2705 J-大戸屋HD 2021-05-06 16:00:00
2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月6日
上 場 会 社 名 株式会社大戸屋ホールディングス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 2705 URL https://www.ootoya.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 蔵人 賢樹
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長 (氏名) 羽田 正貴 (TEL) 045(577)0357
定時株主総会開催予定日 2021年6月15日 配当支払開始予定日 -
有価証券報告書提出予定日 2021年6月16日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 16,139 △34.3 △3,343 - △3,368 - △4,669 -
2020年3月期 24,579 △4.5 △648 - △569 - △1,147 -
(注) 包括利益 2021年3月期 △4,693百万円( -%) 2020年3月期 △1,114百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 △659.27 - △199.4 △37.6 △20.7
2020年3月期 △158.47 - △29.2 △6.1 △2.6
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 -百万円 2020年3月期 -百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 9,106 1,472 15.4 △235.12
2020年3月期 8,816 3,347 37.2 452.63
(参考) 自己資本 2021年3月期 1,403百万円 2020年3月期 3,279百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 △2,701 △496 4,984 3,664
2020年3月期 231 △756 70 1,916
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 - 0.00 - 25.00 25.00 181 - 4.6
2021年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2022年3月期(予想) - - - - - -
(注)1. 現時点において、2022年3月期の配当予想は未定であります。
2.「上記配当の状況」は普通株式に係る配当の状況です。当社が発行する普通株式と権利の異なる種類株式
の配当については、後述の「種類株式の配当の状況」をご覧ください。
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 22,990 42.4 433 - 416 - 840 - 116.00
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 社 (社名) 、 除外 社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 7,246,800株 2020年3月期 7,246,800株
② 期末自己株式数 2021年3月期 10,641株 2020年3月期 1,706株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 7,241,913株 2020年3月期 7,242,287株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 957 △39.0 △554 - △748 - △924 -
2020年3月期 1,571 △6.2 128 △66.0 141 △69.1 △33 -
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 △142.11 -
2020年3月期 △4.67 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 9,943 5,787 58.2 370.70
2020年3月期 5,767 3,891 67.5 537.16
(参考) 自己資本
2021年3月期 5,787百万円 2020年3月期 3,891百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績
予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料の5ページ「今後の
見通し」をご覧ください。
○種類株式の配当の状況
普通株式と権利関係の異なる種類株式に係る1株当たり配当金の内訳は以下のとおりです。
年間配当金
第一回優先株式
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - - - - -
2021年3月期 - - - 0.00 0.00
2022年3月期(予想) - - - - -
(注)現時点において、2022年3月期の配当予想は未定であります。
株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………18
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………18
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、2020年4月の緊急事態宣言発令をはじめとして新型コロナウイルス感染
