2750 J-石光商事 2019-02-08 15:10:00
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月8日
上 場 会 社 名 石光商事株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2750 URL http://www.ishimitsu.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 石脇 智広
問合せ先責任者 (役職名) 取締役執行役員管理部門長 (氏名) 吉川 宗利 (TEL) 078-861-7791(代表)
四半期報告書提出予定日 平成31年2月12日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日~平成30年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 29,867 △0.3 510 1.7 521 △6.1 367 △3.6
30年3月期第3四半期 29,961 2.2 502 14.1 554 19.0 381 126.4
(注) 包括利益 31年3月期第3四半期 398百万円( △7.0%) 30年3月期第3四半期 428百万円( △15.2%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年3月期第3四半期 47.70 -
30年3月期第3四半期 49.48 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年3月期第3四半期 23,850 8,525 35.0
30年3月期 22,206 8,207 36.1
(参考) 自己資本 31年3月期第3四半期 8,338百万円 30年3月期 8,020百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00
31年3月期 - 0.00 -
31年3月期(予想) 12.00 12.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年3月期の連結業績予想(平成30年4月1日~平成31年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 39,300 2.0 720 26.9 715 13.3 475 8.3 61.62
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) 、 除外 ―社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 8,000,000株 30年3月期 8,000,000株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 291,991株 30年3月期 291,989株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 7,708,010株 30年3月期3Q 7,708,137株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
(追加情報) …………………………………………………………………………………………… 8
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、中国の経済成長鈍化に伴い、一部企業の収益に変調が報じ
られているものの、総じて安定した雇用環境のもと、緩やかな回復傾向にあります。
しかしながら、欧州や米国における不安定な政治動向、中東及びアジア地域での地政学的リスクの高まりなど
により、先行き不透明な状況は続いています。
また、当社グループの主力マーケットである食品業界においては、消費回復傾向の落ち込みにより、引き続き
厳しい経営環境が続いています。
為替相場は、期初から緩やかな円安傾向で推移しておりましたが、期末近くになり世界同時株安の影響により
急激に円高へすすむなど不安定な値動きとなっております。
一方、コーヒー生豆相場は、期初の1ポンドあたり118.15セントからスタートし、主要生産国での安定した生
産が見込まれ、小幅なレンジのなかで推移し、生産量増加とドル高の影響をうけて、一時100セント割れを見、12
月末では101.85セントとなりました。
このような状況のなか、当社グループは中期経営計画「Sプロジェクト」達成に沿って、前期に引き続き利益率
の改善、経営体質の強化に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間における売上高は29,867百万円(前年同期比0.3%減少)、営業利益は510百万円
(前年同期比1.7%増加)、経常利益は持分法による投資利益の減少により521百万円(前年同期比6.1%減少)、
親会社株主に帰属する四半期純利益は367百万円(前年同期比3.6%減少)となりました。
各部門別の状況は次のとおりであります。
① コーヒー・飲料部門
1)コーヒー生豆
一般品は工業用及び業務用の原料としての販売が好調でした。また、プレミアム品においても、品質をはじ
めとする付加価値の高い原料へのニーズを捉え、業務用及び家庭用原料の販売が好調でした。
その結果、コーヒー生豆の売上高は前年同期比14.2%増加いたしました。
2)コーヒー加工品
レギュラーコーヒーは、大手得意先向けのコーヒーバッグで、原料から製品まで取り扱うようになったこと
で、受注が増え、売上が増加いたしましたが、家庭用パック製品の販売が伸び悩みました。
その結果、コーヒー加工品の売上高は、前年同期比1.3%減少いたしました。
3)飲料事業
穀物茶、海外産その他茶葉の販売は順調にすすみましたが、主力の紅茶原料において、海外生産国の政治事
情や品質事情に伴う安定供給懸念の影響により、国内飲料メーカー向けの販売が減少いたしました。また、果
汁原料においても、大手得意先の商品変更の影響により販売が減少いたしました。
その結果、飲料事業の売上高は前年同期比26.5%減少いたしました。
これらの理由によりコーヒー・ 飲料部門の売上高は9,812百万円(前年同期比0.5%増加)となりました。
② 食品部門
1)加工食品
フルーツ・野菜の加工品は、引き続き、ボランタリー・チェーンへの販売が順調に推移し、製菓ルートへの
販売強化も継続しました。その結果、売上高は前年同期比3.8%増加いたしました。
イタリアン関連商品は、注力している低価格志向マーケット対応のトルコ産パスタ、スペイン産オリーブオ
イルが徐々に実を結び、また大手カフェチェーン向けのブラッドオレンジジュースの販売が好調でした。しか
しながら、パスタ製品において大手顧客の取引が減少し、売上高は前年同期比14.4%減少いたしました。
メーカー商品は、ドライ食品において引き続き大手顧客の帳合変更の影響が大きく、売上高は前年同期比
9.4%減少いたしました。
その結果、加工食品の売上高は前年同期比7.2%減少いたしました。
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2)水産及び調理冷食
水産は、商品によって資源の枯渇による価格高騰や需要減少による相場の下落がありましたが、主力のエ
ビ、タコの外食チェーン、量販店への販売が順調に推移いたしました。
調理冷食は、量販店向けの鶏肉加工品において、年末の需要ピークに向け販売強化に取り組みましたが、残
念ながら昨年実績には届かず、また有力外食チェーンのメニュー入替による落ち込みをカバーできず、販売が
減少いたしました。
その結果、水産及び調理冷食の売上高は前年同期比1.9%増加いたしました。
3)農産
輸入生鮮野菜は、食品メーカー向けの剥き玉ねぎ、コンビニエンスストア向けのにんじん、レタスの販売が
順調に推移いたしました。
農産加工品は、コンビニエンスストア向けの冷凍筍の販売が順調に推移いたしましたが、外食産業向け味付
けレンコンや甘露煮などの栗加工品の販売は減少いたしました。
