2706 J-ブロッコリー 2021-04-09 16:00:00
令和3年2月期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
株式会社ブロッコリー(2706) 令和3年2月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績・財政状態に関する分析 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………2
(2)財務状態に関する分析 …………………………………………………………………………3
(3)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(4)利益配分に関する基本方針及び当期配当 ……………………………………………………4
2.経営方針 ………………………………………………………………………………………………5
(1)会社の経営の基本方針 …………………………………………………………………………5
(2)目標とする経営指標 ……………………………………………………………………………5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
4.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………6
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………6
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………8
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………10
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………12
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………13
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1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
当社が属するエンターテインメント業界では、国内外のスマートフォンゲーム市場の成長・国内家庭用ゲーム市場
のゆるやかな拡大を背景に、ゲームコンテンツ市場と関連するキャラクター市場が世界的にも長期的に高成長が続く
と見込まれておりますが、令和2年に新型コロナウイルス感染症の感染拡大により経済活動が停滞し、令和3年に入
りましても、一部では持ち直しの動きが見られますが、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
このような状況下における、当事業年度(自 令和2年3月1日 至 令和3年2月28日)の経営成績概況は、以
下のとおりであります。
まず、「うたの☆プリンスさまっ♪」におきましては、10周年スペシャルコンセプトショップ「All-Star Shop」
を7月より開催、12月からは原宿・名古屋・大阪・仙台の4か所にて「SHINING STORE」を開催。また、9月にステ
ッドラー日本株式会社とのコラボレーションアイテム「うたの☆プリンスさまっ♪ SHINING MUSEUM 水彩色鉛筆」を
発売し大変なご好評をいただきましたことで、関連グッズの売上高・売上総利益は、前年並みに確保することが出来
ました。
関連ゲームアプリ「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」の売上高・売上総利益につきましては、前年をや
や下回る結果となりました。
関 連 ゲ ー ム で は、5 月 に 「 う た の ☆ プ リ ン ス さ ま っ ♪ Amazing Aria & Sweet Serenade LOVE for Nintendo
Switch」を発売、2月に「うたの☆プリンスさまっ♪Debut for Nintendo Switch」を発売いたしました結果、前年
を大きく上回る売上高・売上総利益を確保いたしました。
関連CDでは、4月に「うたの☆プリンスさまっ♪『Another World~WHITE&BLACK~』」のテーマソングを発売、
8月にHE★VENS初の本格ドラマCDを発売。9月に10周年を彩る3グループの超豪華シングルを発売、12月にShining
LiveドラマCD「饗宴の奏鳴曲(ソナタ)」を発売、2月よりQUARTET NIGHTメンバーによるアイドルソング計4作の
うち2作を発売いたしました。これらの結果、劇場版関連CDを発売した前年には至りませんでしたが、見込みを大き
く上回る売上高・売上総利益を確保いたしました。
他社ライセンスグッズでは、2020年9月にうさぎのぬいぐるみシリーズ「ラビコレ」の第1弾『刀剣乱舞
-ONLINE-』(全11種)を発売。大変なご好評をいただき、ブロッコリーオフィシャルストアで令和3年4月までの期間
限定受注生産も行っております。
また、株式会社 丸井グループ開催のイベント「呪術廻戦 limited shop -マルイ編-」にて呪術廻戦グッズを発
売。こちらも大きな反響をいただきましたこと等により、他社ライセンスグッズは前年を上回る売上高・売上総利益
を確保いたしました。
トレーディングカードゲーム「Z/X -Zillions of enemy X-(ゼクス ジリオンズ オブ エネミー エックス)」
(以下、「Z/X(ゼクス)」)は、第3四半期に新規ユーザーだけでなく、復帰ユーザーの要望にも応えるカードパ
ック EXパック 第23弾「ゼクメモ!」を発売、また、1年を通してオンラインイベント開催や関連商品の通販強化を
行ったこと等により、前年並みの売上高・売上総利益を確保いたしました。
販売費及び一般管理費につきましては、販促費の圧縮を図りました結果、1,366百万円(前期比12.7%減)と抑制
することができました。
この結果、当事業年度の売上高は6,306百万円(前期比2.7%減)、営業利益967百万円(同42.2%増)、経常利益
999百万円(同42.1%増)となりました。
また、3月30日に発表いたしました「特別損失の計上及び通期業績予想の修正と次期の通期業績予想に関するお知