症の感染拡大により大幅に悪化した後、宣言解除の6月以降、緩やかながら回復局面に転じたものの、新型コロナ
ウイルス感染者数の増加が続き、2021年1月に再び緊急事態宣言が発令されるなど、先行き不透明な状況が続いて
おります。
外食産業におきましても、度重なる緊急事態宣言の影響による外出機会の減少、行政の要請に基づく営業時間の
短縮、ソーシャルディスタンス(社会的距離)確保のための客席数の削減など様々な状況の中、例年に比して外食
需要が大きく減少し、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況下、当社グループは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策の継続により、お客様に安
心して店舗をご利用頂ける環境づくりに努めるとともに、新たな経営体制の下、ブランド力の更なる向上及び商
品・メニュー戦略の立て直しによる客数・売上高の回復、並びにコロワイドグループとの協働による調達コストの
削減をはじめとして、収益性の改善に取り組んでおります。
この結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高16,139百万円(前年同期比34.3%減)、営業損失
3,343百万円(前年同期は営業損失648百万円)、経常損失3,368百万円(前年同期は経常損失569百万円)となり、
親会社株主に帰属する当期純損失は4,669百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1,147百万円)とな
りました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 国内直営事業
国内直営事業においては、6月には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響下においてグランドメニ
ュー商品数の絞り込みにより商品提供時間の短縮を実現した一方、8月には、イートイン客数の回復傾向に伴
い地域や立地ごとのニーズに合わせて商品数や商品ラインナップを区分けしたパターン別グランドメニューの
導入、テイクアウトでおかずやお総菜を選べて価格もお得な「大戸屋お惣菜セット」や、売価600円台のお得な
お弁当シリーズを展開した他、10月上旬より広島産牡蠣を用いた「かきフライ定食」をはじめとする「かきフ
ェア」を実施、2021年3月には、グランドメニューの変更を行いましたが、新型コロナウイルス感染症の感染
拡大の影響は大きく、売上高・利益ともに前連結会計年度を下回ることとなりました。
店舗展開につきましては、「大戸屋ごはん処」の新規出店はありませんでした。国内直営事業でありました
2店舗(新宿イーストサイドスクエア店、三宮センタープラザ店)を国内フランチャイズ事業とした一方、国
内フランチャイズ事業でありました6店舗(祖師ヶ谷大蔵駅前店、経堂コルティ店、ららぽーとTOKYOBAY店、
イオンモール八千代緑が丘店、コクーンシティ店、BiViつくば店)を国内直営事業としました。また、16店舗
(イトーヨーカドー錦町店、橋本店、ポンテポルタ店、イオンタウン川西多田店、札幌白石店、松戸駅前店、
相模原若松店、田端アスカタワー店、梅田東店、イオンモール柏店、東京汐留ビルディング店、調布北口店、
六本木一丁目店、原宿神宮前店、イトーヨーカドー八千代店、仙川店)を閉店いたしました。
これにより、当連結会計年度末における国内直営事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」135店舗、新業
態1店舗となりました。
以上の結果、国内直営事業の当連結会計年度の売上高は9,112百万円(前年同期比32.5%減)、営業損失
2,378百万円(前年同期は862百万円の営業損失)となりました。
2
株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
② 国内フランチャイズ事業
国内フランチャイズ事業においても、国内直営事業同様の取り組みを実施いたしましたが、新型コロナウイ
ルス感染症の感染拡大の影響は大きく、売上高・利益ともに前連結会計年度を下回ることとなりました。
店舗展開につきましては、「大戸屋ごはん処」3店舗(上越妙高駅前店、日立シーマークスクエア店、湯吉
郎店)の新規出店を行いました。また、国内フランチャイズ事業でありました6店舗(祖師ヶ谷大蔵駅前店、
経堂コルティ店、ららぽーとTOKYOBAY店、イオンモール八千代緑が丘店、コクーンシティ店、BiViつくば店)
を国内直営事業とした一方、国内直営事業でありました2店舗(新宿イーストサイドスクエア店、三宮センタ
ープラザ店)を国内フランチャイズ事業としました。また、19店舗(金沢松村店、広島西条店、青葉台店、松
戸八ヶ崎店、美浜ニューポート店、佐倉染井野店、稲毛ワンズモール店、イオンモール天童店、豊崎店、茅ヶ
崎北口駅前店、大船店、横浜西口南幸店、イオンモール札幌苗穂店、筑紫野美しが丘店、小松沖店、富士吉田
店、イオン名護店、静岡紺屋町店、広小路柳橋店)を閉店いたしました。
これにより、当連結会計年度末における国内フランチャイズ事業に係る稼働店舗数は「大戸屋ごはん処」180
店舗となりました。
以上の結果、国内フランチャイズ事業の当連結会計年度の売上高は4,884百万円(前年同期比35.2%減)、営
業利益は313百万円(同63.7%減)となりました。
③ 海外直営事業
海外直営事業においては、3月より新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を強く受けました。特に米
国ニューヨークにおきましては、非常事態宣言により全店舗で店内営業が禁止され、デリバリー・テイクアウ
