2734 サーラ 2021-07-07 15:00:00
営業外収益(デリバティブ評価益)の計上に関するお知らせ [pdf]
2021 年7月7日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 サー ラ コー ポ レ ー シ ョ ン
代 表 者 名 取締役社長 兼 グループ代表・CEO
神 野 吾 郎
(コード番号 2734 東証・名証第一部)
問 合 せ 先 総務部長 武 川 裕 樹
(TEL.0532-51-1182)
営業外収益(デリバティブ評価益)の計上に関するお知らせ
2021 年 11 月期第2四半期連結累計期間(2020 年 12 月1日から 2021 年5月 31 日)において、下
記のとおり営業外収益(デリバティブ評価益)を計上しましたので、お知らせいたします。
記
1.営業外収益の内容
当第2四半期連結累計期間におきまして、為替相場の変動等により、為替予約に係るデリバティ
ブ評価益 178 百万円を営業外収益に計上いたしました。
当社連結子会社のサーラeパワー株式会社は、2017 年において外貨建輸入材の購入契約を締結し
ており、当該為替予約はこの支払いに充てるため同時期に締結したものであります。
サーラeパワー株式会社の事業内容は、輸入材を主燃料とする木質バイオマス発電による売電事
業で、売電価格は固定価格買取制度(FIT制度)を活用することで20年間固定されています。事
業運営上、固定された売電価格により安定的な収益が確保できる一方、費用面では輸入材価格等の
変動要因が存在しています。このため、事業期間中の輸入材購入に係る為替変動リスクの低減を目
的に、外貨建輸入材の購入契約を締結した2017年(2017年11月期)から、固定価格買取制度の適用
期間である2039年までの22年間において当該為替予約を締結したものであります。
なお、デリバティブ評価損益は、キャッシュ・フローの動きの伴わない期末日時点の為替予約未
決済残高の時価評価であり、会計処理は、前期末日時点に計上された評価損益を当期に洗替処理す
るとともに、改めて当期末日時点での為替予約未決済残高を時価評価し、評価損益として計上しま
す。
具体的には、前連結会計年度末の為替予約未決済残高の時価評価益 1,595 百万円を洗替処理によ
り営業外費用で処理、当第2四半期連結累計期間末の為替予約未決済残高の時価評価益 1,774 百万
円を営業外収益で処理、双方を損益通算し、当第2四半期連結累計期間のデリバティブ評価益とし
て 178 百万円を営業外収益に計上いたしました。
また、為替予約未決済残高は事業の進捗に伴い減少し、固定価格買取制度の適用最終年度となる
2039 年に0円となるため、同年度における当該為替予約の時価評価損益も0円となります。
加えて、当該為替予約を締結した 2017 年から 2039 年の 22 年間に計上されるデリバティブ評価
損益は、洗替処理により全て損益通算されるため、当該為替予約に係るデリバティブ評価損益の累
積額も0円となります。
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(単位:百万円)
2017/11 2018/11 2019/11 2020/11 2021/11 2021/11
期末 期末 期末 期末 第1四半期 第 2 四半期
期末日の為替予約未決済
残高の時価評価損益 △372 △686 823 1,595 1,262 1,774
(評価損は△) 【1】
前期末日の為替予約未決
済残高の時価評価損益の -
372 686 △823 △1,595 △1,595
洗替 (注)
(評価損は△) 【2】
営業外損益に計上した
デリバティブ評価損益 △372 △313 1,510 772 △333 178
(評価損は△) 【1+2】
(注)為替予約契約を 2017 年 11 月に締結しているため、前期末日の洗替はございません。
2.当社配当の基本方針
為替予約に係るデリバティブ評価損益の影響を除く連結配当性向 30%を目途として配当を行い
ます。
以 上
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