らせ」のとおり、自社で開発を進めておりますゲームコンテンツにおいて一部ソフトウェア仮勘定の減損損失244百
万円を計上いたしましたことで、当期純利益は、521百万円(同37.9%増)となりました。
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(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は8,253百万円で、前事業年度末に比べ24百万円増加しております。主な
内容は、商品及び製品の増加145百万円、仕掛品の増加57百万円、前渡金の増加8百万円、前払費用の増加160百万
円などの増加要因に対し、現金及び預金の減少262百万円、売掛金の減少93百万円などの減少要因であります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は2,723百万円で、前事業年度末に比べ214百万円増加しております。主な
内容は、ソフトウエア仮勘定の増加181百万円、投資その他の資産の増加66百万円などの増加要因に対し、有形固
定資産の減少26百万円などの減少要因であります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は1,132百万円で、前事業年度末に比べ64百万円減少しております。主な
内容は、未払消費税等の増加59百万円、未払法人税等の増加28百万円、返品調整引当金の増加4百万円、賞与引当
金の増加3百万円などの増加要因に対し、預り金の減少58百万円、未払金の減少28百万円、買掛金の減少27百万
円、前受金の減少26百万円、役員賞与引当金の減少19百万円などの減少要因であります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は95百万円で、前事業年度末に比べ8百万円増加しております。主な内容
は、退職給付引当金の増加13百万円などの増加要因に対し、リース債務の減少2百万円などの減少要因でありま
す。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は9,749百万円で、前事業年度末に比べ296百万円増加しております。これ
は、当期純利益521百万円が計上された一方で、剰余金の配当227百万円が行われたことが主な要因であります。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度においては、営業活動において453百万円の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)を獲得し、
投資活動においては3,486百万円の資金を使用し、財務活動においては229百万円の資金を使用しました。この結
果、資金は当事業年度末に3,621百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは453百万円の資金の増加(前事業年度は480百万円の資金の増加)となりま
した。主な内容は、税引前当期純利益の計上による755百万円、減価償却費の計上による90百万円、賞与引当金の増
加額3百万円、返品調整引当金の増加額4百万円、退職給付引当金の増加額13百万円、売上債権の増加額99百万円、
減損損失の計上による244百万円などのプラス要因と、貸倒引当金の減少額5百万円、役員賞与引当金の減少額19百
万円、受取利息及び受取配当金の3百万円、たな卸資産の増加額206百万円、法人税等の支払額230百万円、その他
の減少額239百万円などのマイナス要因であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは3,486百万円の資金の減少(前事業年度は2,578百万円の資金の増加)とな
りました。主な内容は、貸付金の回収による収入9百万円などのプラス要因と、定期預金の預入による支出3,000
百万円、無形固定資産の取得による支出447百万円、有形固定資産の取得による支出45百万円などのマイナス要因
であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは229百万円の資金の減少(前事業年度は231百万円の資金の減少)となりま
した。主な内容は、配当金の支払額226百万円、リース債務の返済による支出3百万円であります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
平成29年2月期 平成30年2月期 平成31年2月期 令和2年2月期 令和3年2月期
自己資本比率 92.3 89.7 90.5 88.0 88.8
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時価ベースの自己資本比率 336.4 191.5 139.2 132.7 116.1
キャッシュ・フロー対有利子
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
負債比率
インタレスト・カバレッジ・
497.0 714.1 1,772.1 1,724.7 3,443.3
レシオ
(3)今後の見通し
次期業績予想における新規コンテンツの動向といたしましては、本年3月18日に発売いたしました「ジャックジャン
ヌ」のニンテンドースイッチ用ソフトが本格的に始動しております。本作のプロモーションを積極的に推進し、「うた
の☆プリンスさまっ♪」、「Z/X(ゼクス)」に続く収益の柱として成長させるべく邁進してまいります。また、前年度
で 10 周年を迎えた「うたの☆プリンスさまっ♪」は、本年3月29日にお知らせいたしました新・劇場版の制作決定な
ど、今後の新たな展開に向けた様々な施策も加速しており、引き続き当社業績の基盤として積極的な事業展開を続けて
まいります。「Z/X(ゼクス)」につきましても、堅調なトレーディングカードゲームを基盤として次期の収益貢献を見
込んでおります。
一方、3月30日に公表いたしました「中期経営計画の期間延長に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、
平成31年(2019年)4月12日に策定いたしました「中期経営計画」(2019年3月1日~2022年2月28日対象)におきま
して、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大、長期化の影響を受けて、中期経営計画策定時に前提としていた事業