トのみの営業を余儀なくされるなど、売上高・利益ともに前連結会計年度を大きく下回ることとなりました。
当連結会計年度末における海外直営事業に係る稼働店舗数15店舗(香港大戸屋有限公司が香港において5店
舗、OOTOYA ASIA PACIFIC PTE. LTD.がシンガポール共和国において3店舗、AMERICA OOTOYA INC.が米国ニュ
ーヨーク州において4店舗、M OOTOYA (THAILAND) CO., LTD.がタイ王国において1店舗、ベトナム社会主義共
和国ホーチミン市において2店舗)を展開しております。なお、当連結会計期間末より、店舗数につきまして
は国内事業に合わせて12月末時点より3月末時点へ変更しております。
以上の結果、海外直営事業の当連結会計年度の売上高は1,788百万円(前年同期比39.7%減)、営業損失は
373百万円(前年同期は営業利益12百万円)となりました。
④ 海外フランチャイズ事業
海外フランチャイズ事業においても、3月より新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を強く受けまし
た。地域により影響の程度の差はあるものの、店舗休業・営業時間の短縮を行った影響もあり、売上高・利益
ともに前連結会計年度を大きく下回ることとなりました。
当連結会計年度末における海外フランチャイズ事業に係る稼働店舗数100店舗(タイ王国において47店舗、台
湾において41店舗、インドネシア共和国において12店舗)を展開しております。なお、当連結会計期間末より、
店舗数につきましては国内事業に合わせて12月末時点より3月末時点へ変更しております。
以上の結果、海外フランチャイズ事業の当連結会計年度の売上高は174百万円(前年同期比22.3%減)、営業
利益は67百万円(同39.7%減)となりました。
⑤ その他
その他は、タイ王国におけるプライベートブランド商品の輸入・販売事業であり、当連結会計年度末現在、
THREE FOREST (THAILAND) CO., LTD.がプライベートブランド商品の輸入・販売をタイ王国で行っております。
以上の結果、その他の当連結会計年度の売上高は179百万円(外部顧客に対する売上高。前年同期比47.8%
減)、営業損失2百万円(前年同期は営業利益38百万円)となりました。
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度末の流動資産は、現金及び預金3,669百万円を主なものとして5,641百万円(前連結会計年度末
比57.5%増)、固定資産は、店舗等の有形固定資産1,283百万円と敷金及び保証金1,742百万円を主なものとして
3,464百万円(同33.8%減)であり、資産合計では9,106百万円(同3.3%増)となりました。これは主に、現金
及び預金が増加したためであります。
(負債)
当連結会計年度末の流動負債は、短期借入金3,000百万円、買掛金680百万円及び未払金673百万円を主なもの
として5,423百万円(前連結会計年度末比74.0%増)、固定負債は、長期借入金578百万円、資産除去債務717百
万円を主なもとして2,209百万円(同6.0%減)であり、負債合計では7,633百万円(同39.6%増)となりまし
た。これは主に、短期借入金が増加したためであります。
(純資産)
当連結会計年度末の純資産は、1,472百万円(前連結会計年度末比56.0%減)となり、自己資本比率は15.4%
となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により利益剰余金が減少した一方、当社の
親会社である株式会社コロワイドに対する優先株式(30億円)を発行したことによるものです。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動により2,701百万円を使用し、
投資活動により496百万円を使用し、財務活動により4,984百万円を獲得した結果、3,664百万円(前連結会計年度
末比91.3%増)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、使用した資金は2,701百万円(前年同期比は231百万円の獲得)とな
りました。これは主に、税金等調整前当期純損失4,486百万円及び減損損失1,756百万円を計上したためでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は496百万円(前年同期比は756百万円の使用)となり
ました。これは主に、有形固定資産の取得による支出416百万円があったためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、増加した資金は4,984百万円(前年同期比は70百万円の増加)とな
りました。これは主に、短期借入れによる収入6,836百万円、短期借入金の返済による支出4,436百万円及び配当
金の支払額180百万円があったためであります。
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
国内外における新型コロナウイルス感染症のワクチンへの期待感が広まっておりますが、感染症拡大の脅威は依
然として続いており、国内では2021年4月以降も大都市圏を中心とする一部地域においては、行政による営業時間
短縮の要請、まん延防止等重点措置の適用、緊急事態宣言の発令等が行われている状況です。このため当該対象地
域においては、不要不急の外出自粛による来店客数の減少とともに、臨時休業や営業時間の短縮を余儀なくされて
おり、今後も不透明な経営環境が続くと予想されます。
しかしながら当社グループにおきましては、次のような施策を実施することに加え、臨時休業や営業時間の短縮
に対する政府の「協力金」等の支援体制の充実による下支えにより、この非常事態を乗り切り、業績の回復を実現
