2705 J-大戸屋HD 2020-08-14 12:30:00
オイシックス・ラ・大地株式会社との業務提携に関するお知らせ [pdf]

                                        2020 年 8 月 14 日
各   位
                    会 社 名   株式会社大戸屋ホールディングス
                    代表者名    代 表 取 締 役 社 長   窪田   健一
                    (JASDAQ・コード2705)
                    問合せ先    取締役経営企画部長       松岡   彰洋
                    電   話   0422-26-2600


        オイシックス・ラ・大地株式会社との業務提携に関するお知らせ


    当社は、本日開催の取締役会において、オイシックス・ラ・大地株式会社(本社:東京
都品川区、代表取締役社長:髙島宏平、東京証券取引所市場第一部、証券コード:3182、
以下「オイシックス・ラ・大地」といいます。
                    )との間で、以下のとおり、業務提携契約
を締結することを決定し、本日付で業務提携契約を締結しましたので、下記のとおりお知
らせいたします。
    本業務提携は、当社が中期経営計画でお示ししたお客様のニーズに応じた商品・店舗・
新規チャネルの開発、販促施策の実行の一環として行うものであり、新型コロナウィルス
の感染拡大やその後の行動様式の変化も踏まえたお客様のニーズにも合致するものと考え
ております。当社は、本業務提携により、当社の中期経営計画の達成に向けた取り組みを
加速し、引き続き、徹底したお客様目線で企業価値向上に取り組んでまいります。


                        記


1. 本業務提携の理由
     当社グループは、美味しく健康に資する料理をお客様へ提供することを目的とし
    て、「大戸屋ごはん処」をはじめとした定食チェーンを国内外で展開しております。当
    社は、創業以来、厳選された安全・安心な食材を使用し、美味しく健康的な料理を店
    内調理で提供することで差別化を図ってまいりました。
     また、当社は「世界一美味しいごはん屋さん」を目指すべく、2020 年5月 25 日付プ
    レスリリース「中期経営計画の策定に関するお知らせ」のとおり、「中期経営計画-大
    戸屋の未来を創る―」を策定し、お客様のニーズの多様化に合わせ、メニュー・店
    舗・販売チャネルを多様化することとし、そのための新たな取り組みの一環として、
    デリバリー、テイクアウト機能の強化や冷凍食品の通販・EC 販売による外販事業へも
    注力する方針を打ち出しております。

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   一方で、オイシックス・ラ・大地は「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る
                          、         、
 会」等のブランドで、宅配事業を核として、ウェブサイトやカタログでの有機野菜や
 特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食材・食品、及びそれらの食
 材を利用した調理を可能とするミールキットの製造・販売を行っており、グループ全
 体の会員数は 30 万人を超えます。食品の宅配需要が高まる中、安定的な出荷体制構築
 や多様化するお客様のニーズに対応した商品提供力強化に取り組んでいます。
   両社は、共に、食の美味しさ、安全・安心及びお客様の健康を第一に考える企業文
 化・企業理念を有しており、厳選された安全・安心な食材の仕入れにこだわり、新鮮
 な食材を調理することで、健康的で美味しく付加価値の高い「食」をお客様に楽しん
 でいただくという基本的な考え方において共通しております。
   このような状況の下、当社とオイシックス・ラ・大地は協議の機会を得て検討を行
 ってまいりましたが、両社は、それぞれのグループの企業文化・企業理念を尊重しつ
 つ、オイシックス・ラ・大地グループの有する有機野菜、特別栽培農産物、無添加加
 工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売に関する生産者ネットワーク、ミール
 キット製造工場、物流、配送、顧客網、EC システムその他の経営資源と、当社グルー
 プの有する高いブランド力、認知力、店舗網その他の経営資源や、「店内調理」を原点
 とする、美味しく、健康、安全/安心な料理を提供するノウハウを相互に活用し、両グ
 ループの事業を更に発展させることで、両グループの企業価値及び株主価値の向上を
 図ることができるという結論に至り、本日、業務提携契約の締結に至りました。


2. 本業務提携の内容等
(1) 業務提携の内容等
   両社は「おうち大戸屋サブスクリプション事業(仮称)」として、当社のブランド、
   健康的なレシピ開発及び店舗網に加えて、オイシックス・ラ・大地の生産者とのダ
   イレクトネットワーク、製造インフラ、物流インフラ、サブスクリプションシステ
   ム、Web マーケティングのインフラを活かして、新たに冷凍総菜・弁当、ミールキッ
   ト等を開発し、定期的に冷凍総菜・弁当、ミールキット等を販売できる体制を整え
   ることで、オイシックス・ラ・大地でのお客様に加え、当社の店舗をご利用いただ
   いているお客様にも当社の提供する価値に沿ったお食事をお手軽にご自宅でも食べ
   ていただくことを目指します。
   現時点で当社とオイシックス・ラ・大地は事業開始3~5年後に「おうち大戸屋サ
   ブスクリプション事業(仮称)」を小売価格ベースで 30 億円程度の年商とする事業
   に成長させるべく協議を行っていくこととしております。
 ① 冷凍総菜・弁当等の製造・販売
    当社が今後注力する冷凍総菜・弁当等を、当社の商品企画力・メニュー開発力と
    オイシックス・ラ・大地のマーケティング・製品開発能力を併せることにより新

