2750 J-石光商事 2019-11-11 15:10:00
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月11日
上 場 会 社 名 石光商事株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2750 URL http://www.ishimitsu.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 石脇 智広
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理部門長 (氏名) 吉川 宗利 (TEL) 078-861-7791(代表)
四半期報告書提出予定日 2019年11月13日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第2四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第2四半期 18,641 △2.4 96 △49.6 65 △69.9 58 △61.5
2019年3月期第2四半期 19,107 1.6 192 38.7 216 17.2 152 13.4
(注)包括利益 2020年3月期第2四半期 △15百万円( -%) 2019年3月期第2四半期 285百万円( 44.5%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第2四半期 7.65 -
2019年3月期第2四半期 19.84 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年3月期第2四半期 21,417 8,515 38.8
2019年3月期 21,922 8,599 38.3
(参考)自己資本 2020年3月期第2四半期 8,309百万円 2019年3月期 8,398百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 12.00 12.00
2020年3月期 - 0.00
2020年3月期(予想) - 12.00 12.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 37,903 △1.7 350 △38.9 262 △55.7 170 △58.9 22.06
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期2Q 8,000,000株 2019年3月期 8,000,000株
② 期末自己株式数 2020年3月期2Q 291,991株 2019年3月期 291,991株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期2Q 7,708,009株 2019年3月期2Q 7,708,011株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………… 8
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、鉱工業生産や機械受注等弱含みを示す指標が混在している
ものの、堅調な雇用・所得環境の下支え、個人消費の持ち直しにより、概ね横ばいで推移しているもようです。
一方、海外に関しては、米中貿易摩擦や中国経済の景気減速、欧州における不安定な政治動向、中東及びアジ
ア地域での地政学的リスクの高まり、長期化が懸念される日韓問題等により、先行き不透明な状況が続いており
ます。
当社グループの主力マーケットである食品業界におきましては、総菜等の中食市場の拡大や外食産業における
客単価の上昇はみられるものの、物流費の上昇や労働力不足の影響によりメニュー数を削減する等厳しい経営環
境が続いております。
為替相場におきましては、期初より1ドルあたり111円台で推移しておりましたが、米中の貿易摩擦の影響等に
より9月末では107円台まで円高が進行しました。
コーヒー業界におきましては、コーヒー相場は期初の1ポンドあたり94.50セントからスタートし、主要生産国
での天候不順による生産量への影響が懸念され、一時は111セント台まで上昇したものの、徐々に落ち着きを取り
戻し9月末では101.15セントとなりました。
このような状況のなか、当社グループは新たに策定した中期経営計画「Iプロジェクト」達成に向け、初年度
である当連結会計年度は、ミッション「世界の食の幸せに貢献する」を掲げ、財務の健全化、人材の強化に加え
て経済的価値と社会的価値の両立を目指し、社会、お客様、株主、社員等のステークホルダーズから必要とされ
続ける会社になるべくそのための仕組みづくりを進めております。
当第2四半期連結累計期間における売上高は18,641百万円(前年同期比2.4%減少)、売上総利益は2,697百万
円(前年同期比3.0%増加)、販売費及び一般管理費で、人件費及び物流費の増加に加えて貸倒引当金繰入の計
上、物流センター改修に伴う修繕費を計上したことにより営業利益は96百万円(前年同期比49.6%減少)、営業
外費用に持分法による投資損失を計上したことにより経常利益は65百万円(前年同期比69.9%減少)、親会社株
主に帰属する四半期純利益は58百万円(前年同期比61.5%減少)となりました。
なお、物流コストについては喫緊の課題として、専門部署を設置し、最適な物流体制の構築及び在庫管理の一
層強化等、コスト上昇の対応に取り組んでおります。
各部門別の状況は次のとおりであります。なお、当連結会計年度期首より組織変更を行ったため、当第2四半