させる所存です。
・「健康」をキーワードにブランドを再定義し、離脱者層を呼び戻す
・2021年3月に直営店で導入した新グランドメニューのFCを含む全店への導入
・店舗オペレーションの標準化による提供時間の遅延解消
・コロワイドグループとの共同購買による仕入れコスト削減
・店舗労働時間の管理徹底による労務費の適正化
上記を踏まえ、次期の連結業績につきましては、売上高22,990百万円、営業利益433百万円、経常利益416百万
円、親会社株主に帰属する当期純利益840百万円を見込んでおります。
また、当社グループでは長期に亘る持続的な成長を目指し、ESG(環境、社会、ガバナンス)への取り組みに
注力しております。具体的には、「環境」への取り組みの一例として、照明のLED化や節水蛇口、生分解性スト
ローへの切り替えなどにより、環境負荷の低減を推進しております。「社会」への取り組みの一例としては、「障
害者の社会への完全参加と平等」の理念に基づき障がい者雇用の促進を図り、更にダイバーシティ推進の観点から
は育児休暇制度の整備やリモートワークの拡大、外国人雇用の促進等を行っております。「ガバナンス」への取り
組みの一例としては取締役会の機能強化の観点から、独立社外取締役の1/3以上の維持、事業子会社を持つ企業グ
ループであることから、各事業子会社の独立性は確保しつつ業務執行状況の管理・監督が出来る体制の構築などを
推進しております。
以上のような取り組みにより、持続的成長を推進できる企業体質に進化することを当社グループの重要課題に位
置付けております。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
当連結会計年度におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、2020年4月及び2021年1月に発
令された緊急事態宣言に伴う店舗休業及び営業時間の短縮等、行政の要請に基づく営業時間の短縮、外出機会の減
少並びにソーシャルディスタンス(社会的距離)確保のための客席数の削減等により、当社グループの業績は大き
な影響を受けました。
この結果、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高16,139百万円(前年同期比34.3%減)、営業損失
3,343百万円(前年同期は営業損失648百万円)、経常損失3,368百万円(前年同期は経常損失569百万円)となり、
親会社株主に帰属する当期純損失は4,669百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失1,147百万円)とな
り、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しておりますが、「(4)今後の見通し」記載の
通り、各種施策の実施及び臨時休業や営業時間の短縮に対する政府の「協力金」等の支援体制の充実による下支え
により、次期の業績回復が見込まれることから、当連結会計年度における継続企業の前提に関する重要な不確実性
は認められないと判断しております。
なお、第3四半期連結累計期間において、営業損失3,115百万円、経常損失2,832百万円、親会社株主に帰属する
四半期純損失5,017百万円を計上し、一時的に1,863百万円の債務超過となりましたが、2021年2月18日開催の臨時
株主総会において決議ご承認いただき、当社の親会社である株式会社コロワイドに対する優先株式(30億円)の発
行及び当該優先株式の払込の完了により、当連結会計年度において債務超過を解消しております 。
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2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務
諸表を作成する方針であります。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の
上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,005,630 3,669,061
売掛金 900,185 897,763
原材料及び貯蔵品 79,849 53,405
前払費用 212,404 163,449
未収入金 109,510 622,837
預け金 157,984 174,087
その他 122,840 82,021
貸倒引当金 △6,535 △21,341
流動資産合計 3,581,869 5,641,284
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 5,285,555 3,635,300
減価償却累計額 △3,379,069 △2,868,589
建物及び構築物(純額) 1,906,486 766,711
工具、器具及び備品 3,429,274 3,060,012
減価償却累計額 △2,630,430 △2,652,197
工具、器具及び備品(純額) 798,844 407,814
土地 75,324 75,324
その他 32,784 55,501
減価償却累計額 △23,314 △22,138
その他(純額) 9,469 33,363
有形固定資産合計 2,790,125 1,283,214
無形固定資産
のれん 35,980 -
その他 34,351 110,503
無形固定資産合計 70,332 110,503
投資その他の資産
投資有価証券 2,720 36,214
長期貸付金 25,903 21,915
長期前払費用 79,887 22,864
繰延税金資産 379,315 241,298
敷金及び保証金 1,850,255 1,742,866
その他 46,494 19,501
貸倒引当金 △10,356 △13,615
