(本社:東京都豊島区、以下「アポロメディカル」とい
う。)および株式会社日本アポック(本社:埼玉県川越市)ならびに当社の完全子会社の株式会社中日ファーマシー(本
社:愛知県名古屋市)は、2021年1月、アポロメディカルを存続会社とする吸収合併契約を締結いたしました(効力発
生日:2021年4月1日)。この3社が経営統合することで、調剤薬局事業の強化と効率化を図り、これまで以上にコ
ンプライアンスへの取り組みを強化するとともに顧客視点に立った新たな価値の創造を行える調剤薬局を目指してま
いります。
当セグメントの当第3四半期連結累計期間の業績は、薬価改定および新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療機関
の外来受診抑制等の影響により、売上高251億31百万円(前年同期比6.3%減)、営業損失3億46百万円(前年同期は営業
利益2億64百万円)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
① 資産の部
資産は、前連結会計年度末と比較して706億55百万円増加し、1兆4,222億75百万円となりました。
流動資産は、662億69百万円増加し、1兆1,006億81百万円となりました。これは主として、「受取手形及び売掛
金」が517億10百万円増加および「商品及び製品」が179億95百万円増加した一方で、「現金及び預金」が87億53百万
円減少したことによるものです。
固定資産は、43億86百万円増加し、3,215億94百万円となりました。これは主として、物流センター等の設備投資
などに伴い有形固定資産が60億55百万円増加した一方で、「のれん」等の無形固定資産が15億46百万円減少したこと
によるものです。
② 負債の部
負債は、前連結会計年度末と比較して637億65百万円増加し、9,404億86百万円となりました。
流動負債は、600億17百万円増加し、8,969億96百万円となりました。これは主として、「支払手形及び買掛金」が
746億44百万円増加した一方で、「未払法人税等」が96億58百万円減少および「賞与引当金」が44億26百万円減少し
たことによるものです。
固定負債は、37億47百万円増加し、434億90百万円となりました。これは主として、独占禁止法関連損失引当金等
の「その他」が46億円増加した一方で、「退職給付に係る負債」が6億72百万円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
純資産は、前連結会計年度末と比較して68億90百万円増加し、4,817億89百万円となりました。
これは主として、「利益剰余金」が82億74百万円増加した一方で、アポロメディカルを完全子会社化したこと等に
より「非支配株主持分」が9億56百万円減少および「資本剰余金」が2億98百万円減少したことによるものです。
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1) 四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 210,547 201,794
受取手形及び売掛金 595,353 647,063
有価証券 10 50
商品及び製品 142,896 160,891
仕掛品 1,618 1,462
原材料及び貯蔵品 4,426 4,880
その他 80,225 85,334
貸倒引当金 △665 △795
流動資産合計 1,034,411 1,100,681
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 53,662 64,185
土地 67,178 66,837
その他(純額) 31,337 27,210
有形固定資産合計 152,178 158,234
無形固定資産
のれん 4,103 3,633
その他 13,518 12,441
無形固定資産合計 17,621 16,074
投資その他の資産
投資有価証券 128,559 128,124
その他 24,086 23,988
貸倒引当金 △5,238 △4,827
投資その他の資産合計 147,407 147,285
固定資産合計 317,207 321,594
資産合計 1,351,619 1,422,275
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 798,748 873,392
短期借入金 570 349
未払法人税等 10,543 884
賞与引当金 7,513 3,087
その他 19,602 19,282
流動負債合計 836,978 896,996
固定負債
長期借入金 630 449
退職給付に係る負債 11,764 11,091
その他 27,347 31,948
固定負債合計 39,742 43,490
負債合計 876,720 940,486
純資産の部
株主資本
資本金 18,454 18,454
資本剰余金 101,958 101,660
利益剰余金 317,752 326,027
自己株式 △29,368 △29,369
株主資本合計 408,797 416,772
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 66,901 66,889
繰延ヘッジ損益 △0 △0
土地再評価差額金 △3,658 △3,641
為替換算調整勘定 65 61
退職給付に係る調整累計額 1,597 1,468
その他の包括利益累計額合計 64,905 64,776
非支配株主持分 1,196 239
純資産合計 474,898 481,789
負債純資産合計 1,351,619 1,422,275
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(2) 四半期連結損益及び包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 2,062,854 1,985,463
