2736 Ｊ－フェスタリアＨＤ 2020-10-15 15:30:00
特別損失等の計上及び通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年 10 月 15 日
各 位
会 社 名 フェスタリアホールディングス株式会社
代 表 名 代 表 取 締 役社長 貞 松 隆 弥
（ＪＡＳＤＡＱ・コード２７３６）
問い合わせ先 取 締 役 姉 川 清 司
電 話 番 号 ０３－５７６８－９９６９
特別損失等の計上及び通期業績予想と実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020 年８月期第４四半期連結会計期間において、下記のとおり特別損失等を計上いた
しました。また、2020 年 7 月 13 日に公表した 2020 年８月期（2019 年９月１日～2020 年８月 31
日）における通期連結業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知ら
せいたします。
記
１．特別損失等の内容
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業環境の著しい変化を踏まえ、2020 年８月期第４四半
期連結会計期間において、固定資産及びたな卸資産の収益性を検討した結果、退店予定の店舗や収
益性の低下がみられる一部の店舗にかかる減損損失として 295 百万円、今後使用見込みがなくなっ
たソフトウェアにかかる固定資産除却損として 40 百万円、ブランドの統廃合など事業運営の合理
化により、処分及び収益性の低下が見込まれる対象商品の評価損として 191 百万円を計上すること
といたしました。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部店舗の営業活動の縮小や運営体制の見直
し等に伴い発生した休業手当等にかかる人件費 34 百万円を臨時休業等による損失として特別損失
に計上いたしました。一方、当該営業活動の縮小や運営体制の見直し等を実施したことに伴い、補
助金収入 38 百万円を特別利益に計上しております。
なお、2020 年８月期の連結業績及び今後の業績動向等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性に
ついて慎重に検討した結果、2020 年８月期連結決算において、第４四半期会計期間の法人税等調
整額（益）330 百万円を計上いたします。
２．2020 年８月期連結業績予想数値と実績値との差異について
親会社株主に
1 株当り
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
8,200 △500 △550 △520 △445.90
実績値(B） 8,428 △498 △555 △806 △689.26
増減額（B－A） 228 2 △5 △286
増減率(%) 2.8 － － －
（ご参考）前期実績
9,962 145 94 25 21.98
（2019 年８月期）
３．差異の理由
売上高につきましては、特に第４四半期会計期間において、新型コロナウイルス感染症の再拡大
の影響もあり、リアル店舗における来客数の回復ペースが鈍化したものの、オンライン販売やブラ
イダル関連商品が堅調に推移したことに加え、万全な感染防止対策のもと、催事販売を一部再開し
たことにより、客単価が想定より上昇したため、予想を上回りました。
損益面につきましては、売上総利益は想定値を上回ったものの、売上高の増加に伴う変動費の増
加に加え、複数の退店予定店舗にかかる現状回復費用等を見積もって計上したことにより、販売費
及び一般管理費が予定より増加したことから、営業利益、経常利益はほぼ予想通りの着地となりま
した。
一方、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う事業環境の著しい変化を踏まえ、固定資産及びたな
卸資産の収益性を検討した結果、第４四半期会計期間において、固定資産の減損等を中心に特別損
失を 567 百万円計上したことなどにより、親会社に帰属する当期純利益は予想を下回りました。
以上