2019年3月期 決算説明会資料
2019年5月14日(火)
株式会社コメ兵
証券コード：2780（東証・名証二部）
経営企画部 ＩＲ戦略グループ
ＴＥＬ（052）249-5366
目次
１．2019年3月期 決算概要 P.02
２．営業の状況 P.14
３．2020年3月期 計画 P.26
４．中期経営計画 P.36
５．参考資料 P.48
【注記】
本資料の情報は、現在入手可能な情報から株式会社コメ兵の経営者の判断に基づいて作成されております。
実際の業績は、さまざまな重要な要素により、業績見通しとは大きく異なる結果となりうるため、業績見通しのみに全面的に
依拠することはお控え下さいますようお願いいたします。
また、本資料は、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、皆様ご自身のご判断において行われます
ようお願い申し上げます。
1
2019.3期決算サマリー
業績ハイライト（連結）
売上高 50,960百万円 前期比1.1倍
営業利益 1,860百万円 前期比1.1倍
経常利益 1,826百万円 前期比1.1倍
親会社に帰属する
当期純利益 1,009百万円 前期比0.9倍
（前期特別利益76百万円)
事業トピックス
買取額210億円で過去最高を達成
買取イベント５か所開催で新規顧客獲得
’18年9月北京に海外１号店を出店
2
景気動向
経済環境は緩やかな回復基調だが、世界経済の不確実性が増している
売上高前年比(%) 百貨店売上高 前年比（美術・宝飾・貴金属） 株価（円）
140 コメ兵売上高 前年比(単体)
日経平均株価(各月終値) 24,000
130
120
19,000
110
100
100
‘19.3月期
90 14,000
（出所：日本百貨店協会HP） 3
損益計算書概要(連結)
(百万円) ‘17.3期 ‘18.3期 ‘19.3期 増 減 前期比
売上高 40,134 45,497 50,960 ＋5,462 112.0％
売上総利益 11,144 12,968 13,796 ＋828 106.4％
売上高
27.8％ 28.5％ 27.1％ △1.4pt －
総利益率
販管費 10,312 11,342 11,936 ＋594 105.2％
営業利益 832 1,625 1,860 ＋234 114.4％
経常利益 815 1,610 1,826 ＋215 113.4％
親会社株主に
帰属する 355 1,073 1,009 △64 94.0％
当期純利益 4
売上高推移(連結)
連結売上高
（百万円） ブランド・ファッション事業 タイヤ・ホイール事業 その他 50,960
50,000 45,903 45,497
43,199
40,212 40,134
40,000
34,368
28,914
30,000
20,000
10,000
0
12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 5
利益率推移(連結)
（％）
売上高総利益率 売上高販管費比率 売上高営業利益率
35
30.9 31.4 30.5
28.1 28.5 27.8 28.5
30 27.1
25
24.8 25.7 24.9
20 23.4 23.9 23.2 23.4
22.4
15
10 7.5 7.2
6.1 6.1
4.7
3.6 3.7
5 2.1
0
12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 6
経費推移(連結)
（百万円）
販売費 人件費 一般管理費 11,936
12,000 11,342
10,038 10,271 10,312
9,627
10,000
8,518
8,000
6,765
6,000
4,000
2,000
0
12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 7
営業利益推移(連結)
連結営業利益 連結営業利益率
ブランド・ファッション事業 タイヤ・ホイール事業 その他 営業利益率 （％）
（百万円）
3,129
2,999 10
3,000 2,789
2,500 8
2,103
7.5 1,860
2,000 7.2
6
1,625
1,368 6.1 6.1
1,500
4.7 4
1,000 832
3.6 3.7
2
500
2.1
0 0
12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 8
ROA･ROE推移(連結)
（％）
ROA ROE
15 13.7
13.2
11.1
10.7 12.9 12.8
10
7.2 9.7 9.7
6.1 6.3