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      たに企画・開発し、販売していくことを想定しております。
 ② 「大戸屋監修」ミールキットの販売
      オイシックス・ラ・大地の各種有機野菜等の食材と当社調味料・レシピ等を利用し
      た「大戸屋監修」のミールキットを開発し販売いたします。こちらは迅速に商品開
      発を行い、9月中の試験販売の開始を目指しております。
 ③ 当社店舗でのオイシックス・ラ・大地とのコラボメニューの提供等
      オイシックス・ラ・大地の有機野菜等を用いてコラボメニューを共同開発し、当社
      店舗等で提供してまいります。


(2) 業務提携の推進体制
      当社とオイシックス・ラ・大地は、両社で「おうち大戸屋サブスクリプション事
  業(仮称)」を立ち上げます。また、本業務提携を推進していくため、業務提携委員
  会を設置し、同委員会において、広範に亘る協業体制を構築し、当社並びにオイシ
  ックス・ラ・大地のお客様に美味しく健康な食材・食品・お食事を提供してまいり
  ます。


3. 業務提携の相手先の概要
(1)    名                称   オイシックス・ラ・大地株式会社
                            東京都品川区大崎一丁目 11 番2号 ゲートシティ大崎イース
(2)    所        在       地
                            トタワー5F
(3)    代表者の役職・氏名            代表取締役社長           髙島 宏平
                            ウェブサイト・カタログでの有機野菜、特別栽培農産物、無
(4)    事    業       内   容
                            添加加工食品等の健康に配慮した食品・食材の販売事業
(5)    資        本       金   1,691,323 千円(2020 年 3 月 31 日現在)
(6)    設   立    年   月   日   2000 年 3 月 31 日
(7)    大株主及び持株比率            髙島   宏平                           15.35%
       (2020 年3月 31 日現在)    株式会社ローソン                          7.89%
                            株式会社リクルート                         7.72%
                            日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信
                                                              7.37%
                            託口)
                            BNYM NON-TREATY DTT(常任
                                                              6.00%
                            代理人 株式会社三菱UFJ銀行)
                            藤田   和芳                           3.01%
                            株式会社NTTドコモ                        2.91%
                            日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託
                                                              2.75%
                            口)
                            五味   大輔                           2.33%


                                      3
                                堤      祐輔                                   2.10%
                                資       本       関     係   該当事項はありません。
                                人       的       関     係   該当事項はありません。
        上場会社と当該会社
(8)                             取       引       関     係   該当事項はありません。
        と の 間 の 関 係
                                関 連 当 事 者 へ の
                                                          該当事項はありません。
                                該       当       状     況
(9)     当該会社の最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態
                        決算期         2018 年3月期        2019 年3月期       2020 年3月期
  連     結       純       資   産       10,048,288 千円    12,505,220 千円   14,195,767 千円
  連     結       総       資   産       19,846,880 千円    22,749,485 千円   26,087.630 千円
  1株当たり連結純資産                             303.50 円         371.30 円        408.53 円
  連     結       売       上   高       39,987,224 千円    64,026,120 千円   71,040.906 千円
  連     結   営       業   利   益         891,442 千円     2,312,443 千円    2,467,254 千円
  連     結   経       常   利   益         937,016 千円     2,301,702 千円    1,825,570 千円
  親会社株主に帰属する
                                      237,256 千円     2,387,642 千円      790,196 千円
  当 期 純  利 益
  1株当たり連結当期純利益                              7.39 円         71.38 円         23.19 円
  1 株 当 た り 配 当 金                               -                -               -


4. 日程
(1)     取締役会決議日                 2020 年8月 14 日
(2)     契   約       締   結   日   2020 年8月 14 日
(3)     事   業       開   始   日   2020 年9月中(予定)


5. 今後の見通し
 本業務提携が当社の 2021 年3月期の連結業績に与える影響につきましては、現時点で
は不明ですが、中長期的に両社の企業価値向上に資するものと考えております。今後、業
績に重要な影響を及ぼすことが明らかとなった場合には、速やかに公表いたします。


                                                                             以上




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