2764 ひらまつ 2021-10-12 17:00:00
月次速報(単体)に関するお知らせ [pdf]

                                                       2021 年 10 月 12 日
各   位

                              会 社 名       株 式 会 社 ひ ら ま              つ
                              代表者名        代表取締役社長兼 CEO 遠 藤           久
                              ( コ ー ド     番 号   2 7 6 4  東 証 一部      )
                              問合せ先        取 締 役 C F O 北 島 英          樹
                              ( T E L :    0 3 - 5 7 9 3 - 8 8 1 8   )




              月次速報(単体)に関するお知らせ

2021 年9月度の月次業績(単体)速報について、以下のとおりお知らせいたします。

                            全社合計
                               9月の全社売上高は 665 百万円、全社の既存店売
                              上は前年比 82.0%(8月の前年比は 90.7%)、一昨年
                              対比で 61.2%(8 月の一昨年対比は 68.9%)となりま
                              した。売上拡大が見込める店舗へのスタッフの異動
                              やテイクアウトの拡販等を行ってまいりましたが、
                              前年に実施された Go To トラベル事業の追い風がな
                              かったことに加えて、緊急事態宣言の延長に伴う時
                              短営業と酒類提供の禁止の外的要因の影響が大き
                              く、前月に引き続き、既存店の回復傾向は鈍化いた
                              しました。しかしながら、直近の緊急事態宣言解除
                              後は、苦戦していたレストランのディナーやホテル
                              の予約も回復基調にあります。
                               下期における反転攻勢として、レストラン事業で
                              は 10 月 15 日から始まる秋の全社プロモーションの
                              実施やクリスマスに向けた拡販等に取り組み、売上
                              の回復を図ってまいります。




                            レストラン事業
                               東京・大阪・京都・北海道・福岡全域において緊
                              急事態宣言が9月 30 日まで延長となり、集客の落ち
                              込みや酒類販売中止の影響による客単価の低下によ
                              り売上は前年を下回りましたが、9月後半より 10 月
                              の宣言解除が現実味を帯びはじめ、百貨店等のビル
                              イン店舗ではランチの集客を中心に少しずつ回復の
                              兆しが見え始めております。そんな中、顧客ニーズ
                              をしっかりと捉えた付加価値の高いプランや記念日
                              需要に向けた販売施策などに一定の成果が見られま
                              した。また、先月に引き続き、一部の店舗で定休日
                              を設け稼働の高いホテルに人員を集中させる等、全
                              社での収益の最大化を図る対策を取っております。
                               テイクアウト&タクシーデリバリーについては、
                              9月は前月を下回ったものの、4月以降、安定した
                              売り上げを維持し、 上期合計では前年比 258%を達成
                              いたしました。下期に向けては、クリスマスハンパ
                              ーやおせちの販売、通販の再開などを予定しており、
                              更なる売り上げ向上を目指してまいります。




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                                     ブライダル事業
                                        8月から続く新型コロナウイルスの爆発的な感染
                                       拡大により、マーケットは前月に比べさらに厳しい状
                                       況となり、実施婚礼、新規営業共に大きな影響を受け
                                       ております。解約検討も増加する中、婚礼参列者への
                                       ワインプレゼント施策の継続と、家族婚・フォト婚・
                                       オンラインウエディング等、顧客ニーズに寄り添った
                                       提案により、延期を 10%に留め、延期案件はすべて今
                                       期内で着地させることができました。
                                        実施婚礼においては、顧客満足度の向上と単価 UP
                                       に向けた施策として、婚礼メニューの内容を見直し、
                                       新たなツールを作成、これにより料飲単価は一昨年対
                                       比で約8割の店舗が単価アップとなりました。
                                        新規営業においては、シルバーウィークにレストラ
                                       ンやホテルで利用できるギフト券を来館特典とする
                                       当社独自の施策を実施し集客を確保、加えて、新規獲
                                       得強化の為のデジタルマーケティング専属チームを
                                       発足し予約率の改善に着実な成果を出し始めていま
                                       す。
                                        また、ライフ・タイム・バリュー事業に向けた取り
                                       組みとして、既存の婚礼商品に留まらず当社だからこ
                                       そ出来るレストラン・ホテル連携の商品開発に本格着
                                       手し、プロポーズ需要に対する窓口の開設や、リゾー
                                       トホテルでの家族婚礼の開催など、ブライダル事業を
                                       ベースに新たな横展開を推進しております。


                                     ホテル事業
                                         緊急事態宣言適用期間が9月末までの延長となり
                                       厳しいマーケット状況の中、9月の既存店売上は、
                                       前月に引き続き昨年の Go To キャンペーンによる集
                                       客増の影響もあり、昨年比は 66%に留まり、ほぼ一昨
                                       年並(一昨年比 99.5%)となりましたが、宣言解除に
                                       向けた各種報道により、10 月〜12 月に向けた予約受
                                       注においては、7月及び8月に受注した予約数のほ
                                       ぼ倍となりました。
                                         賢島は、引き続き好調に推移しております。熱海
                                       は、新たに展開した夕食のワインペアリングプラン
                                       が好評を博し、集客増に繋がりました。宜野座、仙
                                       石原、京都は、酒類提供停止に伴い減速しましたが、
                                       10 月以降のアルコールドリンク提供に備え、秋の新
                                       メニュー提供とともにお客様をお迎えする準備を進
                                       めております。また、京都においては、今秋以降に
                                       向け、「高台寺ひらまつ」、及び「十牛庵」でのお
                                       食事が楽しめる連携企画の販売を開始いたします。
                                         軽井沢御代田は、早秋のフォレストダイニングの
                                       サービスをスタートし、ヴィラテラスでのコースデ
                                       ィナーの販売等により引き続き高い稼働率を維持し
                                       ております。 また冬にむけて美食体験企画として  「冬
                                       ごもり鍋」プランを販売予定です。


注)1.各数値につきましては、速報値のため確定値と異なることがあります。
     (監査法人の監査は受けておりません)
  2. 上記数値は株式会社ひらまつ単体の数値であり、連結数値ではありません。
  3.各月の数値は百万円未満を四捨五入しております。
  4.開業より 15 か月経過した店舗を既存店とします。
     ※2020 年 11 月に閉店した「ブラッスリー ポール・ボキューズ博多」 2020 年 12 月に閉店した
                                          、                「リストランテ オ
      ルケストラータ」は 2020 年 12 月からレストラン事業の既存店に含んでおりません。
     ※2021 年2月より当社による運営となった「高台寺ひらまつ」、「十牛庵」はレストラン事業の既存店に含まれ
      ておりません。
                                                               以   上


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