5 6.2
3.3 5.8
5.2
2.0
0
12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 9
営業利益 増減要因(連結)
売上高増加により増益
(百万円)
3,000 売上高総利益率
低下△728
2,500 売上高増加
＋1,557 販管費増加
2,000 △593
1,500
1,860
1,625 販売手数料等 販売費増加
1,000 △343百万円
人件費増加 △220百万円
地代家賃等 一般管理費増加
500 △30百万円
0
'18.3期 営業利益（＋234） '19.3期
10
貸借対照表(連結)
出店やシエルマンのグループ化により、固定資産増加
（百万円）
総資産 総資産 負債・純資産 負債・純資産
27,147 30,507 27,147 30,507
現預金 流動負債
現預金 5,487 流動負債
6,528
3,914 5,363 固定負債
商品 固定負債
4,178
商品
11,530 2,866
10,873
他流動資産
他流動資産
純資産 純資産
3,397
3,381
18,918 19,800
固定資産 固定資産
8,978 10,092
'18.3月期 '19.3月期 '18.3月期 '19.3月期 11
キャッシュフロー推移(連結)
投資拡大により財務CＦプラス
営業活動CF 投資活動CF 財務活動CF 現金及び現金同等物
（百万円） 6,086
4,769
4,257
3,886
3,322
2,855
2,113
1,499 1,715
1,447
536 505
△ 107
△ 575 △ 466 △ 777 △ 700
△ 1,091 △ 1,393
△ 2,239
15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 12
セグメント別 売上高・営業利益
(百万円) ‘17.3期 ‘18.3期 ‘19.3期 増 減 前期比
売上高 35,396 40,618 46,377 ＋5,758 114.2％
フブ
ァラ 営業利益 692 1,476 1,730 ＋253 117.2％
ッン
シド
ョ・
ン 営業利益率 2.0％ 3.6％ 3.7％ ＋0.1Pt －
売上高 4,645 4,787 4,507 △280 94.1％
ホタ
イイ 営業利益 113 95 95 +0 100.4％
ーヤ
ル・
営業利益率 2.4％ 2.0％ 2.1％ +0.1pt －
売上高 137 146 122 △24 83.6％
そ
の 営業利益 26 53 34 △19 64.4％
他
営業利益率 19.2％ 36.6％ 28.2％ △8.4pt － 13
１．2019年3月期 決算概要 P.02
２．営業の状況 P.14
３．2020年3月期 計画 P.26
４．中期経営計画 P.36
５．参考資料 P.48
14
ブランド･ファッション事業の取組み①
‘19.3期目標 成果等
KOMEHYO
１．個人買取強化
・大型店3店舗を中心とした既存店の買取アップ →大型店(梅田店･名駅店･新宿店ANNEX)買取額 前期比 約130％
・買取店舗出店 →買取専門店 4店舗出店
・出張買取の関東･関西･中部各エリアでの展開 →実績 約3億円
２．ＷＥＢ販売・買取の強化
・店舗の取寄せ施策の継続強化 →取寄せ実績 前期比 約105％
・ＥＣ関与売上比率向上 →前期比 ＋1.4pt
・宅配買取のアライアンス強化 →提携先 16件
３．収益力の強化
・営業利益率の改善 →ブランドファッション事業：前期比 ＋0.1pt
・在庫コントロールの強化 →単体：商品 前期比 ＋167百万円
・コストコントロールの強化 →単体：販管費率 △1.9pt
KOMEHYOオークション
宝石･時計･ﾊﾞｯｸﾞｵｰｸｼｮﾝを月２回開催予定 →’18.6月より月2回開催
出来高 前期比 約127％
15
買取 個人買取
新規出店･各種施策により個人買取額が過去最高
個人買取額
‘17.3期 ‘18.3期 ‘19.3期 増減 前期比
(百万円)
買取センター 15,927 18,009 20,109 ＋2,099 111.7％
宅配買取 789 906 957 ＋50 105.6％
合計 16,717 18,916 21,067 ＋2,150 111.4％
16
買取 イベント
古物法改正により｢お客様のいつもの場所｣に出向き､リユースを身近に
イベント提携先 期間 新規お客様の構成比
星が丘テラスさま ‘18.06.13~07.09 49%
コメダ珈琲本店さま ‘18.10.28~11.11 76%
星が丘テラスさま ’19.01.09~01.31 44%
タカシマヤ ゲートタワーモールさま ‘19.01.30~02.26 60%