投資その他の資産合計 2,374,220 2,071,045
固定資産合計 5,234,677 3,464,762
資産合計 8,816,547 9,106,046
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 902,922 680,334
短期借入金 600,000 3,000,000
1年内返済予定の長期借入金 240,000 240,000
リース債務 70,687 53,141
資産除去債務 59,874 121,443
未払金 723,120 673,048
未払法人税等 88,375 14,155
賞与引当金 69,580 75,192
株主優待引当金 - 58,674
店舗閉鎖損失引当金 33,604 56,957
子会社整理損失引当金 - 24,000
その他 329,862 426,984
流動負債合計 3,118,028 5,423,932
固定負債
長期借入金 720,000 578,000
リース債務 87,564 36,696
退職給付に係る負債 485,276 521,581
資産除去債務 471,309 717,608
その他 586,607 355,339
固定負債合計 2,350,757 2,209,226
負債合計 5,468,786 7,633,158
純資産の部
株主資本
資本金 1,522,796 3,022,796
資本剰余金 1,440,967 2,940,967
利益剰余金 234,565 △4,615,949
自己株式 △289 △289
株主資本合計 3,198,039 1,347,523
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △152 731
為替換算調整勘定 105,758 83,577
退職給付に係る調整累計額 △24,291 △28,202
その他の包括利益累計額合計 81,314 56,106
非支配株主持分 68,406 69,257
純資産合計 3,347,761 1,472,888
負債純資産合計 8,816,547 9,106,046
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 24,579,663 16,139,168
売上原価 10,777,978 7,273,836
売上総利益 13,801,685 8,865,331
販売費及び一般管理費 14,450,344 12,208,950
営業損失(△) △648,659 △3,343,618
営業外収益
受取利息 2,044 692
協賛金収入 71,622 38,537
雑収入 36,991 29,109
営業外収益合計 110,659 68,339
営業外費用
支払利息 10,306 34,101
株式交付費 - 16,622
為替差損 13,074 13,043
譲渡制限付株式報酬償却 - 14,235
雑損失 8,392 15,026
営業外費用合計 31,773 93,029
経常損失(△) △569,773 △3,368,308
特別利益
新株予約権戻入益 73 -
固定資産売却益 34 1,038
受取立退料 - 136
店舗売却益 37,936 -
助成金収入 - 987,693
特別利益合計 38,044 988,868
特別損失
固定資産除却損 15,048 8,494
減損損失 333,326 1,756,333
店舗閉鎖損失 7,885 8,569
店舗閉鎖損失引当金繰入額 33,604 44,963
子会社整理損 - 24,000
提携解消損失 - 17,263
臨時休業等による損失 - 247,588
特別損失合計 389,864 2,107,211
税金等調整前当期純損失(△) △921,594 △4,486,651
法人税、住民税及び事業税 70,193 51,024
法人税等調整額 133,009 126,905
法人税等合計 203,202 177,929
当期純損失(△) △1,124,796 △4,664,581
非支配株主に帰属する当期純利益 22,891 4,806
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △1,147,688 △4,669,388
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純損失(△) △1,124,796 △4,664,581
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △353 883
為替換算調整勘定 6,379 △26,136
退職給付に係る調整額 4,263 △3,911
その他の包括利益合計 10,289 △29,163
包括利益 △1,114,507 △4,693,745
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △1,141,218 △4,694,596
非支配株主に係る包括利益 26,711 851
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,512,753 1,430,933 1,563,153 △121 4,506,719
当期変動額
新株の発行 10,042 10,034 - - 20,076
剰余金の配当 - - △180,899 - △180,899
自己株式の取得 - - - △168 △168
親会社株主に帰属す
- - △1,147,688 - △1,147,688
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - -
額)
当期変動額合計 10,042 10,034 △1,328,587 △168 △1,308,679