その結果、農産の売上高は前年同期比9.1%増加いたしました。
これらの理由により食品部門の売上高は17,683百万円(前年同期比0.4%増加)となりました。
③ 海外事業部門
注力している酒類の輸出は順調に推移いたしましたが、香港、台湾などアジア向けの一般の食品類で厳しい
競争の影響により販売が伸び悩みました。
その結果、海外事業部門の売上高は2,372百万円(前年同期比8.3%減少)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は23,850百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,643百万円の増加とな
りました。これは主に期末日直近3カ月の売上高増加に伴う売上債権1,601百万円が増加したことによるものであり
ます。
(負債)
負債合計は15,324百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,324百万円の増加となりました。これは主に仕入債務
763百万円及び借入金559百万円が増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は8,525百万円となり、前連結会計年度末に比べ318百万円の増加となりました。これは主に繰延ヘッジ
損益58百万円及び親会社株主に帰属する四半期純利益367百万円の増加に対し、配当金の支払い77百万円によるもの
であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想及び配当予想につきましては、平成30年5月11日に公表いたしました業績予想から変更はありませ
ん。
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,536,136 2,606,869
受取手形及び売掛金 7,515,872 9,117,724
商品及び製品 4,415,450 4,505,743
未着商品 876,721 817,586
仕掛品 16,179 4,499
原材料及び貯蔵品 69,530 85,922
その他 376,753 282,332
貸倒引当金 △2,960 △2,649
流動資産合計 15,803,682 17,418,028
固定資産
有形固定資産 2,509,411 2,546,011
無形固定資産 293,493 260,806
投資その他の資産
投資有価証券 3,287,954 3,234,740
その他 357,111 434,135
貸倒引当金 △44,724 △43,602
投資その他の資産合計 3,600,341 3,625,273
固定資産合計 6,403,246 6,432,090
資産合計 22,206,929 23,850,119
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年3月31日) (平成30年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,969,961 4,733,253
短期借入金 2,926,600 2,910,000
1年内返済予定の長期借入金 1,431,456 1,609,856
未払法人税等 141,232 88,833
賞与引当金 173,193 108,143
その他 1,602,563 1,725,634
流動負債合計 10,245,007 11,175,721
固定負債
長期借入金 2,990,676 3,388,734
退職給付に係る負債 106,915 107,688
その他 657,146 652,289
固定負債合計 3,754,737 4,148,712
負債合計 13,999,744 15,324,433
純資産の部
株主資本
資本金 623,200 623,200
資本剰余金 357,674 357,674
利益剰余金 7,022,719 7,313,289
自己株式 △107,538 △107,540
株主資本合計 7,896,055 8,186,624
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 161,513 143,614
繰延ヘッジ損益 △71,715 △13,337
為替換算調整勘定 34,814 21,622
その他の包括利益累計額合計 124,612 151,898
非支配株主持分 186,516 187,162
純資産合計 8,207,184 8,525,686
負債純資産合計 22,206,929 23,850,119
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
売上高 29,961,147 29,867,830
売上原価 25,992,235 25,702,022
売上総利益 3,968,911 4,165,807
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 680,348 723,505
貸倒引当金繰入額 △1,341 △33
報酬及び給料手当 995,217 1,037,050
賞与引当金繰入額 71,012 95,693
その他 1,721,297 1,798,746
販売費及び一般管理費合計 3,466,535 3,654,962
営業利益 502,376 510,844
営業外収益
受取利息 3,320 3,547
受取配当金 7,877 5,890
持分法による投資利益 50,631 14,302
受取賃貸料 15,930 15,680
その他 40,855 52,918
営業外収益合計 118,615 92,338
営業外費用
支払利息 59,502 57,073
その他 6,499 25,062
営業外費用合計 66,002 82,135
経常利益 554,990 521,047
特別利益
投資有価証券売却益 - 38,500
特別利益合計 - 38,500
特別損失
固定資産売却損 3 1,523
固定資産除却損 1,280 2,997
貸倒引当金繰入額 - 400
特別損失合計 1,284 4,920
税金等調整前四半期純利益 553,705 554,627
法人税、住民税及び事業税 143,608 155,724
法人税等調整額 24,911 27,410
法人税等合計 168,520 183,135
四半期純利益 385,185 371,491
非支配株主に帰属する四半期純利益 3,815 3,841
親会社株主に帰属する四半期純利益 381,369 367,650
6
石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日 (自 平成30年4月1日
至 平成29年12月31日) 至 平成30年12月31日)
四半期純利益 385,185 371,491
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 25,665 △12,488
繰延ヘッジ損益 30,198 58,377
為替換算調整勘定 △3,051 △1,545
持分法適用会社に対する持分相当額 △9,281 △17,057
その他の包括利益合計 43,529 27,286
四半期包括利益 428,715 398,778
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 424,899 394,936
非支配株主に係る四半期包括利益 3,815 3,841
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石光商事株式会社(2750) 平成31年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連
結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負
債の区分に表示しております。
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