ポレスター一宮さま ‘19.02.02 100%
17
買取 専門店出店
名 称 所在地 オープン
買取センター豊田 愛知県 豊田市 ‘18.10月
買取センター経堂農大通り 東京都 世田谷区 ‘18.11月
買取センター向ヶ丘遊園駅前 神奈川県 川崎市 ‘18.12月
買取センター星が丘テラス 愛知県 名古屋市 ‘19.3月
買取センター新小岩 東京都 葛飾区 ‘19.5月中旬(予定)
【買取センター星が丘テラス】
18
EC オムニチャネル
実店舗とECサイトをつなぐ「WEB取寄せ」が好調
売上高 販売点数
（百万円） ‘17.3期 ‘18.3期 ‘19.3期
前期比 前期比
EC関与売上高 6,147 7,594 8,119 106.9％ 107.1％
EC関与率(※) 25.7% 27.9％ 29.3％ － －
【販売経路別EC売上高の割合(‘19.3期)】 【販売経路別EC売上高推移】
(百万円)
17.2%
10,000 自社サイト 取寄せ 他社サイト
20.8%
自社サイト 8,000
取寄せ 6,000
他社サイト 4,000 4,778 5,030
3,683
62.0%
2,000
0
※小売売上高に占めるEC関与売上高の割合 17.3期 18.3期 19.3期 19
顧客管理
実店舗からオンラインまで顧客情報を一元管理
’19.3期 人 数 前期比
メンバーズカード会員 860千名 108.6%
【顧客管理】
販売 WEB
来店日、利用店舗、購買商品、買取金額等 店舗 販売
カード会員の利用履歴を管理
DMや電話等で、セール等のイベント、 買取 宅配
商品の入荷状況をご案内
センタｰ 買取
20
法人向け販売
KOMEHYOオークション 流通額拡大基調
流通額 前期比 会員企業数
’19.3期 232億円 126.9％ 942社
※今期112社増加
【国内法人向けオークション流通額の推移】 【オークションを月２回開催】
(億円) ‘18.6月より宝石・時計・バッグオークションを月2回開催
流通額拡大を図る
232
183
155
'17.3期 '18.3期 '19.3期 21
人材育成
目利きができる鑑定士を計画的に育成
VMDマイスター数（社内資格）
鑑定士数
VMDインストラクター数（国家資格）
‘19.3期 355人 90人
前期比増減 +26人 ±0人
【KOMEHYOの鑑定士】
体系的な鑑定士育成カリキュラム
鑑定士がその場で査定
在庫･流通状況も見える相場システムが支援
22
人材定着度
従業員の離職率は低く推移し、人材が定着している
離職率（％） コメ兵社員数 548 社員数（人）
535
30 コメ兵離職率 520
487
常用労働者(一般)離職率(※パートを除く) (厚生労働省) 500
25 451
383
400
20 345
323
307
290
300
15 12.9 12.4 12.2
11.3 11.7 11.5 11.8 11.4 11.6
200
10
8.8 100
5
5.8 5.2
5.0 4.5 4.6
3.6 3.2 3.9
0 3.0 0
10.3期 11.3期 12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期
23
ブランドファッション事業の取組み②
‘19.3期目標 成果等
KOMEHYO HONG KONG LIMITED
海外事業統括
香港で ＢtoＢビジネスを拡大 →売上高1,740百万円
(前期比約122％)
北京華夏高名荟商貿有限公司
北京を中心に ＢtoＣビジネスを展開 →’18.9月小売店舗｢LuxStory｣
を北京坊に出店
米滨上海商貿有限公司
上海で中国本土を対象としたＢtoＢビジネス →‘19.6月事務所開設予定
を展開 (社員駐在)
SAHA KOMEHYO COMPANY LIMITED →’18.12月合弁会社設立
’19.１月事務所開設
(社員駐在)
イヴコーポレーション
ｲﾝﾎﾟｰﾄｱﾊﾟﾚﾙ､ｽﾆｰｶｰ等の販売・買取の強化 →’18年8月スニーカー店舗
(WORM TOKYO)を
シエルマン 原宿神宮前エリアに移転
ｱﾝﾃｨｰｸｳｫｯﾁ､ｱﾝﾃｨｰｸｼﾞｭｴﾘｰの輸入･販売
ｵﾘｼﾞﾅﾙｳｫｯﾁの開発・販売 ’18年11月グループ会社化 24
タイヤ・ホイール事業の取組み
2019.3期目標 成果等
クラフト、オートパーツジャパン
１．中古タイヤ・ホイール強化
オートパーツジャパンに機能集約
中古品専門店｢U-ICHIBAN｣展開 →‘18.4月 Craftから｢U-ICHIBAN｣に2店舗転換
’19.4月 同上 2店舗転換
２．WEB販売強化 →WEB売上高 前期比106.8％
３．収益力強化 →営業利益率+0.1pt