当期末残高 1,522,796 1,440,967 234,565 △289 3,198,039
その他の包括利益累計額
退職給付に その他の 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
係る調整 包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額 累計額合計
当期首残高 201 103,198 △28,554 74,844 196 43,635 4,625,395
当期変動額
新株の発行 - - - - - - 20,076
剰余金の配当 - - - - - - △180,899
自己株式の取得 - - - - - - △168
親会社株主に帰属す
- - - - - - △1,147,688
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △353 2,560 4,263 6,470 △196 24,771 31,045
額)
当期変動額合計 △353 2,560 4,263 6,470 △196 24,771 △1,277,634
当期末残高 △152 105,758 △24,291 81,314 - 68,406 3,347,761
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,522,796 1,440,967 234,565 △289 3,198,039
当期変動額
新株の発行 1,500,000 1,500,000 - - 3,000,000
剰余金の配当 - - △181,127 - △181,127
自己株式の取得 - - - - -
親会社株主に帰属す
- - △4,669,388 - △4,669,388
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 - - - - -
額)
当期変動額合計 1,500,000 1,500,000 △4,850,515 - △1,850,515
当期末残高 3,022,796 2,940,967 △4,615,949 △289 1,347,523
その他の包括利益累計額
退職給付に その他の 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
係る調整 包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額 累計額合計
当期首残高 △152 105,758 △24,291 81,314 - 68,406 3,347,761
当期変動額
新株の発行 - - - - - - 3,000,000
剰余金の配当 - - - - - - △181,127
自己株式の取得 - - - - - - -
親会社株主に帰属す
- - - - - - △4,669,388
る当期純利益
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 883 △22,181 △3,911 △25,208 - 851 △24,357
額)
当期変動額合計 883 △22,181 △3,911 △25,208 - 851 △1,874,872
当期末残高 731 83,577 △28,202 56,106 - 69,257 1,472,888
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △921,594 △4,486,651
減価償却費 782,395 513,975
貸倒引当金の増減額(△は減少) △4,611 18,064
賞与引当金の増減額(△は減少) 3,527 5,612
株主優待引当金の増減額(△は減少) - 58,674
店舗閉鎖損失引当金の増減額(△は減少) 26,662 23,353
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 56,211 43,157
子会社整理損失引当金の増減額(△は減少) - 24,000
受取利息及び受取配当金 △2,166 △2,763
支払利息 10,306 34,101
店舗売却損益(△は益) △37,936 -
固定資産売却損益(△は益) △34 △1,038
固定資産除却損 15,048 7,492
減損損失 333,326 1,756,333
売上債権の増減額(△は増加) 5,217 △6,244
たな卸資産の増減額(△は増加) △14,720 25,837
預け金の増減額(△は増加) 103,896 △16,111
預り敷金及び保証金の増減額(△は減少) △13,522 △229,814
前払費用の増減額(△は増加) △3,012 49,013
未収入金の増減額(△は増加) 40,391 △521,473
仕入債務の増減額(△は減少) △117,477 △216,452
未払金の増減額(△は減少) △1,729 △23,437
未払費用の増減額(△は減少) △55,045 △26,359
未払消費税等の増減額(△は減少) 51,732 151,774
未収消費税等の増減額(△は増加) △8,458 △24,917
株式交付費 - 16,622
その他 92,738 114,034
小計 341,145 △2,713,217
利息及び配当金の受取額 1,999 2,634
利息の支払額 △10,659 △35,601
法人税等の還付額 67,439 80,132
法人税等の支払額 △168,743 △35,172
営業活動によるキャッシュ・フロー 231,181 △2,701,224
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の払戻による収入 - 85,000
貸付けによる支出 △6,635 △1,908
貸付金の回収による収入 10,682 8,356