期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。
① コーヒー・飲料部門
1)コーヒー飲料原料
コーヒー生豆は、全般的にコーヒー相場の下落及び円高の影響により売上高が減少いたしました。また、一般
品において価格競争を避けたことで販売量が減少し、プレミアム品においても一部顧客仕様商品の販売量が減少
したため、売上高が減少いたしました。
飲料事業は海外生産国で生じた原料供給不安に慎重になったことから、工業用向けへの販売が減少いたしまし
た。
その結果、コーヒー飲料原料の売上高は前年同期比12.8%減少いたしました。
2)コーヒー飲料製品
レギュラーコーヒーは、大手得意先向けコーヒーバッグ販売での営業強化、秋口販売に向けてのリニューアル
も重なり、販売量の増加となりました。また、外食チェーンに新規採用され順調に推移し増加となりましたが、
顧客仕様商品の販売減少、ペットボトルコーヒーの終売等による減少もありました。
その結果、コーヒー飲料製品の売上高は前年同期比0.9%増加いたしました。
これらの理由により、コーヒー・飲料部門の売上高は5,762百万円と前年同期比7.9%の減少となり、売上総利
益は956百万円と前年同期比4.7%の減少となりました。
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
② 食品部門
1)加工食品
ドライ商品は、フルーツ・野菜の缶詰類が引き続きボランタリー・チェーンへの販売が順調に推移し、売上高
は前年同期比4.5%増加いたしました。
フローズン商品は、飲料メーカー向け果汁原料の新規採用、大手カフェチェーン向けのブラッドオレンジジュ
ース及びスーパー惣菜ルートで白身魚フライの販売が順調に推移いたしました。また、特定の商品用途向けにモ
ッツァレラチーズの販売が拡大し、売上高は前年同期比18.3%増加いたしました。
メーカー商品は、新規帳合先の獲得等により、売上高は前年同期比2.9%増加いたしました。
その結果、加工食品の売上高は前年同期比5.7%増加いたしました。
2)水産及び調理冷食
水産は、主力商品のエビが外食産業向けに新規採用され、またボランタリー・チェーンへの導入アイテム増加
等により販売が順調に推移いたしました。一方でタコは原料価格が高値で推移している影響により販売が減少い
たしました。
調理冷食は、鶏肉原料が相場高騰の影響を受け販売が減少いたしました。鶏肉加工品は量販店向けの新チキン
商品の販売が順調に推移し、加えて有力外食チェーンの定番メニューに新規採用されたことにより販売が順調に
推移いたしました。
その結果、水産及び調理冷食の売上高は前年同期比1.7%増加いたしました。
3)農産
輸入生鮮野菜は、食品メーカー向けに剥き玉葱の販売が順調に推移いたしましたが、国産の春夏野菜の豊作に
よりレタス、人参等の販売が減少いたしました。
農産加工品は、顧客指定の冷凍倉庫スペースひっ迫の影響により冷凍筍の販売が減少いたしました。
その結果、農産の売上高は前年同期比12.2%減少いたしました。
これらの理由により食品部門の売上高は11,268百万円と前年同期比0.2%の微減となり、売上総利益は1,488百
万円と前年同期比4.6%の増加となりました。
③ 海外事業部門
営業体制の革新を図るべく取り組みましたが、その遅れと厳しい環境により、計画通りには売上高は伸長しま
せんでした。しかしながら当社企画による缶コーヒー等、オリジナル商品の取扱い強化、更に長年取り組んでい
る酒類輸出の増加も寄与し、売上高は前年同期に比べ増加いたしました。加えて、海外子会社の収益改善が進み
ました。
その結果、海外事業部門の売上高は1,609百万円と前年同期比3.5%の増加となり、売上総利益は251百万円と
前年同期比31.3%の増加となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ504百万円減少の21,417百万円となりまし
た。これは主に現預金1,207百万円の減少に対し、有形固定資産866百万円の増加によるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末に比べ420百万円減少の12,902百万円となりました。これは主に仕入債務709百万円
の減少に対し、借入金及びSDGs推進に関連した社債328百万円の増加によるものであります。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ84百万円減少の8,515百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属
する四半期純利益58百万円の増加に対し、配当金の支払い92百万円,その他有価証券評価差額金29百万円及び繰延ヘ
ッジ損益20百万円の減少によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想及び配当予想につきましては、2019年5月15日に公表いたしました業績予想を変更しております。
詳細につきましては、2019年10月29日に公表しております「業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照願いま
す。
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,999,788 1,791,984
受取手形及び売掛金 7,239,445 6,713,434
商品及び製品 3,989,273 4,187,977
未着商品 855,163 960,688