’18.7月 URBAN OFF CRAFTをCraft1店舗に併設
’19.2月 同上 2店舗に併設
25
１．2019年3月期 決算概要 P.02
２．営業の状況 P.14
３．2020年3月期 計画 P.26
４．中期経営計画 P.36
５．参考資料 P.48
26
2020年3月期 計画(連結)
業容拡大に伴うコスト増により､増収減益見通し
（百万円） 上期計画 前年同期比 通期計画 前期比
売上高 27,000 115.8% 56,400 110.7%
営業利益 458 93.5％ 1,329 71.4%
経常利益 427 85.7％ 1,261 69.0%
親会社株主に
帰属する 243 75.6％ 727 72.0%
当期純利益
※「新宿店時計館」出店による地代家賃、業容拡大に伴う人件費等のコスト増加により減益の見込み 27
KOMEHYOグループ
コ メ 兵 ブランドリユース事業
小売店運営
｢KOMEHYO｣｢LINK SMILE｣｢USED MARKET｣
KOMEHYO イヴ オート フォーバイフォー
KOMEHYO HONG KONG コーポ シエルマン クラフト パーツ エンジニアリング
オークション
B2Bオークション事業 LIMITED レーション ジャパン サービス
B2Bオークション事業 グローバル事業統括 アパレル並行輸入事業 アンティーク時計 タイヤ・ホイール事業 タイヤ・ホイール事業 タイヤ・ホイール事業
香港B2B事業 スニーカー事業 アンティーク プロショップ運営 中古専門店運営 自動車部品の企画・
シューケア事業 ジュエリー事業 ｢Craft｣ ｢U-ICHIBAN｣ 研究開発・製造等
SAHA
北京華夏
米滨上海 KOMEHYO
NJKP
高名荟 COMPANY ブランド・ファッション事業
商貿有限公司
商貿有限公司 LIMITED
(中国上海) (中国北京)【合弁会社】 (タイ)【合弁会社】 (香港)【合弁会社】
北京への商品供給 小売店運営
タイヤ・ホイール事業
ダイヤモンド
｢LuxStory｣ オークション
28
ブランド・ファッション事業
業界トップシェアを獲得し､GMV(総流通量)の拡大を目指す
１．個人買取の強化 【成長イメージ】
・アライアンス・買取イベントを推進 ↑
・買取専門店の継続出店 売
上
２．法人事業の強化 高 新規事業
・GMV(総流通量)の拡大：KOMEHYOオークションに注力
３．商品管理機能の強化
・増大するGMV(総流通量)を確実に処理するオペレーションの確立
４．ECの強化 法人販売
・オムニチャネル(ECサイトと店舗との連携)
→ECサイトの充実、マーケットプレイスの利用、プロモーションの推進
５．IT及びDT（データテクノロジー）の強化
・GMV(総流通量)から得られるデータの活用、AIを活用した真贋判定 小売
６．人財育成
・鑑定士教育、各階層別の教育や研修を実施
７．新規事業
→将来
・海外事業を含む新規事業への挑戦
29
ブランド・ファッション事業
新宿エリアの移転計画
新宿店 新宿店ANNEX 新宿店時計館
宝石・貴金属、時計 メンズバッグ
‘19.3月 バッグ､レディース衣料 メンズ衣料
買取センター 買取センター
宝石・貴金属、
‘19.5月
バッグ､レディース衣料 同 上
現在
買取センター 時 計
‘20.2月 リニューアル リニューアル
閉 店
(予定) オープン オープン
30
ブランド･ファッション事業 系統図
買取・仕入 販売
① ③
一般 一般
顧客様 コメ兵 顧客様
KOMEHYOオークション
KOMEHYO HONG KONG
米滨上海
北京華夏高名荟
② ④
法人 法人
31
ブランド･ファッション事業 仕入･買取(コメ兵)
一般顧客様からの仕入・買取を強化
1.KAITORI GO（提携・イベント）
専門部署を立ち上げ、百貨店等
① 他社との提携・イベントに注力
一般
顧客様
宅配買取
出張買取
② 提携買取
法人 法人仕入
2.買取専門店を継続出店
32
ブランド･ファッション事業 商品化(コメ兵)
買取・仕入で増加する商品量に確実に対応
1. 徹底した真贋・商品状態確認
2. 相場管理
3. メンテナンスの実施
4. 商品化スピード・コスト管理
5. 安定・適切な店舗への商品供給
33
ブランド･ファッション事業 販売
オークション等の法人向け販売を強化
1.法人向け販売強化
2.KOMEHYOオークション強化
③
２回大会を継続
一般
顧客様
KOMEHYO
ONLINE STORE
提携販売
法人販売 ④
法人
KOMEHYO
HONG KONG
34
タイヤ･ホイール事業
中古品や専門性の高い販売チャネル強化により収益力強化
１．店舗収益力の強化
