2743 J-ピクセル 2021-02-15 15:30:00
特別損失の計上及び2020年12月期連結業績と前期実績との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                          2021 年2月 15 日
 各     位
                                      会 社 名    ピクセルカンパニーズ株式会社
                                      代表者名     代 表 取 締 役 社 長 吉田 弘明
                                      (コード番号   2743 JASDAQ)
                                      問合せ先
                                      役職・氏名    取 締 役 管 理 本 部 長 山元 俊
                                      電    話   03-6731-3410


     特別損失の計上及び 2020 年 12 月期連結業績と前期実績との差異に関するお知らせ


  当社は、2020 年 12 月期(2020 年1月1日~2020 年 12 月 31 日)において、特別損失を計上いたしました
 のでお知らせいたします。あわせて、2020 年 12 月期の連結業績につきまして、前期実績との間で差異が生じ
 ましたので、お知らせいたします。


                               記

1. 特別損失について
  ①個別決算
     ⅰ関係会社株式の評価損
      当社は、ピクセルゲームズ株式会社(以下、
                         「PXG」といいます)の株式簿価の全額に対し関係会社株
     式評価損 532 百万円を計上いたしました。
      PXG においては、主に海外の IR 施設等に対しカジノ用ゲーミングマシンの販売活動を行っておりまし
     たが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、IR 施設の休業や海外への渡航制限等営業・販売活動に影
     響が生じております。また同感染症の収束の見込の目途が立たないことから、PXG での営業・販売活動
     は今後も制限されることが見込まれることから PXG の株式価値について合理的かつ保守的に検討した結
     果、関係会社株式評価損を計上することといたしました。なお、個別決算で計上される当該損失は、連
     結決算においては相殺消去されるため、連結業績に与える影響はありません。


     ⅱ貸倒引当金繰入
      当社は、PXG に対する貸付金 1,640 百万円について、上記「①個別決算 ⅰ関係会社株式の評価損」
     にて記載のとおり、PXG での営業・販売活動が新型コロナウイルス感染症の影響から長期的には回収を
     図るものの、当該債権の回収可能性について、合理的かつ保守的に検討した結果、貸倒引当金繰入額
     1,640 百万円を計上いたしました。
      また、当社連結子会社である海伯力(香港)有限公司に対する立替金 52 百万円について、同様に検討
     した結果、貸倒引当金繰入額 52 百万円を計上いたしました。なお、個別決算上で計上される当該損失
     は、連結決算において相殺消去されるため、連結業績に与える影響はありません。


  ②連結決算
     ⅰ減損損失
      当社は、上記「①個別決算 ⅰ関係会社株式の評価損」記載のとおり、PXG における今後の営業・販
     売活動が制限されることが見込まれることから、PXG に係る固定資産 32 百万円を減損処理し、2020 年



                              - 1 -
    12 月期決算において減損損失として計上いたしました。


   ⅱたな卸資産評価損
       当社は、上記「①個別決算 ⅰ関係会社株式の評価損」記載のとおり、PXG における今後の営業・販
    売活動が制限されることが見込まれることから、PXG に係るたな卸資産 439 百万円を減損処理し、2020
    年 12 月期決算においてたな卸資産評価損として計上いたしました。


    ⅲその他特別損失
       当社は、上記「①個別決算 ⅰ関係会社株式の評価損」記載のとおり、PXG における今後の営業・販
    売活動が制限されることが見込まれることから、製品製造に伴い費用計上される予定であった 57 百万
    円を減損処理し、2020 年 12 月期決算においてその他特別損失として計上いたしました。


2. 2020 年 12 月期通期連結実績と前期実績との差異
                                                    親会社株主に
                                                                1株当たり
                    連結売上高      連結営業利益     連結経常利益    帰属する当期
                                                                当期純利益
                                                     純利益
   前期(2019 年 12 月     百万円         百万円        百万円       百万円          円銭
   期)実績(A)             2,516         46        31          49       2.15
   当期(2020 年 12 月
                       2,352      △299       △313      △942       △35.84
   期)実績(B)
   増減額(B-A)            △164       △345       △345      △992
   増減率(%)             △6.52          -         -           -


3. 差異の理由
   2020 年 12 月期は、年初より発生した新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振い、各事業会社の営
  業活動に影響を及ぼしました。
   ディベロップメント事業においては、緊急事態宣言により販売活動が制限され、案件の仕入が不安定と
  なりました。システムイノベーション事業においては、受託案件に同感染症が影響し、取引先の営業調整
  や、受注先の出社制限による発注遅延等が発生いたしました。
   エンターテインメント事業においては、影響が特に大きく、販売先がカジノ施設の所在する諸外国にあ
  るため、ロックダウンによるカジノ施設休業などが発生いたしました。また、渡航制限により販売先への
  営業活動を行うに至らず、結果、上記「1.特別損失について ①個別決算 ⅰ関係会社株式の評価損」記載
  のとおり、PXG における今後の営業・販売活動が制限されることが見込まれることから、減損損失(固定資
  産)32 百万円、たな卸資産評価損 439 百万円、及びその他特別損失 57 百万円を計上することとなりまし
  た。
   その他、2020 年8月 13 日付「特別損失の計上に関するお知らせ」にて開示のとおり、連結子会社である
  ピクセルソリューションズ株式会社において、貸倒引当金繰入額 32 百万円を計上し、2020 年 11 月 13 日付
  「特別損失の計上に関するお知らせ」にて開示のとおり、連結子会社であるピクセルエステート株式会社
  において、貸倒損失 71 百万円を計上いたしております。
   なお、詳細につきましては、本日公表いたしました「2020 年 12 月期決算短信[日本基準](連結)
                                                    」をご
  参照ください。
                                                                      以上



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