有形固定資産の取得による支出 △740,170 △416,242
有形固定資産の売却による収入 230 1,038
無形固定資産の取得による支出 △27,869 △94,387
店舗売却による収入 73,764 -
長期前払費用の取得による支出 △23,993 △29,492
関連会社株式の取得による支出 - △32,220
敷金及び保証金の差入による支出 △71,957 △75,868
敷金及び保証金の回収による収入 77,002 185,151
出店仮勘定の増加による支出 △8,448 -
その他 △39,447 △125,565
投資活動によるキャッシュ・フロー △756,841 △496,138
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 600,000 6,836,000
短期借入金の返済による支出 - △4,436,000
長期借入れによる収入 - 98,000
長期借入金の返済による支出 △240,000 △240,000
リース債務の返済による支出 △98,605 △76,004
自己株式の取得による支出 △168 -
株式の発行による収入 2,410 2,983,377
配当金の支払額 △180,683 △180,940
非支配株主への配当金の支払額 △1,939 -
その他 △10,013 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 70,999 4,984,432
現金及び現金同等物に係る換算差額 5,108 △38,411
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △449,551 1,748,658
現金及び現金同等物の期首残高 2,365,826 1,916,274
現金及び現金同等物の期末残高 1,916,274 3,664,933
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
(資産除去債務の見積りの変更)
第2四半期連結会計期間において、店舗の不動産賃貸契約に伴う原状回復義務等として計上していた資産除去債
務について、店舗の解体撤去費用の新たな情報の入手に伴い、原状回復費用に関して見積りの変更を行いました。
この見積りの変更による増加額269,083千円を変更前の資産除去債務に加算しております。
なお、変更に伴って計上した有形固定資産の一部について減損損失を計上したため、当連結会計年度の税金等調
整前当期純損失が232,178千円増加しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、国内事業及び海外事業を展開し、各事業は一般消費者に対し定食、弁当及び惣菜の販売を行
う直営事業とフランチャイズ事業を展開しております。
従って、当社グループは事業形態別セグメントから構成されており、「国内直営事業」、「国内フランチャイ
ズ事業」、「海外直営事業」及び「海外フランチャイズ事業」の4つを報告セグメントとしております。
「国内直営事業」及び「海外直営事業」は、それぞれ国内及び海外において、一般消費者に対する定食、弁当
及び惣菜の販売事業を行っております。「国内フランチャイズ事業」は、国内のフランチャイズ加盟者の募集及
び加盟店の経営指導事業を行っており、「海外フランチャイズ事業」は、海外における飲食事業の経営指導事業
を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢
価格に基づいております。
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
国内フラン 海外フラン その他
国内 海外 合計
チャイズ チャイズ 計 (注)
直営事業 直営事業
事業 事業
売上高
外部顧客に対する売上高 13,509,937 7,534,131 2,967,285 224,275 24,235,629 344,033 24,579,663
セグメント間の内部
― ― ― ― ― 5,538 5,538
売上高又は振替高
計 13,509,937 7,534,131 2,967,285 224,275 24,235,629 349,571 24,585,201
セグメント利益又は損失(△) △862,604 863,395 12,382 112,236 125,410 38,717 164,128
セグメント資産 3,927,297 1,195,242 1,202,585 35,140 6,360,266 167,991 6,528,258
その他の項目
減価償却費 452,525 55,420 150,913 ― 658,859 560 659,419
のれんの償却額 38,897 ― ― ― 38,897 ― 38,897
有形固定資産及び
537,341 39,465 108,024 ― 684,830 ― 684,830
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、タイ王国におけるプライベートブ
ランド商品の輸入・販売事業であります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
国内フラン 海外フラン その他
国内 海外 合計
チャイズ チャイズ 計 (注)
直営事業 直営事業
事業 事業
売上高
外部顧客に対する売上高 9,112,979 4,884,104 1,788,304 174,320 15,959,708 179,459 16,139,168
セグメント間の内部
― ― ― ― ― 2,899 2,899
売上高又は振替高
計 9,112,979 4,884,104 1,788,304 174,320 15,959,708 182,359 16,142,068