・中古タイヤ・ホイール専門店を展開：「U-ICHIBAN」
・専門性の高い販売チャネルの強化：「URBAN OFF CRAFT」､「EURO style Craft」
２．ECの強化
・ECサイトの販売チャネル拡大
・SNS(LINE,インスタグラム)の活用
３．新たな取り組み
・自動車部品の企画・研究開発・製造等
35
１．2019年3月期 決算概要 P.02
２．営業の状況 P.14
３．2020年3月期 計画 P.26
４．中期経営計画 P.36
５．参考資料 P.48
36
Reuse market
growth rate
リユース市場は拡大基調
(億円)
市場規模の推移(’17) 新品と中古品の市場規模比較
30,000
30,000 (主要９品目)(’16)
25,000
26,000
20,000
19,932
15,000 17,743
15,966 16,517
14,916 新品市場規模に対して
4.41％
13,594
10,000
5,000
0 ※９品目：ブランド品、衣料・服飾雑貨、家電等、
家具、書籍、ゲーム・メディア、
12 13 14 15 16 17 20 22 玩具・模型、スポーツ用品、カー用品
出所：リサイクル通信推計(2019年5月11日付） 出所：中古市場データブック2018（リサイクル通信）
37
リユース市場 販路別
ネット販売が市場の成長をけん引
【リユース市場規模(’17) 1兆9,932億円】 【販路別のリユース市場(BtoC)】
(億円)
店舗販売 ネット販売 店舗販売 ネット販売
10,000
9,763 9,460 9,315 9,240
Ｃ to Ｃ 8,000
6,905億円
Ｂ to Ｃ （構成比34.6％） 6,000
9,240億円
（構成比46.4％）
4,000 3,317
2,862
Ｂ to Ｃ 2,502
2,158
3,317億円 2,000
（構成比16.6％）
その他・不明 470億円(構成比2.4％) 0
2014 2015 2016 2017
参考：リサイクル通信「中古市場データブック2018」、リサイクル通信推計(2019年5月11日付)を基に推測 38
中期基本目標(連結)
戦略的な投資により中長期的な成長を目指す
（百万円） ‘20.3期 ‘21.3期 ‘22.3期
売上高 56,400 62,300 68,000
営業利益 1,329 2,210 2,630
営業利益率 2.4％ 3.5％ 3.9％
39
売上高計画(連結)
2022年3月期に連結680億円目標
（百万円）
68,000
62,300
56,400
50,960
45,497
18.3実績 19.3実績 20.3計画 21.3計画 22.3計画 40
利益計画(連結)
戦略的な投資により中長期的な成長を目指す
営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益
2,630 2,630
（百万円）
2,210 2,170
1,860 1,826
1,625 1,610 1,700
1,329 1,261 1,370
1,073 1,009
727
18.3実績 19.3実績 20.3計画 21.3計画 22.3計画 41
中長期成長戦略 3つのキーワード
買取
KOMEHYO
GROUP
グロー リユース
バル テック
42
買取 KAITORI GO
専門部署を立ち上げ、他社との提携・イベントに注力
【他社様と提携して買取イベント開催】
お客様が不用品を売却する際に感じる
「本当に売れるのか」
「買取店には行きにくい」等の心理的ハードルを
クリアするため、“GO”の表現を用い、KOMEHYO
がお客様のいつもの場所に出向くことやリユース
を気軽な行為と感じていただきたいという想いを
込めている
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グローバル
海外へのリユースビジネス展開を目指す
北京
香港 北米
バンコク
上海
東南
アジア 進出都市
調査中
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リユーステック AI真贋
データテクノロジー：社内の膨大なデータを活用
【AI真贋の導入目的】
買取プロセスの
鑑定士教育の
効率化 効率化
お客様との グローバル展開
ｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝ強化
※2019年度中に導入予定
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リユーステック オムニチャネル
店舗とWEBをつなぐオムニチャネルを推進
店頭紹介
アプリ