環境が大きく変化し、経営環境への影響が見通せない状況が継続していることに加え、2020年2月期から2022年2月期
までの3年間(2019年3月1日~2022年2月28日)で計画していた各種施策の遅れが生じたことから、現中期経営計画
の期間を1年延長することといたしました。
本来最終年度でありました中期経営計画3年目の次期におきましては、この事業環境変化に応じて必要な対応を図り、
中期経営計画の4年目及び将来の当社発展に向けた入念な準備を進める年度と位置づけております。
このような状況により令和4年2月期は、売上高6,000百万円、営業利益700百万円、経常利益730百万円、当期純利益
450百万円となる見通しです。また、2024年2月期を初年度とする次期中期計画については、令和5年(2023年)春の公
表を予定しております。
なお、上記の次期業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確実な
要因に係る本資料発表日現在に置ける仮定を前提としております。実際の業績等につきましては様々な要因により今後
大きく異なる可能性があります。
(4)利益配分に関する基本方針及び当期配当
当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつとして認識し、適正な利益還元の観点から中長期的な事
業展開に向けた将来性・収益性の高い分野への投資と強固な経営基盤の確立のための内部留保を図っていくとともに、
今後、業績や配当性向を勘案しつつ、安定的かつ継続的な利益配分を行うことを基本方針といたします。具体的には、
安定的な配当額として1株あたり年間26円を下限として維持するとともに、業績に連動した配当を行ってまいります。
令和3年2月期の利益配当金につきましては、普通配当金1株当たり26円を期末配当金とし、令和3年5月27日開催
予定の定時株主総会にて付議する予定です。さらに中長期的に当社株式を保有する株主様のご支援にお応えするととも
に、今後ともより多くの株主様に当社へのご理解とご支援を賜りたく、引き続き株主優待制度も継続してまいる所存で
あります。
2.経営方針
(1)会社の経営の基本方針
当社は、リアルグッズ・メーカーとしての確実な収益確保をバックボーンとしつつ、コンテンツ・メーカーとして社
会に向けての夢の発信と、クリエイティブな、そしてハイリターンを視野に入れたチャレンジを実行するという2つの
戦略を高次元で両立させるツインエンジン化を、事業戦略の核としております。このツインエンジン化を軸として、す
べてのステークホルダーの皆様にとって存在価値あるエンターテインメント企業であることを目指してまいります。
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(2)目標とする経営指標
当社は、当社の『提供価値』『存在価値』の追求、当社が保有する『強み』の追求、新しい『事業』『価値』の創造
を基本戦略として、企業価値の向上に取り組んでまいります。従いまして、中期経営計画を確実な成果とし、長期的に
安定した収益基盤を確立すべく、営業利益率を重要な経営指標として位置づけ、その向上に取り組んでまいります。
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間での比較可能性を考慮し、日本基準を適用しております。
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4.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(令和2年2月29日) (令和3年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,883,807 6,621,667
売掛金 736,805 643,426
商品及び製品 156,626 302,297
仕掛品 310,185 367,801
原材料及び貯蔵品 2,748 4,196
映像コンテンツ 20,000 21,280
前渡金 14,760 22,844
前払費用 77,751 238,249
1年内回収予定の関係会社長期貸付金 9,999 9,999
その他 19,316 24,767
貸倒引当金 △2,983 △2,629
流動資産合計 8,229,017 8,253,902
固定資産
有形固定資産
建物 1,219,453 1,220,963
減価償却累計額 △262,315 △308,403
建物(純額) 957,138 912,559
機械及び装置 6,476 6,476
減価償却累計額 △3,401 △3,914
機械及び装置(純額) 3,074 2,561
車両運搬具 2,641 3,028
減価償却累計額 △2,641 △2,996
車両運搬具(純額) 0 32
工具、器具及び備品 128,834 156,547
減価償却累計額 △94,571 △114,215
工具、器具及び備品(純額) 34,263 42,332
土地 907,414 907,414
建設仮勘定 ― 10,539
有形固定資産合計 1,901,891 1,875,439
無形固定資産
ソフトウエア 61,262 55,008
ソフトウエア仮勘定 211,704 392,772
電話加入権 542 542
無形固定資産合計 273,509 448,323
投資その他の資産
投資有価証券 3,116 5,464
関係会社株式 18,618 18,618
関係会社長期貸付金 56,666 46,666
破産更生債権等 7,990 2,000
長期前払費用 2,740 1,925
繰延税金資産 191,375 217,895
その他 60,244 109,134
貸倒引当金 △7,546 △2,000
投資その他の資産合計 333,204 399,703
固定資産合計 2,508,605 2,723,467
資産合計 10,737,623 10,977,369
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(令和2年2月29日) (令和3年2月28日)
負債の部
流動負債
買掛金 321,651 294,275
リース債務 3,231 2,007
未払金 191,168 162,293
未払費用 54,920 57,183