売上原価 1,908,878 1,854,139
売上総利益 153,976 131,323
返品調整引当金戻入額 678 634
返品調整引当金繰入額 648 561
差引売上総利益 154,006 131,396
販売費及び一般管理費 119,461 116,531
営業利益 34,544 14,865
営業外収益
受取利息 64 45
受取配当金 1,850 1,788
受取情報料 4,724 4,568
その他 1,922 2,460
営業外収益合計 8,561 8,862
営業外費用
支払利息 73 64
持分法による投資損失 1,037 -
不動産賃貸費用 169 150
その他 281 82
営業外費用合計 1,561 298
経常利益 41,544 23,430
特別利益
固定資産売却益 86 45
投資有価証券売却益 485 9,440
特別利益合計 572 9,485
特別損失
固定資産売却損 198 5
固定資産除却損 120 99
減損損失 69 140
投資有価証券評価損 32 5
独占禁止法関連損失引当金繰入額 - 4,567
その他 46 17
特別損失合計 467 4,837
税金等調整前四半期純利益 41,650 28,078
法人税、住民税及び事業税 17,927 8,188
法人税等調整額 △4,331 796
法人税等合計 13,596 8,984
四半期純利益 28,053 19,094
(内訳)
親会社株主に帰属する四半期純利益 27,995 19,084
非支配株主に帰属する四半期純利益 57 9
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 11,172 △12
繰延ヘッジ損益 △0 △0
為替換算調整勘定 △40 △3
退職給付に係る調整額 △296 △128
持分法適用会社に対する持分相当額 15 -
その他の包括利益合計 10,850 △145
四半期包括利益 38,903 18,949
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 38,845 18,939
非支配株主に係る四半期包括利益 58 9
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積り
新型コロナウイルスの感染拡大は、経済や企業活動に広範な影響を与える事象であり、当社グループにおきまし
ても、得意先である医療機関における患者様の受診抑制や手術件数の減少および営業活動の制限等、厳しい事業環
境となっており当社グループの業績に一定の影響が及んでおります。
新型コロナウイルス感染症の収束時期やその影響の程度を、現時点において入手可能な情報および合理的である
と判断される一定の条件に基づき、今後、2021年3月期の年間を通じて当該影響が継続するものと仮定して、固定
資産の減損会計等の会計上の見積りを行っております。
なお、当該見積りに用いた仮定には不確実性があり、新型コロナウイルス感染症の収束時期および経済環境に変
化が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
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アルフレッサ ホールディングス株式会社(2784) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
1.前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益及び包
調整額
医療用 セルフメデ 括利益計算
医薬品等 医療関連 (注1)
医薬品等 ィケーショ 計 書計上額
製造事業 事業 (注2)
卸売事業 ン卸売事業
売上高
外部顧客への売上高 1,806,645 204,293 25,095 26,820 2,062,854 - 2,062,854
セグメント間の
11,826 564 8,571 - 20,962 △20,962 -
内部売上高又は振替高
計 1,818,472 204,857 33,667 26,820 2,083,817 △20,962 2,062,854
セグメント利益又は損失(△) 30,665 1,876 1,486 264 34,293 250 34,544
(注1) セグメント利益の調整額250百万円には、セグメント間取引消去228百万円および各報告セグメントに配分して
いない全社費用22百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であり
ます。
(注2) セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結
損益及び包
調整額
医療用 セルフメデ 括利益計算
医薬品等 医療関連 (注1)
医薬品等 ィケーショ 計 書計上額
製造事業 事業 (注2)
卸売事業 ン卸売事業
売上高
外部顧客への売上高 1,734,771 200,770 24,790 25,131 1,985,463 - 1,985,463
セグメント間の
11,706 429 6,607 - 18,743 △18,743 -
内部売上高又は振替高
計 1,746,477 201,199 31,398 25,131 2,004,206 △18,743 1,985,463
セグメント利益又は損失(△) 12,139 2,184 357 △346 14,334 530 14,865
(注1) セグメント利益の調整額530百万円には、セグメント間取引消去385百万円および各報告セグメントに配分して
いない全社費用144百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であ
ります。
(注2) セグメント利益は、四半期連結損益及び包括利益計算書の営業利益と調整を行っております。
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