セグメント利益又は損失(△) △2,378,977 313,217 △373,803 67,723 △2,371,840 △2,534 △2,374,374
セグメント資産 2,514,707 1,155,115 898,783 46,580 4,615,187 129,214 4,744,401
その他の項目
減価償却費 283,806 51,783 79,093 ― 414,682 99 414,782
のれんの償却額 9,512 ― ― ― 9,512 ― 9,512
有形固定資産及び
574,516 34,492 27,566 ― 636,575 365 636,940
無形固定資産の増加額
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、タイ王国におけるプライベートブ
ランド商品の輸入・販売事業であります。
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 24,235,629 15,959,708
「その他」の区分の売上高 349,571 182,359
セグメント間取引消去 △5,538 △2,899
連結財務諸表の売上高 24,579,663 16,139,168
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 125,410 △2,371,840
「その他」の区分の利益 38,717 △2,534
セグメント間取引消去 24,484 22,342
全社費用(注) △837,272 △991,586
連結財務諸表の営業利益又は営業損失(△) △648,659 △3,343,618
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の総務部門等管理部門等に係る費用であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 6,360,266 4,615,187
「その他」の区分の資産 167,991 129,214
セグメント間取引消去 △5,981 △1,530
全社資産(注) 2,294,270 4,363,175
連結財務諸表の資産合計 8,816,547 9,106,046
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社での余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金
(投資有価証券等)及び管理部門に係る資産等であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 その他(注)1 調整額(注)2 連結財務諸表計上額
その他の項目 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 658,859 414,682 560 99 84,078 88,975 743,497 503,757
のれんの償却額 38,897 9,512 ― ― ― ― 38,897 9,512
有形固定資産及び
684,830 636,575 ― 365 105,982 164,071 790,813 801,011
無形固定資産の増加額
(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、タイ王国におけるプライベー
トブランド商品の輸入・販売事業であります。
2 調整額は以下のとおりであります。
(1) 減価償却費の調整額は、本社又は管理部門に係る資産の減価償却費であります。
(2) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社又は管理部門の設備投資額であります。
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株式会社大戸屋ホールディングス(2705) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 452円63銭 △235円12銭
1株当たり当期純損失(△) △158円47銭 △659円27銭
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 ― ―
(注)1.前連結会計年度及び当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式
は存在するものの、1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおり
であります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する
△1,147,688 △4,669,388
当期純損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― 105,000
普通株式に係る親会社株主に帰属する
△1,147,688 △4,774,388
当期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 7,242,287 7,241,913
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
普通株式増加数(株) ― ―
(うち新株予約権(株)) (―) (―)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1
株当たり当期純利益の算定に含まれなかった潜 ― ―
在株式の概要
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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