未払法人税等 139,807 168,165
未払消費税等 6,557 66,195
前受金 203,470 176,810
預り金 101,318 42,424
前受収益 6,900 6,352
賞与引当金 70,906 74,274
役員賞与引当金 19,000 ―
返品調整引当金 78,073 82,182
その他 780 780
流動負債合計 1,197,786 1,132,946
固定負債
リース債務 2,973 965
退職給付引当金 23,618 37,527
役員退職慰労引当金 8,616 8,666
その他 51,492 48,040
固定負債合計 86,700 95,199
負債合計 1,284,487 1,228,146
純資産の部
株主資本
資本金 2,361,275 2,361,275
資本剰余金
資本準備金 2,031,275 2,031,275
その他資本剰余金 35,352 35,352
資本剰余金合計 2,066,627 2,066,627
利益剰余金
利益準備金 81,168 81,168
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 4,943,417 5,237,874
利益剰余金合計 5,024,586 5,319,043
自己株式 △781 △781
株主資本合計 9,451,707 9,746,164
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 1,428 3,058
評価・換算差額等合計 1,428 3,058
純資産合計 9,453,136 9,749,222
負債純資産合計 10,737,623 10,977,369
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成31年3月1日 (自 令和2年3月1日
至 令和2年2月29日) 至 令和3年2月28日)
売上高
製品売上高 5,650,572 5,542,437
商品売上高 29,243 26,980
その他の売上高 799,648 737,101
売上高合計 6,479,464 6,306,519
売上原価
製品売上原価
製品期首たな卸高 78,445 156,626
当期製品製造原価 3,841,902 4,038,339
合計 3,920,348 4,194,965
製品他勘定振替高 950 109
返品調整引当金繰入額 3,939 4,109
製品期末たな卸高 156,626 302,297
製品売上原価 3,766,711 3,896,667
商品売上原価
商品期首たな卸高 250 ―
当期商品仕入高 20,775 19,860
合計 21,026 19,860
商品期末たな卸高 ― ―
商品売上原価 21,026 19,860
その他の原価 446,231 56,209
売上原価合計 4,233,969 3,972,738
売上総利益 2,245,495 2,333,781
販売費及び一般管理費 1,564,820 1,366,138
営業利益 680,675 967,642
営業外収益
受取利息及び配当金 2,558 3,086
不動産賃貸料 75,724 73,896
その他 1,312 2,435
営業外収益合計 79,595 79,419
営業外費用
支払利息 278 131
不動産賃貸費用 56,386 47,217
その他 315 286
営業外費用合計 56,980 47,635
経常利益 703,290 999,425
特別利益
保険解約返戻金 52,002 ―
特別利益合計 52,002 ―
特別損失
固定資産除却損 49 62
リース解約損 192 ―
減損損失 ― 244,315
運営契約解約金 68,502 ―
ソフトウエア開発中止損 142,170 ―
特別損失合計 210,914 244,377
税引前当期純利益 544,378 755,048
法人税、住民税及び事業税 249,131 260,400
法人税等調整額 △83,104 △27,238
― 8 ―
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法人税等合計 166,026 233,162
当期純利益 378,351 521,886
― 9 ―
株式会社ブロッコリー(2706) 令和3年2月期 決算短信
(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成31年3月1日 至 令和2年2月29日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他
資本金 その他資本 資本剰余金
資本準備金 利益準備金 利益剰余金 利益剰余金合計
剰余金 合計
繰越利益剰余金
当期首残高 2,361,275 2,031,275 35,352 2,066,627 81,168 4,792,494 4,873,663
当期変動額
剰余金の配当 △227,429 △227,429
当期純利益 378,351 378,351
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― ― 150,922 150,922
当期末残高 2,361,275 2,031,275 35,352 2,066,627 81,168 4,943,417 5,024,586
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額等合計
当期首残高 △781 9,300,785 1,817 1,817 9,302,602
当期変動額
剰余金の配当 △227,429 △227,429
当期純利益 378,351 378,351
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △388 △388 △388
額)
当期変動額合計 ― 150,922 △388 △388 150,533
当期末残高 △781 9,451,707 1,428 1,428 9,453,136
― 10 ―
株式会社ブロッコリー(2706) 令和3年2月期 決算短信
当事業年度(自 令和2年3月1日 至 令和3年2月28日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他
資本金 その他資本 資本剰余金
資本準備金 利益準備金 利益剰余金 利益剰余金合計