お取り寄せサービス
店舗
KOMEHYO WEB
LINK SMILE ONLINE STORE 【お取り寄せのメリット】
USED MARKET 商品を目で見て確認するため、
安心感・納得感を持って購入できる
【お取り寄せ単価】
お取り寄せサービス 自社サイト経由通信販売の約2~3倍 46
リユーステック フリマアプリ
不正品の流通等､社会問題を鑑定力で解決
【鑑定付ブランドフリマアプリ KANTE(カンテ)】
鑑定利用率とキャンセル率('19.3)
取引キャンセル率
5%(※)
鑑定なし
24%
鑑定で、購入者に安心感を提供
鑑定あり
健全なリユース文化を醸成する 76%
※ 不適切品以外に､付属品不足･出品情報間違い･鑑定対象外品等も含む
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１．2019年3月期 決算概要 P.02
２．営業の状況 P.14
３．2020年3月期 計画 P.26
４．中期経営計画 P.36
５．参考資料 P.48
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会社概要
社 名 株式会社 コメ兵
設 立 1979（昭和54）年5月
本 社 名古屋市中区大須3丁目25番31号
代表者 代表取締役社長 石原 卓児
資本金 1,803百万円
社員数 連結：689名（‘19.3現在）
中古品及び新品の宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料、
事業内容
きもの、カメラ、楽器等の仕入・販売及び不動産賃貸
決算期 3月
株 式 東証・名証二部（証券コード:2780 単元:100株）
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経営理念
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沿革
●買取センター有楽町､池袋西口､立川北口 出店
●自由が丘店 出店
●KOMEHYO HONG KONG LIMITEDを設立
●柏東店､町田店 出店
●株式会社クラフトをグループ化
●｢商品センター｣設置
●株式会社KOMEHYOオークションを設立
●名古屋市大須に5坪の古着屋『米兵商店』を出店
1979 1987 1996 2000 2003 2004 2005 2011 2012 2013 2015 2017 2018
（昭和54） （昭和62） （平成8） （平成12） （平成15） （平成16） （平成17） （平成23） （平成24） （平成25） （平成27） （平成29） （平成30）
●銀座店 出店
●本店に次ぐ大型店舗 新宿店 出店
●東証2部、名証2部に上場
●株式公開（JASDAQ）
●有楽町店 出店 ●梅田店､新宿店ANNEX､名駅店 出店
●関西へ進出（心斎橋店） ●株式会社イヴコーポレーションをグループ化
●インターネット販売を開始
●東京へ進出（買取センター道玄坂） ●買取センター豊田、経堂農大通り、向ヶ丘遊園駅前、
●『株式会社コメ兵』へ社名変更 星が丘テラス 出店
●『株式会社米兵』を設立 ●株式会社シエルマンをグループ化
●中国北京に海外１号店出店 51
販売店舗
28店舗 ５店舗
大型店（約300坪～）
名古屋本店､名駅店､ 販売･買取 ※
新宿店、新宿ANNEX､銀座店､梅田店 レディース
販売･買取 カジュアル衣料、
宝石･貴金属､時計､バッグ､
衣料 等 6店舗 バッグ、小物 等
中型店（約100~200坪）
大規模主要都市へ出店 3店舗
販売･買取 3店舗
販売･買取 ※
小型店（約20~30坪） 低価格帯の衣料、
主要都市へ出店 バッグ、小物 等
販売･買取 8店舗
買取センター ※一部店舗は販売のみ
主要都市へ出店
買取専門 11店舗
計36店舗 (‘19.3現在)
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株主還元
配当推移
配当(円) 配当性向(％)
40
期末配当金（左軸） 中間配当金（左軸） 100
35 90
配当性向（右軸）
80
30 16 16
70
(予定)
25
60
20 50
48.2 40
15
30
10 34.7
20
(予定)
5
10
16 16
0 0
08.3期 09.3期 10.3期 11.3期 12.3期 13.3期 14.3期 15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期 20.3期
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