仕掛品 16,088 26,554
原材料及び貯蔵品 64,722 71,553
その他 406,620 462,473
貸倒引当金 △2,858 △7,224
流動資産合計 15,568,242 14,207,441
固定資産
有形固定資産 2,586,330 3,452,781
無形固定資産 257,118 237,495
投資その他の資産
投資有価証券 3,236,790 3,176,259
その他 317,295 400,269
貸倒引当金 △43,596 △63,233
投資その他の資産合計 3,510,489 3,513,295
固定資産合計 6,353,938 7,203,572
繰延資産 - 6,746
資産合計 21,922,180 21,417,760
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,967,699 3,258,234
短期借入金 2,237,500 1,422,825
1年内償還予定の社債 - 56,000
1年内返済予定の長期借入金 1,570,256 1,681,956
未払法人税等 142,977 68,517
賞与引当金 183,854 206,217
その他 1,560,444 1,315,806
流動負債合計 9,662,733 8,009,557
固定負債
社債 - 344,000
長期借入金 2,988,720 3,620,592
退職給付に係る負債 108,468 115,208
その他 562,668 813,157
固定負債合計 3,659,857 4,892,958
負債合計 13,322,590 12,902,515
純資産の部
株主資本
資本金 623,200 623,200
資本剰余金 357,674 357,674
利益剰余金 7,359,040 7,325,495
自己株式 △107,540 △107,540
株主資本合計 8,232,375 8,198,829
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 145,779 116,291
繰延ヘッジ損益 1,046 △19,016
為替換算調整勘定 19,692 13,609
その他の包括利益累計額合計 166,518 110,885
非支配株主持分 200,696 205,529
純資産合計 8,599,590 8,515,244
負債純資産合計 21,922,180 21,417,760
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 19,107,683 18,641,006
売上原価 16,488,276 15,943,489
売上総利益 2,619,407 2,697,517
販売費及び一般管理費
荷造運搬費 469,318 497,496
貸倒引当金繰入額 △768 25,203
報酬及び給料手当 585,213 626,628
賞与引当金繰入額 167,966 177,617
その他 1,205,410 1,273,759
販売費及び一般管理費合計 2,427,139 2,600,705
営業利益 192,268 96,811
営業外収益
受取利息 2,689 2,422
受取配当金 2,960 4,336
持分法による投資利益 24,517 -
受取賃貸料 10,620 9,624
その他 39,264 28,217
営業外収益合計 80,051 44,600
営業外費用
支払利息 38,400 33,929
持分法による投資損失 - 28,825
その他 17,769 13,572
営業外費用合計 56,170 76,328
経常利益 216,150 65,083
特別利益
投資有価証券売却益 4,729 -
特別利益合計 4,729 -
特別損失
固定資産除却損 2,997 0
特別損失合計 2,997 0
税金等調整前四半期純利益 217,882 65,083
法人税、住民税及び事業税 82,019 50,594
法人税等調整額 △13,343 △29,634
法人税等合計 68,676 20,959
四半期純利益 149,206 44,123
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △3,751 △14,826
親会社株主に帰属する四半期純利益 152,957 58,950
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純利益 149,206 44,123
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 4,694 △8,430
繰延ヘッジ損益 135,579 △20,062
為替換算調整勘定 △5,169 △9,672
持分法適用会社に対する持分相当額 1,483 △20,962
その他の包括利益合計 136,588 △59,127
四半期包括利益 285,794 △15,003
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 289,545 3,317
非支配株主に係る四半期包括利益 △3,751 △18,321
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石光商事株式会社(2750) 2020年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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