剰余金 合計
繰越利益剰余金
当期首残高 2,361,275 2,031,275 35,352 2,066,627 81,168 4,943,417 5,024,586
当期変動額
剰余金の配当 △227,429 △227,429
当期純利益 521,886 521,886
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 ― ― ― ― ― 294,457 294,457
当期末残高 2,361,275 2,031,275 35,352 2,066,627 81,168 5,237,874 5,319,043
株主資本 評価・換算差額等
その他有価証券 評価・換算 純資産合計
自己株式 株主資本合計
評価差額金 差額等合計
当期首残高 △781 9,451,707 1,428 1,428 9,453,136
当期変動額
剰余金の配当 △227,429 △227,429
当期純利益 521,886 521,886
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 1,629 1,629 1,629
額)
当期変動額合計 ― 294,457 1,629 1,629 296,086
当期末残高 △781 9,746,164 3,058 3,058 9,749,222
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株式会社ブロッコリー(2706) 令和3年2月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 平成31年3月1日 (自 令和2年3月1日
至 令和2年2月29日) 至 令和3年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 544,378 755,048
減価償却費 318,871 90,625
減損損失 ― 244,315
貸倒引当金の増減額(△は減少) 904 △5,901
賞与引当金の増減額(△は減少) 26,434 3,368
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △35,000 △19,000
退職給付引当金の増減額(△は減少) 1,000 13,909
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △36,199 50
返品調整引当金の増減額(△は減少) 3,939 4,109
受取利息及び受取配当金 △2,558 △3,086
支払利息 278 131
固定資産除売却損益(△は益) 49 62
ソフトウエア開発中止損 142,170 ―
保険解約返戻金 △52,002 ―
売上債権の増減額(△は増加) △229,630 99,368
たな卸資産の増減額(△は増加) △317,900 △206,014
仕入債務の増減額(△は減少) 19,443 △27,375
前受金の増減額(△は減少) 184,935 △26,659
その他 182,120 △239,432
小計 751,234 683,517
利息及び配当金の受取額 2,558 992
利息の支払額 △278 △131
法人税等の支払額 △273,363 △230,973
営業活動によるキャッシュ・フロー 480,151 453,405
投資活動によるキャッシュ・フロー
関係会社株式の取得による支出 △18,618 ―
有形固定資産の取得による支出 △20,092 △45,271
無形固定資産の取得による支出 △417,011 △447,507
貸付けによる支出 △70,000 ―
貸付金の回収による収入 3,333 9,999
定期預金の預入による支出 ― △3,000,000
定期預金の払戻による収入 3,000,000 ―
保険積立金の解約による収入 107,329 ―
その他 △6,503 △3,462
投資活動によるキャッシュ・フロー 2,578,437 △3,486,241
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △225,523 △226,073
リース債務の返済による支出 △5,653 △3,231
財務活動によるキャッシュ・フロー △231,176 △229,305
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 2,827,411 △3,262,140
現金及び現金同等物の期首残高 4,056,395 6,883,807
現金及び現金同等物の期末残高 6,883,807 3,621,667
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
当社の報告セグメントはエンターテインメント事業のみの単一であるため、記載を省略しております。
(持分法損益等)
当社が有している関係会社は、利益基準及び剰余金基準から見て重要性の乏しい非連結子会社であるため、記載
を省略しております。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
項目 (自 平成31年3月1日) (自 令和2年3月1日
至 令和2年2月29日) 至 令和3年2月28日)
1株当たり純資産額 1,080円70銭 1,114円54銭
1株当たり当期純利益 43円25銭 59円66銭
(注)1. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2. 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 平成31年3月1日 (自 令和2年3月1日
至 令和2年2月29日) 至 令和3年2月28日)
1株当たり当期純利益
当期純利益(千円) 378,351 521,886
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る当期純利益(千円) 378,351 521,886
普通株式の期中平均株式数(株) 8,747,270 8,747,270
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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